朝である。

 なのに、僕は今秋葉原にいる。秋葉原のデニーズで優雅な朝食を採った所だ。

 朝だからか、日曜だからか、非常に空いている。

 アキバの店がオープンするのは10時か11時なので、こんな早くに出動してもしょうがないからかな。

 7spotのWi-Fi環境もあり実に快適だ。

 なぜこんな所にいるのかと言うと、珍しく仕事なのである。

 僕は、メーカー勤務なので、基本土日が休みだが、今日はアキバでイベントがあるので日曜出勤。イベント自体は金曜から今日までだけど、僕は本日の割り当て。

 集合時間までずいぶん時間がある電車で来た。

 理由は座って来たいから。埼玉の北の方から高崎線でここまで来ると1時間以上かかる。立って来るのはキツイ。座りたいから早く来る。早く来るから現地で時間をつぶす。と言う構図だ。仕事で直行などの時も大体このスタイルになる。

 毎日会社にも始発で行っている。理由は同じ。朝の誰もいない会社は仕事が進む。社員が来始めるとハンコ押したり、トラブル対応したりとほとんど自分のペースでは仕事ができない。

 日曜出勤だけど、代休などはもちろんない。今週は6連発。昨日は少年サッカーの試合だったし、今週はエリーゼのシートも外せないまま終わりました。180SXには乗ったけどね。180SXは元気いっぱいです。車体はボロいけど。ショックも最近抜けてきた感じがするけど。

 さて、仕事に行ってきます!イベントなので、今日は一日立ちっぱなし。疲れるだろうなぁ...。しかし、辛いということは伸びるということ!万歩計の数値がどれだけ増えるかを楽しみに、イベント会場に向かいます!

今日あたりの180SX走行距離:307,777km(軽くゾロ目?)
 「ニッポンの出てくるチカラ!」で記したように、エリーゼのエンジンフードに財布を置いたまま発進し、秦野市内で落下させた事件で、僕は3人の善意ある方のおかげで、そのほとんどが僕の手元に戻ってきた。

 めでたし、めでたし。

 ...と言いたいところだが、ご覧いただいた方はまだ気になっている部分が残っているはずである。

 180SXのカギが出てきてないのでは?

 これである。

 そう、財布につけていた180SXのカギは、僕の家に現存する"最後のカギ"だったのである。それがまだ、出てきていない。

 走行30万kmを超えた僕の180SXのカギは、摩耗して折れた。走行が伸びることによるトラブルは、車体だけではなく、カギにもあるということはほとんどの方が見落としていると思う。

 そして僕はラスト1本をずっと使っていたのだった。

その、ラスト1本を、失くした。

 つまり、もう180SXを動かすことはできない、そう言うことだ。

 どうするんだろう?リビルド品とかで、エンジン、左右ドア、ハッチバックのカギ穴を全て交換するのだろうか。
 
 良く分からないが、「なんとかなる」という言われもない楽観の中にいた。エリーゼがあるので、車無し生活になるわけではない。それが大きい。エリーゼには大荷物は積めないが、その様なニーズに直面することはすぐにはない。

 まず、Suicaやキャッシュカード、免許証、保険証などを揃えることを優先させた。

 で、それが次々と済んだ頃、いよいよ180SXのカギの方に手を付けるか、という所で...

 どうなったと思いますか?

 何と、こんな時に特に気にも留めていなかった、どこに仕舞うでもなかった、数年前に摩耗して折れた180SXのカギが出てきたのである。

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 こんなことってあるか?!
 お前はまだ180SXを降りてはいけない、とでも導く神がいるのか、もしくは小人さんでも居るのか。
 
 キーの根元には4桁の番号が刻印されている。まさか、これでキーを作れる...?ダメモトでチャレンジしてみよう、そう思って、日産部品販売に行ってみた。

 「ちょっと相談。車のキーって作れます?」
 「日産車の...ですよね?」

 エリーゼで来たのを見ていたらしい。もちろん日産車だと伝える。ただ、少々古いが。折れたキーも渡す。

 「車検証はありますか?」

 あるわけない。正確にはあるが、車の中で施錠されているので取れない。ただ、昔、車体番号は撮影していた。それで何とかならないか、確認してもらう。

 「このキーはすでに廃版になっております」

 180SXと刻印されたキーのことを言っているようだ。
 それはもとより望んでいない。180SXの純正キーにせよと言うほど欲深くはない。開きさえすれば刻印はZでもGT-Rでも構わない。いやむしろそれの方がふざけてて面白い。

 「承知しました。であれば、NISSANと書いたのがありますんで」

 却下されたらしい...。

 ちょっと分からなかったが、キー本体が何でもいいなら、この4桁の番号があれば、車体番号などはいらなかったのかもしれない。

 「納品まで2週間くらいかかります」

 ...と、言われていたが、結局は1週間で来た。

 値段は5000円ちょっと。2個セットでしか頼むことはできない。時間はかかったが、あっさり鍵が複製された。

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 ちなみに、ここでは身分を証明するものの提示は一切求められることはなかった。依頼する時も受ける時もだ。折れたカギを提示したからまぁ良いのか?これじゃぁ、瞬間的に誰かから鍵を借りてくれば、簡単に合い鍵作れちゃうぞ。現金もキャッシュカードも出て来るし、ニッポンはホントに平和だ。

 ま、イモビライザーとかはそうは行くまい。昔のクルマのほのぼのとした所だろう。

 と言うことで、僕の180SXのカギは新品になった。まだ当たりがついていないせいか、ちょっとギクシャクする。でもちゃんとドアも開いた。3週間ぶりくらいに車内に入る。

 キー奥まで挿そうとしてもなかなか入らず、引っ掛かり気味だし、回りもちょっとシブい。

 しかし。

 しばしの奮闘の後、キーが奥まで入った。まずは電源だけONにする。室内に、小さなライト類が灯る。どこからともなく、キーンという音が聞こえる。車内の機器類に電源が入ったことが分かる。

 そして。

 キーを奥までひねってエンジン始動!バッテリーは全く問題なく、クランキングをはじめ、すぐにエンジンに火が入る。普段の2倍くらいの長い時間、ガーっと言うコールドスタートの音がした。ちょっとヤバいかな、と思ったが、それ以後は問題なくアイドリングし始める。

 180SXはまた、廃車の危機から脱した。

 この寂しい駐車場で、ずっと僕を待っててくれた。うちの主人は、きっと自分を復活させてくれる、と。

 やっぱりこのクルマは凄い。

 いつもより長めにアイドリングする。3週間動かしていないが、大丈夫だろうか。

 ハンドル根元脇のスイッチを押し、リトラクタブルライトを上げる。

 ギアをバックに入れ、ゆっくりクラッチをつなぐと、各所軽く錆びていたのかシブい音を立ててタイヤが回り、車が動き始める。

 僕はいつも180SXが発進するとき、宇宙戦艦ヤマトが泥の中から主砲を上げ、かぶさった土を落としながら発進する様子を思い浮かべている。

 古い、もう動かないのではないか、と思うものが、予想に反して動き出すような、多分そんなところを重ね合ってしまうのだと思う。今回は、その想いが一層強かった。

 キィー、と言う音が少しの間聞こえていたが、動くとともに錆が落ちたのであろう、すぐにしなくなった。

 ゆっくりとクラッチを奥まで踏み、ローに入れる。全く問題なし。しばらくは低速で走行。回転数も2000回転くらいまでにしておく。ハッキリ言って、もう全く問題ない感じはしているが、念のため、もうしばらく「急」のつく操作はやめる。

 2~3kmそのような走行をしてから、ようやく少し正圧になるまでアクセルを踏んでみる。軽い加速感。これはもう、絶対に大丈夫だ。全開でも確実に行ける。

 次の直線で、全開にしてみる。いや、いいね!3500回転くらいからシュウィ~ン!と来る。音と加速がとても良い快感を与えてくれる。

 軽い。車体も軽いが、操作も軽い。ハンドルも、クラッチも、ブレーキもだ。絶対的な車体の軽さはエリーゼの方が上だが、良くも悪くも、操作感と言うか安定感含めて180SXの方が軽い。
 悪くも、と書いたのはどうもフワフワした感があるからだ。もう、ダンパーもオーバーホール時期に来ているせいもあるし、車高も高めにしてあるからダウンフォースもないのかもしれない。車体下は特にフラットではないが、それでも車高が下がれば少しは落ち着くんだろうが、車検を通したまま車高を下げていない。

 ただ、この加速感はエリーゼとは異なるタイプのものだ。絶対的な速度でいえば、エリーゼよりも180SXの方が速いんじゃないか、とさえ思う。

ホント良いクルマだよ、180SXは。

 今は逆に高くなってしまったのかな?でも、しばらくぶりに運転してもこうやってちゃんと動いてくれるし、情報もいっぱいあるし、日本で乗るなら、日本車は安心だな。

 こうやって、変える場所があるからこそ、エリーゼにも安心して乗れるんだと思う。エリーゼだけだったら、やっぱりちょっと心配。車は趣味はもちろんだけど、生活インフラでもあるから、なくなっては困るのである。

 ということで、イモビライザーでない普通のカギなら、日産部品販売で簡単に作れる、ということが分かった。

 ところで、イモビライザーはどうなんだろう?今度試しに聞いてみようかな。
ニッポンの、出てくるチカラに期待しよう!

 エリーゼの後ろエンジンフードに財布を置いたまま発進し、途中で落としてほとんどの生活インフラを失った僕はそこに賭けることにした。

 しかし、それまで待てないのがSuica、すなわち定期券である。

 僕は片道2時間の長距離通勤者だ。定期がなければ片道1,000円以上かけて通勤せねばならない。現金もなくしたし、銀行から引き出すキャッシュカードもない。

 最寄り駅のみどりの窓口に行き、Suica定期券の再発行の手続きを確認すると、身分証が必要だと言う。身分証ね、身分証...

 ない!身分を証明するものがないぞ!

 こういうことなのである。その2つとも財布に入れてあったため、両方失くした。

 Suica再発行の書類の中に、どの身分証を提示されたかのチェック項目があって、そこにパスポートというものがあった。

 そうだ。パスポートがあった。昨年、たまたま仕事で香港と中国に行ったので、作ったのだ。しかし、あれがなかったら本当に委任状書いて親に戸籍謄本でも取って来なけりゃダメだったのかな?

 自宅からパスポートを取って来て、Suica再発行の手続きをする。窓口で新幹線の切符を買ったりするともらえる磁気切符みたいなものにSuica再発行の旨が記載されたものを渡される。

 これがあれば明日以降、JR東日本どこのみどりの窓口でも再発行可能とのこと。即日の再発行はできない。

 僕は、最寄り駅にはみどりの窓口の開いている時間には来れないので、勤務地の近くで再発行する。

 月曜日、窓口はまだ開いていないので仕方なく切符を買って会社まで行き、会社付近のみどりの窓口で再発行する。この時も身分証の提示を求められる。パスポートを一応持っていてよかった。再発行手数料とデポジット合わせて1,000円程度を支払う。これで、定期は復活した。

 次に遺失届を出しに行く。神奈川県内ならどこでもいいとのことだったので、仕事帰りに川崎に行こうと決めていた。一応事前に川崎警察署に受付時間などがあるか確認。交番などでもいいので、ない、とのこと。一応その時点での遺失物の状況を調べてくれる。やはりない。

 しかし、その後数時間してから川崎警察署から着信。秦野警察署に近いものがあるという。直接秦野警察署に連絡して欲しいとのこと。

 連絡してみると、楽天銀行のキャッシュカードと現金25,000円だけが届いているという。楽天銀行のキャッシュカードに僕の名前が刻印されていたため照合できたというわけだ。

 落ちていたのは秦野市内とのこと。そうすると、僕の予想に反し、PA内のカーブでも加速車線でも落ちることはなく、渋滞を避けて高速を降りるまでエンジンフード上に財布は乗っていた、ということである。

 財布本体はなかったが、一番出て来ないはずの現金が出てきたというのは驚きである。いかに日本人が真面目で正直者かが分かる。

 今、どなたかがどこの誰かも知らない僕と言う人のために、きっと困っているだろうと思ってわざわざ貴重な時間を割いて、交番まで届けて下さったのである。もしかしたら、警察署までバス代までかけてくれたかもしれない。

 ニッポンの出てくるチカラが、動き始めた。

 僕の財布は、マジックテープで留めるタイプの物なので、車から落下した瞬間に開いて中身が散乱した可能性は十分に考えられる。ネコババしても最も足跡が付きにくい現金が出て来たとあれば、僕の名前と照合できないだけで他の物も届いている可能性は高い。

 しかし、近隣で拾得された遺失物で僕が申告した物は未だ届いていないとのことだった。

 楽天銀行は僕がメインバンクにしている銀行だ。ここに殆どの資金を預け、セブンイレブンのATMから引き出して生活している。このキャッシュカードが戻れば現金を引き出せるようになる。

 僕は、翌日午後半休をもらい、電車で秦野警察署まで向かった。

 ビニール袋に入った現金2万5千円とキャッシュカード。幸い、カードに損傷はなさそうだ。遺失物届ここで提出。ちなみに財布に印鑑も入れていたので、書類作成時に捺したのは何と実印。身分証明はパスポート。まだ実印とパスポートを持ち歩かないといけない状態なのである。

 話は続く。

 さらに翌日の水曜日。財布と埼玉りそな銀行のキャッシュカードが別々に届いたという。僕は計3名の方に救われたというわけだ。

 ちなみに、3名すべての方がお礼などは辞退するということで連絡先の公開を拒否したとのこと。「いやいや、当たり前のことをした迄です、礼には及びません」と言うことか。

カッコイイ、カッコ良すぎるぞ、ニッポン!

 まぁ、どこぞの誰だかも知れない人からお礼とか貰ってもちょっとね...て言うのもあるんだろうけど...。

 でも、僕としてはきちんとお礼をして、「やっぱり良いことをして良かった」と思って欲しい、そして次もまた落とし物を拾ったら警察に届けるぞ!という気持ちになって欲しい、そう願うのである。せめて、あなたの拾ったものは無事落とし主の手元に帰りました、大変助かったと言っていましたよ、くらい伝わりはしないものだろうか。

 なんてことを考えるものである。

 さて、昨日行ったばかりでさすがにもう行けないので、現金書留で送ってもらうことにした。秦野警察署から取りに行けないため、送ってください、という旨の書類を送付してもらい、送料相当の切手を同封して返送。そしてついに帰って来たのがこれ。

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 こっちは徹底的に車で踏まれている。ひしゃげた500円玉。USBメモリが出てきたのも安心。もちろんバキバキに壊れていたが、個人情報なども入っていたので返って破壊されていた方が安心だ。

 180SXと家のカギを付けていたチャックの持ち手部分は根元からもげていた。落下した際か、踏まれる間にちぎれたのだろう。

 この状況下にあって、レザーマンの十徳ナイフ、Juiceはへこんでいたものの使用には問題なし。

 埼玉りそなのカードは失くす前から割れていたのを騙し騙し使っていたのでこれを機会に新しいものに作り直した。

 未だに出てきていないのは180SXと自宅のカギ、そして運転免許証と保険証、Tカード、ポンタカード、ヨドバシのポイントカード。

 運転免許証と保険証は再発行済み。自宅のカギがセットでないのはちょっと不安なので、こちらもシリンダー交換を実施。ポイントカードなどは個人情報も登録していて紐づいているので変更したりするんだろうけど、そういうのはこれから。

 それにしても、今回しみじみ思ったのは、やっぱり日本はスゴイ!と言うこと。ちゃんと出てくるんだもんね。警察に届ければ元の人に戻る、っていう仕組みが出来上がっているのが大きいのかな。

 公道では敵同士なんですが、今回警察の方には大変良くして頂きました。そして、愚かな僕の落し物を拾ってくださった皆様、心から御礼申し上げます。落とした物がきちんと元に戻る国、ニッポン。これからもそういう国でありたい。もちろん、僕も拾ったらおまわりさんに届けようと思います。
 先日のブログに書いた、NSXやらスーパーセヴンを借りた、あの夢のような日には、後日談があった。

僕は、財布を無くした。

 僕は、財布に全ての機能を集約していた。財布なので現金はもちろんだが、家の鍵、180SXの鍵、Suica、キャッシュカード、クレジットカード(全てデビット式)、免許証、保険証、印鑑、朱肉、各種ポイントカード等。他にもライターや携帯用のゴトク、レザーマンJuice、カラビナやロープなどのサバイバル系グッズなども入っており、超重要かつ超重量の財布に仕上がっていた。

 これ一つ失くしたらもう何もできない、というリスクはあるものの、逆にこの一つだけ管理しておけばOK。これがなければ、家を出るときにカギがかけられない。Suicaがなければ電車に乗れない。180SXにも乗れない。つまり、忘れれば行動できないので、すぐに失くしたことにも気づくようになっているのだ。

 リスクは知っているが、管理は楽。今回はこれで大打撃を受けたが、このシステムで助かったこともたくさんあった。

 しかし。エリーゼの鍵をここには付けていなかった。エリーゼの鍵は分厚いことに加え、防犯システムのON、OFFボタンが別体になっており、これらを財布に装着することができなかったのだ。

 と、なると、どういう事が起きるのか。財布を忘れた状態でも、エリーゼを駆ってどこにでも行けてしまうと言うことだ。

 そして、今回。それが、起きた。

 帰りにみんなと足柄PAで別れた。時間は19時頃だったと思う。

 1日遊んでかなり疲れていたので、東名中井PAで休憩。そこで僕は財布を持ってエリーゼを降り、トイレなどに行った後、エリーゼの後方に回って、眠気覚ましにストレッチなどを行っていた。持っていた財布は、リアのエンジンフードの上に置いていた。

 そして僕は財布をリアのエンジンフードに乗せたまま、エリーゼに乗り、車を発進させてしまったのだ。

 これが180SXであれば、鍵と財布が一体になっているのでエンジンをかけることはできない。しかし、エリーゼの鍵は財布と別体。動かすことができてしまったのだ。

 中井PAを出てすぐ、東名の混雑を避けて僕は秦野中井ICで一般道に降り、再び相模原ICから圏央道に乗った。そして埼玉県内に入り、狭山PAで休憩。そこで、財布がないことに気づく。

 エンジンフードに財布を置いた事実についてはその時は完全な無意識下の行動で、財布をどこで失くしたのか、思い出すのに相当の時間を要した。
 思い出してもそれにも強い確信は持てずにいた。心のどこかで、夜だから暗くて分からないだけで、明るい所で落ち着いて見たら、助手席の足元辺りに転がってるんじゃないか、なんて思ってみたりもした。

 とは言え、エンジンフードに置いたまま発進した可能性が最も高いとすれば、おそらくPAの駐車場エリアを脱したあたりの加速で振り落とされている可能性が高い。駐車場内を抜け、月当たりを右にカーブした辺りだ。その後左にカーブして加速車線に入る。40km/h制限が解除されたあたりで一気にアクセルを入れる。この辺りも可能性は高い。

 中井PAにある可能性が最も高い...!

 まずは、神奈川県警察本部に連絡。当然、落とした場所を聞かれる。もちろん、最も可能性の高いのは中井PAの出口付近だ。しかし、可能性で言えば、東京都内も、埼玉県内も有り得るから始末が悪い。

 その後、中井PAにも連絡。財布の落し物は届いていないという。

 なお、遺失届を出すなら、神奈川県内で落としたなら、どこでもいいから神奈川県内でなければならないとのこと。

 翌日は日曜日。すぐにでも中井PAに確認に行きたい気分だったが、サッカーの試合があった。180SXは乗れないのでエリーゼで行く。何と、180SXの鍵はあれが最後のカギ(ドラクエじゃないが)だったのだ。2本あったが、もう1本は走行20万kmくらいで摩耗して折れた。つまり、180SXを動かすための鍵は1本もなくなり、動かすことができない状態に陥ったのだ。

 出発前にエンジンフードを見てみる。そこには、エンジンフードに置いた財布が、右カーブの時に左後方に向けて放り出されたことを示すキズが、はっきりと付いていた。やはり、エンジンフードに置いていたのは確実だ。

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 試合は今年は慢性的な人不足で、この日も1名不足の10名で戦った。本稿の趣旨とは関係ないが、この日僕は1アシストという活躍を見せた。

 試合が終わって僕は逃げるように会場を去り、帰宅してさっとシャワーを浴びるや否や、昼も食わずにエリーゼに乗り、僕は中井PAに向けてエリーゼを走らせた。

 -まだ、落ちているかもしれない-

 疲労困憊の僕を支えていたのはこの、可能性である。

 駐車場エリアを抜けて突き当たった右カーブ。あそこに違いない。PAの最後の部分なので、人通りも少ない。放り出されて路肩の方に飛ばされていれば、まだ誰にも発見されていない可能性もあるのでは-

 幸い、財布の銘柄はブリーフィング、緑の迷彩柄だ。発見されにくい。

 PAに到着。そうと思われる場所をくまなく探す。かなり怪しい人になっていたが仕方ない。ない。加速車線の方まで範囲を広げるが、全く見当たらない。拾われて、中身の現金を抜かれて茂みに放り投げられているかもしれない。茂みの中などにも視線をやった。

 1時間ほど探してみるが、結局は、なかった。

 PAのスタッフにも問い合わせてみるが、やはり届いてもいない。

 万事休す-

 やはり、ダメか。僕は生活インフラのほとんどを失ったのだ。

 <つづく>

 
 先日、スーパーセヴンとNSXという対極にある車を乗り比べる、という機会に恵まれたので報告しておきたい。


 今回は、その企画第2弾と言ったところで、同じ「Fun2Drive」で今度はGT-RではなくNSXを借りた、ということなのだ。メンバーも昨年と同じ、会社のクルマ好きである。

 このメンバーはロードスターオーナーなど、兎に角クルマは自らの手でドライブするべき、と言う向きの集団なので、殊更GT-Rの評価は「ツマラナイ」というものに終始していた。(ちなみに僕は「あれはあれで凄い」と結構感動しており、それについては上記リンクを参照されたい)

 ということで、今回は、スーパーセヴンと対極にあるには違いないが、クルマは自らの手でドライブするという路線(もしくはスーパーカーとは2座ミッドシップエンジンであるという信念?)は外れていないNSXを借り出したということである。

 また、エリーゼとNSXで、ミッドシップ乗り比べ、と言う趣向もまた実現させている。実に楽しみだ。

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 ということで、NSXは91年式、初期型の3.0VTEC、280馬力で、コンピュータとマフラーが変更されていた。

 箱根とかは完全アウェイなので僕は良く知らないが、大観山という有名スポットまで自らのエリーゼをドライブし、上掲の写真を撮影後、まずはスーパーセヴンに乗った。このクルマは昨年もドライブしているが、とにかく、寒いのと怖いのとの記憶しかなかった。

 なぜ、怖いか。それは、車とドライバーとのコミュニケーションが成立しない、ということなのであった。

 昨年も書いたが、個体差だと信じたいが、ここで借りるスーパーセヴンは僕のエリーゼと異なり、インフォメーションにダイレクト感がない。スーパーセヴンとは、ダイレクト感の塊であり、それはロータスエリーゼ以上であり、それを楽しむ車ではなかったか。

 しかしこの個体は、ギア(が一番だと思う)を始め、クラッチ、レーキなどの操作系がとにかくわからない。目で見て、加速しているから、クラッチがつながっているんだとか、減速しているからブレーキが利いているんだとか、ほとんどが目からの情報だ。体で感じるインフォメーションが兎に角感知できない。

 ギアはどこに入っているか分からないし、クラッチはとんでもない量の遊びがある。手前10%はクタクタで、そこから先は少し重くなって、クラッチミートが始まるのは踏んで奥の97%くらいから始まる感じだ。

 メーターどれも同じような造りでどれがタコメーターでどれがスピードなのかもよくわからず、ウィンカーも単なるトグルスイッチでしかなく、自動で消えてくれる機能などない。ウィンカーを自ら消すということをしたことがないので、ほとんどのメンバーが出したウィンカーを消し忘れたまま走行しまくる、と言う状況が繰り返された。

 インフォメーションが悪いわりにやることが多く、さらに風は凄いし、石は飛んでくるし...、このクルマには本当に怖いし、寒いし、慣れない。

 ということで、話をNSXに移す。

 NSXは大学時代、1kmくらい運転したことがあるのみで、それ以来のドライブである。その時は、ホンダの狭山工場を見学に行ったのだが、S13シルビアで行ったところ、やっぱりホンダ車じゃないと色々面倒、ということになって、案内してくれる人がレジェンドとNSXを貸してくれた。マニュアル運転が慣れているのが僕、ということで借りてホンダ狭山工場までドライブした約1kmがその貴重な経験。
 その時は、もう借りた車だし、市街地ドライブだし、絶対に事故れないということで、本来の性能の2%くらいでしか走っていないと思う。その時の印象は「単なる高級車」というもので終わっていた。

 20年の時を経て、180SX、ロータスエリーゼという経験もした上でのNSXとの邂逅。

 で、20年ぶりのファーストインプレッションはやっぱり「単なる高級車」であることに何ら変わりはなかった。ちょっと硬めの本革シート、何の問題もなく効く快適なエアコン。クラッチミートの瞬間からトルクフルなエンジンの割には、全く静かな室内。足回りは必要な路面の様子を角の取れた振動に変換してドライバーに伝えたら、すぐさま収束した。

 この20年、ほとんどの時間を180SXと過ごし、マニュアル車の運転はこの180SXの作法が体の芯まで染みついている。最近ちょっとエリーゼとの時間が増えているが、あくまでも土台は180SXで得た作法だ。

 その唯一の作法でこのNA1というクルマに臨み、彼はその作法を受容した。もちろん僕は180SXの作法を用い、恐る恐る、彼に指示を与える。それに対する彼の反応は、僕の望み通りの物だった。

 すみません、僕、180SXって言うクルマしか運転したことがなくて...。NSXさんなんてクルマ、僕には合わないですよね、言ってください、変な運転してたら...。

 なんて、自信のない操作で入る僕に対し、彼-すなわちNSX-は、
 「180SXですか!だったら何にも変わらないですよ、180SXに乗ったつもりで操作して下さい!」
 NSXは、間違いなく、僕にそう伝えてきたのだ。180SXで得たドライブのスキルをそのままぶつけてきてくれ、と。

 あとはもう、彼との会話はトントン拍子だった。

 例えばカーブが迫って来た時、このくらいブレーキを踏んで、このくらいアクセルをあおって、このタイミングでギアを落としてクラッチをつなげばこのくらいのエンジンブレーキをかけながらカーブに侵入できるな、という感覚があって、そう操作すれば結果として期待した結果が得られた。180SXの時の感覚を何ら修正する必要はない。

 厳密には修正しているんだろうが、その自覚はない。感じたインフォメーションに合わせ、直感的に操作する。また期待通りの反応があるから、次の操作ができる。予想外のレスポンスはない。だからまた、次の操作に躊躇なく入れる...。この繰り返しであった。

 これを僕はコミュニケーションと呼びたいわけである。

 途中、椿ラインという狭い道もドライブしたが、リトラクタを上げて走れば、3ナンバーと言う慣れないサイズであるにもかかわらず、車幅感覚はこれまた180SXをドライブするときの感覚で問題ない。

 異なる事があるとすれば、例えば、エンジン音。これは180SX、そしてロータスエリーゼにもない類の高い音で、知らず知らずのうちにこの心地良い音と共に訪れる加速感を得たいという欲求に駆られ、それを繰り返してしまう。

 あとは、低回転からでも十分なトルク感。やっぱり180SXだと回転が上がるまでちょっと気持ちいい加速感が訪れるのを待たなければならないシーンでもNSXは必要な加速とパワー感を与えてくれる。

 と、言うことで、NSXは、「180SXで積み上げてきたものは間違いではなかった!」と感じさせてくれる。このクルマはどちらかと言うとドライバーを褒めて伸ばすタイプの車である。
 
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 途中、カー雑誌やビデオなどで有名な「金魚」と呼ばれるポイントで、エリーゼを撮影してもらった。

 再び芦ノ湖の方まで戻ってから再度スーパーセヴンへ。

 やっぱりわからない...。

 下手なのは分かっている。だから「それで良い」と言ってくれないのは良い。しかし、「それじゃダメだ」とは言ってくれないのか?

 外国人...否、宇宙人だ。NSXを褒めて伸ばすと言ったが、スーパーセヴンは宇宙人。次元が違いすぎる。

 一切のドライビングエイドはないから僕自身がドライブしていることには間違いないのだが、それさえ確認しないと不安になるような感覚である。しかし、車は間違いなく前に進んでいる。なぜだ?

 良く分からないのでまず3速だけで走る。ギアは変えたくない。4ならまだ良いが、2は嫌だ。停止は絶対に嫌だ。免許取りたてのころと同じ願いである。

 ヒールアンドトウはもちろんできない。だから、カーブが来るとブレーキだけになる。減速してからブレーキを離し、アクセルに足を置き直した後、回転を上げてギアを入れようとする。しかし2速が良く分からない。何度か2速のゲートを探しながらトライする。車は無情に惰性走行を継続。シフトチェンジのタイミングは完全に過ぎ去っている。もう、どのくらいの回転に上げて繋げば良いのか分からない。

 しばらくの空走の後、やっと2速に入った。クラッチを繋ぐが2速でもだいぶ低い回転になっている。そこから加速。そんな走りしかできない。

 しかし、このあたりの道を往復するうち、徐々に2速に入れることが苦でなくなってきた。この宇宙人との会話の糸口が少しずつ見えてきた。

 ヒールアンドトウをやってみよう。エリーゼも最初はできなかった。しかし、今は問題なくできる。セヴンでもできるはずだ。

 ペダル周りが異様に狭いこのような車の場合、ヒールというか、ブレーキは右足の親指の付け根当りで踏みながら、アクセルはと言うと、小指の付け根辺りの側面で、足を回転させるような感じで踏む。

 見つけた。

 ブレーキを踏みながらアクセルを踏んで回転を上げられれば...。2速に入れることについてはだいぶ出来るようになっている。

 できた!

 分かって来たぞ!

 ヒールアンドトウができるようになって、コーナー手前で2速に入れられるようになったら、もう早い。コーナー出口が見えたらアクセルを踏むだけだ。爆音と共にようやく加速感を味わえるようになった。

 気持ちいい!

 宇宙人だと思っていた相手が、ようやく少しこっちを向いてくれた気がした。

 前回はスーパーセヴンは全く分からないまま終わったが、今回は少し操れるようになれた。ただまぁ、僕の中ではこのクルマは一緒に暮らすクルマではないと言う気持ちに変わりはない。

 NSXは良いけど、税金とか多分色々高いんだろうな、と思うとエリーゼは実に程よい車だと思うし、180SXをドライブしてきてよかった、と本当に思う。結局1年前と同じ感想になってるけど。

 わずかの時間でも、こうして色々な車を乗り比べるのはとても貴重な経験だと思う。僕の場合は180SXだが、おそらく自分が運転してきた車はやっぱり良いんだ、と言う気持ちを再確認できるはずだ。

 今日あたりの180SX走行距離:307,608km
 今度の土曜は会社のクルマ仲間とツーリングに行く予定である。

 それに備えて、エリーゼのエンジンオイルを交換した。

 土曜日午前中にオイル類を購入、午後は少年サッカーに行き、帰って来てから、アンダーカバーだけ外して土曜日は終了。

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 そして今日は朝6時からオイル交換作業に入る。

 今日は、長男Kが受験する高校の一つの文化祭があるので、そこに行くことになっている。出発は8時半だ。それまでにどこまで行けるか。

 エリーゼのオイル交換も2度目でだいぶ手際よくなってきた。最初はドレンボルトを外すとき手をオイルまみれにしたが、今日はそのようなことはなくうまくいった。

 ちなみに今回のオイルは写真のもので粘度は取扱説明書通りの5W-40。前回はホームセンターで買ったので、1,980円の物しかなかったが、今回はスーパーオートバックスで購入。こちらはだいぶ選択肢があった。


 オイルが抜けるまでの間に出かける準備を済ませる。涙ぐましい努力だ。優雅に車いじり、とかそう言うのはない。常に追われている。車をいじっていて出発が遅れたなどとなると面倒だ。

 再びエリーゼの元に戻り、ドレンボルトを締める。ドレンワッシャーはまた再利用。2リットルのオイルジョッキ2回とちょっと。4リットル缶とは言ってもまぁ、少々多めに入っているということだろう。レベルゲージで確認するとHまで入っている。問題なし。キャップを締める。

 ラスト面倒なアンダーパネルの装着。上記の動画を参照されたい。

 完了。もう出発の時間だ。朝メシは省略。NOTEで出発。

 高校の文化祭は思ったほど見る範囲は広くなく、短時間で終了。これで終わりかと思いきや、長女カス子氏の中間テストの成績が上がったということで、服を買ってあげることになっているのでその足でショッピングモールへ。服を買ってあげると言い出したのは僕なのでこれもまた仕方なし。仕方なし、と言うのも変か。成績が上がったのだから喜ぶべきことだ。

 いうまでもないが、女子の服の購入などすぐに済むはずもない。家に戻ったのは16時過ぎ。

 なお、17時には再び出かける。今度は家族で夕食だ。優雅に聞こえるかもしれないが、そんなことはない。すかいらーくの株主優待の金券を使うだけである。

 せっかくオイル交換をしたのだから、試運転に行きたかったが、1時間弱しかないとちょっと考える。

 今日は1日中出かけていたので家でやることも残っているし...。

 エリーゼを出すには、前に停まっているNOTEを出さなければならないし、帰って来たら、またエリーゼを奥に入れなければならない。これが実に面倒。

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 と言うわけで、この週末は単にエンジンオイルを交換しただけで、エリーゼに乗ることはできなかった。寂しいね。

 しかし、文句を言っては行かん。家族の理解...否、諦めがあってこそ、このような車を維持することを許されて...否、黙認されているのだから。

 特に今は長男Kが受験と言う非常にデリケートな時期。エリーゼが火種となって面倒な事態に発展することだけは避けなければならない。

 家族の理解、これは非常に大事ですな。

 今日あたりの180SX:307,610km
 久しぶりに180SXを200km以上乗った。

 僕が少年サッカーで3年生から6年生まで教えた、水戸ホーリーホックキャプテンの細川淳矢選手が、J2リーグ通算200試合を達成したというので、水戸まで観戦に行ったのである。

 今年は長男Kが受験で、なかなか水戸まで足を運べていなかったが、ここでいけるタイミングがやって来た。今シーズンの水戸遠征はこれが最初で最後になってしまうと思うが、200試合の表彰を受けるときに行けるのは幸運と言うべきだろう。実際は前節のアウェイの大宮戦で200試合達成のようだったが、アウェイで表彰はないのでホームまでお預け、ということのようだ。ちなみに僕はこのアウェイ戦もNACK5スタジアムまで足を運んだ。

 で、だ。

 このようなロングドライブはやはりエリーゼで行きたい。そう思っていたが、結局直前で止めた。

 理由は何か。

 エリーゼのギアが一瞬変だった。

 バックに入れたときにシフトはゲートに入ったものの、内部的には完全にギアがかみ合っておらず、感覚としては歯車の先端同士が接触しているだけの状態になり、歯先が接触してガラガラガラという音を発した。反射的にクラッチを踏み、ギアを抜いて、再度入れ直したら何事もなくギアは入った。

 エリーゼのミッションには、不安材料がある。

 ミッションのオイル漏れだ。わずかずつではあるが、オイルが漏れている。

 今、ミッションオイルがどれだけ残っているか、分からない状態なのだ。


 あるかもしれないし、残っていないかもしれない。分からないが、そのような状態で、水戸まで行くことはできない。水戸でミッションがブローしたら目も当てられない。

 と言うわけで、180SXでの遠征となった。月までの距離、38万km目指すとか言っていながら、全く走行が伸びていない180SX。明日は朝は雨が降るらしいし丁度良い。たまには180SXでロングドライブを楽しもうじゃないか。そうだ、それなら早く出て筑波山も通ってみよう。

 エリーゼから車載工具などを全て180SXに移動させる。180SXとて、いつ何が起きるかわからない超ご老体だ。念には念を入れる。空気圧もチェックする。1.9くらいに低下していたので、入れる。燃費重視で2.2くらいまで入れる。いや、事実を言うと最初のタイヤで気を抜いていたら2.2まで入ってしまったので、全部それに合わせた。燃費重視は後付けだ。

 カネがないので、高速道路は使用せず、全て一般道で行く。埼玉から水戸へは高速を使う場合、羽生ICから乗って栃木都賀JCTから北関東自動車道に入り、常磐道を超えて茨城町東で降りる。

 しかし、このルートは地図を見ればわかるがかなり遠回りなルートなのだ。高速道路はK'sデンキスタジアムに行きたい埼玉県人のために造られているのではない。様々な方の利便性を考え、色々な街を経由する造りになっている。結果的に、遠回りになってしまうこともありうる。

 一般道を通れば、選択肢は多い。目的地に向かってできるだけ直線的になるような道を選択することも可能だ。今回はそれをやる。

 想えば、180SXでやって来た旅は、ほとんどが一般道だった。プータローで車中泊ばかりしていた頃も時間はあったがカネはなかった。余程のことがない限り、高速に乗ることは避けていた。より直線的に一般道をつなぎ、高速道路を出し抜けないか、いつも考えていた。

 その頃の、空気に戻った。

 当時は、VAIO C1と言うコンパクトPCがあって、それにインストールしたこれまたSONY製の「Navin' You」というアプリケーションにUSB接続の別売GPSを付けたパソコンナビと、裏道探しの原点、スーパーマップル(昭文社の本の地図です)を併用していた。後は自らの方向感覚と経験。地図には載っていないような道が出現、しかし、方向としては最も行きたい方向へと道は続いている、なんてこともあって「行っちゃえ~」みたいな。それでとんでもない林道だったりして、通り抜けられたけど、バンパーもだいぶ壊し...、速かったのか遅かったのか...みたいな。

 今、辛うじてぶら下がっている180SXのバンパーは、そうした歴史の傷をたくさん刻み込まれているのだ。ボロいが、一つ一つが勲章なのである。

 今は、スマホにインストールされたgoogleマップのみ。だが、電源は繋がっているのでバッテリーは気にせず使える。これも当時から使っているDC-ACインバーター。今はシガーソケットからいきなりUSBに変換できるけど(エリーゼは極小のそれを使用している。USBが2口あるのに非常に軽い!)、インバーターが壊れていないので、180SXはまだ採用していない。車中泊をする可能性のある180SXはまだ100V電源が使えた方がいい。

 結構いい感じの道をつないで、だいぶ直線的に進めた。

 意外と早い段階で筑波山まで到達。筑波山は初めて走ったが、非常に楽しい道。濡れていたせいもあると思うが、空気圧が高めのせいか?ちょっとアクセルを入れるとすぐにリアが出て楽しすぎた。リアが出ている内は良いが、空気圧のせいなら、フロントも同様の状況なので、フロントが先に滑らないように一層注意する。

 最後、「風返し坂」という五差路から、最も行きたいと思っていた道が、とんでもない急な下り坂で、アスファルトではなくコンクリート舗装で、軽トラックが走れればいいだろ、的な道だった。googleマップ上ではもっと細い線で表現されていた道の方がちゃんとした道だったが...。

 ここを走った時は180SXで来て正解だと思った。180SXでなければ走れない道。180SXで来た意味があった。エリーゼだったら早々に引き返していたが、果たしてこの濡れた急な路面をバックで戻れただろうか?地獄への片道切符になっていた可能性も高い。

 滑り止めの溝がご丁寧に切ってあるのだが、濡れた状況ではそれがさらに接地面を減らして逆効果に感じた。

 この悪条件の急な下り坂で、先ほどリアが簡単に滑っていた体験もあって、ブレーキがかからない(すぐにフロントがロックする)のではないかと言う恐怖が常にあった。結局は大丈夫だったが、気を付けていたせいもあってそのようなことはなく、無事切り抜けた。

 しかしながら、急な坂だけでなく、ご丁寧にバンクが付いた急カーブが非常に短いスパンで連続したため、超ご老体の180SXの車体には相当堪えた様で、無事切り抜けたは良いが、ここを抜けた後はブレーキをかける度に車体が軋み音を立てる現象が30kmくらい続いた。この坂を抜けた直後は、車体が折れるんじゃないかと心配になったくらい盛大にギシギシ音が車内を支配していた。

 それ以外は特に大きな問題もなく、無事K'sデンキスタジアムに到着、帰りは筑波山の南側を通る、平坦なルートで帰宅した。

 帰り道も、ギアはスコスコ入るし、やっぱり180SXは自分の手足のように扱えるんだ、という一体感の中でのドライブとなった。道路も非常に空いており、高速道路にさほど劣ることもない巡航速度(?)で走行し、一般道でも3時間と言う好タイムで帰宅することができた。

 結局、180SXはすこぶる快適で、僕の思いのままに走行してくれた。走行距離は247km、燃費は約11.5km/リットルであった。

 180SXは、エリーゼのバックアップ機の域にとどまらず、これはエリーゼに勝るとも劣らない最高のドライビングプレジャーだゾ、という印象と悦びを与えてくれたのである。

 で、お留守番していたエリーゼは、早急にミッションオイルのチェックと足りなければ補充、ということをやってみたい(現時点でやり方は知らず...)ので、それはまた次のお楽しみ。
 事件、である。

 NOTEのエンジンオイルが完全に喪失した。

 昔、何の雑誌かは忘れたが(オートメカニック誌だったと思う)エンジンオイルが切れて、油膜が切れたら即エンジンブローするとあった。路上でエンジンオイルがなくなったら、すぐにエンジンを止め、コンビニへ走って、てんぷら油でも何でもいいからとりあえず何か入れろ、とあった。

 Twitterには「エンジンオイルを3リットル補充」と記したが、後日、NOTEのエンジンオイルの量を調べたら3リットルとのこと。ということは、ほぼ完全喪失状態だったということだ。

 今回はそのいきさつをもう少し詳細に記したいと思う。

 

 今年は、長男Kが受験のため、進学フェアに行ったり、高校の説明会に連れて行ったりと、自分がNOTEを運転する機会が多かった。

 その時、気になったことがあった。

 「加速時にノッキングのような音がするな」

 緩やかに加速した時で、回転数が1000~2000回転くらいの時にカシャカシャとノッキングのような音がしていた。

 原因は分からなかったが、エアフィルターを全く交換していないな、交換しとくか。くらいに思っていた。

 車の不調をピパ子氏に伝えたとき、「実は、ブレーキをかけるとガソリンの警告灯が点くんだよね」と返してきた。ブレーキでガソリンの警告灯となれば、燃料が少なくなった時にブレーキで燃料が偏って警告灯が点くというのが考えられる要因だが、満タンにしても変わらないという。

 「なぜだろう?」

 と思いはしたが、それ以上深くは考えなかった。ガソリン警告灯なら壊れていたとしても緊急性はないだろう。その程度だった。

 僕は仕事から帰って、スーパーに買い物に行く。近所の西友が24時間営業なので何時になってもOK。これは便利。僕は大体180SXに乗っていくが、この日は雨だったため、自宅Pに停めてあるピパ子氏のNOTEを拝借した。

 で、だ。

 ブレーキをかけたとき、果たして、警告灯は点いた。

 しかし、点いたのはガソリンなんかではなく、エンジンオイル警告灯だったのである。ピパ子氏はこれを、ガソリン警告灯と思ったらしい。

 オイル警告灯となれば緊急性が高い。とにかくソロソロと家まで帰って、自宅Pでエンジンオイルのレベルゲージを抜いてみる。

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ゲ...。よく車雑誌に載ってる、「オイル交換をしないと、こうなる」の悪い見本じゃん!

 かなり黒に近い茶色の濃厚なエンジンオイルが、オイルレベルゲージにこびりついている。ペーパーウエスで拭き取っても完全には取れず、レベルゲージは残ったオイルで琥珀色になっていた。教科書通り再度レベルゲージを突っ込み、引き抜いてみると、飴状のエンジンオイルがゲージの先っチョについていた。レベルゲージの側面にも同様の物が付着している。これは、引き抜く際に壁面とこすれて付いたものだろう。

 フィラーキャップ内側にも同様のものが付いていた。フィラーキャップの内側と同じ状態にエンジン内はなっている、と言うが、こういう状態は今まで本でしか見たことがない。

 どうしよう?すぐにオイルを入れなければ!明日もピパ子氏はこの車を仕事で使うのだ。あさっても、しあさってもだ!

 しかし、今の時刻は夜の10時半。ホームセンターもオートバックスもとっくに閉まっている。「ホームセンター 深夜」とかで探してみるが、聞いたことのない土地の聞いたことのない店ばかりが出て来るのみ。

 そうだ。ドンキだ。ドン・キホーテしかない。あそこは24時間ではなかったか?調べてみると、24時間ではなかったが深夜2時までやっているとのこと。ドンキに売っていなければ、本当にコンビニでてんぷら油を買って入れるしかない。

 NOTEは使えないので、180SXでぶっ飛ばす。2時までやっているのだから焦る必要はないのだが、なぜか焦る。

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 店内を探してみると、1,980円の4リットル缶が1個だけあった。銘柄を選ぶ余地はない。あったこれを入れるのみ。どんなものでもエンジンオイルとして売っているのだから、少なくともてんぷら油よりはマシだ。

 帰宅して夜11時過ぎ。夜な夜なエンジンオイルを補充する作業は異様でしかない。とりあえず2リットル入れてレベルゲージを見るとHとLの中間。まだいける。さらにあと1リットル少々をジョッキに入れ、全部入れる。

 これでレベルゲージ以上になった。

 とりあえずオイルを循環させて、どのような状態になるのか試してみたい。ということで、深夜の試運転。自宅Pで深夜のアイドリングはできないのでソロソロ走って迷惑にならない場所でアイドリングし、最初は低回転で走行した後、10kmほどドライブしてきた。最後の方は5千回転くらいまで回した。

 自宅に戻って再びレベルゲージで確認。エンジンオイルは再び真っ黒に。しかし、驚いたのはエンジンオイルの洗浄力。琥珀色になっていたレベルゲージは、もう拭き取ればちゃんと金属の色になった。エンジン内もこのようになってくれていれば良いが。

 そして昨日。オートバックスに行ってエンジンオイルとフィルターも交換。ここで初めて知ったのが、NOTEのエンジンオイルが3リットルだということ。フィルター交換がなければ2.8リットルとのこと。
 オイルがかなり汚れているので、フラッシングした方がいいと勧められた。そうでしょうね...。でも、このオイルがフラッシングの代わりみたいなもんだ。

 ということで、まぁ、何とかなったと言えば何とかなったが...。NOTEのアイドリング時のエンジン音はだいぶ大きくなってしまった。

 妻のクルマとは言え、車乗りとしては、エンジンオイルの管理ができていないというのはお恥ずかしい話。エンジンオイルなんてなくなるとは思っていなかった。(わずかに消費するのは知っていたけど、実際にここまでなくなるというのは経験がなかった。)

あと、エンジンオイルの警告灯ははっきり言って期待しない方がいい。

 警告灯があるなら、もっと余裕のあるうちにつくようにするべきだ。今回だって、常時点灯ではない。結構急なブレーキをかけたその瞬間だけ、点くレベルだ。そう言う運転をしなければ、もっと先まで気づかなかったはずだ。警告灯がついたら対応、と言うのでは確実にエンジンを壊す。

 エンジンオイルは、必ずレベルゲージで確認しなければダメだということを、身をもって知った。

 エリーゼと180SXも即座に確認したがこいつらはもちろん、全く問題なし。良かったです。

今日あたりの180SX走行距離 305,057km
 仕事は夏季休業中だというのにこれと言って何もすることのない状況である。

 Kは受験だし、長女のカス子氏の学校の宿題の手伝いとか、そんなことでこの休みは埋まっている。

 180SXには買い物などで結構乗っているが、エリーゼに乗る機会もほとんどない。エアコンもあまり効かないし(僕のエリーゼの問題です)、この暑さでは朝か夕方しか乗る気はしない。
 

 しかし、その朝と夕方はピパ子氏もいるし、家事や家族の時間に充てなければならない。

 カネもないから、これも良いかな、と思える。

 ということで、自分の時間を作ろうと思ったら、早起きするに限る。
 (昨日は3時に起きてカス子氏の自由研究の原稿書いてたけど...)

 今日は4時起きだったけど、懸念事項だった株の銘柄チェックの環境改善に取り組んだ。

 金欠病から脱するにはまずは節約することでこれは同時並行で邁進中である。

 給料は毎月25日にならないと入ってこない。これを増やすという努力もしているが、それには時間がかかるし、色々あって増えるどころか減らされることになるらしいのであまり期待せずに頑張ることにしている。

 残るは投資だ。僕の場合は今はほとんど株。

 で、最近困っていたのが、現在保有している株、お気に入りに登録している株まだ自分の知らない有望株を探すときなど、各銘柄のチャートを見るときに出来ればよく見る銘柄くらいは一覧したい、そうでない銘柄もできるだけスピーディーな操作で見たい、と言うのがあった。

 専業トレーダーの仕事場を拝見!とか言うので見たりすると、チャートがずらりと並んだ画面が出ていたりするが、あれは便利そう。いい形のチャートが一目でわかる(ように思える)。あれをやりたい。

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 マーケットスピードでたぶんできるんだろうな、と思っていたが、マーケットスピードはカスタマイズ性が高すぎて、逆に最初のうちはどう使ったらいいのか、さっぱりわからない。と言うわけでほとんど使えないでいたという状況のまま放置されていた。

 しかし、ここでようやく一念発起し、ネットを調べ、いくつかのサイトを見ながらようやくそれらしき状態にたどり着いた。マイページの機能を使い、操作感も含め、良さそうな配置をいくつか登録した。

 マーケットスピードであれば、お気に入りなどの銘柄リストからドラッグすればチャートが出るので、何も全銘柄を並べ立てる必要もなさそうなので、決まり切った銘柄を並べるページと、見たいときに見たい銘柄をドラッグ&ドロップで変えながら見るような仕様のページを作ってみた。今日はこれを使ってみよう。

 と言っても、場中は今日も自由研究の手伝い。合間にちょっと試すくらいになりそうだ。
 ヤバイのである。
 完全に、カネがないのである。

 今までに何度もこういうことを経験したが、また、その波が来た。
 今回は、なかなか抜け出せないでいる。

 いつくらいからだろう?少なくとも、昨年末はもうカネに困っていた。

 年末にまず、保険(生命保険の類)の一括払いがある。1年分の保険料を一括で支払うようにしている。もちろん、それが支払総額としては安いからだ。

 しかし、今年はKの塾の冬期講習があった。そして、3月はサッカーのチームの支払い。熊谷市サッカー協会とJFAに15万くらいの金を支払う。これは各メンバーから後で回収するので返ってくるが、一時的な支払いが必要になる。

 それで、4月には下のカス子氏も加わって春期講習。5月は自動車税3台分で約15万。後はもう忘れたなぁ...。だけど、10万クラスの支払いがほかにもいくつかあった。

 家計が明らかにヤバいのは身にしみてわかって来たので、日々の支出を減らす努力をMAXレベルにした。昼も外に食べに行くのはやめ、コンビニ弁当に。その品目も減らし、最後はコンビニもやめて前日にスーパーで買って会社へ持って行く方法に変換。夜も、スーパーで最安の298円弁当にも手が出なくなり、28円の豆腐2丁と袋入りの65円のキャベツミックスと、3パック48円の納豆を1パックずつ3日で消費するので1回あたり16円。ということで、しめて1食139円(税抜き)。

 清水草一の年収200万でフェラーリを買うとかいう本にも、かなり節約してフェラーリを購入した人のエピソードが載っているが、それは僕の心の支えであり、僕の中の正義であり、バイブルともなっている。

 そうして、耐えるのだ。辛くなんかない。僕は、エリーゼオーナーなんだ。どんなにつらくても、家に帰ればエリーゼがあるじゃないか。これは、何物にも代えがたい喜びであり、そうした日常に対する癒しでもある。

 しかし、そのはかない支えも打ち砕かれそうになっている。180SXの修理代が約30万弱かかるという。そこに長男Kと長女カス子氏の夏期講習という最高のマリアージュだ。これが約15万。

 いやだなぁ、カネの話は。特に「カネがない」と言う話は。

 でも、振り返ってみると、いろんな先人たちが言っていた。カネを貯められるのは今だと。子供が中学になると出る一方だと。

 ようやく、分かった。

 話には続きがある。

 それが、高校、大学となるとさらにそれが加速する...と。

 加速するんかい!

 今でももう、一杯だってのに!

 ここで想うことがある。

 エリーゼを買っておいてよかった、と。

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 多分、この状況になっていたら、エリーゼを買うということは絶っっっっ対に、ムリ!となっていた。

 僕の人生は180SXで終わっていた。

 180SXはいい。楽しい。次に目指すは38万kmだ。これはもう意地だ。買い換えた方が間違いなくメリットがあるにもかかわらず、誰のためにもならない何となく記録?みたいなものに向かって、意地で維持している(新しいシャレを発見しましたな)

 僕はモータージャーナリストでも何でもないので、180SXに乗り続ければ、当然、他の車に乗るチャンスはまず、ない。180SXを38万km乗るという飲み屋で10分くらいの話題になるレベルのネタのために僕は年老いるまで180SXしか経験がないという事態に陥るのだ。

 180SXとの蜜月関係はいいと思うが、他の車を知らないというのはちょっと寂しい。

 だから僕はチャレンジしたのだ。本当に、いい時期だったと思う。神様が導いてくれたのではないか?と思うくらいのベストタイミングだった。

 買ってしまったら、もう、何とかなるし何とかするしかない。僕は昼メシを抜いてでも、エリーゼを守ろうとするだろう。

 底まで頑張って、例えダメでエリーゼを手放すことになっても、僕はもうエリーゼを知った。そっち側の人間にはなった。

 そして180SXはこの先も僕の中の永遠のベンチマークである。

 困難よ、来るなら来てみろ(でもなるべくなら来るな)。金持ちはみんな一度は貧乏を知っている。困難を乗り越える度に僕は成長するし、その度に180SXとエリーゼを好きになって行くだろう。

 今日あたりの180SX走行距離:306,672km
 180SXが復活した。

 Twitterにだけ上げたが、サッカーの試合の帰り、エンジンルームから突然、ガチャガチャガチャ!というメカニカルな音がして停止した。そして白煙がモクモク...。丁度橋の直前で、土手の上に逃げられたので、惰性走行で土手上の道に入り停止。白煙は一瞬で収まった。出所はプーリーの辺りだった。

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 実は、プーリーのどこかから変な音がしているな、とは思っていた。

 結果的にはエアコンで、コンプレッサーが焼き付いたというものだった。JAFに来てもらい、その原因が分かったので、コンプレッサーのベルトを切断し、自走で工場まで行った。

 エアコンは、システム殆ど交換という状況だった。まぁ、そうだろうな、と思った。コンデンサーはオイルでべっとりだったし、その上コンプレッサーも死んだとなれば、納得の結果である。

 なお、全てリビルドで修理することとなったが、コンデンサーはリビルドが純正品よりも高いという状況になっていた。純正品はもう、ないとのこと。

 180SXを維持するにもカネがかかるようになってきましたなぁ。

 で、直りました。

 コンプレッサーと、前からちょっと気になっていた、エキマニあたりからの排気漏れ。エキマニになってくると、漏れている場所を特定しようとしても、エンジンのファンの風が常に来ているので、どこから漏れているのか手を当てても分からなかったのだが、3000回転くらいでパワーが落ちるのと、後は音で、漏れていると踏んでいた。

 ガスケット類を全て交換して戻って来てみると、いやぁ、もうピュンピュンですね、速い速い。サイコーです!

 エアコンもキンキンに効きますね!修理代はかなり高くつきましたが...。

 エアコンに問題を抱えているエリーゼはこの季節やはり遠のいてしまうので、これからは180SXが増えちゃうかな。

 今日あたりの180SX:走行306,668km

 
 少し前のことになるが、家の車である日産NOTEのバンパー交換を行った。

 このクルマは、僕の妻であるピパ子氏が主に使っているもので、いつだかは分からないが、どこかバンパーをこすってしまったとのことである。で、目立つので直して欲しい、と言う。いつも車いじってるんだからその位出来るでしょ、と来た。

 バンパーの擦り傷。こうした修復をできるようになりたい。そういう思いは常にある。しかし、これには熟練が必要だ。そして忍耐。時間をかけて何度も何度も少しずつスプレーを吹いていく。僕の一番苦手とする行動だ。

 遅々として進まない塗装作業に痺れを切らし、吹く回数を多めにしてしまう。公開した時にはもう遅い。表面は粉体塗装のようになったり、塗料が垂れてきたりする。

 僕の180SXには、そのような跡がたくさんある。

 最初はうまくなりたいと思ってやるのだが、その意思が続かない。何度繰り返しても同じだ。

 分かったことがある。

 もし、僕がもし塗装をするなら、少しでもその面積を減らすこと。何もない部分にはできるだけ手を付けず、ダメージを受けた部分だけで済ませる。

 そう言った方法を採れば結果は見えている。塗った部分とそうでない部分との境目がはっきりしてしまう。完全なるシロウト仕事だ。しかし、遠目に見る分には何とかごまかせる。

 今回の傷をきちんと塗装で直そうとすれば、まず、傷部分周辺を削り、完全に素材を露出させる必要がある。場合によっては薄付けパテを盛る必要もあるかも知れぬ。それからサフェーサーで足付けし、それより広い範囲にボディカラーである青のスプレーを吹いていく。

 表面を滑らかに磨くことを考えれば、それなりに厚く塗装を盛る必要があるが、一気に厚塗りすることはできない。少しずつ、少しずつ塗り重ね、厚くしていく必要がある。僕はここが耐えられない。

 それを超えたとしても、今度はそれよりさらに広い範囲に対し、クリアーを吹かなければならない。恐らくナンバープレート周辺にまでその範囲は及ぶであろう。そしてこれも表面を削って磨く必要がある。その分クリアーも厚塗りしなければならない。

 一体、何週間かかるというのだろう?気の短い僕には絶対に無理だ。

 ではこの作業をプロに依頼したら?10万は行かないか?いや、行くかも。でも多分そのくらい。でも、そう言うことをする技術のある人がそれだけのことをするのだから、その対価は適正だと思う。思うが、払えるかと言えば、その様なカネはない。

で、あるならば...!
自分にできる方法は、交換。それしかない。

 自分でやるとなら、部品販売で買えばいい。

 交換した方が安いのか?ちゃんとできるのか?

 一体、どうなってしまうのか?!




 夢と言うのは、思い描いて強く求めれば、達成できるものである。

 僕は、これまでにそれを実際に体験してきた。

 口で言っても、ノートに書いても、それだけでは神様は夢をかなえてはくれない。自分自身の、心の奥底に「こんな夢は叶いっこない」という気持ちがあれば、それは簡単に見抜かれてしまう。思いが弱ければ、叶う夢は"それなり"になってしまう。

 そんな中、今僕が強く思うのは、ガレージである。ガレージはずっと昔からの憧れで、もちろんエリーゼを買う前からずっと思っていたことだ。

 しかし、それはやはり叶える気持ちが弱かったように思う。最大のチャンスは、約10年前に今の家を買う時であったはずだが、そのような物件を選ぶことはなかった。

 詳しくは話せないが、いくつかの仕事の成功や、エリーゼを買ったことで、夢は叶うということを強く意識するようになった。

 オンを戦い抜くために、オフは質の高い時間を過ごしたい。その一つが、やはり車と過ごす時間である。

 で、である。

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こういうことをやりたい。
しかし、これからの時期は単に蚊に餌を与えるだけである。

 このようなシーンは非常に優雅で質の高い時間を過ごしているように見えることであろう。

 だが、現実はこのようなことができる時期は極めて短い。冬は寒くてできないし、夏は5分もしないうちに耳元に蚊の羽音がして来る。払っているうちに足元を数か所やられている。

 そうするともう、このようなことは継続は不可能だ。痒くて痒くて頭がおかしくなりそうになる。早々に家に逃げ込むことになる。

 まぁ、虫除けとか蚊取り線香とか、そうした対策をするという方法もあるが、ガレージがあれば、冬でも平日の夜でも車と一緒に過ごせる。車いじりの道具も今以上にそろえ、大型のものも収納できるようになる。

 できれば、今ある3台の車を全て納められるガレージがあれば最高だが、今の家ではそれは現実的には無理だ。やろうとすれば3台縦入れとなるが、それは非常に使いづらいし、部屋に全く日が入らなくなる。どこか別の物件を探すか、周囲の家が売りに出されたときに買い足して合筆するしかない。

 そんなことをしようと思えば、相当のカネが必要である。今の会社で普通に稼いでいたのでは到底無理だろう。

 投資だ。それしかない。

 ...ってもう、だいぶ前からやってるけど。
 もっと本腰を入れてやるしかない。勉強して技術を磨き、投資額を増やす。支出を減らし、家のローンを繰り上げ返済する。これを徹底しなければならない。

 歳を重ね、時間が無くなってきたことを感じる。出来ればまだ体力的に余裕があるうちにいろんな車に乗りたいし、夢も叶えたい。

 いつまでに?夢には期限が必要だ。

 孫だね。

 自分は、Kが子供の時、雨の日に遊ばせる場所がなくて非常に困った。Kに子供ができるまでに、車を数台入れてもまだ子供が遊べるスペースがあるくらいのガレージが欲しいね。

 傍らにはプラレールやNゲージのレイアウトがあって...。子供は電車も好きだからね。自分もそうだったし、Kもそうだった。

 でもやっぱりカッコいい車も小さいうちから見せてあげたい。その頃の世の中にどんな車があるかは知らないが、カッコイイとはこういうことだ、というものを目の当たりにさせてあげたい。

 叶うわけないって?そう思ってしまったら絶対に叶わない。夢を描くのは僕の自由だし、誰に迷惑をかけることでもない。後は、その思いの強さを神様に試される、ただそれだけである。
 エリーゼのエアコンの件についてはだいぶここにも書いているので省略するが、エアコンガスの補充を自分でできないか、ということが常々心のどこかに引っかかっていた。

 Webで時々検索しては、どうやら自分でもできるらしい、ということには気づいていた。

 交換用部品の発注はしくれている(はず)だが、いまだに何の音沙汰もない。

 これからの梅雨の時期、またガラスは曇りまくるだろうし、梅雨が明ければ灼熱地獄だ。

 ということで、今回はエアコンガスチャージをしたい欲が爆発した。来週からサッカーが再び始まってこのような時間が取れなくなる。やるなら今日だ。

 エアコンガスを簡易的に重点出来るホースがアストロプロダクツで売っていることはWebで偶然知った。

 今回は桶川店に行ってみたが、あった。チャージングホースとHFC-134aを1缶を購入。

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 エアコンガスの補充も今回が初めて。高圧ガスというだけでかなりビビりながらやったのですが、失敗しながらもうまくいきました。

 交換の様子は動画にもしたので、そちらもご参照ください。


 動画はいろいろ失敗したシーンも含めておりますが、作業する方のためにまとめだけ記しておきたいと思います。

 1.缶をチャージングホースに取り付ける。
  この時、蝶ネジを緩める方に回し、針をひっこめた状態にしておくこと。
  万一、ガスチャージの必要がなかった時に缶に穴が開いてしまうと再利用できなくなる。

 2.低圧側にチャージングホースのソケットを取り付ける。
  高圧側につけると壊れると、いろんなところに書かれているが、大きさが違って取り付けはできない。
  一応、ソケットの外径が小さい方が低圧側。

 3.一旦、缶を緩め、チャージングホース内の空気を抜く。
  チャージングホース内にある空気をエアコンの配管内に入れないようにするため、缶を緩めてエアコンの配管内の圧力でホース内の空気を押し出す。
  ガスが抜けまくっていた僕のエリーゼでも、一応ガスが出たので、ヌケヌケでも一応この作業はしておこう。

 4.エンジンをかけ、エアコンを最強にし、室内循環にする
  エリーゼの場合、送風にした後、エアコンを動作させるボタンを押さないとエアコンが作動しない。
  オーナーは当然分かっているはずなのだが、こういう作業をするときは平常心でないのか忘れるので注意。僕は忘れました。

 5.この状態でゲージの値がFULLレベルにあった場合は、重点は不要なので作業を中止する。
  今回の動画ではエアコンをつけ忘れて送風のみ、蝶ネジも戻していない状態でゲージを見るという失敗をしている。

 6.エアコンガスが足りないことが判明したら、蝶ネジを締め込んで缶に穴をあけ、再び緩めてガス缶のガスをエアコン配管内にチャージする。
  僕は緩めるのを忘れて一生懸命缶を振っておりましたが...。

 7.ゲージの針が動かなくなるまでガスを入れる。
  FULLの半分くらいまでで丁度止まった。もう1本入れたら黄色のALERTギリギリくらいまで行くのではなかろうか。
  今回は1本しか買っていないのでここで終了。

 8.ソケットをエリーゼの配管から抜き、缶もホースから外す。
  もう1本追加で入れたい場合は、1から繰り返す。

 ...で、良いと思う。

 ちなみに、180SXはこの形状ではなく、R12という古いタイプのエアコンガスだった。当時はフロンガスを使用していたタイプのようである。ガスを間違えると壊れるということであるが、こちらも間違えることのないよう、ソケットの形状が異なっている。

 今は、R12のタイプでも、オゾン層の破壊の恐れのない、代替フロンのガスになっているようだ。

 今回も色々とあったが、振り返ってみるとそれほど難しいことはなかった。134aのガスも、それほど危険ということはないようである。

 ただ、いかなる作業も絶対の安全ということはない。出来れば詳しい人と一緒に行い、自己の安全は自己の判断で確保したうえで行ってほしい。ここに書いた方法はあくまでも今回僕がやったやり方の記録である。

今日あたりの180SX走行距離:306,813km
 エリーゼのオイル交換は急務である。

 何度も言うことになってしまうが、エリーゼのエアコン修理にディーラーに出したのが2月18日。同時にオイル交換などその他作業も依頼した。

 もうすぐ購入から1年になるし(修理依頼時点で。今となってはもう1年が経過してしまった)、エアコンは無償修理の対象なので、タダで修理するメニューだけと言うのも、これからお付き合いしていくディーラーさんにもアレかな、と言う意味もある。

 繰り返しになってしまうが、結局修理が進まないままエリーゼを返してもらったという経緯があるので(エアコンの部品はまだイギリスから来ていないようだ)、このままだと1年1万km行ってしまいそうな勢いなので、いい加減ヤバイと思っていた。

 しかもここにきて、重篤な金欠病に罹患している。ディーラーでのオイル交換はざっと2万5千円とのことで、いつ来るかわからないパーツと共に2万5千円の支出を待っていてもしょうがないと踏み、自分でオイル交換をすると決意した。

 オイル交換。車に乗るなら基本中の基本のメンテナンスだが、実は僕は自分でやったことがない。

 二十余年のクルマ生活で、オイル交換はすべてオートバックスに頼んでいた。会員になれば、オイル代だけで交換してくれて、廃油まで処分してくれるんだから、トータルで見たら安い、と言うのがその理由だ。

 しかし、今はカネがない。オートバックスで買うオイルが、ホームセンターではかなり安く売られていることは相当前から分かっていた。

 失う時間は膨大だが、単にカネだけで言えば自分で換えた方が、安い。間違いない。

 自分でやれば、1ランク上のオイルを入れてやれる。ましてや、ディーラーでやる2万5千円と比較するなら、同じランク換算で5回くらいはオイル交換できる、いや、もっとかも。
 そして何より、自分でやる、ということで得られる経験、そして縮まる車との距離。これは何物にも代え難い。

 とかなんとか理由をつけて、自分で交換することに踏み出した。オイルジョッキなど、若干の初期投資はあったが、それでも同じオイルをオートバックスではなくホームセンターで買っただけでひっくり返せ価格だ。

 



 そんなわけで、自分で初めてやったオイル交換。色々あったが、まぁ、何とかうまくいきました。

 知っている人にとっては、何こんなこと書いて動画まで撮っちゃってるの、となるかも知れないが、自分自身、今回のオイル交換の方法を色々調べたかったが、結局詳しいものを見つけることはできなかった。

 探している人もまたいる、そう信じて載せるものである。

 なんでも初めてというのは、得るものは大きい。ウチも車3台あるんだから、デカい缶でオイル買って全車自分で交換するというのもアリかもしれない。そうしたら、入れるオイルはエリーゼに付き合ってもらうことになるが、NOTEなどはあんまり適していないオイルになっちゃうんだろうなぁ。

今日あたりの180SX走行距離:306,808km
 遂にエリーゼが帰って来た。一時的ではあるが、ほぼ2か月ぶりの帰宅である。

 自分自身発狂しそうなくらいだったが、これで少しの間、禁断症状も影をひそめることであろう。

today180_20180407_return-elise.JPG

 思い切ってエリーゼを買ったとき、こう思ったものである。

もし、維持できなくなったらその時は手放せばいい。
もう、一度、こっち側の人間になったのだから

 しかし、これは一部修正せねばなるまい。一度持つ側の人間になってしまったら、手放せばいい、では済まされない。一度こちらに来た人間は、元には戻れない。このことである。

 それを、今回は強烈に感じた。

 だいぶ自制したが、Twitterにはその気持ちが表れていたかもしれない。エリーゼロスをだいぶTwitterで紛らわさせてもらった。

 今見返してみると、ブログには書いてないみたいなので、一応軽く記す。
 エリーゼは納車時からエアコンのガス漏れ問題を抱えていた。これは無償修理の対象となっている。

 無償とは言え、ディーラーまでは決して近くなく、渋滞もあってなるべく行きたくない地域だ。そして、修理に出せば一定期間、乗れなくなってしまう。

 買って2か月でエアコンは熱風に変わった。丁度車検が6月だったためその時に修理してもらった。

 しかし2か月後、エアコンのガスが全て抜けて再び熱風状態になったが、エリーゼロスを嫌った僕は、少し我慢して夏をやり過ごした。ディーラーには再度壊れた旨だけ伝え、温かくなったら他の部分と合わせて持って行く、とだけ伝えた。

 エアコン修理を僕自身はしたことはないが、180SXは良く壊れたので(実は今も壊れてる)、修理を依頼したことは何度もある。大体翌週には戻ってきている。預かり期間が2週間にわたったということはほどんどない。

 しかし今回は、2週間がたち、3週間がたち、4週間が過ぎた。それでも連絡はない。

 いい加減窒息死しそうになって、こちらかから連絡した。

 その時の回答は以下の通り。

 ・問題の個所が特定された。エバポレーター付近のパイプである
 ・見積もりは今日・明日には出るので改めて連絡する

 エアコンのトラブルシューティングに1か月以上かかるとはお粗末ではないか?

 しかも、今日明日に出ると言った見積もりは1週間待っても来なかった。

 そうこうしているうちに昨年の納車日である4月1日が迫ってきた。この日は保険の満期日でもある。保険の更新には車検証とオドメーター(走行距離計)の値が必要だ。しかし、そのどちらもエリーゼとセットでディーラーに預けてあるのだから、自宅にない。

 僕は車検証のコピーに走行距離を書き込んで送るよう依頼した。即日発送する、とのことだったが結局1週間以上かかり、開けてみると、オドメーターの値が記載されていなかった。

 結局満期日も迫った3月28日、直接ディーラーに電話し、電話口で走行距離を聞いてようやく保険の更新手続きを済ませた。

 エリーゼがないまま桜も終わり、ドライブや写真撮影の機会を逃した。サッカーの練習試合をしていると、駐車場の満開の桜の下でRFのロードスターが写真撮影をしていた。帰りの道すがらにも、オープンにしてドライブを楽しんでいるBMWやボクスターを見た。ただただ、羨ましかった。

 こうなるともう、半狂乱である。

 いったいどのような状況なのか、また電話して詳細を聞いてみる。すると、

 ・必要なパーツは国内にはなかった。
 ・イギリス本国のロータスにパーツを依頼した。
 ・パーツがいつ届くかは一切わからない。いきなり送られてくる。
 ・パーツは船便で送られてくる。

 パーツがいつ届くのか一切解らないというのは自分としては全く信じられないことであった。出航した時に連絡位できるのでは?しかし、そういう事はないのだと言う。
 どのくらいのサイズのパーツか知らんが、1個だけ送ってくるならフェデックスの方が安い気がするが、まぁ、定期コンテナがあって混載で来るのだろう、と協力的に解釈する。

 コンテナで送るならスカスカでは逆に高くつく。満載になるまでパーツの発注を待ってから出航するのだろうか。だからいつ届くか解らない?

 そうだったとして、それではお客様の車を預かってどのような計画で修理するというのだろうか?パーツが届いて初めて気づくような体制では計画的に修理などできまい。預かった車を置いておくスペースもタダじゃないはずだ。いったいどうしているのか???

 謎は深まるばかりである。

 このまま書いても先に進まないので、もう、車を取りに行ったときに話を進めるが、上記疑問をディーラー店舗で直接ぶつけてみた。

 ・今回のように一度お戻しすることはよくやっている

 とのこと。

良くやってるんなら、何でオレにはそういう提案してこないんだよ?!
今まで全部こっちから連絡してたんだぜ?!
このまま何も言わなかったら2カ月でも3カ月でも預かったつもりかよ?

 と、言ったのは心の中で、上記内容を極めて紳士的にお伝えしたのである。

 今回失敗したと思ったのは、気を遣って代車を借りなかったことだ。180SXがあるので、代車はいいです、と言ってしまった。これも命取りの原因の一つであろう。

 ディーラーは維持費がかさむ代車などあまりたくさんは持ちたくない。できるだけ少量で回したいのだ。しかし、今回僕は代車を借りていないのでいっくら修理を遅らせようとディーラーはちっとも困らないのである。

 結局、何の進展もないエリーゼを僕は回収した。車はかなりジメジメした木下か林の中のような環境のところに置かれていたようだ。外側はきれいに洗車してもらっていたが、車内にはホコリと腐った木のくずのようなものがうっすら堆積していた。ドアパネル内や外装パーツの隙間にも小さな枝や、枯れた芽のようなものがたくさん詰まっていた。

 出来ればこのようなことは書きたくはない。

 もしかすると、「うるふさん、何そんなことで目くじら立ててんの?人とは違う、珍しい車に乗りたかったんでしょ?だったら、パーツがいつ来るかわからないくらいでイライラしちゃダメ。どーんと構えないと、エリーゼとはうまくやってけないよ!」
 と言うところが、基準値なのだろうか?

 エリーゼに限らず、こうした夢のある車を持ちたい、と言う人は潜在的にはまだたくさんいると思う。120%庶民である僕でも、エリーゼくらいなら買える、そしてそのカーライフは楽しくてしょうがないんだ!ということを発信したい。ほとんど誰も見ていないブログかも知れないが、それでもとにかく本当に楽しい、そういう事を伝え、夢に向かって頑張って、実現させる一助となりたいのである。

 ただ、そうであるなら、そうであるような提案はできるはずである。僕の場合、車が走らないわけではない。いや、家にあるだけでも気持ちは全く違う。修理が進展せずその見通しも立たないなら、オーナーのもとに返してあげた方がお互いにメリットが大きい。

 個々が扱うのそう言う類のクルマである。その気概があれば、それに応じた提案はできたはずだ。

 ちなみに、このディーラーとて、(他は知らないので想像だが)他の外国車販売業者同様、社員教育はきちんとされている。
 もちろん僕の担当も言葉遣いはしっかりしているし、話は僕の前の地面に僕以下の目線になるまでひざを折り、必ず僕の目を見上げて話す。

 店の入り口には、看板が立てられ、本日来店する予定のお客様の名前が「いらっしゃいませ、お待ちしておりました」と言ったような言葉と共に書かれている。
 
 しかし、それは決まりになっているから、でもできてしまうことだ。これはお客様満足を獲得する非常に難しいところで、これが逆に自らのハードルを上げてしまっている部分もあると思う。

 今回僕が思うのは、この担当者がこうしたおもてなしに係わる行動の意味を、真に理解せず、形だけになってしまったのではないかと言う所である。

 前述のようなロータスの部品供給体制や、エアコンのトラブルシューティングに1か月以上も要することが普通なのか。

 え?普通なので特に説明しなかったんですけど何か問題ありましたか?

 説明がなかったことを正当化させるために、とっさにそのような言い方になってしまったのではないか、これが僕の仮説だ。

 非を認めることや嫌なことをお客様に伝えるのは嫌なものである。だから、状況報告の連絡ができない。しかしそれがさらに不信感を生んでしまう。この負のスパイラルに陥ってしまったのではないかと思う。

 僕の仮説が証明される日が来るのかどうかは分からないが、ロータスの部品供給体制とエアコン修理に関してはいろいろと調べてみたいと思う。
 と同時に、やはり、このディーラーだけでなく、他の選択肢も持つべきだというのは感じている。ディーラーでなくてはできないこと、ディーラーでなくてもいいことがあるはずだ。

 エリーゼも返却され、少し冷静に考えられるようになったので、消費者としても複数の選択肢をもって、一歩引いて今一度見直してみたいと思う。
 ロータス所沢からは一切連絡がない。この土日に帰ってこないということは、エリーゼロスの期間は1か月に及ぶことを意味している。

 長い...。長すぎる...。

 失ってわかるが、やはりエリーゼは楽しい。飛ばさなくても、まっすぐの道でも。いや、自宅Pにあるだけでも、楽しい。

 しかしそこで後ろ向きになっても仕方ない。今こそ180SXのブーストがかからないという状態を回復させる良い時期なのだ。

 このブログでも2度にわたりそのトライを記してきているが、今回ついにそれが叶った。ほぼ1年にわたり放置されてきたこの状態がついに終結する。




 前回書いた記事ののち、他のホースも徹底的に確認した。すると、いくつかの劣化ポイントを見つけることができた。ホースが収まっている位置の関係で、隣のホースバンドの留め具が当たっていたりして、相当傷ついているホースも見受けられた。こうしたものを全交換することなどが次のメニューと目していた。

 とくに気になったのは排気側にあるホース類だ。熱でかなりやられている。手を入れるのはかなり困難そうにも思えたが、この辺りも含めて全交換しなければ意味がないな、などと思っていた、そのとき。

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棒が、外れとりますやん。
(なぜか関西弁)

  どんな素人が見ても、そもそも付いていた筈の物が外れている、というとても分かりやすい壊れ方。どうして気づかなかったんだろう?いかにエンジンルームを見ていないかが分かる。

 ロッドの穴に、突起がはまり、突起のくぼみにCリングのようなものがあって外れるのを防いでいたことが想像できる。ただ、30万kmという長期にわたる使用によってCリングが錆びて落ち、横向きの衝撃がかかった時に外れてしまったと推測できる。

なんだ、これなら簡単だと、
そう思った。
これなら、はめればいいだけだ、と。

 しかし、手で引っ張ってみるとビクともしない。適当な工具を使って引っ張ってみても同じだ。そもそも引っ張る方向に力が入らない。

 一体どうすれば...?

 最初に思ったのは、何等かテコ状の物を製作し、タワーバーあたりを支点にして引っ張り出すという方法。しかし、作用点として使えるのはこの穴しかない。針金などを使ってしまっては、たとえ引っ張り出せたとしても本来の突起をこの穴に入れることはできない。

 何か使えるものはないか、ホームセンターをうろつきながらこの週は終わった。

 平日は、力業で引きずり出したロッドをどのようにして突起をロッドの穴に引き渡すかを考えることに終始していた。

 帰宅すると、アクチュエーターのことを調べる日々。あの硬さである。そもそも、本来あのロッドは本当に動くのであろうか?動くとしたらどの部分が動くのか?

 そう思ってYouTubeを見ることにした。アクチュエーターがどのように動くのか、そういう映像はないか?
 調べていくとちゃんとあった。予想通りの動き。あの硬いロッドが、ブースト圧がかかるとちゃんと押し出されて来るのだった。
 さらに見ていくと、なんとコンプレッサーで空気圧をかけてロッドが伸び出る様子を写した動画に遭遇した。なるほど。

 ウチで空気圧をかけられる道具と言えば、自転車の空気入れだ。これを使うしかない。

 翌週、僕は180SXのエンジンルームをあけ、ジャマなホース類を外す作業から取り掛かった。アクチュエーター付近のホースは劣化して外すことはできなかった。

 そして、写真のような装置を作った。アクチュエーターから来ているホースを二又に分岐して(もともと二又になっている)、一方を自転車の空気入れ、一方を大気開放状態にした。大気開放されている方は指で押さえ、手で圧を抜いたり調節したりするわけである。

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 自転車の空気入れをポンピング始める。怖いので自転車の空気を入れるのよりもわずかなストローク量で恐る恐る空気を入れる。すると本当に2回目くらいですぐにロッドが動いた。あの硬かったロッドがこんな僅かなポンピングで出てきてしまうとは!

 数回のポンピングでロッドは完全に押し出される。返す返すも恐るべし空気の力。容積が狭いということもあるが、サッカーボールや自転車に空気を入れている経験からすると(あっちはだいたい10回以上だ)、本当に「僅か」な量でロッドが出てくるのだ。

 今回、この自転車の空気入れで作った圧力でロッドが出てくる様子をお伝えしたいと思い、動画を作成してYouTubeにアップした。実際、動画はもうゲリラ実験室をやっていた頃からやりたいと思っていたが、そのような大作から始めると大体挫折してしまう。今回の題材は程よいサイズで初級編としては良かったと思う。

 ロッドが出た状態でポンピングをやめれば、飛び出した状態が維持され、ロッドの穴にバルブの突起を難なくはめることが出来た。

 取り外したパイプ類を元通りにし、走れる状態に戻す。Cリングがないので、また外れるかもしれない。そこで、この自転車空気入れ作戦がすぐに発動できるよう、アクチュエーターからのホースを長めにとって、二又に手が届きやすいところに来るように工夫した。これにより、エギゾーストからもホース類が離れ、排熱の影響を受けるホースの量が減った。

 エンジンをかけてみる。全く問題なし。近所のホームセンターにCリングを買いに走る。

 この時カメラは回していなかったのだが、いつものようにアクセルを踏んだら、もう、すぐにブーストがプラス0.1くらいまで行ってしまい、圧がかかることは分かってしまった。

 あとは、動画を参照頂きたいが、結局Cリングはなく、割ピンで対応。

 前走車がいたり、逆光だったりして、カメラを回せるいい場所がないまま、自制できずに試しに全開にしてみる。羽が生えたような加速感。これだ。これこそ180SXだ。ターボがかかった時の加速はエリーゼにも負けていない。

 来た~!

 が。

 次の交差点でいきなりエンスト。再びかけるがまたエンスト。

 ヤバイ。結構メインの部分のホースが抜けているようだ。

 エンジンルームを開けてみると、インタークーラーに通じるホースがスッポリ外れていた。抜くときに浸透潤滑剤を結構吹いたので、抜けやすくなっていたようだ。拭き取って、ホースバンドのねじもさらに増し締め。カメラも回して再トライ。カメラは固定する術がないので手持ち。0.3か0.4くらいまではOK。問題なさそうだ。

 あとは動画をご参照頂きたい。

 動画の中で、今回不具合のあった装置はブーストが上がりすぎることを抑制する装置で、それが壊れているのだから、ブーストが抑制できないということはあってもかからないのはなぜだろう?という下りがある。

 しかし、動画にもあるようにこのバルブは本当に軽い力で動いて(つまり、開いて)しまう。これでは少しでも圧がかかればバルブが開いて排圧を逃がしてしまうだろう。要は、ブーストが掛からないわけだ。
 ロッドが繋がっていれば、適正な圧になるまではバルブが開くのを抑制してくれる。そして、適度な圧になった時にロッドが押され、バルブを開く、という、"期待した動き"にしてくれる。アクチュエーターとは、かかりすぎたときに開放するだけでなく、必要な時は閉めておく、という意味も持っているのだ。たぶん、そうだろうと思う。

 180SXは約1年ぶりに早さを取り戻した。質は異なるが、加速感としてはほぼ互角。

 180SX、これからも頑張ろう。

今日あたりの180SX走行距離:305,984km

火と共に暮らす

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 僕は元来、「生きていく」「生きのびる」「そういう術を身につける」ということに憧れる性癖があるようだ。

 車の運転がうまくなりたい、と思ったのも最初はそれだ。
 雨の日のカーブの先に、突然工事中の鉄板が現れたとしても。
 峠の日陰部分に突然溶け出した雪が再び凍ったアイスバーンがあったとしても。
 不届きな輩に追い回されたとしても。

 車の仕組みを知り、自分でいじれるようになりたいと思うことも同じだ。
 多少車が壊れても、自走できる状態に戻し、帰還する。

 速く、安全に。生きて、帰る。
 これは、僕の中の公道最速理論の根幹でもある。

 そして、免許を取ってから20年。こうした努力が実を結んで、生還できたケースもずいぶんあったと思う。特に、故障からの帰還は多かった。
 車は、非常に便利な道具で、ほとんどの人が扱える、もしくは持っているにもかかわらず、果たして「上手に」扱えるのか、と言うと、ほとんどの人がそうではない、と思う。ともすると、殺人機械になるかも知れないにもかかわらず、だ。
 もちろん、僕も車を扱う技術が未熟な一人だと思っている。だからこそ、精進したいと、日々思っている。

 ...

 で、である。

 山登りであったり、キャンプであったり、釣りであったり、DIYであったり、そう言うこともまた同じ考えによる僕の趣味だ。

 そして、生き延びる、ということを考えた際にかなりベースとなる技術として挙げられるのが、「火」であろう。

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 「火」をうまく扱えるかどうか。緊急時に生存の成否を分ける決定的な要因だ。

 その大切な「火」もまた、誰もが扱うものであるにもかかわらず、ガスなどのインフラに頼りきりの人がほとんどだ。火もまた、使い方を誤れば、人を死に至らしめる能力のある危険なものだ。それなのに、多くの人は、火をおこし、火を維持し、始末する、と言う術を知らずに生きている。

 僕は、火を扱うのがヘタクソである。起こせない、維持できない。だから、野遊びをするにも、火おこしに時間を要する。維持するのも下手なので火にかかりっきりになる。火を前にして、優雅な時間を過ごす、ということが実現しないのである。

 非常時に備え、僕はライターを財布の中にイワタニのファイヤースターターを常備しているのだが、使えた例が殆どない。こすっても生まれてくるのは極めて貧弱な火花で、これで発火できたことは確か一度しかなかったと思う。その時の焚き付けはススキの穂だった。

 最近、軟弱化しているゲリキャンにも使えそうなポイントを見つけた。探せばあるもんだ。自宅から自転車で10分。おそらく、ここより近い所を求めるなら自宅の庭しかない。

 頑張れば、ラスト20mまで車でアクセス可能。この時期は良いが、夏はこの20mのアシ原をヤブ漕ぎして到達せねばならない。真夏のこの作業はかなりのものになるだろうが、それがこの場所の隠匿性を上げている。こんな場所にいるのは俺達だけだ感は十分だろう。

 自宅から自転車で10分とは言え、河原に降りてしまえば人類の文明のものはすべて藪の死角となり、見えるのは、遠くは空と雲と山、近くは川とアシと河原しかなくなり、文明から隔絶された感覚に陥る。素晴らしい。
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 と言うことで、昨日も今日も来てしまった僕である。昨日も結局イワタニのファイヤースターターでは日は起こせず、今日は燃料用のアルコールを用いて再チャレンジ。これをアシの枯葉にぶっかけて、弱小火花をふりかければ、さすがに着火してくれた。それが冒頭の写真。

 今日はちょっと火遊びができれば良いので構わないが、やはり、この火を安定させる、と言うのはまた次のハードルがある。適当に枝をポイポイ入れているだけでは火につきっきりになってしまう。

 今の僕には、この小さなファイヤースターターでは日は起こせない。つまり、アルコールを持っていない状況では使い物にならないことが分かってきた。道具に頼るか、技術に頼るかとと言うところになろうが、もう少し大きなファイヤースターターで練習した方が良さそうだ。

今日あたりの180SX走行距離:305,854km
 昨日(昨日だけど一応リンク...)、過給圧が漏れていると思われるホースを交換したのだが、すでに酒を飲んでいたため、テストできずにいた。

 今日、仕事から帰って、意気揚々と180SXを出す。忙しくても、疲れていても、やりたいことがあるときはパワーが出てくるものだ。

 夜10時も近いので、暖機もせずとりあえず回転数を抑えつつ、住宅密集地から出る。「走りながら暖機」である。

 1kmも走れば、水温計は真ん中まで到達。

 まずは、体感で加速感をチェック。何を隠そう、僕のブースト計はもう10年も前から、ライトが壊れていて、夜は針がどこを指しているのか全く分からないのであった...!(直せよ)

 うーん...。いや...!ちょっと立ち上がりはいいかも...?

 2000回転くらいでいったん頭打ちになるパワーの停滞がなくなっている。

 来た!やった!これは直った!

 そこで田んぼの中の長い直線でブースト計の上に画面を下向きにしてスマホを置き、画面の光がブースト計を照らすようにして、再度加速!

 ...

 ...

 あらら?

 やっぱり「0」で止まっちゃう...。マジかぁ~...。
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 世の中そんなに甘くないか...。180SXちゃんが本当の力を取り戻せるのはいつか...。

 しかし、昨日取り外したホースを見て(多分あれは30万km一度も交換していないものだと思われるが)、ゴムのしなやかさが一切失われた状態になっていることがよく分かった。

 一見しっかりと付いているように見えても、実際は見えない裏側が割れていたり、密着度が低下して漏れている可能性も十分に考えられる。そう考えれば、修正ポイントはまだまだあるはずだ。

やろう。
直そう。
180SX本来の状態へ。

 目的が見えれば、不思議と力が湧いてくる。

 僕の場合、ある程度超えられそうな課題を目の前に置いてやらないと動こうとしないタイプなので、こういう課題は力の源になる。

 来週が勝負だな。それまでに、可能性のありそうな場所をピックアップしておこう。

今日あたりの180SX走行距離:305,850km
 
 180SXのブーストがかからない現象がずっとあった。

 かからない、と言っても色々な状況があると思うが、僕の場合は、本当に一切正圧にならない。ブースト計は0で止まってしまう。

 一応走るのでそのままにしてはいたが、とは言え、やっぱりパワーが欲しい時はある。ターボがないと、2000回転くらいで加速感がいったん途切れて3500回転くらいまで欲しい加速感が得られない状況になる。

 これはかなりストレスだ。

 パイプ抜けが考えられるが、当にエンジンにつながっているような太いパイプが外れているとすれば、ほとんどエンスト直前状態のようになるので、そう言う所ではない。ブースト計などに繋がっているような、細いホースであると考えられる。

 これまでも、その疑いで色々探してはみたのだが、結局見つからずにいた。

 そんな状態だったが、今日、再び気持ちが盛り上がった。Webから180SXのエンジンルームの画像を検索して見まくった。疑ったのは、SR20DETの排気側についているソノレイドバルブから出ている細いパイプ類だ。

 これまでもおかしいと思っていたのは、ソノレイドバルブから続くホースが、助手席側のストラットタワーの脇の機器の所で2方向に分岐しているが、その内、前方方向に行っている口にホースがついておらず、大気解放された状態になっていた(しばらく前の話)。

 ブーストがかからない理由はこれだと思い、かつてここを塞いでみたのだが、結局状況は変わらなかった。

 やはり本来はこのホースはどこかに繋がっていたはずで、どこだか判らないが、その先の方でエアが漏れているのでは...?これを検証すべきだ、という気持ちだった。

 様々な180SXやシルビアのSRエンジンの様子を見る。ただ、ほとんどはこのような細かい部分を見せたいための写真ではないため、良く見えない。そもそもチューニングによってこの部分のソノレイドバルブが廃されているエンジンも多い。そうしている中で、数枚の写真から、件の分岐は、助手席側の前輪の前にある純正インタークーラーの方に向かっているように思えた。

 外に出て180SXのボンネットを開ける。あった。そこからは、何もしていないホースが生えており、木ネジで口を塞がれていた。あまり記憶はないが、このネジはカローラIIの内装から外したもの。自分の仕業である。

 軽く触れると、ホースごとポロリと抜けた。ホースは完全にひび割れていた(写真参照)。

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 赤いホースの行く先に、このひび割れたホースが刺さっていた。反対側は木ネジで塞がれていた。

 どこに刺さっていたのか、覗き込んで見ると、純正インタークーラーを往復しているパイピングの間に小さな差込口が見えていた。

 タービンにつながる方のパイプを抜く。それでもほとんど手が届かないが、少しずつシリコンホースを差し込む。かつて、この問題に取り組んだ時に、ホース類を一新したが、その時の残りのホースを引っ張り出してきた。

 
today180_20180218_02.jpg
 これで繋がった...

 試運転したいが、実は酒を飲んでしまった。この処置が正しいかどうかの検証は来週以降にに持ち越されることになりそうだ。

 ホースが余っているのは、この処置が正しいか判断してから適切な長さに切ろうという貧乏根性のため。

 これでターボがかかるようになればいいのだが、これでダメだったら、逆にもう策がないのでは?

 来週まで待てない。明日くらいに試しちゃおうかな?

 今日あたりの180SX走行距離:305,845km
 ついに、Windows Mobile 10と別れを告げることになった。

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 今、Androidかi OSのどちらかの端末を有していないと、"普通の"サービスを受けることができない。

 もちろん、それはある程度は分かっていたことなのだが、まぁまた生活が変わると使うサービスも変わってくるのも事実。

 例えば、最近はいろいろなサービスがスマホアプリ化されていいて、「こちらからダウンロード」などと言われるが、もちろん、AndroidとiPhoneしかない。

 Web上だけではない。最近は、店頭でその場でアプリをダウンロードさせる、ということも良くある。

 何度かあったが、店頭などでそういう事を熱心に言ってくる店員さんもいて、「できない」と答えても、「いや、簡単ですよ。もし良かったらやりますよ。」と引き下がらないケースもあった。
 オジサンだからアプリのダウンロードの仕方も知らないんだろ、と思われているようだ。本当はWindows Mobileだから「できない」のであって、オレに能力がないわけではない。こうなると逆にWindows Mobileについてこっちが説明してやらなきゃいけなくなり、実に面倒だ。

 面倒だから、「じゃぁやって」と渡してやる。渡す前に意地悪く「できるの?」と、確認して「できますよ」と言わせてから渡す、と言う手順ははしっかり踏んでおく。

 無論、その店員さんはWindows Mobileなんて見たこともない。何しろわが国でのシェアは1%を切っている特殊なOSだ。画面を見た瞬間、顔色が変わる。

 それでも、パソコンを触ったことのある人なら、辛うじてMicrosoft Storeにたどり着くケースもあるが、そこで検索した結果を見て自分がこの申し出をしたことを初めて後悔するのだ。

「できないよね?」
「...できない...ですね」

 だから最初に言っただろ、とばかりにVAIOを回収する。最初に言った通りだと言うことに優越感もあったりするが、冷静に考えると実におかしな話だ。この熱心な店員は何も悪くない。

 悪いのは誰だ?

 こんなOSを出したMicrosoftか?
 それを支援しなかったユーザーか?
 そんなOSを選んでしまった僕なのか?

 それよりも何よりも、ここにできた不必要なテンションは何なんだ。実に面倒くさい。

 こんなことを繰り返す度、スマホが一つのコミュニケーションツールとなった今、自分の拘りだけを通すことに少々疲れを感じていた。

 悪いのが誰かは判然としないが、結局は僕が己の財を投じてこの状況を改善することにしたのだ。

 VAIO Phone Bizは本当に良い端末だったと思う。持っていて楽しかったし、やっぱり僕は"普通じゃない"というところに強く惹かれる性分のようだ。変わったものを持っている、という悦びは間違いなく、あった。しかし、それ故に世の中で提供されるサービスも極めて限られたものになってしまったのだ。その悦びと利便性のバランスが崩れてしまった、そういうことだろう。

 で、次は何を買うか。iPhoneはない。SIMカードはVAIOのものをそのまま利用するのでSIMフリー端末。だからできればマイクロSIMがいいが、3000円払えばサイズ変更も可能だから、絶対ではない。

 Androidとなるならもう"普通"だ。もう何でもいい。若干、自暴自棄感がある自分がいる。

 今は若干金欠気味なので、5万も6万もするような端末は手が出ない。それに、そんな高額の端末についているような機能が本当に必要なのかというと、恐らくそんなことはない。

 ということで、最初のターゲットは、Huawei P9 liteであった(nanoSIMだが)。コストと機能のバランスがいいという触れ込みだ。

 僕はネットで買うタイプではないので、アキバを散策する。自分の生活の中で丁度そう言う時間を取れるタイミングがあったのも功を奏した。このチャンスを逃せば次はいつ来るかしれない。

 店頭を見てみると、気になったのは他に色々出てきたが、その中で、FREETELの雷神というのが気になった。価格の割にはメモリ4MB、トレージ64GBと同じ価格帯の端末より優れている。SIMはマイクロSIMで今のものがそのまま使える。そして、OSがAndroid7というのも気に入った。長く使うならOSは少しでも新しい方がいい。CPUはMT6750T Octa Coreと言うもので聞いたことはない。スマホ系のCPUにもう詳しくないが、何となくOcta Coreに騙されてはいけないような気もした。パソコンで言うとATOMのような、字面では凄そうだが実際使ってみると遅すぎて全く使えない(複数回の経験に依るATOMへの恨み節)CPUなのかも、という気持ちがよぎったが、僕はスマホゲームとかはしないので、CPUにそれほどこだわらなくても大丈夫かな、と思い、それ以上考えないことにした。

 この端末の最大の売りは5,000mAという超巨大バッテリーとのこと。少し前のモバイルバッテリークラスだ。ちなみに電源ケーブルは表裏どちらにも挿せるTypeCというもの。microBとの互換性はない。付属品の1本以外のケーブルが欲しければ新たに買わねばならない。

 VAIO Phone Bizはバッテリーの持ちは極めて優れていた。これはWindows Mobileの軽さもあるのだろうが、待ち受けにしているだけなら1日たっても10%も減らない。1日くらい充電を忘れても不安はなかった。購入から1年使用しても、バッテリーが劣化することはなく、この状態は維持されている。この生活に慣れてしまったので、常にバッテリーを気にするような生活にはなりたくなかった。

 カメラ性能にもほとんど興味はない。僕の今の生活では、画素については、もうこれ以上増やさなくていいくらいに思っている。撮った画像が逆にデカすぎて、メールで送るにもWebにアップするにも面倒で仕方ない。だからカメラはついていればいい。

 ということで、FREETELのRAIJINにした。価格は25,800円。色はVAIO Phone Bizと同じシルバー。これなら買い替えたことに気づかれない。普段カネがないと言っているので、それに逆行するスマホ買い替えは秘匿するのが一番だ。妻ピパ子氏とのカネ論争はすぐに「エリーゼを手放せ」運動に発展するので極力避けたい。

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 一番心配だったのが楽天モバイルのHPにRAIJINが対応機種として載っていなかったこと。しかしながらドコモ回線だしTREETELの他の端末には対応している為、多分大丈夫だろうという楽観論に基づいて買った。

 実際の所は、SIMを刺しただけで何もしなくてOK。設定画面を開いてみたが、どういうわけか、もう設定したい状態になっていた。少なくとも、電話とデータ通信はできる状態には、何の問題もなくたどり着いた。

 カメラの画像は全てmicroSDに入れていたので、それをそのままDCIMの下のCameraというフォルダにコピーで問題なし。

 だいぶ前にこのブログでも紹介した、「マッピング」というアプリケーション。僕はこれだけのために使い古した当時のWILLCOMのAndroid端末をVAIO Phone Bizと共に持ち歩いていたが、このデータもバックアップ→復元で問題なく引き継げた。これでスマホ2台持ちからも解放される。

 LINEはVAIO Phone Bizからの引継ぎだが、アカウント引継ぎ設定という機能を使用。この機能をONにすれば、24時間以内に作業すれば別の端末にLINEのアカウントを引き継げる。但し、会話の履歴はすべて古い端末に置いていくことになってしまう。LINEで画像や電話番号などをやり取りしたままになっている場合はダウンロードしておかなければならない。

 facebookやGmailなどは単にログインすればいいだけで何も作業は必要ない。これで、以降作業はほとんど済んでしまった。

 RAIJINは、指紋認証機能もついている。電源ボタンを特に押すこともなく、OFF時であっても指紋認証部分を触っても電源が入ると同時にログインも完了。もちろん、PINやパターンでもログイン可能。僕は、指紋認証でも、PINでもどちらでもログインできるようにしている。パターンは操作する所を見られたら一発で覚えられてしまうのでセキュリティとしては非常にぜい弱だと思う。

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画面下に指紋のマーク。本体を持った時、丁度人差し指が来るあたりに指紋認証の機能がある。

 ...ということで、これでスマホ2台持ち(会社携帯を持つ時は3台持ち)生活から解放されることとなりかなり身軽になった。Androidと言う普通のOSだが、普通のサービスが受けられるのもまた事実。

 これからどんなスマホ生活が待っているのか楽しみである。

今日あたりの180SX走行距離:305,788km

 先日、スーパーセヴンとR35を乗り比べるという贅沢に浴する機会があった。

 と言っても特別なことは何もない、箱根にある「Fun2Drive」というスペシャルな車をレンタルする所があって、そこで件の車を借りたという、やろうと思えば誰でも出来ることだ。
 今回は2台を6時間借りて3人で交代で乗りながら伊豆半島の中ほどに位置する大室山近辺までを往復した。結構なロングドライブである。

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 最初に乗ったのはスーパーセヴンである。こんな車怖くて乗れない、と思ったのがファーストインプレッションだ。聞かされていたのは、クラッチのつながるポイントがあまりにも奥過ぎる、ということ。足が届かない、と言うのである。ただ、着座位置が前に行くように座布団状のものを貸してくれるので問題ない。

 シートは10cmくらい前にスライドできる。しかし、背もたれの剛性は全くない。一番後ろにしていればシートが車体の内殻に密着しているので問題ないが、前に出したら背もたれは大きくたわむ。

 ドアはないのでまたいで乗り込む。乗るときに手で体重をかけられる場所は限られる。件のシートの背もたれなどに手をかけると、壊れるんじゃないかと思うくらいにたわむ。

 これは、個体差だと信じたいが、このクルマの多くの部分がグニャグニャで、車そのものはダイレクト感満載の作りだと信じたいが、この「セッティング」(?)のおかげでそれがスポイル(ある意味マイルドに)されてしまっている(んだと思う、いや、そう信じたい)。

 例えばブレーキもカッチリ感は皆無だ。何ならウチのNOTEの方がまだダイレクト感がある。踏み始めは全く力が要らない。どこまでがアソビなんだろうと思っているともう効き始めている。効いている感じは足で感じるというより、減速するから効いているのが分かるというものだ。

 前から聞いていたクラッチは確かにその感覚を代表するべきものだった。ストローク100%のうち、クラッチがつながるポイントは奥の95%くらいまで踏まないといけない位置にある。
 アソビは30%くらいの所で一旦止まる。そこから少し重くなる。前述のつながるポイントまではその重さのまま行く。

 驚いたのは、左足のフットレストがないこと。最初は当惑したが、数km運転して謎が解けた。これは、クラッチがフットレストを兼ねているのだ。クラッチのアソビ部分を踏み込んだ位置でいったん重くなるが、そのポイントをフットレスト代わりに使え、と言うことだ。少し重くなるそこからがクラッチワークだ。クラッチのつながるポイントが通常のマニュアル車のそれとは全く異なる深い位置にあるのはそのためなのだ。この設定をそう解釈するのが妥当だろう。

 ハンドリングもクイック...なのかもしれないが、エリーゼほどではない。ただ、ハンドルを切るとタイヤが動くところが見えるので、視覚的には曲がっている感がある。

 エンジン音は相当大きく、マフラーはそれに輪をかけて非常識なほどのものだ。アクセルオフするとパンパンパンパン音がしてうるさい。駐車場で車庫入れするときなど、クラッチミートが難しい位置にあることも相まって空ぶかしと爆音のオンパレードになる。オラオラ、オレを見ろ!スーパーセヴンに乗ってるんだぜぇ!とやっているようにしか思われないこと必至だ。

 ちなみにマフラーは助手席側の車体脇を通っている。乗るときには当たらないようにしないと火傷する。このクルマの風の巻き込みはとんでもないが、ひどかったのは自らの排気ガスも運転席に巻き込んでしまうことだ。30分も運転していると口の中から化学物質感のある変な味がしてくる。

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 この日は季節的なこともあって、とにかく寒かった。ちなみに一応暖房(というかエンジンの熱を足元に入れる機構)はある。しかし、顔周りが寒くてしょうがない。最後はほとんど冷静に運転できない状況だった。

 あとは困ったのが、方向指示器が単なるトグルスイッチであること。もちろん、自動的には戻ってくれない。右の場合は、ハンドルを右に切ったときに見えるのだが、左は見えない。僕は30分くらい左ウィンカーを出したまま走行していたことがあった。ま、これは慣れればOKかもしれない。

 しかし、注目度はエリーゼの比ではない。場所柄かもしれないが、かなりの確率で被写体になってしまった。わかる人は後で写真を見て「わ」ナンバーであることに気づくだろう。

 大室山付近でR35に乗り換える。

 対極...とはこのことだ。現代のスーパーカー。キーはGT-Rのロゴはついているものの、ウチのNOTEと同じだ。

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 ドアは信じられないくらいの角度まで開く。これは乗り降りしやすい。

 着座位置は高い。しかし、僕の身長だとシートをさらに高くしないと前が見えない。そのくらい、インパネなどのコンポーネントの位置が高くまでそびえている。ハンドルの位置を下げるレバーがハンドル下にあるのだが、操作方法は分からなかった。ハンドルを下げると、インパネも一緒に下がるのだが。仕方なくシートの高さを上げる。もちろん電動。前後、シートバック、座面の倒れ具合などすべて無段階に電動で調整可能。

 ボタンを押せばエンジンがかかる。僕はあまり好きではないが最近のスポーツカーでは必須の演出だ。

 室内は静寂そのもの。ちゃんとエンジンスタート出来たのか、タコメーターを見ないと不安になる。さっきの爆音セヴンから乗り換えたから余計にそう感じるのかもしれないが、これまたウチのNOTEと同じ。車に詳しくない人だったら、日産のデザイナーが腐心したであろうこの演出も全く通じず、「タダのクルマ」と一括りにされるに違いない。

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 シフトは見た目上、P・R・N・Dしかない。Dから右にちょっと倒すとマニュアルモードになる。Dに入れて走り出す。低速ではゴゴゴゴゴ...という断続的なショックがあって少々戸惑う。機械式LSDか、クラッチミートを機械にやらせる限界なのか。レンタカーの宿命ゆえ、走行は11万kmに達している。そうした部分もあるのかもしれない。

 ただ、違和感はそれだけだ。それを除けば、良くも悪くもただのファミリーカーだ。車体はデカいが、それ以外はNOTEと同じ。エアコンは効くし、静かだ。街中を普通に運転している分には、このクルマがポルシェと張る車であることを感じるタイミングはどこにもない。アクセルワークを間違えると急加速してしまうなんてこともないし、そんなそぶりもない。

 カーブは良く曲がる。しかし、それさえほとんど主張して来ない。スピードメーターを見て初めて、結構出てるけど曲がれるんだって気づく。大体、速度感が非常に感じにくい。感覚的には80km/hくらいに思っても120km/hくらい出ている。音が静かなのが大きく影響していると思う。

 で、今度は、底までアクセルを踏んでみる。まずは選択されているギアのまま加速する。その後すぐにギアがダダダッと下がって、異次元の加速が始まる。加速の段付き感は分かりにくいけど2段階くらいあるように思える。(オレ的感覚の)2段階目の加速を味わうには少し踏み続けないといけなくて(つっても2秒くらい?)、スピードメーターに目をやると、一般道最高速度自己新記録をあっさり更新していた。

 しかし、スピードメーターを見ない限り、その速度感はない。
 大体、スピードメーターが340km/hまで刻まれているので、常用域は実はちょっとハンドル切っていると隠れて見えない。170km/hくらいになってようやくハンドルの向こうから針が姿を現す感じだ。

 アクセルを戻せば、また普通車。さっきまでの極寒だったのが素晴らしいエアコンの環境で、暮れなずむ山並みを眺めながらもう眠くなってしまって、GT-Rを堪能するどころか、前走車についてしまった後は眠気と戦うのに苦慮してしまった。

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 ...ということで、総括だが、スーパーセヴンについては、車体の性格というよりも、この個体そのもののセッティングの問題のような気がして、この1台でセヴンがダメ、と結論付けてはいけない気がする。

 今回僕はエリーゼを買ったが、候補にはセヴンも入っていた。エリーゼよりもとがった乗り味を期待していて、エリーゼはどちらかというとそれを妥協して少しは文明的な設備もあった方がいいと思っていたのに、"この"セヴンに関しては、僕のエリーゼほどのダイレクト感もクイック感もなく、ただ寒い、うるさいだけが強調されたに過ぎなかった。

 GT-Rはオートマで4WDなので、僕のクルマ選びの条件には合っておらず、今回のメンバーからも散々な評価をされていたが、僕は実はこのクルマはある意味凄いと思った。

 1.7tもある車体をあれだけの異次元の加速をさせるパワーを持ちながら、普通に乗っている分には完全にそれを隠し通している。車に全く興味のないママでもプリウスを運転できる人なら何不自由なく、プリウスと同じように運転してしまうだろう。

 でも、踏んだらすごいんです、買い物帰りにサーキット行ってもOKです、みたいな。

 僕は、パドルシフトのオートマが全く分からないので、今回はずっとDで走っていた。オーナーになって、DやRモードに入れるようになると、もっとすごいんだろうね。

 まさに、誰でも時速300km/hを味わえる、300km/hでも日常会話ができるというコンセプト通りに仕上がっていたと思う。その点は、ホントに凄い。

 でもまぁ、今回この企画をやってみて、僕は180SX→エリーゼというクルマ選びは、本当に良かったと思える。自分の車だから、相当フィルターがかかってると思うけど、やっぱり、180SXとエリーゼはオススメだな。

今日あたりの180SX走行距離:305,770km
 
気になっていたことがある。
このスペースは、いったい何に使うんだろうってね。

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 いかにも物を置いて下さいとばかりにいい感じにくぼんでいるのだが、ただそれだけなので、ブレーキをかけると全て前方に落ちてきてしまう。
 エリーゼと言う車の性格上、ここから物が落ちないように運転することは極めて考えにくい。それともナニか、オレのように運転席のシートを一番前にして運転するようなヤツのことは考えていない、ってわけか。

 どうせへセルのテストドライバーはみんな背がデカいヤツなんだろう?日本に売りたいなら、身長164cmのテストドライバーも雇うべきだ。

 まぁ、YouTubeなどでエリーゼの動画を見ていると、世界のほとんどの人は、このエリーゼに乗るということ、それ自体がもう、エンターテインメントであるかのように、「エリーゼにどう乗るか」「何秒で乗れるか」みたいな動画をアップされている。

 実際乗った後もかなり窮屈そうだ。当然、シートなど一番後ろで、それでもきついとでも言いたいのだろう。
 シートが一番後ろになっているなら、この物置きらしき場所も、小さなものでなければ、ブレーキをかけても左右のシートが支えてくれるから前にモノがスッ飛んでくることはない。

しかし、オレは違う。

 教習所で教えてくれるドラポジにしようと思えば、シートポジションは一番前だ。
 するとどうなるか。
 この不完全な物置きと運転席の背面の間には当然のことながら15cm程度の隙間が空く。さっきも言ったが、ブレーキをかければ当然その隙間にモノが落ちる。

 隙間なら、まだ、いい。

 落ちた後に、今度は運転席の下にそれが潜り込むと最悪だ。落ちた後、もう一度ブレーキを踏めばそのような状態にすぐなる。

 エリーゼは普通のクルマのように、シートの下にティッシュや芳香剤を置けるような余白のスペースは一切ない。こういうところにモノを落とそうものなら、救出するのがいちいち面倒なのだ。

 と言うことで、ロータスが只でさえ収納場所が少ないこのクルマに、好意で作ってくれたであろうこの物置きスペースは、僕に言わせれば、「不完全」なのである。

 仕方ない。この作り途中で終わってしまったかのような物置きの完成は、ロータスからオレが引き継ごうではないか。

 しかし、180SXと違い、車体にドリルで穴をあけたりする勇気はない。両面テープなども使いたくはない。大体、その手のモノを使った固定方法では多分ここに置いたものを支えることはできまい。
 そうした条件下で、どのようにしてモノが前に飛んで来ないように改造するか。

 構想半年、遂に成功した方法をご紹介する。

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 自転車用カゴネット後ろカゴ用(298円)を2つと、ビンボーDIYの友、結束バンド(108円)。色は内装にマッチする黒。
 写真は一つしか写っていないが、自転車用カゴネットは2つ使用する。

 自転車用カゴネット2つはを結束バンドでつなげて1枚にするわけだが、僕の場合は、網目1マスを重ねるような大きさがちょうどよかった。僕が用意したネットのサイズは後ろカゴ用で310mm×410mm。仮装着しながら調整しよう。

 今回のキモはこのカゴネットの四隅にあるフックをどこに着けるか、だ。

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 どういう理由かは不明だが、運転席・助手席の後ろに丁度良い穴があったのでここにフックをかける。上の写真は運転席側。こちらはほぼ問題ないが、助手席側はシートが前にスライドしない固定式なので、どう頑張ってもフックがかからない。ペンチでフックをやや広げて入りやすく加工した。

 上側は掛ける場所は探せば結構ある。シートベルトのアンカーや、内装の一部の隙間などだ。各自工夫して欲しい。

 で、出来上がった状態がこれ。

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 網目ひとマス分だけ重ねて結束している様子が分かるだろうか。自転車用カゴネットのサイズに合わせて調整してほしい。前カゴ用は少し小さくて価格も安い。買う時はわからなかったので仕方ないが、前カゴ用1個、後ろカゴ用1個でも良かったと思う。
 上のフックはシートベルトのアンカーにすると、口がちょっと空いたような感じになって入れやすそうだ。

 ネットの下は、重なっている中央部分にあるフックを内装の内装の隙間に掛けている。小さいものでなければ、下からすり抜けて落ちることはなさそうだ。上のフックを高い位置にセットすると、ちょうどテンションがかかって良い感じになる。

 もちろん、車体への加工は一切ない。約700円、作業時間30分でできる、車内環境改善チューンだ。収納スペースにお困りの方は、ぜひトライして頂きたい。

 台風である。
 サッカーは子供も大人も中止だ。
 車で出かける先もない。
 最近、急速に子供の面倒も見る必要がなくなった。ていうか、完全に煙たがられている。いつかこんな日が来るとは思っていたが、実際に来てみるとかなり精神的にキツイ。キツイというとちょっと違うか。「これでいいのか?」という自問自答というか。

 それはまぁ、別の機会に書くとしよう。

 サッカーも中止になると結構面倒だ。延期になった連絡だったり、あまり深入りしないようにしているが、協会の理事なので、大会日程の変更などリーグ全チーム向けの書類も修正したりしなければならない。

 仕事も忙しいので持って帰って来ている。ワークライフバランスなんてない。天秤は常にワークの方が重くて地面に底付きしている。

 多忙な日々で積み上げられるだけだった自分の部屋(詳しく言うと自分のスペース)を片づけたり、読んでいなかった本を読んだりした。

 そこで、今まで気になっていたのが、このWebサイトの過去の記事が読めなくなっていることだ。投稿は遅々として進んでいないが、それでも継続は力なりじゃないけど、100本に達した。時々は、その記事を読み返してみたいと思うこともあるのだが、できない。MTにログインして管理画面で見るしかない。

 誰のためのブログだ。(殆ど自分しか見ていない閑古鳥サイトだから、管理画面で見ても同じか...、とまた自虐)
 いや、そうではない。誰もが見れるようになっているという、自己満足が大事なのだ。人生みんな自己満足だ。他人は正しい評価など伝えてはくれない。伝えてくれている人もいると思うが、実に少数だ。それに、それを自分自身が「彼は真実を伝えてくれている」と感じられるかどうか、という問題もある。人間不信と思われるかもしれないが、これは厳然たる事実だ。

 であるならば。自分自身の納得のいく道を歩む。これに尽きる。

 前置きが長くなった。

 僕はMTが結局さっぱり理解できておらず、何とかブログの更新のやり方だけ覚えてつないでいる状態だ。サイドバーの変更方法など知らない。

 しかし、このサイトを立ち上げたときに購入したMT5の本を引っ張り出し(捨てなくてよかった)、ページをパラパラめくってみると、何とかそれを実現できそうな項があった。

 やってみると簡単で、一つはカテゴリアーカイブを追加すること。もう一つは月別アーカイブを追加すること。

 このサイトを立ち上げたのは2011年11月22日だが(今見て知った。内容的には新しいWebサイト立ち上げとは思えない記事となっている)、その時から投稿するたびに律義にカテゴリを指定してきたが、このウィジェットを追加していなかったがためにすべて無駄だった、という事実。

 否、無駄ではなかった。立ち上げからほぼ6年後の今日ここに、カテゴリアーカイブウィジェットを追加したことにより、これまで指定してきたカテゴリごとに記事を読めるようになったのだ。何と言う遅い進歩ぶりであろうか。まさに驚嘆に値するが、しかし確実に前進しているのだ。だから良しとしよう。

 これほど時間のある時でなければ、このWebサイトに時間を費やそうなどとは思わないが、そうは言っても、ここが唯一誰にも邪魔されない自己表現の場。それなりに僕の中では大事なのだと、意識のどこかで感じているのだろう。

 これで、過去記事も読めるようになった。いくつかピックアップして読んでみると、仕事もプライベートも忙しいという愚痴しか書いてなくてこれまた進歩がない。

 しかし、その抑圧状態というか、押しつぶされそうになった時に前に進むことを選択してきたのが僕の姿だと思う。もうダメだ、やりたくない、やめたい、でもやめる勇気もない...。そうして続けてきたことが結局蓄積となり、どこかで役に立つ。耐えるという強さにつながっている。

 愚痴の蓄積は、そうしてきた僕の生き方の証なのである。
 

 
 いつかやりそうと思っていたがとうとうやった。
 エリーゼのナンバープレートを道路にヒットしたのだ。その反動でバンパーも若干割れた。
 聞くところによるとバンパーは100万円以上するというので、ヒットだけはしたくないと思っていた。しかし、何故かナンバープレートがバンパーよりも2cm程低めに取り付けられており、いや~な付き方だな、とは思っていた。

 Twitterには前一度アップしたが、写真のように、日常の至る所に、ナンバーヒットの可能性は潜んでいる。写真は、毎月180SXの駐車場代を払いにっている所の駐車場。
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 いつか修正しようと思っていて、一度トライしたが、ナンバーのステーの外し方が良く解らずそのままになっていた。

 そんな時、赤城山に行った帰り、小沼から降りて大沼の方へ鋭角に曲がろうとしたY字路で遂にヒットした。油断していた。バコーン!というものすごい音が赤城の山に響き渡った。「やっちまった!」
 180SXだったら、ぶつけても何もしないで「あ、またか」程度で走行していたが、エリーゼとなればそうは行かない。すぐに下りて確認してみると、一見問題なさそうだったが、よく見るとナンバーの後ろの部分が割れ、塗装の内側の白い素材が見えていた。

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 帰り道はずっと後悔していた。

 悲劇は続く。翌週だかその次だか、今度は榛名山に行った時、伊香保の土産屋に入るときにまた擦った。「またかいな~!」
 今度はいよいよバンパーが砕け散ったかと思ったが、まだ耐えていた。僕は改善を決意した。

 それにしてもなぜ、こんな変なつけ方なのか。オーバーヒート対策とか、意味はあるんだろうけど。でも、ナンバーと車体の間に隙間はあるし、僕は、バンパーとナンバー下端が揃う位置まで持ち上げても問題ないと判断した。

 外し方が分からなかったので、ジグソーで切って外したが、外れてみれば何のことはない。アンダーパネルと共留めされているボルトを1本外せば良いだけだった。ナンバーのステーはこれでおシャカになった。
 早くもいじり方が180SX的になってきたのが若干気になったが、仕方ない。

 取り付けはボンビーDIYの友、名前は知らないけど、ねじ止め用の穴がたくさん開いた鉄製の板である。黒と銀があるが、家に転がっていた銀の物を使用。本当は黒の方が見栄えがいい。

 牽引フックをつけるための(かどうかは解らないが、皆ここに付けている様です)ねじ穴を利用する。ステーを三角形状に曲げてナンバーを前方にオフセットさせる。何度かの穴位置の修正の後、丁度良い位置になるところが見つかった。

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 ちなみに、牽引フックの穴に丁度合うボルトを探した結果、使用したのは僕が人生最初に買った車、カローラIIのボンネットのボルト。意識はしていなかったが、カローラIIの部品が残っていて、それがエリーゼに使用できるとは。

 ボルトが白く塗られているのはその為で、当時、熱気を抜くためにカローラIIのボンネットを極端に浮かせており、より長いボルトに変更していた。その為純正ボルトが残っていたのだろう。

 これ以外何の加工もなく、ナンバーの下端がバンパーとツライチになる。変に高さ合わせの加工をする必要はない。

 純正のステーを取り外すことになるので、若干の軽量化にも貢献。ただし、1か所でしか留めていないため、ナンバーが回転するような動きを許容してしまうが、致し方ない。

 これで、バンパーヒットの可能性が低下した。

 ちなみに今の所バンパーを直す気はない。そんなカネはないし、運良くナンバーで隠れる位置だったから、このまま様子を見るとしよう。

 7月2日から更新していない。
 まぁ、いろいろなことがあるが、Twitterはそれなりに更新しているが、あれは140文字しかないので、複雑な心の動きの真意を伝えるには適していない。
 Twitterだけ見ると、まぁ何か仕事が忙しくて、平日も忙しくて、気が滅入りそうです誰か助けてください、的な感じにも取れなくはなくて自分が気に入らない。

 まぁ、端的に描くと、6月から自分の部下ができた、という変化があった。
 請けるかは悩んだが、どうやらこんな僕を推してくれた人もいたようで、そういう話になると途端に判断が自分不在になる。

 そこで、得意の自分を納得させる理由をつけるわけだ。今回もまたお得意の「チャレンジ」だ。
 大体、今の会社に入れたこと自体が奇跡なのに、今回の沙汰は見当違いもいいとこだが、どうせ"棚から牡丹餅"的に得た人生なんだから、2個目の牡丹餅も頂いて、できる勉強は全部しとけ、と。そう言う理由で自分を落とした。

 ところがまぁ、やっぱり、その後はその「チャレンジ」にふさわしい激務とストレスが待っていたワケですよ。当たり前ですよね、責任を持たなきゃいけない立場なんですから。
 まぁ、よく言われる「上からも下からも」ってヤツも教科書通り、ちゃんとありますわ。

 で、何でオレってそうしちゃうんかな、と思うけど、休日もどんどん予定を入れちゃう。断りゃぁいいのに、それができない。断るのもストレス、やるのもストレス、どっちのストレスをとるかというと、やる方を採る。それがオレ。

 すべてそうだけど、楽しさもあるけど、それ以上に辛さもあるよね。気持ち的な負担、体への負担、そういうのも非常に多い。

良いんです、自分で選んだ道だから!
全て、チャレンジだから。
楽なことの先には大したものは待ってない。
辛い時は伸びるとき。
そう言ってますからね、子供にも、自分にも。

 ただ、このストレスの流入量に対して自分の処理能力を上げなければ、やっぱキツイな、と。

 で、今、色々試しているわけですが、やっぱり僕は、車+自然+時間からの解放+知識欲の充足、みたいなところがストライクゾーンなんだな、と思う次第でありまして、その全てを満たせる環境を見つけることが急務なのであります。

 そして、今日、とてつもなく理想に近いところを見つけました。奥日光の戦場ヶ原の三本松駐車場。正確には"三本松園地"というらしいです。

 ここに、こんな素晴らしい環境のところがあるんですよ。

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 車を停めて、程よい距離のところにイスとテーブルがある。ただし、絶好のポイントはここともう一か所くらいしかなく、あとは若干遠くなってしまうが、それでもいいなら数は結構ある。これからの時期はそう混むことはないだろう。

 ここの良いところは、車好きがたくさんいること。いろんな人のいろんな車も眺めることができる。今日、僕は読書をしたが、バーナーなどを持ち込んで、コーヒーを淹れたりしている人もいた。車はポルシェ911。楽しそう。

 などと、流れゆく様々な車好きのそれぞれの楽しみ方を程よい距離間で眺めながら、また読書に戻る。思いの外集中できたことに驚いた。結局全然集中できないんじゃないのかな、なんて思っていたから。

 この後、このレベルのところがほかにもあるんじゃないかと期待しつつ、ここを離れて金精峠を超えて榛名山まで足を延ばしたが、空振り。

 ま、あんないいところそう簡単には見つかるわけないわな。

 とにかくとんでもなくリセットできる場所であった。

 ちなみに、ここで読んだ本はマインドフルネスに関するもの。ここにも自分の困窮ぶりが出ている。
 
 ロータスエリーゼに乗り始めて約3か月、だいぶ慣れてきたところで、180SXとの違いもだいぶ表現できるようになってきたと思う。

 思えば4月1日、エリーゼとの出会いは、恐怖でしかなかった。

 誤解されるといけないので補足すると、最初からエリーゼは確実にフレンドリーに僕に接してくれていたのだが、当の僕の方が勝手に気後れしていたというのが事実で、恐怖とはその類の物である。

 慣れない視点、ブレーキの効かなさ、ハンドルの重さ、そしてミッドシップはすぐスピンするという先入観。RE-11なんてタイヤで走ったこともない。

 この日は雨でしかも即高速道路で所沢から水戸までの長距離ドライブだった。水戸ホーリーホックの試合を見に行く予定を午後に入れたのである。試合は13時からで、納車が終わったのは12時を過ぎていたから、絶対に間に合うことはない。しかし、ある程度の時間につかなければ試合が終わってしまう。この日は会場で待ち合わせがあったので、さすがに試合終了までには着きたい。いや、試合終了では寂しすぎる。せめて30分は試合も観たい。

 速く走る勇気はないが、速く走らねばならない。しかも路面はウェット。この状況が、件の"恐怖"を増長したのかもしれない。

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 しかしながら、エリーゼはいたって安定していた。路面の状況は的確に伝えてきてくれたし、ハンドル操作も実に素直だった。僕の心だけが、ざわついていた。

 ...という状況から3か月、月曜から金曜がこんなに長いと思った日々があっただろうか。金曜くらいはほとんど窒息死しそうな状態になっていた頃も過ぎた。

 今は平日夜、会社から帰った後、夜ご飯を買いに24時間営業のスーパーに行くのに180SXを使い、休日は主にエリーゼに乗る、という環境だ。ある程度平常心で休日を待てるようになってきた。

 少し客観的に見る余裕も出てくると、180SXとエリーゼの違いも分かってくる。

 結論から言うと、180SXは本当に万能のクルマであると思う。十分に生活できるし、快適だ。アクセルを踏み込めば、必要十分なパワーが得られ、ハンドリングも素直だ。前輪の接地感がないとか、アンダーが強すぎるとか言われるが、僕の技量ではそれを「困る」と思える域まで達していない。(フロントの接地感がないというのは確かに言えるが)

 そして何よりカッコイイ。これは審美性の部分なので個人の見解に差はあろうが、今となってはなくなってしまったりトラクタライトもいいし、僕は後ろからの見た目が特に好きだ。前がカッコいい車は結構あるが、後ろから見ると残念、というのは多い(個人の感想です)。しかし、180SXは後ろからが実にカッコいい。

 そして、当サイトのゲリラ実験室(今はなくなってしまったが)でレポートしたように、荷物が思いの外、載る。これは、スポーツカーの域を確実に超越している。折り畳み自転車でよければ4台載るし、車中泊だって十分可能、どころか、実に快適なくらいだ。実際、僕はピパ子氏と2人で100泊以上車中泊している。

 エリーゼに買い替えるとき、一番悩んだのは、絶対に180SXは手放せない、ということだった。この車がなくなったら、生活できなくなる。特に捨て難かったのは車中泊。次に、サッカーの代表の仕事。荷物が非常に多いので、特に会場運営の当番の日はエリーゼでは絶対に無理なのだ。この趣味を維持しようと思ったら、"買い替え"ではなく、"増車"しかなかった。180SXとの縁を切ることはできない。

 さて、そこでエリーゼである。この車は明らかに尖がっている。当然ながらその分失うものも多い。失った部分を180SXに補ってもらっているからこそ、エリーゼとの生活が成り立つ。

 エリーゼは一言でいうと、「庶民に買えるスーパーカー」と僕は思う。もしかしたら「レーシングカー」の方がいいかもしれないが。

 たった300万円である。決して安くはないが、セレナやプリウスと同レベルの値段だ。セレナやプリウスは公道に出ればいくらでも走っている。制服を着ろと言えば嫌だと言っていた世代の人間だったはずが、日本の道はプリウスかワンボックスばっかりだ。

 ま、それはいいとして。

 つまり、誰でも買えるのだ。要は、「その気」になれるかどうか、ただそれだけのことだ。

 エリーゼに乗ってから、いかに普通の車が「グニャグニャ」であるかということを実感した。そしてそれは、180SXも例外ではない。

 180SXを「グニャグニャ」とまで表現すると語弊があるが、でも、分類すればそちらに行ってしまう。恰好はスポーツカーだが、その出自はやはり単なる乗用車なのだろう、そう思ってしまう。僕の180SXは車体自体が30万km走行でヨレヨレだし、ショックも一番柔らかくしてあるし、それもオーバーホール時期をとうに過ぎている。

 しかし、それを差し引いても、エリーゼのクイックさは別物だ。いや、これは車高調の減衰力を調整したからとかの類ではない。構造上の物か、別領域の車体の軽さか、そうした根本的なところに起因するように感じる。

 実際、エリーゼの足はガチガチではない。実際、僕がエリーゼを駆って初めて水戸までドライブするときの車載カメラの映像に入っている音声を聞くと、「路面のつなぎ目などのショックは的確に伝えてくれるものの、最後の最後でその角が取れていて不快感がない。180SXもダイレクトに伝えてくるが、もっと雑だ」と言っている。
 硬い足であることは間違いないが、不快感がない、と言うのだろうか。おそらく、衝撃が伝わってくるから不快なのではなく、インフォメーションとして必要なものが、期待通りに伝わってくるから不快でないのだろう。

 ハンドリングについても同様。エリーゼに乗ってから、自宅の日産ノートに乗ったりすると、ハンドル操作に対する挙動の遅れに幻滅する。1回目の操作はまだいい。ハンドルを右に、左に交互に切るようなときに、反応はどんどん遅れていく。姿勢が戻りきらないうちに次のカーブが来てしまう。この時にハンドルを切っても極めて不快な動きになってしまう。

 で、だ。

 この傾向は180SXにもわずかだが、ある。180SXに乗っていたときはこれが普通だったので気にもしなかったが、エリーゼに乗った後だと分かる。

 ただ、前も書いたが、じゃぁ、180SXでこの動きをしようとしたらできないのか、というとそうではない気もする。エリーゼに乗って、この動きを知ったからこそ、やろうとするわけであって、やってみればできてしまうのではないだろうか。ここは単に僕の技量とそういう世界があるという経験のなさから来るものであるような気もする。

 さらに、エリーゼの方が燃費がいい。こんなに楽しめてこれしかガソリン減らないの?とスタンドで笑いがこみあげてきてしまう。街乗りでも12~13kmくらいは走ってくれる。180SXだとこうは行かない。ま、行って9kmくらいか。

 ちなみに、エリーゼになって失ったものも多い。まず、一番に言えることは荷物が乗らない。サッカーをするには結構きつい。助手席は荷物がうず高く積みあがった状態になり、ちっともカッコ良くない。

 次に通れる道の選択肢が減った。

 エリーゼは汎用品を流用して作られていることから、消耗品などのコストは普通車並みに安いと言われている。しかし、バンパーは別だ。純正だとモノだけで100万くらいするようだ。聞きづてだから真意のほどは定かではないが、数少ないサードパーティー製が70万くらいだったので、まぁ、そんなものかもしれない。

 180SXの場合は、凹凸が急な踏切だってナナメにクネクネ運転したりはしない。別に僕の180SXはベタベタでもないし、万一こすったからって、もう何度もやっていることだ。外れたらつければいいし、ちぎれたら自分でつなげばいい。

 しかし、エリーゼはさすがにそうはいかない。ヤバそうな踏切は絶対に通らない。狭いところも行かない(最近ちょっと行くけど)。そうすると、やっぱり不自由だ。

 エアコンは今、エリーゼの方が壊れてしまっているので何とも言えないが、「効かない」と最初から言われた。修理してどの程度の物か確認したい。そういうところは、180SXは全く不快はない。日本のクルマはすごい。

 ただ、とにかく180SXがすごいと思ったのは、180SXからエリーゼに乗り換えて、結局違和感は全くなかった、ということだ。180SXで得た操作は、エリーゼでそのまま通じる。大きさ感もほとんど同じだし、シリーズ1は知らないが、シリーズ2に関していえば、カーブでもそれほど差は感じない。突き詰めていけば、先ほどのクイックさの違いとかはあるが、180SXからエリーゼに移行する場合は良くなる方向の違いなので、変には感じない。

 だから、まず最初に180SXに乗る、と言うのは極めてお勧めな選択だ。このクルマを操れれば、大抵どの車に移行しても不足に感じることはないだろう。そして180SXを持っていれば、増車することを前提にすれば、極めてアグレッシブな選択をできるようになる。スーパーセブンやクロスボウだって手が出せる。荷物が多い時は180SXにすればいいのだから。

 さぁ、今日も、安心してエリーゼに乗るとしよう。

今日あたりの180SX走行距離:305,611km
いや~、今年は完全に散在してますな。
昨年12月から300万くらい使っちゃってるんじゃないですかね!ちゃんと計算してないですけど...。

いいんですかね?!
いいんです!!

人生たまにはそういう時があっても!
だって何のために生きてるの?!

楽しむためでしょ!
カネは貯めるためにあるんじゃない、使うためにあるんだから!

使って楽しんで、また稼いで...。

貯めてばかりいると、使うのが怖くなる。いくら貯めても足りないんじゃないかと不安になってしまう。
そしていつの間にか貯めることが目的のようになっていく。

そういう人、いっぱいいるでしょ?
聞くとそうじゃない、って言うんだけど、その行動は、貯めることが目的になっちゃってるんだよね。

で、多くの人は、カネを稼ぐ方法は仕事なわけです。
そうすると、まるで、仕事が目的のような人生になる。

違う!と頭ではわかっているんだけれども、行動はそうなっている。
いつか、楽しむためだ、そう言い聞かせているんだけど、
そのいつかがいつだかはわからない。

今かもしれないのに、いまではない、いつかだと思っている。

...っていいながら、なぜ、パソコンを買ったかというと、仕事のためです、ハイ。
オレも、同じなのかな...? いけませんね!
脱却しないと!

さてさて、VAIOが壊れて(壊して)どのくらいでしょうか。半年くらいですかね。
レノボのタブレットでずっと我慢してきました。

USB接続のマウスとキーボードをつなげ、スタンドで立てればノートPCと同じじゃないですか。
同じなはずなんだけど...。
何でですかね~、やっぱり使いにくい。

20170625_today180_lavieHZ.jpg

左がこれまでのレノボのタブレットの環境。タブレットにしてはハイスペックだった。
右が新しく買ったLavie Hybrid HZ。格段に快適。


始めるまでにそれだけの周辺機器を用意するのが面倒なのか。
スペックが低いからか。
画面が狭いからか。
その、すべて、か?

いずれにしても、すごく使いづらかった。

そして、決定打は、このタブレットで無線LANが使えなくなってしまったこと。つまり、インターネットにつながらなくなってしまった。
これまでは使えたので、多分壊れてしまったんだと思います。

インターネットに繋がらないんじゃ、今の時代、使えないですよ。

昨年末から、サッカーのチームの忘年会で若い連中におごりまくり、15万を使い、ピパ子氏用の日産NOTEを買って70万を使い、180SXの車検で21万を使い、給湯器が壊れて20万を使い、ロータスエリーゼを買って頭金120万を使い、車の税金で14万を使い、ロータスの車検で15万を使い(買ったばかりで車検...)。
それ以外にも長男Kの塾の冬期講習や春期講習など、チョロチョロ使ってるし、サッカーのチームの登録料などでも結局20万くらい使いますから(これはチームメンバーから会費で後で回収するけど...。不払いのヤツもいるけど...)。

...っていう状態で、パソコンは我慢に我慢を重ねてきましたが、インターネットがつながらないってのは、今は水や空気がないくらいに等しいね!
僕はそんなにネットのヘビーユーザーではないけれど、それでもないとなればもう生活できない。
遅いんだったら我慢するけど、ない、というのでは続かないですよ。

で、まぁ、いろいろ迷いましたが、買うなら、やっぱりいいやつを、ということで、今回は、
1.軽いこと
2.タブレット形状にもなること
3.Core i7であること

というところにこだわって決めました。

「1」はまぁ、とにかくどこにでも苦にならず持ち運ぶため。「2」は前述のレノボのタブレットを使っていて、やっぱりタブレットはタブレットで、いいところあるな、と。「3」はやっぱり、スペックは可能な限り最高のほうがいいですね。VAIOの時にそう確信しました。古くなったときに何がストレスになるかというとスピードなんですよね。
VAIOは動作の速度的には古くなっても何の不満もなかった。僕が分解清掃なんかしようと試みて壊さなければ、今でも不満なく使えていたでしょう。

この機種は秋モデルから目をつけていたんですが、我慢して我慢して、いつの間にかいくつかモデルが変わって...。
NECダイレクトで買おうと思ったら、受注してから山形の工場で1台1台丁寧に作ります、とか言って納品まで3~4週間とのこと。
1台1台なんて言わずに30台くらいずつまとめて作らんかい!(って、言葉のあやでしょうけど...)
インターネットな私生活を3~4週間もできるわけないでしょ!

この時って、仕事もめちゃ忙しくて、サッカーのことも含めて家でパソコン使えないとダメな状態になっていた。どこか、すぐ買えるところは...?

ということで、楽天で見たら、即納であるわけです。なんなんですかね、これは販売店さんがリスクを負って発注して、在庫しゃうんでしょうね。
楽天スーパーポイントもたまるし、こっちで買いました。早かったですね。日曜夜にポチして、水曜には到着。便利な世の中になったものです。

で、開けて使ってみれば、いや~、素晴らしい。
憑き物が取れたかのようです!パソコンを取り出して電源を押すまでも非常にラク。電源を押してから起動までも速い。動作も極めてスムーズ。当たり前ですけど、インターネットもつながります。

そして、とにかく、軽い!この軽さは驚き。13インチなので、大きさはそれなりにありますが、中身入ってんのかよ?!と聞きたくなるくらい軽い。
僕の判断基準の一つ、「使わないかもしれないけど、持っていこう」という気になる軽さです。
もちろん、毎日会社に持って行ってます。行き帰り、どこでも仕事できますね。

ますます、仕事が目的のような生活になりそうですな。

今日の180SXの走行距離:305,602km
またやっちまった...!

 今朝、4時半に起きて走っていたら、左足のふくらはぎの下を伸ばした。
 トレーニング中にケガするというミス、一体何回目だろう?

 来週21日からまたサッカーのリーグが始まる。

 ゴールデンウイークなどは大体休みにする。人が集まらないから。協会理事である僕は、自分もゴールデンウイークは遊びたいし(サッカーは遊びなんだけど現実的にオレにとってはそうではなくなっている)、どうせ人も集まらないので、ゴールデンウイーク中は止めよう、と強く言ってきてようやくそれが定着してきた。

 うれしいことだ。

 しかし、それは、長期でサッカーがなくなることを意味する。つまり、体は衰える。

 今年度から、少年サッカーも何と幼児(幼稚園、保育園児)を担当することになり、技術的にも体力的にも待ったく自分のサッカーのトレーニングにならない状況だ。

 試合が近づくと、憂鬱になる。

 チーム代表でもある僕は、やらなければならない仕事も増えるし、自分自身の体がついていけるかどうか、その不安にもさいなまれる。

 だったら、やめればいいじゃん。

 とも、よく言われる。

 だが、
 「やりたくない」→「やめる」
 「やりたい」→「やる」
 そんなケダモノみたいな生き方で、一体何が得るものがあろうか?どこに成長があるのだろうか?
 などと、柄にもなく思うのである。

 嫌だけどやる、辛いけどやる。
 その嫌さや辛さを少しでも軽減するために、何らかの努力をする。

 そこに成長があるのではなかろうか、と。

 過去の自分のTwitterを遡って見ていたら、こう言う下りがあった。

20140619_twitter_wolfkai.jpg

 何なんだ、このストイックな言葉は?!ホントにオレ?
 ま、確かにこの時仕事も結構きつくて、それでも自分の良さが出せる、自分にしかできない仕事だったから、こうやって奮起して頑張ってたんだなぁ...。

 で、何が言いたいんだっけ...?

 ま、そういう気持ちがあるから、ヤバいと思って走るんだけど、そこに焦りがあるとこうやってケガをしますね。

 昨日も朝起きて走って、やっぱり筋肉がガチガチになっているのだ。そういう日は無理は禁物だ。しかも今日は、雨が降ってくるということで雨が降る前に走り終えたいという気持ちもあった。試合まで一週間という短い時間なので、1日おきにやるとかそういう余裕を持った準備もできない。期間が短いので、高い負荷をかけようとしてしまう。

 そうした焦りが、こういう結果につながる。

 雨が、降りだした。

 あと一週間で、果たしてどこまで治るか。
 本当は、あと一週間でどこまで体を作れるか、の戦いのはずが、思いっきりマイナススタートになってしまった。

 今日は雨なので、ロータスエリーゼちゃんにも乗れないし...。180SXで動く日かな。

WP_20170513_06_33_52_Pro.jpg

  本日時点の180SXの走行距離:305,567km
180SXの次の車は何か?

このサイトでも何度となく語って来た。もちろん、その時答えがあったわけではない。

あれも良い、これも良いと思って書いたことは全て事実で、次の車の可能性に思い悩みつつも、様々に夢を描いていた。

そして、その一つの答えをここに提示する。

それがロータスエリーゼである。

20170423_elise-dooropen.jpg

インプレッサの様な"戦闘機"にも興味はあった。ワゴンタイプにすれば荷物も載っただろう。
しかし、街中でよく見かけるというのが非常に面白くなかった。
自らが追って来た軽量化。そして、如何にテクノロジーが進化しようとも、車をドライブするのは最後まで人間なんだ、ということ。

それを実感できる車。
そして、現実的に買える車。

となれば、これしかなかった。ロータスエリーゼもしくはエキシージは常に頭にちらついては、いた。

しかし、あまりこの場で話題にしてこなかったのは、この車ではサッカーのチーム代表をやったり(荷物が多い)、車中泊をしたりと言うことができなくなるからだ。

そんな折、何気なくロータスエリーゼで検索して、ヒットしたページに釘付けとなった。

ロータスエリーゼsr2ガルウィング

そんなの、ない。前オーナー様が改造したのだろうが、誰も乗っていない車と言う点に於いて、尖り過ぎている。
こんなのは、二度とない。

-いつか、乗りたい-

みんな、そう思う。では、その"いつか"はいつなのか?
別に他人のネタを奪う訳ではないが、

今でしょ?!

これ以外に合う言葉がない。
いつかって、いつだ?

子供たちが大学卒業したらか?就職したらか?
いいけど、その時僕は53歳。今でさえ体の衰えのスピードに驚嘆しているのにこれが加速して10年後なんて、そんな車乗れなくなっているかもしれない。
子供が予定通り卒業、就職するとも限らない。
その時我々の親は80歳目前。介護施設に入って毎月10万円かかるかもしれない。

エリーゼとは言え、今、これだけの出費をするのは苦しい。
しかし、この先は"不可能"になる公算が高い。なったらもう、時間は元には戻らない。

見つけたのは日曜夜。月と火は定休日と言うそのディーラーのスケジュールを利用し、二日間、冷静に考えることにした。それで、気持ちが変わらなければ買おう。
かくして、僕はその週の木曜日、会社に午後半休を申し入れ、ガルウィングのエリーゼと対峙したのである。

乗ってみたが、180SXを運転していた感覚を総動員してみれば、重ステであることと、ブレーキの倍力装置がないことで多少ギクシャクしたものの、運動神経に乏しい僕でも大きな違和感はなかった。これならドライブできる、そう確信した。
内装も若干ヤレていたが、車を大事に乗ったことがない僕は、逆に気後れする程奇麗でもまた困ると思っていたので、それも良かった。
僕はその場でサインした。営業担当氏の"こんな簡単に売れたよ"と言う表情が忘れられない。

納車は4月1日エイプリルフール。ネタとしては最高だ。そう言えばピパ子氏との結婚もエイプリルフールの仏滅だったな。思えば人生ほとんど冗談で生きている。

さて。

読者諸氏の気になっている点はもう一つあろう。180SXは、どうしたんだ?"今日あたりの180SX"は、どうなってしまうんだ?これである。
実はちゃんと持っている。近所に別に駐車場を借りて維持することにした。

20170423_elise-180sx.jpg

ロータスエリーゼではこれまでの生活は出来ないし、金銭的にも維持出来なくなるかもしれない。

その時は直ぐにエリーゼを手放し、元の180SXの生活に戻ればいい。
だって、ひとつの夢はもう、叶ったのだから。
 ほとんど誰も読んでいないブログだというのに、昨年末にもったい付けていたが、7日納車された。納車というより取りに行ったのだが、今度は、日産NOTEである。

 型番でいうとE11というらしい。

e11_note.jpg

 これで、我が家の車は180SXと2台とも日産車、ということになる。

 昨年12月22日のブログにも書いたが、今回は長女の要望を全面的に採用してのクルマ選びとなった。結局、購入した車は僕のクルマ選びの基準には全く反した結果になったが、なぜか僕自身この車との出会いがすごくよく感じたし、納車の日もすごく待ち遠しかった。

 車に50万以上かけるつもりはない我が家においては、車と言えば動けばいい、というレベルのもの。年式は10年前、走行は10万km目前、というのが相場だ。
 走る以外の装備に期待することもない。

 ところが今回は、平成24年車で、走行は20700㎞という、我が家では買ったこともない程新しく、走行距離もない車。望むべくもなかった最新装備もいろいろついていた。

 とにかく、自動でドアミラーがしまわれるような機能さえない生活だったわけである(180SXの電動ドアミラー機能は軽量化のため手動エアロミラーに交換されている)。そこに、ナビにバックモニター、キーレスエントリー、盗難防止装置...。我が家のクルマ装備は一気に近代化した。

 とりわけ困ったのが盗難防止装置&キーレスエントリーだ。キーレスエントリーなどやったことがないので、どうしても不安なので、物理キーで解錠したくなる。しかし、それで乗ると、何と盗難防止装置が働いてしまうのだ。

 キーで開けたのに??なぜ?

 と思うが、そういうものらしいので仕方ない。取扱説明書はないのでネットで調べてみるとそうらしい。物理キーで解錠した上で着座するなどの振動があると、ホーンが鳴ってしまう。エンジンを始動すれば止まるのだが、ピパ子氏は2回くらいこれをやってしまい、一体どうすれば良いのかとパニクっていた。

 ということで、慣れないと若干気持ち悪いが、キーレスエントリーで解錠せねばならない。こうやって新しいものに慣らされて行くのだろう。

 ちなみに、新車時はどうだか知らぬが、キーレスエントリー用のリモコンは1個しか渡されることはなかった。そこに刺さっている物理キーはコピーは可能というが、これで開けるなら盗難防止装置が発動する可能性がある。

 ちなみに、振動させずにそのままキーをひねればどうなるかということは試していない。今度周囲の迷惑にならないところでやってみよう。

 室内の感じも、いかにも新しい車という印象だ。うまく言葉で言い表せないが、一昔前感がない。小物入れなどもすっきりしていて、洗練された感じがある。

 理由はよくわからないが、ホワイトメーターなのもよい。なんかカッコいい。買わなかったけど、自動車やにほかのノートもいくつかあったが、ホワイトメーターはこれだけだった。なんかそういうオプションなのかな。

 ノートはアクセルもブレーキもハンドルも何もかもが軽い感じ。10年10万㎞車しか買ったことのない我々にしてみれば、変なクセがない車というのもまた新鮮だ。

 エンジンルームもまだまだとてもキレイで買ったばかりのよう。いやー、すごいね。まだ全然使いこなしていないけど、ま、一言でいうと新しい車ってのもいいですな。

 しかし、これほど良い車がなぜあんなに安いのか。逆にそっちが心配になるのだが、もう考えないようにしよう。

 今日の180SX:走行304,250km
 ゲリキャンは続く。
 若さとは、バカさである、を標榜するゲリキャンメンバーといえども、歳を重ね、日々に疲れを感じるようになるにつれ、徐々に角が取れ、そのバカさを失いつつあった。
 ここ何年かのゲリキャンはその様子が顕著であり、準備もほとんどなされないまま、惰性的に開催されていた。
 とりわけ冬ゲリキャンは、先行して始まった夏ゲリキャンの面々に家族ができ、家族参加が必要になったために後から追加された行事である。
 従って、川に入り、焚き火をし、飲んだくれて蚊に刺されながら河原で夜を明かす、というバカなスタイルではない。宿をとり、ゲリキャンメンバーとその家族同士が年に1回集まり、奥様同士、子供同士もまた楽しむというスタイルを旨としていた。

 しかし、である。

 ゲリキャン実行委員会の悪友Zが再びメキシコに赴任してからというもの、うるふもまた、その力を失っていた。昨年もほぼ準備しないまま、冬にもかかわらず、夏ゲリも何度も行ったことのある地元の河原で実施した。

 そして、今年も、サッカーの行事で一緒になったゲリキャン実行委員会メンバーの悪友Nと、今年も日帰りのバーベキューでいいよね。ということで済ませていた。それが一番、準備がなくて済む。

 ゲリラ的に行うキャンプ -ゲリキャンー という精神からすれば、これはこれで良いと言えば良い、そう取れなくもない。
 しかし、冬ゲリキャンは家族参加である。女子を含む場合はこの河原は結構きついはずだ。

 だが。
 うるふにはそのパワーがなかった。ただ、日々を送ることに憔悴しきっていた。

 ゲリキャン当日が押し迫ったころ、様々な動きが見られた。

 テレビ屋T氏が宿泊でできないか、模索しているようである。いつからかは知らぬが、テレビ屋Tは、ダム屋KK娘。とLINEでつながっているらしく(良いのか?)、ダム屋KK娘。は、どうやら宿泊を希望していたらしい。

 別ルートでも、思わぬ事象があった。

 他の誰でもない、うるふの息子、Kである。

 面白い運命である。僕がゲリキャン白書の執筆をさぼりまくっている間に、時は流れ、Kは中学生になっていた。そして、そこで、テレビ屋Tの長男とKは同じクラス、そして同じサッカー部で活動を共にしていたのである。両の父親同士と同じ道である。

 二人は、冬ゲリキャンが「泊り」だと思っていたらしい。

 Kはうるふの幼少期からの英才教育のおかげで、完全にドラクエマニアになっていた。小学校低学年の時点で、すでに父のレベルを超えている。特に、DSのドラクエモンスターズは相当な腕前らしい。

 この、ドラクエモンスターズでサッカー部の別な仲間に勝ちたい、そのための指南をしてほしい、ついては今度執り行われる冬ゲリキャンをドラクエ合宿にしよう、という話になっていたとのこと。

 なんと、子供たちの間の複数の間で、冬ゲリ=宿泊という図式が、「受け継がれ」ていたのだ。

 しかし、時すでに遅し。この段階から、取れる宿はなかった。いかに日々に疲れていようとも、次世代への継承は適正になされなければならない。うるふは、自らの行動を後悔するとともに、来年は宿泊にしようと誓うのであった。


 そこまで堕ちてしまったゲリキャンであったが、その火を消すということはない。今年もまた、河原での日帰りではあるが、実施される。

 参加家族は悪友N、テレビ屋T、ダム屋KK、うるふの4家族、計13名。これに悪友ZがメキシコからSkypeで参戦した。結構な盛り上がりである。

 いつもの場所に集合したメンバーは、手際よくスーパーで買い物を済ませる。これまで注意の対象でしかなかった子供たちが、今は、食材やペットボトルを持ってくる、戦力へと変わっていた。この変化は大きい。

 いつもの河原へ到着。風が若干あったが、車を風よけにテントを張り、物流用のラップを柱に巻くと、風よけ兼温室のような状態になり、だいぶ暖かい。

 今年の作戦は、ある意味割り切っている。

 鍋はカセットコンロを使用することとした。昨年、火おこしに苦戦したためである。鍋を沸かすには火力が必要だ。今回も鍋2回分の材料を用意したが、2度行う、という火力の調節を行えるほど自信がない。外でやる冬ゲリや時間との勝負だ。4時になれば急激に気温が低下し、あたりが暗くなる。結構忙しいのだ。

 子供の空腹具合に即座に適応するために、カセットころで割り切った。

 到着後、即座にカセットコンロで湯を沸かし、インスタントコーヒーを淹れる。この中で酒を飲めるメンバーはテレビ屋Tとダム屋KKしかいない。後は車で来ているからだ。
 つかの間のまったり時間。

 続いて、バーベキューの火を起こす。

 火おこしは珍しくうるふが担当。これは、このバーベキューセットを購入してから、せっせと家族でバーベキューをこなしていたノウハウが役立ち、思った以上に早く炭に火が付いた。風があったことも好材料だったかもしれない。

 昨年は全く火をつけることができなかった暖炉用の薪を1年越しで持ってきたが、これも簡単に火が付いた。昨年の苦労はどこへやら。

 今回は、たき火台を導入し、件の薪はそちらへ移行。

 鍋ができると同時にバーベキューも開始。いいペースだ。今回は食材の量もだいぶ抑えた。さっさと鍋とバーベキューを終わらせて、まったりタイムに入りたい。

 しかし、今回は子供たちは空腹よりも遊びに重きが置かれていた。

 Kとテレビ屋Tの長男はドラクエモンスターズに興じていたし、悪友Nの長男次男もサッカーゲームに夢中になっていた。

 鍋とバーベキューをつついたと思ったら、今度はサッカーテニスが始まった。鍋はあと1回分残っていた。

 我々もまた、最近電撃結婚した、某MAX氏についてのどうでもいい話題でメキシコとSkypeのビデオ電話に相当の時間を費やしていた。


 その時、であった。

 なんと、夏ゲリキャンでも最近はやらないものが出ている、川への突入をしている大バカ者、否、消えつつある若さとはバカさである、の精神を体現する素晴らしい漢の姿が見えた。

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 テレビ屋T氏、その人であった。

 聞けば、子供たちがサッカーテニスでボールを川に入れてしまったのだという。夏ゲリの時もこの川には入ったが、結構な水量と深さがある。ボールはだいぶ川の中心にまで達しており、全員がその回収をあきらめたとき、テレビ屋T氏が脱兎のごとく、川に飛び込んだのだ。

今、ゲリキャンの流れはテレビ屋T氏にある。ボールを小脇に抱えて、冷水を滴らせながら上がってくるテレビ屋T氏は、子供たちからはヒーロー視されていた。当たり前の話だ。

 うるふは、自らのハートの熱さが想像以上に冷めていることに一抹の寂しさを覚えていた。
 うるふにできることは、たき火の火を最大限にまで強め、テレビ屋T氏が暖をとれるようにするだけであった。

 テレビ屋Tは下半身を完全に水没させた状態で戻って来た。しかし、その表情は充実感に満ち溢れていた。誰にも到達できない、ゲリキャンの精神の頂にたどり着いたという自覚。それがみなぎっていた。

 強まった炎を囲み、これまでのゲリキャンを振り返る。

 これだ。
 この時間だ。

 これこそがゲリキャン。

 真剣に、バカができるか。
 真剣に、どれだけバカをやって来たか。

 抗え。
 自分たちをつまらないオトナへと変え行く時の流れに。

 抗い続ける限り、僕らは永遠の若さを手に入れる。

 若さとは、バカさなのだ。
 だから、ゲリキャンもまた、続く。

 夕暮れとともに、2016年冬ゲリキャンの炎も消えた。皆、再び、日常へと戻る。
 だが、再び僕たちはここに集まるだろう。

 次は、2017夏ゲリキャン。また、バカになるぜ!
『我が闘争』 堀江貴文 幻冬社文庫

 最近結構、仕事のための自分ためとその混ざり合ったのといろいろだけど、本を読んでいて、
 そういうところも自分も貧乏根性と表現すべきなのかよくわからないけど、読んだ本のことをどこかに記しておこうとか思ったりしたのである。
 ま、続くかわからないけど。そんなことは気にせず書くことにする。

 原因はよくわからないが、日々の生活にストレスを感じているんだろうと思う。自分でそう思う。会社帰りに、まっすぐ家に帰りたくないという気が起きる。どこかで何かしてから帰りたい。しかし、面倒なのは嫌だ。カネがかかるのも嫌だ。しかし、何かがしたい。
 何かないか。いつも探している。
 消費行動がどうやら僕の最も求めるストレス発散方法らしい。パソコンやらカメラやら、そういうデジタルものを買うのは最高に楽しい。しかし、これらの良くないところは大量の金を消費することだ。決してしょっちゅうやることはできない。また、職場の場所が変わって、ヨドバシアキバが寄りづらくなったのも面倒さを増した。
 とはいっても東京駅からJRに乗って上野まで行くのだから、途中、アキバで降りればいいだけなのだが、利用駅がアキバで、ヨドバシアキバの前を通って帰っていた時と比べれば、だいぶ面倒なのだ。山手線からヨドバシまでは結構遠い。
 と、いうことで、大体、行きつくのは本屋だ。本屋はどこにでもある。上野駅構内にもある。非常に寄りやすい。
 また、僕の中で、知識を得る、ということが、もしくは得ているかどうかにかかわらず、知識が増えそうな行為が、ストレス発散になっているようだ。
 本なら、デジタルモノと比較してもだいぶ安価で、週1冊くらい買っても大したことはない。

 というわけで、僕がよく寄るのは、大手町からの乗り換え時に非常に便利な丸善丸の内本店。昨日もなんとなくここに寄って、知的好奇心を満たそうと、当てもなく物色していた。

 そこに飛び込んできたのが、堀江貴文氏の写真だ。『我が闘争』。たぶん読んだことはない。

 彼の本は結構読んでいる。人を見下したような物言いはやや不快。もし、僕が堀江氏と話をしたら、多分この本の中でバカ扱いされている人と同じように、僕もバカ扱いされるんだろう、そんな風に思う。
 だが、僕の中で、企業家というか、何かをカネに変えるための考え方というか、そういうのが刺激になる。

 堀江貴文氏本人でさえ、これだけ努力してるのに、おそらく彼から激バカ扱いされるであろう自分が、この程度の努力でさっさと自由を手に入れたいなどぬかすんじゃねぇ、と、自分の甘さに気づき、やる気というか、闘争心というか、そういうのが沸いてくることもある。

 堀江貴文氏の本はそういうところがある。
 おそらく僕は、その手の刺激を期待して、彼の本を買うんだと思う。

 ちなみに言うと、僕はライブドアの株も持っていた。上場廃止になってからも持ち続けた。結構堀江貴文好きかもしれない。

 で、僕は書評を書こうとは思わない。なぜなら、この日記を次いつ書けるか分からないし、この本を無事読み終えるかさえわからないのだから。

 購入に至るまでにパラパラと見たところ、これはどうやら堀江氏の自伝らしい。幼少期のころから時系列に自分の半生がつづってあるようである。

 ちょうど今、彼が大学生くらいのところまで読んだが、テンポも良く、読むのに一切苦痛がない。話に引き込まれているうち、どんどんページが進んでいく。文庫本としては僕にとって、やや厚め部類に入るが、これは先ほど心配した、読み終えられない、という事態にはならなそうだ。

 コーヒーを飲みながら、ウイスキーを傾けながら、知的好奇心を満たす自分。いい時間を過ごしている、という満足感。ただ、そこにはふさわしい「本」が必要だ。いつも、それを探している。

 堀江貴文『我が闘争』。久々にそれに値する本と出会えたと思う。




 クルマ、買いました。
 えっ、ついに...!
 180SXは...?

 180SXは、まだいます。買ったの家のクルマの方。妻のピパ子氏が乗るクルマである。
 ピパ子氏のクルマは、今は、そう、バモスだ。
 この車が今、いろんなところが調子が悪い。スライドドアが閉まらなかったり、リアのトランクのドアノブが割れていたり、前の足回りから異音がしたり...。そうそう、これは買った時からだけど、エアコンの吹き出し口を変えるノブも壊れてて、常に顔にしか風が出るようにしかならないっていう問題も抱えてたな。夏はまだいいが、冬は不快。顔には熱い風が当たるのに足が滅法寒い。
 細かなトラブルはあげたらまだあるが、時間がないのでやめる。
 で、今回購入を決定づけたヘビーなトラブルは、
突然エンジンが止まる。
 これである。
 エンジンが止まる、と言っても、エンジンのトラブルではない。
 なんのこっちゃ。
 電気系のトラブルと、僕は看ている。
 僕はそこまでひどい状況になったことはないが、ピパ子氏の話を聞くと、一度国道17号の路上でこのトラブルに見舞われ、再起動できない状態に陥ったとのこと。ハザードランプをつけることもかなわず、トラブルであることを後続車に伝えることもできなかったという。

 さっきまで走っていた車が、突然ハザードもつかなくなる。
 そして、10分、キーをひねったり、乗ったり降りたり、いろいろ繰り返したのち、エンジンは何事もなかったように始動し、バモスは再び走り出した、というのである。

 電気系...。それしか疑いようがない。
 ちなみに、僕は180SXで同じトラブルを経験している。どこかの配線がショートし、メインのヒューズが飛んでしまうというトラブルだ。メインのヒューズが飛んでしまえば、すべての電気が止まる。エンジンももちろんかからない。しかし、何らかの拍子にショートしている部分が解消されれば、車は何事もなかったように動き出す。
 実際僕は、車中泊の旅行中、山梨の道の駅甲斐大和付近でこのトラブルに見舞われ、JAFを呼んでレッカーで甲府の日産ディーラーに車を入れたが、ショートしていた部分がレッカー移動中に離れてしまったのか、エンジンは再びかかってしまい、原因を見つけることはできなかった。

 あれと、同じだ。

 もちろん、直すこともできる。しかし、僕の口から出た言葉は、「買い換えちゃえば?」これであった。

 それまでは、180SXの1台だけでやってきた。Kが生まれてからしばらくはそうだった。そのあと、ピパ子氏用の車を買い、2台体制でやってきた。バモスの前はワゴンR、でもそれ以外覚えていない。
 180SXはずっと変わらないが、家の車はこれで3回目?4回目?わからぬ。とにかくそのくらい変わっている。先に居た、180SXの方がずっと長持ちしている。

 で、だ。

 買うならまた軽ワンボックスのつもりでいた。できれば次は四駆で、車高も若干高いくらいがいい、なんて自分の趣味を少しでも入れようとしていた。ところがここに、思わぬ人が口を出してきたのである。

 長女、カス子氏である。5年生。最近ファッションにもうるさくなってきた。習い事の送り迎えにもバモスが使われていたが、そういう時に彼女なりに感じるのだろう。軽ワンボックスはカッコ悪い、というのである。

 ほほう。車に対してカッコいい、カッコ悪いをいうのは...、

良いことだァ!!!
 では、何なら良いのか?おぬしの答えを述べてみよ。

 聞けば、
プリウス
だ、そうだ。
この間、社会科見学でプリウスの工場を見てきたらしいが、そこでトヨタに洗脳されたか。恐るべし、トヨタ。恐るべし、プリウス。わが娘の心を鷲掴みにするとは、なかなかやりおるの。

 しかぁし!
 うちの前は3ナンバーは通れんぞ!それどころか、プリウスなんか買えんぞ。(買えるんなら、わてが先にロ中古でロータスエキシージを買わせてもらう。ガッハッハ!)

 ...という問答をしているのは、もう、車を買いに中古車屋に行こうという、車の中だ。
 じゃぁ、プリウスは無理だけど、どういうのが良いんだ、とあれこれ問答をしていたところ、次に出てきたのは実家のエクシーガみたいな形がいいと。つまり、ワゴンタイプか。どうやらボンネットがあるのがいいらしい。そして色は青がいいらしい。
 んー、さすが我が娘だ。わかった、それではインプレッサWRXにしよう。青いワゴンならインプしかない。お父さんの気持ちがよく分かっているな。

 (これで180SXとWRXの2台体制か。オートマになるのはやや口惜しいが、このチャンスを逃す手はない。ゲッシッシ...)
 「あ、それ却下だから」
 インプはピパ子氏が嫌らしい。ていうか、俺がいつもインプがどうのこうのって言っているから、毛嫌いしているらしい。可哀想なインプ...。

 まぁ、とにかく、娘がそういうんなら、もう軽はやめて、フィットとか、アクアとか、そこいら辺を探すか、と言うことになった。

 店に行って見てみると、いろいろあったが、1台、カス子氏の期待通りの車体があった。青くて、ボンネットがあって...。走行は2万㎞強で価格も若干程度の予算オーバーくらいで収まりそう。

 カス子氏の目は完全にハート。乗ったきり降りようとしない。
 「これに決めますか...」
 はたして、何なのか?それは来てのお楽しみ!年末を挟み納車は年明けとのこと。我が家の生活が変わるぞ!

 今日あたりの180SX 走行距離:303,850km



 180SXのバンパーが壊れた...。中央の部分がちぎれて地面を引きずっている状態だ。

 自宅の駐車場に入る段階で、すんごい音がしたので気が付いた。これが自宅駐車場に入る際に引っかかったのだろう。

 まずは、適当に応急処置的に、アルミテープで固定した。これで、ひとまず今週くらいは持つのではないか、そう言う刹那的な対応であった。

 しかしながら、それは甘かった。わずか数㎞の近所の買い物でアルミテープはちぎれ、再びバンパーの一部を地面に擦りながらの草稿となっていたのだ。

 ちなみに、バンパーの一部を地面にこすりながらの走行でも、意外と室内にはその音は聞こえないもので、やはり気づいたのは自宅に到着して、自宅駐車場へのわずかな段差に引っかかってものすごい音を発した時であった。

 これは本格的に直さねば。

 しかし、時間はない。

 この日は土曜日、この後は小片サッカーへ行かなければならないし、あすは、自分のサッカーがあり、8時半には試合会場にはつかねればならない。ということは、自宅は8時に出発しなければならない。作業にかけられる時間は2~3時間だろう。

 僕はまず、バンパーを外すことにした。面倒だが、ちゃんと修繕ずるのであれば、車体にぶら下げた状態では不可能だ。取り外して、裏返して、直さねばならない。

 まずはバンパーを外す。ボルト・ナット類は信じられないほど錆びている。最もショックだったのは、両ヘッドライトの内側にある、左右各2本のボルトでバンパーを固定している部分だ。これが、最もしっかりとバンパーを固定しているメインの部分と思われる場所だ。

 なんと、そこのステーが錆と思いバンパーを支えきれないという原因と思われるが、クラックが入っていた。このクラックより、ステーが微妙にしなり、バンパーは上下するようになっていた。 

 バンパーとフェンダーの接合部も壊滅的な打撃を受けていた。180SXのバンパーは、ボルトの足が数本生えたステーがあり、それを介してフェンダーとボルトで結合するような構造であるが、これまでのコースアウトなどでボルトそのものが折れていたり、ボルトを止める穴がちぎれていたりして、使えない状況になっていた。

 また、今回バンパーを外す際に錆でボルトとナットが固着し、3か所ほどボルト折れを発生した。もちろん、もう使えない。

 そのような中で、バンパーのちぎれをよくあるステーを使って両面から補強し、強力に固定した。これでこの部分がちぎれることはまず考えられない。

 問題は、車体への固定だが、ヘッドライトの内側、左右2本ずつのボルトで留める部分は1本ボルトを折ったため3本で固定。フェンダーとの接合は運転席に座った状態で右側の方は、純正のステーを使用して固定できた。これまでの数々の衝撃でボルトが1本曲がっていたのを除き、それ以外はすべて利用できた。

 問題は左側。インタークーラーへの同風パイプなどがあり、手が非常に入りづらい状況だが、こちらは純正ステーもそのボルトの足が通る穴もすべて破壊しつくされており、固定できる場所がない状況で、単にぶら下がっているだけと化した。

 細かな説明は省くが、これをきちんとつけようと思うなら、
・メインのステーを板金
・バンパー
・左右フェンダー
 上記すべてを交換する必要がある。工賃も含めて30万近くはいくだろう。

 そこまでやりますか?

 ということで、今はそのままの状態になっている。一部タイラップで補強したりし、インタークーラー側のフェンダーとの結合は、ちょっと工夫して"ひっかけるだけ"という付け方(と言っていいのかわからないが)をしている。

 怖いのはメインのステーにクラックが入っていることだ。特に右側の方はステー全体の7割程度にまでクラックが及んでおり、いつ壊れてもおかしくない状況だ。走行中にフロントバンパーが外れれば、場合によっては大事故につながりかねない。

 あと思うのは、こんな感じのクラックが別の場所にも入っているのでは、という懸念だ。

 前にも書いたが、曲がった時などに金属のきしみ音がすごい。どこかほかにもこうしたクラックが入っていることも予想される。

 やはり、超走行距離の車の問題はエンジンにあらず、車体にある。

 僕はこれからどうするべきなのか。


VAIO Phone bizを購入して約2か月である。使い方にもだいぶ慣れてきた(...のか?言い切れな自分がいる)。
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相変わらず、アプリはそろっていない状況である。
WEBサイトなどで「アプリのダウンロードはこちら!」などと言われても、それは全くの無関係だ。

Yahooの天気予報をWEBで見ていて、「アプリで見ればもっと便利」みたいなウィンドウが出てきても、その先を覗く様な事をしてはいけない。許されるのはウィンドウを閉じるボタンを押すだけだ。
押した先で用意されているのはiPhoneとAndroidだけだ。Windows 10 mobileなんてない。あるわけない。

クソ邪魔くせぇウィンドウが出てきて行きたくもないのに強引に「お客様!どうぞこちらへ!」みたいにされて、行った先では「iPhoneのお客様、こちらです!お客様はAndroidで?もちろん大丈夫です、はいこちら!」みたいに周りは扱われている傍ら、自分に対してはWindows 10 mobileユーザーだと判った途端、「は?windows 10 mobile?何それ?良く意味分かんねぇけど、面倒くせぇ奴はいらねぇ、さ、帰った帰った!」と言った様な扱いを受けた気になる。

そんなことはまぁいい。もう慣れた。

一度、そう言う世の中に嫌気がさして、このVAIO Phone bizを売ろうと考えたことがある。買って1か月くらいの時のことだった。
今売れば、いくら使えないとはいえそれなりの額にはなるだろう。それで今一度、Androidを買おう。そうすれば、1台集約できる。そもそもの目的は「1台集約だったはず」それができないことが判明した今、このVAIO Phone bizを購入したことは失策だったと認め、損切りしよう、そう考えた。

しかし、結局それはなされなかった。何がそうさせたのか。VAIOを持つ喜びだけではないが、自分でもよくわからない感情だ。
いざ売ろうと思ってみると、なぜか寂しい。そして決めた。この携帯を使って行こう、と。

アプリは盛り上がっていないが、wiondws 10 mobile用としてリリースされたアプリに関しては、結構頻繁にアップデートされており、以前Officeさえ落ちまくると書いた症状も今は影をひそめた。実際、今、パソコンはほとんど使っていない。VAIO Phone bizで大抵のことはできている。

後は、Windowsのエクスプローラと同じ使い方のファイラーがほしいかな。ファイラーはあるんだけど、いまいちどれも使いにくい。タイルをPCとモバイルで使い勝手を合わせたのだから、Windowsに標準で入っているアプリケーションくらい、同じ使い勝手にそろえてほしいものだ。それだけで、だいぶ違うだろう。「メールとスケジュール」はPC版と酷似していて非常にありがたい。あんな感じがいい。

電話機能は相変わらず使いづらい。電話なのに、だ。ここをもう少し大きく表示してほしい、とか、そういった類のものだが、結構重要だ。特に電話を受けるときは相手が切る前に出ないといけない。そういう時に「分かりやすさ」が試されるが、どうやって出るの?と、少々パニックに陥る。
このあたりも、徐々に改善されていくと期待している。

この先どうなるかはわからないが、僕は、少し珍しくて、少し面倒な相棒のほうが好きらしい。

VAIO Phone Biz購入

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ひとまず、テスト的にアップするが(では、本番的なアップがあるのかというと少々自信がない)、VAIO Phone Bizを購入した。
完全なる衝動買いである。これほどまでに典型的な衝動買いも人生の中では珍しい。店員に声をかける3分前まで買う気はなかった。
当はHPのElite X3というのを買おうと思っていた。ところがいつまでたっても、まもなく発売的な状態のままいつまでたっても発売しないのでシビレを切らした。
SIMは楽天モバイルを購入。といっても、本体を衝動買いしたので、後からSIMを用意した。
この流れは、長年生活を共にしたPHSと別れを告げ、持ち歩いているWindowsタブレットとも別れを告げ、これらを統合して1台にしてしまおうという計画なのである。
しかしながら結論からいうと、この計画は崩れ去る。その理由は別途書きたい。
はたして書くのか?と、冒頭の不安に再びかられるが、書きたいのだからたぶん次に書くだろう。いや、書くべきだ。
Windows10mobileはあくまでもmobileであってWindows10ではない。ユーザーインターフェースは極めて似ているが、とりあえず別物と認識したほうがよい。windows10にあるアプリケーションが、そのままwindows10mobileでもある(存在する)ということはないのだ。
そう、windows10mobileは携帯のOSなのである。
では、携帯電話としては使いやすいのかというと、これまたそうではない。iPhoneやAndroidのような(ていうか、普通であると認識している当たり前の)使い勝手が通用しない。
つまり、使うのにいちいち戸惑う。アプリケーションが、突如強制終了することも多い。OneDriveやOffice Mobileのような自前アプリもバンバン落ちる。
その他のアプリケーションも全く盛り上がっていない。評価者が一人しかないないアプリケーションなんてたくさんある。
じゃぁ、ダメじゃん!ってことになるが、まぁ、そうである。(なんだよ...)
でも、何とかして盛り上げよう!俺が一役買ってやる!という先駆者的な楽しみ方ができる(んじゃないかと期待している)。今までは意見をマイクロソフトにフィードバックするというような趣旨のボタンをオンにしたことは一切ないが、今度ばかりはONにした。フィードバックも積極的に書く。別にマイクロソフト好きではないが(ていうか世の中の多くの人と同じく嫌いだったりした時期も多々あったが)、今はこのOSが少々可哀想にも思えてきて協力したくなってしまっている自分がいるのだ。
それを助長するのは、間違いなくVAIOというブランドだろう。それがいらない人はMADOSMAでもよいかと思う。1万円ほど安かった気がする。スペックはほとんど同じだ。
どこかの記事に「育てていく気持ちが必要」と言った内容が書かれていたが、こういうことか、と納得できた。
購入して1週間いろいろ試しながら、今、VAIO Phone Bizでこのブログをアップしている。
こういうことが一つ一つできるようになっていくことがまた楽しい。
写真を掲載したほうがブログを読んでくれる人は圧倒的に増えるのだが、書いている自分自身の本体を撮影するのは面倒なので、次回に見送る。
これから、頑張って育てていきたいと思う。

読書の功罪

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 最近よく本を読んでいる。
 動機としては、仕事面からのものが多いと思う。

 詳細に語るつもりはないが、僕は常にアイデアを出さなければならない。一番期待されているのはそこだと思っている。それが人にはない、自分としてのアイデンティティだと自認するものである。

 先日、異動を言い渡された。営業から、後方支援である営業企画への異動だ。たった1年半の営業だった。デキない奴はすぐ異動する。僕もその一人だろうか。会社からは前向きな異動だといわれたが、まぁ、悪く言う訳もない。

 ただ、幸いなのは、それが本当なのかどうかは、1年後にわかることだ。今回の異動が前向きなのか、後ろ向きなのか、結果は明快に出る。それならそれもいいだろう。

 給料は下がる。営業手当がなくなるからだ。月にして3万。年間36万。不足分は、毎年15万ある投資信託のリターンでつなぐしかなかろう。

 それは、まぁ、いい。

 1年半の営業活動の間も、僕はアイデアを出し続けた。営業は良かった。自分で出したアイデアを自分で実行できる。自分の思ったように行動して、フィードバックして、また自分の行動に反映できる。そうして、大きな売り上げも手にし、年間の売り上げ目標を6か月で達成した。

 ただ、ここでラクだったのは、僕が営業だったということだ。アイデアを出すことを求められているのは本来営業ではない。だから、アイデアを出さなくても何も言われず、アイデアを出せばそれはどんなものでもプラスのことだ。

 しかし、今度はアイデアを出すのが仕事の部署になる。しかしそれもウンウン考えていればいいというわけではない。クソつまらないルーチン業務がある。淡々とそういう業務をこなしながら、アイデアを出すことも求められるのだ。それも、普通の人が思いつくのとは次元の違う、企画であったり、商品であったり、売る仕組みであったり...、そういうものを期待しているのだと言う。

 勝手だ。
 会社はいつも勝手を押し付けてくる。達成すれば、次の勝手だ。量も増えてやってくる。

 勝手はいつもいい面をしてやってくる。
 今回の異動もその一つだ。

 で、だ。

 僕の中でアイデアの源泉は知識である。どうしようもない、雑多な知識たちだ。役に立つのか、立たないのか、まったくわからないどうでもいい知識。だから、知識という言葉が適切かどうかもいささか不安であるが、このまま進める。

 いつ役に立つのか分からない知識を収集する先の多くは本だ。結構いろいろ読み漁っている。

 で、例えば、取引先の人と話をする。新しい誰かと話をする。そうすると、バラバラだった知識が化学反応を始める。(始めないときもあるけど)

 人との話でどうでもよかった知識が組み合わされ、形になっていく。自分でも思いもしなかった光を放つ。(←ウソではないが、だいぶカッコよく言ってるのは認める)

 こうなったら大体OKだ。後は勝手にひらめきが連鎖していく。この状態に入ると面白い。ものすごいスピードでひらめきが膨張して、書き留めることも間に合わず、そのいくつかは忘却される(これが実に惜しい)。

 で、本題。(いつも通り長い)

 確かに本を読むことは雑多な知識を得ることにはつながるが、それをいいことに、読書をすることで、「やった気になっている」自分がいることもまた確かなのだ。

 本を読めば何か仕事をしたような気になっている、そこに「逃げている」のではないか。そう、思うこともある。

 事実、得た知識がいつ実になるかは全く分からない。しかし、それをただ待っている、というのんきな事ではいけない。ある知識をどうにかして役に立たせるのだ。
 
 読むジャンルを何か体系づければ形を成す可能性が高まるのではないか、得た知識に基づいて、実際にやってみることも必要ではないか、読めばいい、それも間違いではない。だが、読むこと+もっと先の何かをしなければ、得た知識も死蔵されたままに終わる。

 少なくとも、単に自分を安心させるだけのための読書にはしないようにしたい。

 身になる読書か、自らを安心させるためだけの読書か。この二つは似て非なるもので、自分自身でも区別がつかない場合もある。読書という行為が、自らの不安を解消させるためだけに成り下がらないように気を付けなければと、ふと振り返るのである。

今日あたりの走行距離:300,800km
 先日、走行30万kmを達成した僕の180SXである。
 その後も変わらず快速生活車として活躍してくれている。今日もこれから娘のカス子氏と2人、ドライブに行く予定だ。(妻のピパ子氏は仕事、長男のKは部活に行った)

 ある一定のラインを超えた直後 -それが人間が勝手に設定したものであるにもかかわらず- なぜかモノだというのにそれを悟ったかのようにその命を終える、って良くある話じゃないですか?
 僕の180SXもそれ的になるのかな、と。そういう懸念もあるわけなのである。

 しかし、周りからは次は月までの距離38万kmを命じられたこともあり、僕と180SXの終わらぬ蜜月関係はどちらかがブッ倒れるまで続くのである。

 そういう僕は、先日ぎっくり腰を初体験し、それからというもの、腰回りの筋肉がガチガチになっている状況が続いている。特に起きた直後は老人のように腰が曲がっている。そこから徐々にほぐしていかないと怖くて直立できない。朝起きていきなりピーン!はない。

 この変化については、もしかしたら別に取り上げて書くかもしれないが、本当にヤバイと思う。

 僕も御年42歳、180SXより先に自分が終わるんじゃないかというのもまんざら嘘でもなくなってきたのか、とも思うようになっている。

 しかし、180SXの老化もまた負けてはいない。これまでカギが摩耗して折れたり、車体の天井部分が波打ってきているなどの老化現象をこの日記でも取り上げたが、ここにきて、車体における新たな症状が出始めた。

 それは異音である。

 極端に言うと、公園のブランコのような音がする。

 カーブを曲がる。例えば右カーブ。

 角度がついていくにしたがって、左前がしずんでいく。すると、キィ...と車体が鳴る。表現するのは実に難しい。錆びた鉄同士が圧力を加えられつつこすれあうような音。

 そして立ち上がり。沈んだ左前が上がって来る。するとまた、(文字で書くと同じだが、さっきとは違う質の)キィ...という音とともに車体の傾きが終息する。

 戻るときの方が音が低いかな。音はフロントのタイヤハウスあたりから聞こえるように思える。

 サス取り付け部のボルトなどの緩みは確認したが、そのようなことはなかった。

 まぁ、行って帰るのがセットであるところもそうなのだが、とにかくブランコだ。毎回ではないが、それでいて「稀」でもない。

 果たして一体このまま乗り続けるとどうなるのか?走行中に車体が折れちゃうんじゃないかとも思ったりするが、とにかくもし、38万kmを目指すというなら、今のペースで行くとたぶんまた10年はかかる。この状態であと10年?それはさすがにキツい気がする。
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 まぁ、とにかく成り行きに任せて頑張ろう(結論はいつもそれ...)。

 今、買いたい車(←この「買いたい」を変換したら「解体」になった。不気味だ...)を決めても、それがいつ来るか、その時自分がどういう状況かによって、買えるかどうかは分からないのだから。

 アプリ紹介などここで僕があらためてしなくてもいいのかもしれないが、そういう所でもあまり紹介されているのを見たことがないヤツで、僕がかなり気に入っているものがあるので、紹介したい。

 それは「マッピング!」というもの。一言で言えばログ記録アプリである。
 ライフログアプリの一種かもしれないが、ライフログアプリとして括ろうとすると、かなり外れた位置にマッピングされることになるだろう。僕自身も、最初はライフログアプリを探していてこれと出会った。
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 ライフログアプリを導入しようと思ったのは、営業になってから。外出が増え、日報なども書かねばならなくなると、自分がいつどこへ行ったのか、確認する方法が欲しくなる。Suicaの記録を調べたり、自分の予定表を見たりといろいろ方法はあるが、それらとて万能ではない。

 Suicaの履歴を見るといってもさかのぼれる件数は限られているし、駅だけわかってもその駅を利用してどこに行ったのかは完全にはわからない。同じ駅で複数の得意先がある場合もあるし、単に買い物に寄り道しただけかもしれない。

 予定表は会社のシステム上のものを利用してるが、これは他の社員みんなが見れるようになっているため、完全に真実ではない。(本名を明かしていないWebサイトは本音が語れて良いな♪)

 そうなると、すべての真実を記録できるのは、自分の持っているスマホにログアプリを入れるという方法なのだ。

 ログアプリというと、その多くは歩数記録などの健康系を前面に押し出したものが多いが(こういうのも随分入れては消しを繰り返した)、今回紹介するのは違う。
 googleマップ上に20m四方くらいのタイル状の単位で、自分が行った場所が塗りつぶされていくのだ。行ったところは塗りつぶされ、まだのところが可視化される。行った回数が多い所は色が徐々に赤に近くなるヒートマップ方式。一度行ったところだからと言って次に行っても意味がない、ということはない。
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 そうなればもちろん、「コンプリート欲」がむくむくと頭をもたげてくるのは必定。僕のように放浪癖のある人にはもってこいだ。

 おかげで、得意先に行くには常に違う道を歩くようになり、電車ばかりではなく歩こうという気になる。穴あきの場所は確実に塗りつぶそうと思うようになる。これは射幸心に近いものがあり、歩数系などと関連付けたログアプリよりもよほど歩こうという気になる。少なくとも僕はそうだった。

 一般的なログアプリが1日単位に記録を見返せるつくりのものが多いのに対し、この「マッピング!」は開始した日からすべてのログがマップ上に小さなタイルとして塗りつぶされる形で可視化されるというのがこのアプリのすごいところだ。

 もちろん、当初の目的の、この日どこに行ったか、というのを知ることも可能。表示する日付にフィルタをかけることが可能なのだ。特定の日を指定すれば、その日の移動だけの表示になる。このフィルタはある「期間」にすることも可能なので、2泊3日の旅行などの時の移動経路を見るにも役に立つ。

 特定のタイルにタイトルや写真を張り付けることも可能。ただ、写真はサイズを抑えるためかなり低画質になってしまうのがやや残念だが、日本中、世界中を飛び回るような人の場合、とんでもないファイルサイズになってしまうだろうから致し方ない。

 山登りなどを趣味としている人も面白いだろう。自分の行った山々が次々と塗りつぶされていく様子はたまらないはずだ。僕も、このアプリを起動してアルプスの山々に行ってみたい。
Screenshot_2016-05-03-09-00-40.png
 そしてさらに射幸心をあおるのが、どれだけ塗りつぶしたのかという指標として、世界各国の面積と比較され、その国の面積を超えると通知がなされる。バチカン市国やモナコなど面積の小さいところもたくさん用意されているので結構いいリズムでコンプリートされていく。

 出張の多い人はあっという間に面積を稼げると思うし、それが海外の各地ということになるなら、これはとんでもない記録が残っていくことだろう。まさに自己満足の極地だ。

 当然、このアプリは長い期間使用されることを想定しており、僕はまだ使ったことがないが、携帯を乗り換えた時などのデータ移行方法もきちんと用意されているので安心してほしい。

 唯一の難点といえば、スマホに若干の負荷がかかることか。バッテリーの持ちは2割程度低下したと思うし、新幹線などの高速移動だとマップの書き換えとタイルの塗りつぶしが追い付かず、ハングすることもある。高速移動中はマッピングを見ないことがトラブル回避のコツだ。もちろん、バックグラウンドでログは取り続けているので画面に表示されていなくても問題はない。

 あと、どうやらこのブログ更新時点では、Androidしかないらしい。

 そうしたマイナス面もあるが、僕は、このアプリを手放せなくなってしまった。甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳に行った数年前に出会っていればと思うし、180SXで車中泊をしまくっていたころにこれがあれば、僕の歴史が記録として残ってよかったのに、と後悔するのである。

 コンサルタントから普通の営業へと異動になり、外に出る機会も圧倒的に増えた僕である。
 営業になって早1年。だいぶ慣れてきたと思う。企業家精神的なものは常に持っているつもりだが、営業になると、これまでどうも自分の会社に対して他人行儀なところがあったのだが(入社して10年以上も経つのに!)会社への帰属意識も高まるのを感じる。

 会社の中で目立てなければ、それよりもっと厳しい社会の中で独り立ちできるわけがない。
 会社内で行われるすべての仕事が自分のスキルアップにつながると考えるべきだし、そうなるように持っていくべきである。
 自分のためになることが、同時に何かのためになる。限られた時間を有効活用するには、こうして一つの行動を複数のメリットとするように動くべきなのだ。そうするためにはどうすればよいか、僕は常に考えていると思う。

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 そうした中、今僕の中で旬の懸案事項は昼食と自分のリセット方法である。
 できる人はみな、自分自身のリセットの方法を持っている、そう感じる。僕としては180SXでどこか遠くへドライブに行くというのが最も良いリセット方法だが、平日会社に行っている間にはそれはできない。別の方法を模索せねばならない。
 デスクワーク8割、外出2割だったコンサルタント業の時は、社内でできるリセット法でなければならなかったが、社内でできることは限られる。しかし、今は外出の頻度が上がった。社内の目がないだけ、だいぶ大胆なことができる。
 リセットするために少々大胆な行動をとるとのは悪ではない。確実にリセットして再び集中して業務に当たれるようなすべを持つことは、会社にとってもプラスになると、僕は勝手な過大解釈をしている。もちろん、その是非を会社に問うたことはないが。

 で、1年かけていろいろ試したが、僕は結局「自然」の中で過ごすというのが一番性に合っているようだ。

 180SXでのドライブの先は自然と山になっていったし、振り返ってみれば、大学の時なども峠の駐車スペースなどに当時乗っていたS13シルビアを停めて、そこで勉強したりしていた。

 ただ僕は、自然と向き合うには地方に出るしかなく、都会ではそういうことはできない、そう思っていた。
 しかし、営業になって外を歩いてみると、東京には意外と自然を感じられる場所はあるのだということを知った。普段通っている大通りをちょっとそれてみると、結構公園だったり緑を感じられる場所が点在している。鳥や花を見ることもしばしばだ。そして何より東京には海がある。本当に海まで出るのは難しいにせよ、東京を流れる川のほとりは、確実に海を感じる。

 取引先の近くでこういう場所を開拓し、そこで昼食とったり、コーヒーを飲んだりする。これが最近の僕のリセット法だ。

 ここで問題になるのは、「着席」である。リセットするには腰を落ち着けなければならない。立ち食いではリセットできない。少なくとも僕は、そうなのだ。
 ところが、良い場所はあっても、ベンチがない、もしくはすでに誰かが利用している、ということはよくあるのだ。また、公園の中でも「ここだ」というところに都合よくベンチがあるとは限らない。「そこに作りますかねぇ」って言う所にベンチが設置されているケースも多い。日当たり、風当りなど、その日の天候によっても「良い場所」は刻々と変化する。
 限られた時間の中で、わき道に逸れてここまで来たというのに、座る場所という最後の砦で敗北したケースは数知れない。

 そこで僕は、「椅子を持ち歩く」ということをまず考え、行きつけのアウトドア屋に入った(もちろん営業時間中!)。軽量の椅子はあったが、毎日持ち歩くにはやや大袈裟な感じがした。

 ただ、そこで目にしたのは、単なる小さなマット。言われてみればサッカーなどの試合観戦用などでも売られている折り畳み出来る簡単なもので超軽量。どれも重さは50gにも満たない。これなら毎日持ち歩いても苦ではない。

 椅子ではないが、ちょっとした「段差」さえあればそこがベンチになる。これなら行けそうだ。

 数あるタイプの中から、ぼくはモンベルの製品を選んだ。対摩耗性が高そうな印象があったのと、毎日持ち歩くものだし、カッコも大事かな、ということだ。何よりこれはリセットするためのもの。カネを惜しむ必要はないと考えた(それでも1000円ちょっとだけど)。

 はっきり言って、これを買ってから、世界が変わった。その日、その時、公園だったり、テラスだったり、様々なところが僕のリセット場所になった。一番お気に入りの場所に妥協せずに腰掛けることができるこの喜び。積極的に「穴場」探しに飛び出せるようになった。攻めの姿勢に気持ちが変わった。

 ほかにも、時々当たる高崎線の使い古して硬くなってしまったシートの時や、鴻巣駅で快速から各駅に乗り換える際のベンチでの待ち時間などでも使える。

 そして、カバンの中に入れているときは、付属のゴムで4つ折りにしてまとめることはせず、開いたまま収納している。ゴムバンドの分だけ軽量化もできる。商品全体で35gのものだから、わずかな軽量化でもその効果は大きい。
 なぜか。
 これまた毎日持ち歩いているThinkPad8を衝撃から守る緩衝材の役割をさせているのだ。一切ムダがない。美しい。

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 そして今日は、このマットを使い、180SXで読書を楽しんだ。僕のお気に入りは写真の位置にマットを敷いて、冒頭の写真のように足を高くした姿勢が実に快適だ。僕はスペアタイヤも普通のタイヤを載せているので、トランクの底面は5~6cmほど底上げされている。背中も全く痛くない。ハッチバックドアとの間のゴムシールがあってこれまた快適なのだ。

 読んだ本は、池上彰の「そうだったのか!中国」。買っただけでずっと手を付けられていなかった本だ。早起きして一気に読み進めた。これまた達成感だ。

 このマット一つで、自分のリセット法を確立できたという満足感がある。今日もいい1日が過ごせそうだ。


 高らかに「明日30万km」と宣言したものの、それより1日遅れ、本日180SXは30万kmに達した。
 1日遅れた理由は、早い話が、ピパ子氏と長女カス子氏も一緒に行きたいということになり、昨日はバモスでの移動となったからである。家族持ちではよくある予定変更だ。自分だけの趣味は常に最も後回しにされる。
 この休みに僕はある仕事をしなければならなかった。僕の会社の商品がトイザらスで販売されているのだが、その様子を実際に言って確認してくるというミッションで、僕は熊谷店のほか、太田、伊勢崎、前橋の群馬3店の計4店を巡回することになっていた。
 これは今までも何回か行われ、家族も一緒に連れて行き、ついでに群馬の公園などで遊んだりしていた。
 土曜も日曜も、夕方に用事が入っていたため、土曜に2店、日曜に2店行くことに。土曜はバモスで熊谷店と太田店を巡回した。当然、180SXのオドメーターは動くはずもない。
 そして今日。180SXで残った伊勢崎店と前橋店を巡回に行く。朝の時点のオドメーターは299,954km。違いなく180SXは30万kmに達する。
 今日は15時から熊谷で用事がある。来週から始まるサッカーのリーグ(自分が出る大人のリーグ)のためのグラウンド整備があるのだ。
 トイザらスの巡回の準備、サッカーのグラウンド整備の準備に加え、30万km達成を記録するための準備を短時間で済ませ、出発した。

 いったいどこで、30万kmに達するのか。撮影などはしやすい場所か。そんなことを考えながら上武道路を北上した。今回は、デジカメを使用して、30万kmに達する瞬間を動画で撮影したいと思っていた。
 「いた」と書くと周到に準備していたように聞こえるかもしれないが、出る直前に思いついたようなレベルである。
 
 トイザらス伊勢崎店に到着したとき、オドメーターは299,995kmであった。
 まだ開店していなかったため、少々移動してマクドナルドに入る。昨日の調査のまとめと、今日入る2店の準備を行う。
 決めた。伊勢崎店に入る前に30万kmの撮影を終えよう。撮影ポイント、すなわち30万km達成のポイントは西部公園前の直線道路。
 付近の住宅街で299,999kmに達する。この状態で静止画の撮影を行い、180SXをスタートさせる。
 デジカメの動画機能をスタートさせ、180SXも走行開始。望遠レンズがついているため、自由度は低い。後で見たとき、どこを走っているときかわかるようにしたかったので、所々、前方の様子も画面に入れた。直線道路なのでハンドル操作はほとんどない。
 180SXは、難なく30万kmを刻んだ。
DSC02140_.JPG
「来た~。やべぇ~!」

 見たこともないほどゼロが並んでいる様子が不思議だった。インパネに映り込む空がビデオの映像上、オドメーターを消していないかが気になった。とにかく、走行距離を撮影するときは、この点に常に気を遣った。
 達成の瞬間は、撮影に意識が行っていて、感慨に浸る暇は一切なかった。単なる作業に過ぎなかった。
 30万kmを達成してしまうと、今度は300,001などのようにゼロがたくさん並んでいるのにピッタリではない様子がなんか気になる。半端感が気持ち悪いのだろう。完全なるバラバラの数字にして「揃えたい」という発想がわかないような数値にしたくなる。この衝動は20万kmの時もあった。

 このまま180SXに乗り続けるのか。それは、この180SXなのか。それとも別の新しい180SXなのか。全く別の車にするのか。別の車に乗ってみたい気もする。180SXに乗り続けたいという気持ちもある。別の車とは何か。180SXも持ちつつ、新しい車をもう一台持つ方法はないか...。いろいろなことが頭を去来した。
 不思議と、この車とのいろいろな思い出が頭をよぎることは意外にも少なかった。なくはなかったが、これからどうするのか、の方が僕の中で喫緊の課題なのだろう。
 思い出を振り返るのは、きっと廃車の時に違いない。
 そんなことを思いながら、自宅につくと、オドメーターは300,101kmになっていた。
 この時がついに来た。
 明日、僕の180SXは30万kmという大きな通過点を超える予定だ。4月1日だがこれは本当のことだ。
 明日は、仕事で群馬方面を回る。(別に隠さなくてもいいんだが、もうすぐ「明日」でなくなってしまいそうなので省略する)
 決行されれば確実に30万kmは達成するだろう。
 できれば、特別なセレモニーでもやってみたり、バカな車中泊をしていたころと同じような装備にしてみたり、超軽量バージョンにしたりして、この記念すべき通過点を彩りたいところだが、そういう時間はない。
 やはり、すごいスピードで流れゆく日常の中の一瞬として、この大きなマイルストーンを超えることになるだろう。
 それは、僕がサラリーマンを生業とし、妻と子供を持ち、ごく普通の人生に身をやつしていることの代償である。これを後悔するべきか。否、こういう生活を送っていながらも、180SXという車に乗り続けられたこと、その奇跡を有り難く思うべきではないか。
 本来ならば、こういう自分の大きな転換点や通過点を超える際に、もっと時間をかけて準備できる、そういう人生を望んだ。しかし、今はできていない。
 敢えて言うが「今は」というのは、まだその夢を捨てていない、という気持ちを端的に表したものだ。
 夢は、捨てさえしなければ失敗はない。夢は逃げない。逃げるとすれば、それは自分だ。持ち続ければ最後は成功する。失敗も通過点でしかないのだ。そう、明日起こる、30万kmという通過点と何ら変わりはない。
 180SXを30万km乗る、という夢自体はたぶん明日、実現する。
 次は、もう少し大きな夢を実現させるだけだ。オレはまだ負けてはいない。
先日、バモスのタイヤをスタッドレスに交換する際、KYBの油圧シザーズジャッキが壊れた(写真右の銀の方)。
前から、オイル漏れと思しき現象が見て取れたが、たぶんオイル出すぎて量が不足しているのだろう、タイヤが外せるレベルまで上がらなくなってしまった。
厳密にいうと、外せたが、スタッドレスを取り付けることはできない微妙な高さでとまり、作業は若干難航した。
最終的には180SXのサス交換で使用した大型のジャッキ(写真の左の方)を使用しての大げさな作業になった。

KIMG0028.JPG
後輪の作業をする際、バモスの場合、どこにジャッキをかけたらいいのかよくわからなかったが、左右のタイヤをつなぐ、車軸懸架の鉄パイプにかけてしまった。一応作業は完了したが、車体ではなく、バネ下に当たる場所なので、本当にあそこでよかったのかは怪しいものだ。

それにしても、あのジャッキで一体何回車体を上げたのだろう?180SX、バモス、実家のレガシィ、友達の車等々...。本当によく働いてくれたと思う。

オイルをつぎ足す、という方法も考えたが、最終的には買い換えることにした。
今度はもっと楽して電動にしようかな、ということも考えたりするが、何らかの理由で、電源も喪失した場合、手動でジャッキアップを操作できる方法があるのかはちょっと気になるところ。180SXのリトラクタブルライトも、例えモーターが何らかの形で壊れたとしても、手動で操作できるようになっている。

今、出先でトラブルに遭ったら、純正ジャッキで応急処置をしなければならない。そんなのは嫌だから、早く買いたいのだが、今、ジャッキを幅広く並べてる店なんてあまりなくなったよね。

妙にペースが速いが、書ける時に書かないと次いつ書けるのか分からないので書くものである。

自宅のVAIOをWindows10にアップデートした。

きっかけは、会社で営業に対してWindows10PCが支給されたこと。結構すんなり使えて、まぁ、いいかな、と思って。

実は一度、無料だというのでアップデートしようとしたのだが、その時はサイトが迷宮のようでアップデートサイトに行けないという事態になってやめた。今回はそのようなことはなかった。あのときはまだ告知だけでアップデート自体は始まっていなかったのかな?

まぁ、いい。

しかし、このVAIOはいつから使っているんだろう?

(Webで発売日を検索中...)

えー...と、2009年10月22日だそうです、ハイ。

ほとんど発売日に買ったはずだから、丸6年使って7年目に突入してるってことか。パソコンはこれまで買ったものは数知れないけど、ま、パソコンはその時の最高スペックのやつを買ったほうが、結局長持ちするってのがとにかく総合しての感想である。僕はゲームとかやらないし、このVAIOは速度的には問題ない。

ただ、問題は...

Windows10にアップデートしたら、なんと外付けHDDが使えなくなった!これは激不便!
僕が使用している外付けHDDはI/O DATAさんのPortable HARD DISKというやつで、型番は「HDPA-UT1」というもの。認識しなくなったというか、実は最初認識していたんだけど、認識するまでにすごい時間がかかっていた。

エクスプローラーでドライブとしては見えるんだけど、ダブルクリックしてその中のフォルダを表示させようとするとすんごい(5分くらい)待たされる。出てきたフォルダの中を見ようとしてダブルクリックするとまた同じように待たされる...。という状況ではあったものの、使えるか使えないかで言えば、使えた。

しかし、使ううち、っていうのは翌日、そのまた翌日...と抜き差しを繰り返しているうちに、完全に認識しなくなった。10分待っても、20分待っても、翌日まで置いておいても認識しなくなった。

そうなると、パソコン自体が固まってしまって、強制終了するしかなくなる。メーカーサイトにドライバでも公開されていないか見てみたけど、もうWindows8から非対応らしい(8では使えてた気もするけど)。

問題は、このHDDの中身で、2001年からのすべてのデータがこの中に保存されている。バックアップはない。強制終了を繰り返しているうち、HDDのほうがイカレたら目も当てられない。こっちのデータのほうが大事だ。

この事態に気づいたときは、僕のPCはほかの(Think Pad8)も含めてWindows10にアップデートした後。ヤバイ。もう無理?

そこでピパ子氏(妻)が助け舟。「私のPC使ってみたら?」

妻のPCはいわゆる当時一時はやった「ネットブック」で、さっきの話じゃないがスペックは激低。ほとんど物欲対象としての魅力もないので僕の中で完全に忘れ去られていた。OSはWindwos7。

つなげてみると、あっけなく認識。データはピンピンと生きていた。一先ず安心。

こういうこともあるんですね。アップデートする前ってプリンタとか周辺機器はちょっと心配するけど、外付けHDDってなんとなくSDカードとかUSBメモリのようなつもりであまり考えてなかった。

ただ、死ぬほど不便だけどね。データが必要なら、ピパ子氏のPC立ち上げて、外付けHDD繋げて、そこから必要なやつを一旦USBメモリなどを経由して自分のPCに持って来ないといけないんだから。

でも、周辺機器は最悪買い換えればいいけど、過去15年の記録はもう取り戻せないからね。K(長男)やカス子氏(長女)の写真とかビデオとかみんな入っているので、これなくしたら2人の結婚式のとき困るでしょ。

で、一回絶望したとき(ピパ子氏の助け舟が来る前)に、解決策としてデータ復旧とか色々見たんだけど、デカい記憶装置ほど高いんだよね(相場は1TBだと10万円オーバーとのこと)。だから、細切れにしたほうがリスク分散できるし復旧サービスに出した時も安い。
しかもこういうアップデートということが今後繰り返されていくことを考えると、SDカードやDVDに記録していったほうが良いかな、というのが現時点の答え。DVDのような記録メディアは実は5年くらいで使えなくなる、っていうことになっているけど、実際のところ、10年前でも使える(中には使えなくなるものもあるんだろうけど)。

僕は、フォルダ体系は全て時系になっているので、1年単位で細切れにしてSDとDVDの2重体制でバックアップすることにする。SDカードはハード的に書き込みロックできるしね。

長期記録は時系列に限りますよ。仕掛かりデータは案件ごとでもいいけど、完結したら、時系列。やっぱり探すときは「えーと、あれは娘が小学3年のころだから...」ってなるでしょ。途中から細切れにしたくなったとか、そういう時にも、移行がすごく楽です。

って、やりたいことがまた増えた。

現時点の180SX走行距離:299,268km

プチアウトドア

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みなさんあけましておめでとうございます。

ほとんど更新していないうるふの怪しいホームページ、「今日あたりの180SX」のページでございます。

今日は、プチアウトドアをしてきたので報告したい。
やってきたのは「焚き火」。雑誌などで耳知識は十分にあるが、結局実践が伴っていない。だから、ゲリキャンや家族でバーベキューなどの時にうまくいかない。

また、これから確実に起こりうる災害時。僕は生き残りグッズと称して様々なサバイバルグッズをビジネスバッグに忍ばせている。しかし、それとて緊急時に使用できなければ全くの無意味。道具はあればいいのではない。緊急用と称するものは特に持ち運び性や保存性が優先されて、快適性や使い勝手は犠牲になっていることが多い。いざというとき、思ったようには機能してくれないという現実が大体の道具には潜んでいる。

だから、実際に使ってみて、慣れておかなければならない。

場所は近所の河原。砂と砂利の混ざったような場所に180SXで侵入する。大体、この河原に入るまでの坂道もかなりデコボコで、シャコタンの車で入るような場所ではないが、臆せず突入する。

ということで、今回まず試したのが、「ファイヤスターター」という道具。

金属製のマッチのようなものだが、火花を出すだけしかできない。この火花をたきつけに当てて発火させる、というもの。
ちなみに、僕は一度も成功したことがなかった。
先ほど「火花を出すだけ」と書いたが、うまい人がやると火の塊のようなものがボロボロ落ちてくるような状態になる。
しかし、僕はやはり火花を散らす程度しかできない。

ただ、今回は、河原でよく乾いたススキの穂を調達できた。これなら可能性があるかもしれない。

今回はもう一つ試したい道具があって、fam Autumn Issue 2015 (三才ムックvol.821)→amazon というアウトドア季刊誌の付録についてきた、ColumbiaとSOTOダブルネームの「ミニ焚き火台」というシロモノ。

これを組み立て、この中にススキの穂を入れる。
いろいろ試したが、結果的には成功した。

ススキの穂を焚き火台からちょっと出るような感じに詰めて(そうでないと、ファイヤスターターが焚き火台本体に接触し、その振動でやがて焚き火台の接続部がはずれてバラバラになる)やった時。

火花が出たと思ったら一気に炎が上がった。慌てて用意した小枝を投入し、炎は安定。徐々に太めの枝にしていった。

この炎でお湯を沸かし、フレンチプレスでコーヒーを淹れる、ということもしたかったのだが、結局シェラカップになみなみ入れた水をこの日で沸騰に至らせることはできなかった。ただ、かなり温まっていたのでコーヒーを淹れることはできた。味も全く問題なし。温度的には飲みやすくてよかったくらいだった。

あと、薪を用意してこの「ミニ焚き火台」で安定した炎を得たかったのだが、それは失敗に終わった。

まず、購入した薪が暖炉で使うような極太だったため、ナタで割ろうとしたのだが、途中に節があったりして思ったように割れなかった。これも練習が必要なのかもしれない。もしくは、道具に問題があるのか。斧なら行けたかもしれないし、そもそも買った薪がよくなかったかもしれない。ここは次回への課題。

うまくいったこともあったし、失敗したこともあったけど、180SXの脇でたき火をして川辺を見ながらゆっくりとコーヒーを飲む、ということは実現できた。

結局要した時間は3時間弱。

この日は、ピパ子氏(妻)、Kさん(長男)、カス子氏(長女)の計3名が妻の実家に帰ってフリーになれたためできたものであるが、この程度時間なら、年何回か捻出できるタイミングはありそうだ。

自分のリセット方法の一つとして、耳知識を実践に移す、というのは僕の中でかなりアリだ。

※なんか、画像がうまく貼り付けられない!もうMTの進化についていけませんな。それか、ブラウザをedgeにしたのがダメ?!しょうがないから、文字をクリック頂くことでとりあえずその場しのぎです。すみません。

180SX本日のオドメーター:299265km

 いつ起きるか分からない、事故、災害、テロ...
 そうした危機から脱し、生還したい。そういう思いが、ある。

 そこで、僕は様々な道具を持ち歩いている。職場から、自宅まで、徒歩で2泊3日で帰宅することを想定している。実際は1泊2日でも可能かもしれないが、足をけがするかもしれないし、橋などが渡れないなど、予定通りのペースで歩けないこともあろう。

 しかし、それらは普段は使わないものだ。使わないものを常時持ち歩く、というのは単なるバラストにすぎず、重いだけ。役に立つといっても筋トレになるくらいだ。これは、相当前向きに考えてと言ってよかろう。

 自然、持ち物を減らしたいという衝動が頭をもたげる。それに耐えながら毎日持つ。使う事のない日を願って、毎日持つという矛盾。

 で、である。

 実際に持っているそうしたグッズを、実際の現場で使用できるのか。これは極めて重要だ。日々欠かさずバラストに耐え、持ち続けた日々。運悪く災害に出くわしたが、今こそその苦労を結実させるとき...。

 そう思ったが使えない、では本当に意味がない。

 しかし、これは起こりうる。否、ほとんどがそうなるのではなかろうか。

 過去、僕は甲斐駒ケ岳にKと登山した際、下山途中で雷に遭うという事態に陥った。(→そのときの日記はこちら

 その際、ザックカバーもかけることができず、タープを持っていることも忘れ、ツエルトをKに着させる(ツエルトは簡易テントだが、着て使用することもできる)だけしか使用できなかった。迫りくる(というかもう遭遇している)危機の中、どのタイミングで何をするべきか、正しく一発で使用できるかどうかは、思うほど簡単ではない。

 という事で、今日は、エスビットで実際にお湯を沸かせるかどうか確認してみた。

 エスビットというのは金属製のゴトクと白い固形燃料で、ゴトクは閉じると箱型になり、固形燃料の入れ物になるというすぐれもの。エスビットというのは、固形燃料の名前なのか、これを製造しているメーカーの名前なのかよく知らぬが、とにかく僕はこれらを総称してエスビットと呼んでいる。

 実際、小型のシェラカップに入れた水を固形燃料1個で沸かせることは、購入した時に実証済み。今日は、もう少し大きめのカップで試してみた。

 常に持ち歩いているライターで火をつける。着火は全く問題なく、実に簡単。レザーマンのsquirt P4(ペンチを主体とした十徳ナイフのようなもの)ではさんでちょうど良い位置にセットする。

 小さいシェラカップのときは、燃料1個でちょうど良かったが、今度は沸かない。結局3個使ったが、水温は70度程度までしか上がらないまま使い切ってしまった。

KIMG0020.JPG

 5個くらい使えば沸いたかもしれないが、あまりにも消費しすぎだ。

 エスビットのゴトクは必ずしもこの燃料を使用する必要はなく、落ち葉や枯れ枝などをくべて火を維持することもできる。

 実際、やってみたかったのはこちらだ。

 バーベキューなどで使用する着火剤(茶色の紙のようなものをウエハース状に重ねて固め、灯油のような油をしみこませたもの)を使用し、3cmくらいに砕けた炭を使用してチャレンジ。

 しかし、結果は失敗。着火剤しか燃えず、炭に火がつくことはなかった。(実際はついたが、自力で火力を維持するには至らなかった)
 何度か書いたかもしれないが、僕はとにかく火のコントロールがヘタクソだ。そういう事もあるかもしれないが、非常時にそんな逃げは通用しない。火をおこし、維持できなければそこに待っているのは死あるのみ。容赦はない。ヘタクソなら練習するしかない。

 本当は、大体日経ビジネスを一冊持っているので、これをちぎって雑巾のようにひねってくべればまぁ大丈夫だろうが、今日はそこまでやることはできなかった。ただ、濡れた枝やゴミなどしか手に入らないような時もあろう。そういうものであっても安定して火をおこし、維持できるようになっておきたい。
 仕事のことで色々あって、今、クルム伊達公子の本を読んでいる。短期間に彼女について詳しくならなければならない。
 ちなみに、この2年間は本田圭佑だった。
 それ以上は、ここでは言わないことにする。言いたいけど、言わないことにする。

 読んでいる、というか、面白くて1日で読み終えてしまった。『幸福論』という本だ。Amazonの電子書籍で読んだ。


 今、僕は、とにかく身体の劣化が加速していて、普段の何気ない生活の中の動きで腿の裏などの筋膜炎に陥る。40歳を超えて、サッカーをやり続けることは、こんなに難しいことなのか。
 それでも、何とか続けたい。息子のKと一緒に社会人でプレーするまでは。

 筋肉の質を変えようと、食事を変えてみたり、ストレッチやマッサージもやってみたりしている。ラジオ体操がいいと言えばやってみる。
 仕事で帰りが遅いのに、身体のケアにもさらに時間がかかるようになっている。時間はいくらあっても足りない。挫折しそうになる。

 食事はかなり気を遣っていて、脂肪分や炭水化物をなるべく減らすような食事を摂っていた。僕は食に執着する方ではないので、別段苦ではなかったが、今日、件の本を読んでみると、現役時代はどんぶり4~5杯はご飯を食べた、40になった今でもかなり食べている方だと思う。(記憶で書いているので抜粋ではない)

 という一文にかなり反応した。

 気を遣ってあれもダメ、これもダメみたいにしててもしょうがねぇ、徹底的に動きゃぁいいんだよ!という、渇!にも聞こえた。

 食って動く。

 その方が、自分には合っているのではないか?動きたくないから食事も制限する。それは、動きたくないというある種の「逃げ」のようにも感じる。

 食って、食って、食いまくれ。昼は営業で重い荷物を持って歩きまくれ。なんなら小走りでもしてみやがれ!

 おぉ!やっぱそれだよな!

 で、今日は、野菜サラダとバナナ3本と、麦ごはん弁当。久しぶりの夜の炭水化物。

 食うぜ、動くぜ~。

 ...オレって、影響されやすいな...。ちらりとそういう想いもよぎったが、知ったことか。影響されたときだけやりゃぁいいんだよ。やらねぇよりもその方がずっと良いんだよ。

 ま、どうなるか分からぬが、とにかく、柔らかくしなやかな筋肉を手に入れて、少しでも長く現役でいたいのである。
先日、電車の非常用ドアコックを開けると言う、珍しい経験をしたので報告したい。
東西線門前仲町駅下り線でそれは起きた。時刻は多分17:30頃ではなかったかと思う。
僕は手前の茅場町から乗車し、一駅乗って門前仲町で降りる予定だった。
茅場町の乗り口は右で次の門前仲町の降り口は左。結構混んでいたので反対側に降りられるかがやや心配だった。
人の陰で見えなかったが、子供の声が、門前仲町での降り口の方から聞こえて来た。少なくとも2人はいて、1人は小さくて喋るに至っておらず、言葉になっていない声だったため、ベビーカーに乗っていることが想定された。
この人ごみをかき分け、ベビーカーも避けて降りるのはちょっと難儀しそうだ、と思った。
門前仲町駅に入線。降りる人は少なそうだ。
「すみません、降ります!」
と言う僕の声は、
「痛い~!」
と言う声に掻き消された。続いて
「どうしよう、挟まっちゃった...!」
と言う、母親の声にならないような小さな声。しかし、ベビーカーのハンドルを握ったまま、成す術もない。
ベビーカーの先には3才くらいの子供がドアに胸を密着させた常態でへばりついており、ドアは半開きだった。
子供の腕が、戸袋に巻き込まれたのである。この事故の注意は結構表示されているが、実際に現場に居合わせたのは初めてだ。
「痛いよ~!」
泣き叫ぶ声が車内に響く。
状況を察した僕よりドア寄りにいた数名の大人が開くドアを制する。
電車のドアは空気圧を使って開閉されており、ある程度の力を以てすれば対抗できる、と言うのが僕が持ち合わせている知識だった。
しかし、現実は違っていた。
挟まっている子供は自動ドアのガラスより小さいため、外からは車内の惨状は見えないはずだが、数名の大人が開こうとするドアにたかってそれを制する様子を見て異変を察知した数名が、外からも加勢した。
しかし、ドアは無情にも徐々に戸袋内に収まる方へ動いて行く。
力は十分にあると思われるが、持つ所がないと言うのがその理由のようだ。
閉まるのを制することは比較的簡単だが、開こうとする扉を人力で引っ張る形で阻止するのは現実には難しいようだ。そうなると、ドアに挟まれることよりも、戸袋に手などを巻き込まれる方が怖いという事になる。
「ギャー!」
子供は言語を発することはもう出来ていない。
この状況とは全くマッチしない門仲の発車メロディーが鳴る。
「非常停止ボタン!」
誰かが叫んだ。そうだ。この状況を駅係員に知らせねば。それには非常停止ボタンが最善の方法だ。
僕もドア周りを探すが、見つからない。暫く探してドア左側にそれらしき物を見つけた時には、誰かの指先がそれを押していた。
駅全体に等間隔に設置された赤色灯が一斉に点滅を開始。同時にサイレンも鳴り響く。
これで列車が発車する心配はなくなった。しかし、ドアの方は相変わらずだ。
「駅員呼んで!」
「ドアに手が巻き込まれた」
乗車を待つ人に対し、口々に助けを求める。
この状況を一気に逆転する方法。それは、非常用ドアコックしかない。
普段乗っている高崎線E231系にはその表示が、ある。
東西線にもE231系は走っているが、これはそれではないようで、そのような表示は見当たらない。
スピーカーのようなものと、無表示の小さな扉があるだけだ。
-身体が勝手に動いていました-
テレビなどでの救出劇の報道でヒーローとなった人がよく言う言葉-
ホントかよ、と冷めて聞いていたこともあったが、今、自分がそれをやろうとしている。
驚きつつもそれでいて冷静に自分がこれからやろうとしていることを、第三者的に見ている自分が、そこにはいた。
僕はその無表示の扉の指掛け穴に指を挿し入れ、扉を上方向に引き上げた。
赤いレバーのようなものが見え、「左に90度回して下さい」的な刻印が見えたと記憶している。
回すとどうなるのかは書いてなかったようにも思うが、今思い返してもわからない。だが、僕はそれが非常用ドアコックだと、思い込んでいた。そもそも、非常用ドアコックが何をするものなのか、これを回せば空気圧が抜けてドアが手で開けられるものだと言うのもまた、今から思えば思い込みに過ぎなかった。
駅係員の指示もないのに、こんなものを操作してもいいのか?!一瞬だけそうした考えもよぎったが、振り払うのは容易だった。自動ドア対大人数名の決死の綱引きは、コックに指を掛けた僕の下で、人間の敗北の方にどんどん近づいていたからである。
先ほどの刻印で反時計回りに回すのだと解釈した僕はそういう操作をしようとしたが、それに反してそのレバーは手前に起き上がった。
左とは、こう言う意味か...。
そう思ったと同時に、「プスッ!」と言う、予想より短めの解放音。
魔法が解けたように、ドアは力を失い、形勢は一気に逆転した。
ドアはゆっくり戻り始め、「取れました!」と言う母親の声。
答え合わせは、一瞬にして終わった。僕の思い込みは、全て正解だったのだ。そしてその知識は、大人数名でも敵わなかった戦いを、指先一本で逆転させたのである。
子供は驚いたような表情で、涙は止まっていた。
怪我も特にないようだ。戸袋の入り口にはゴム板があるが、中は比較的広く、子供の腕が入るスペースはあったのだろう。この親子は門前仲町で降りる予定ではなかったようだが、誰かが「一応、降りた方がいいんじゃないですか」と言ったのでそれに従っていた。
かなりの人がいたが、ほとんどの人の目は子供とドアを制する大人たちに行っていて、僕が非常用ドアコックを操作したことにほとんど誰も気づいていないと思う。
ドアと格闘していた人たちも、同様だろう。一定時間ドアが動かなかったから安全装置が働いたとか、そんなふうに思ったようである。
僕はそのまま列車を降りた。赤色灯の点滅は依然として続いており、暫く歩いたところで、血相を変えて走る駅員とすれ違った。
勝手に非常用ドアコックを操作したことをなんか言われても面倒だとも思ったが、駅員の動きがこれだけ遅いなら絶対に大丈夫だ。
そう言えば、非常用ドアコックを戻すのを忘れてた。
そう思ったが、
「ドアトラブルで停止しておりました西船橋行きですが、間もなく発車致します」と言う放送が改札を出る頃聞こえて来た。
どうやら大丈夫だったようだ。
 今年の夏も超過密スケジュールである。
 これは、多忙な(ホント年々多忙になる。一体何故だ?)ONタイムにより、時間の価値が極限にまで高騰しているため、OFFは休むのではなく、少しでも楽しんでやる、という、休養よりも心の満足を優先させている結果だ。
 7月の3連休。前半2日は少年サッカーに費やした。これはKの下の学年の試合で、Kは来ていない。家族とは完全に離れ離れだ。
 本当は7月21日に休みを取って4連休としたかったが、20日締めの当社は21日に会議が入っており、実は茨城県の大洗にあるキャンプ場を予約するまでに至っていたのだが、キャンセルしていた。
 代わりに取ったのが翌日の22日。
 ここで、本来、20日、21日と大洗に行く予定だったものが20日と一日空いて22日になってなお、その名残で両日とも水戸、大洗方面に行くというプランになっていた。つまりは、20日日帰りで茨城に行き、翌日は出勤して、そのまた次の日に日帰りで茨城に行くというものである。
 子供ができ、会社勤めをし、一見まともな定住生活に身をやつしているかのように見えても、心の中にはまだ旅人のマインドを隠し持っているつもりである。通常は無駄のように感じるこうしたプランも僕としてはある意味チャレンジングなようにも感じ、それはそれで良いと思った。
 朝の5時に出発した我々家族は、9時半ころには目的地に到着した。時間も早かったこともあり、この磯のベストポジションを陣取ることに成功した我々家族は、快適に昼寝ができそうなパラソル付きのチェアを設置、子供たちはさっそく磯遊びを開始した。
 僕は、まずやるべきことをやってしまおうと、何とここで仕事を開始する。潮騒を聞きながらのんびり仕事をするのもまたよしと思い、明日の会議の資料作りができるような準備までこの磯に持ち込んでいたのだ。
 小一時間でそれを済ませると、強行軍の疲れをいやすべく、チェアに深く身を沈めた。しかしどうだろう。僕にとって高騰しきった時間をこうしてむげに費やすことに違和感を覚えた僕は、わずか5分ほどでチェアでの休養を放棄し、海に入っていた。
 1日置いて22日は国営ひたち海浜公園に行く。まずは佐野PA下りで朝食バイキングを楽しみ、この日の目的であるサイクリングをし、夏季限定の水遊び広場で水遊びをし、夜からは戸ホーリーホックの試合を見に行った。
 このチームには少年サッカー時代に僕が指導した選手が出ているので、彼にスタジアム前の駐車場を取ってもらっていた我々はかなり短時間で高速に乗ることができたものの、時間はすでに夜10時を回っていた。

 で、今回のブログで言いたいのはここからである。相変わらず前置きが長い僕である(実際もっと長かったが自分でもウザいと思ったので大分削除した)。

 月曜日の帰りもややその傾向はあったが、この水戸からの帰りはそれに輪をかけて顕著だったのが運転時の眠気である。
 もっと言うと、1年前くらいからこの現象に悩まされるようになってきた。現象というか、要は体力がなくなっただけのことだろうが。

 だが、とにかく昔はこうした無理な旅行計画であってもそういう事はなかったし、眠くなっても、少々休憩をしたり、軽い運動などをすれば大丈夫だったが、今は違う。
 車を降りて運動をしている最中でも寝そうになるくらい、強烈な睡魔なのだ。何べん休んでも、コーヒーを飲んでも一向に止まる気配がない。従って、帰りの車は家族にとって危険極まりないのである。
 高速を降りてピパ子氏と運転を交代した僕は、助手席で即座に眠りに就いた。

 35歳を過ぎてから、自分でサッカーをプレーするにも体力の低下を感じていたが、最近はこうして日常生活でも若いころのようなプランは立てられなくなってきたという事なのか。

 海を前にして、帰りのために昼寝をしなければならないという事なのだろうか。ちなみにピパ子氏の趣味は昼寝なので、磯でもその趣味を満喫されていたが、僕は寝ることは趣味ではない。旅先ではなるべくそこで色々な刺激を受けたい。子供たちにもなるべく遊ぶ時間を作ってあげたい。磯遊びのように子供が勝手に遊んでくれる場ならまだいいが、自分が一緒になって行動するような場で、自分が休憩しなければならないとすれば、彼らもそれに巻き込むことになってしまう。そういう事は出来るだけ避けたい。

 歳をとるにつれ、今まで「普通」だったことが、次々と「特別」に変わって行く。こういう事は、想定していなかった。

 やりたいと思ったことは、できるだけ早く済ませておかなければならない。金と時間の両方を手に入れるタイミングを待っていては、体力というものを失ってしまうのだ。

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