ついに、Windows Mobile 10と別れを告げることになった。

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 今、Androidかi OSのどちらかの端末を有していないと、"普通の"サービスを受けることができない。

 もちろん、それはある程度は分かっていたことなのだが、まぁまた生活が変わると使うサービスも変わってくるのも事実。

 例えば、最近はいろいろなサービスがスマホアプリ化されていいて、「こちらからダウンロード」などと言われるが、もちろん、AndroidとiPhoneしかない。

 Web上だけではない。最近は、店頭でその場でアプリをダウンロードさせる、ということも良くある。

 何度かあったが、店頭などでそういう事を熱心に言ってくる店員さんもいて、「できない」と答えても、「いや、簡単ですよ。もし良かったらやりますよ。」と引き下がらないケースもあった。
 オジサンだからアプリのダウンロードの仕方も知らないんだろ、と思われているようだ。本当はWindows Mobileだから「できない」のであって、オレに能力がないわけではない。こうなると逆にWindows Mobileについてこっちが説明してやらなきゃいけなくなり、実に面倒だ。

 面倒だから、「じゃぁやって」と渡してやる。渡す前に意地悪く「できるの?」と、確認して「できますよ」と言わせてから渡す、と言う手順ははしっかり踏んでおく。

 無論、その店員さんはWindows Mobileなんて見たこともない。何しろわが国でのシェアは1%を切っている特殊なOSだ。画面を見た瞬間、顔色が変わる。

 それでも、パソコンを触ったことのある人なら、辛うじてMicrosoft Storeにたどり着くケースもあるが、そこで検索した結果を見て自分がこの申し出をしたことを初めて後悔するのだ。

「できないよね?」
「...できない...ですね」

 だから最初に言っただろ、とばかりにVAIOを回収する。最初に言った通りだと言うことに優越感もあったりするが、冷静に考えると実におかしな話だ。この熱心な店員は何も悪くない。

 悪いのは誰だ?

 こんなOSを出したMicrosoftか?
 それを支援しなかったユーザーか?
 そんなOSを選んでしまった僕なのか?

 それよりも何よりも、ここにできた不必要なテンションは何なんだ。実に面倒くさい。

 こんなことを繰り返す度、スマホが一つのコミュニケーションツールとなった今、自分の拘りだけを通すことに少々疲れを感じていた。

 悪いのが誰かは判然としないが、結局は僕が己の財を投じてこの状況を改善することにしたのだ。

 VAIO Phone Bizは本当に良い端末だったと思う。持っていて楽しかったし、やっぱり僕は"普通じゃない"というところに強く惹かれる性分のようだ。変わったものを持っている、という悦びは間違いなく、あった。しかし、それ故に世の中で提供されるサービスも極めて限られたものになってしまったのだ。その悦びと利便性のバランスが崩れてしまった、そういうことだろう。

 で、次は何を買うか。iPhoneはない。SIMカードはVAIOのものをそのまま利用するのでSIMフリー端末。だからできればマイクロSIMがいいが、3000円払えばサイズ変更も可能だから、絶対ではない。

 Androidとなるならもう"普通"だ。もう何でもいい。若干、自暴自棄感がある自分がいる。

 今は若干金欠気味なので、5万も6万もするような端末は手が出ない。それに、そんな高額の端末についているような機能が本当に必要なのかというと、恐らくそんなことはない。

 ということで、最初のターゲットは、Huawei P9 liteであった(nanoSIMだが)。コストと機能のバランスがいいという触れ込みだ。

 僕はネットで買うタイプではないので、アキバを散策する。自分の生活の中で丁度そう言う時間を取れるタイミングがあったのも功を奏した。このチャンスを逃せば次はいつ来るかしれない。

 店頭を見てみると、気になったのは他に色々出てきたが、その中で、FREETELの雷神というのが気になった。価格の割にはメモリ4MB、トレージ64GBと同じ価格帯の端末より優れている。SIMはマイクロSIMで今のものがそのまま使える。そして、OSがAndroid7というのも気に入った。長く使うならOSは少しでも新しい方がいい。CPUはMT6750T Octa Coreと言うもので聞いたことはない。スマホ系のCPUにもう詳しくないが、何となくOcta Coreに騙されてはいけないような気もした。パソコンで言うとATOMのような、字面では凄そうだが実際使ってみると遅すぎて全く使えない(複数回の経験に依るATOMへの恨み節)CPUなのかも、という気持ちがよぎったが、僕はスマホゲームとかはしないので、CPUにそれほどこだわらなくても大丈夫かな、と思い、それ以上考えないことにした。

 この端末の最大の売りは5,000mAという超巨大バッテリーとのこと。少し前のモバイルバッテリークラスだ。ちなみに電源ケーブルは表裏どちらにも挿せるTypeCというもの。microBとの互換性はない。付属品の1本以外のケーブルが欲しければ新たに買わねばならない。

 VAIO Phone Bizはバッテリーの持ちは極めて優れていた。これはWindows Mobileの軽さもあるのだろうが、待ち受けにしているだけなら1日たっても10%も減らない。1日くらい充電を忘れても不安はなかった。購入から1年使用しても、バッテリーが劣化することはなく、この状態は維持されている。この生活に慣れてしまったので、常にバッテリーを気にするような生活にはなりたくなかった。

 カメラ性能にもほとんど興味はない。僕の今の生活では、画素については、もうこれ以上増やさなくていいくらいに思っている。撮った画像が逆にデカすぎて、メールで送るにもWebにアップするにも面倒で仕方ない。だからカメラはついていればいい。

 ということで、FREETELのRAIJINにした。価格は25,800円。色はVAIO Phone Bizと同じシルバー。これなら買い替えたことに気づかれない。普段カネがないと言っているので、それに逆行するスマホ買い替えは秘匿するのが一番だ。妻ピパ子氏とのカネ論争はすぐに「エリーゼを手放せ」運動に発展するので極力避けたい。

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 一番心配だったのが楽天モバイルのHPにRAIJINが対応機種として載っていなかったこと。しかしながらドコモ回線だしTREETELの他の端末には対応している為、多分大丈夫だろうという楽観論に基づいて買った。

 実際の所は、SIMを刺しただけで何もしなくてOK。設定画面を開いてみたが、どういうわけか、もう設定したい状態になっていた。少なくとも、電話とデータ通信はできる状態には、何の問題もなくたどり着いた。

 カメラの画像は全てmicroSDに入れていたので、それをそのままDCIMの下のCameraというフォルダにコピーで問題なし。

 だいぶ前にこのブログでも紹介した、「マッピング」というアプリケーション。僕はこれだけのために使い古した当時のWILLCOMのAndroid端末をVAIO Phone Bizと共に持ち歩いていたが、このデータもバックアップ→復元で問題なく引き継げた。これでスマホ2台持ちからも解放される。

 LINEはVAIO Phone Bizからの引継ぎだが、アカウント引継ぎ設定という機能を使用。この機能をONにすれば、24時間以内に作業すれば別の端末にLINEのアカウントを引き継げる。但し、会話の履歴はすべて古い端末に置いていくことになってしまう。LINEで画像や電話番号などをやり取りしたままになっている場合はダウンロードしておかなければならない。

 facebookやGmailなどは単にログインすればいいだけで何も作業は必要ない。これで、以降作業はほとんど済んでしまった。

 RAIJINは、指紋認証機能もついている。電源ボタンを特に押すこともなく、OFF時であっても指紋認証部分を触っても電源が入ると同時にログインも完了。もちろん、PINやパターンでもログイン可能。僕は、指紋認証でも、PINでもどちらでもログインできるようにしている。パターンは操作する所を見られたら一発で覚えられてしまうのでセキュリティとしては非常にぜい弱だと思う。

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画面下に指紋のマーク。本体を持った時、丁度人差し指が来るあたりに指紋認証の機能がある。

 ...ということで、これでスマホ2台持ち(会社携帯を持つ時は3台持ち)生活から解放されることとなりかなり身軽になった。Androidと言う普通のOSだが、普通のサービスが受けられるのもまた事実。

 これからどんなスマホ生活が待っているのか楽しみである。

今日あたりの180SX走行距離:305,788km

 先日、スーパーセヴンとR35を乗り比べるという贅沢に浴する機会があった。

 と言っても特別なことは何もない、箱根にある「Fun2Drive」というスペシャルな車をレンタルする所があって、そこで件の車を借りたという、やろうと思えば誰でも出来ることだ。
 今回は2台を6時間借りて3人で交代で乗りながら伊豆半島の中ほどに位置する大室山近辺までを往復した。結構なロングドライブである。

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 最初に乗ったのはスーパーセヴンである。こんな車怖くて乗れない、と思ったのがファーストインプレッションだ。聞かされていたのは、クラッチのつながるポイントがあまりにも奥過ぎる、ということ。足が届かない、と言うのである。ただ、着座位置が前に行くように座布団状のものを貸してくれるので問題ない。

 シートは10cmくらい前にスライドできる。しかし、背もたれの剛性は全くない。一番後ろにしていればシートが車体の内殻に密着しているので問題ないが、前に出したら背もたれは大きくたわむ。

 ドアはないのでまたいで乗り込む。乗るときに手で体重をかけられる場所は限られる。件のシートの背もたれなどに手をかけると、壊れるんじゃないかと思うくらいにたわむ。

 これは、個体差だと信じたいが、このクルマの多くの部分がグニャグニャで、車そのものはダイレクト感満載の作りだと信じたいが、この「セッティング」(?)のおかげでそれがスポイル(ある意味マイルドに)されてしまっている(んだと思う、いや、そう信じたい)。

 例えばブレーキもカッチリ感は皆無だ。何ならウチのNOTEの方がまだダイレクト感がある。踏み始めは全く力が要らない。どこまでがアソビなんだろうと思っているともう効き始めている。効いている感じは足で感じるというより、減速するから効いているのが分かるというものだ。

 前から聞いていたクラッチは確かにその感覚を代表するべきものだった。ストローク100%のうち、クラッチがつながるポイントは奥の95%くらいまで踏まないといけない位置にある。
 アソビは30%くらいの所で一旦止まる。そこから少し重くなる。前述のつながるポイントまではその重さのまま行く。

 驚いたのは、左足のフットレストがないこと。最初は当惑したが、数km運転して謎が解けた。これは、クラッチがフットレストを兼ねているのだ。クラッチのアソビ部分を踏み込んだ位置でいったん重くなるが、そのポイントをフットレスト代わりに使え、と言うことだ。少し重くなるそこからがクラッチワークだ。クラッチのつながるポイントが通常のマニュアル車のそれとは全く異なる深い位置にあるのはそのためなのだ。この設定をそう解釈するのが妥当だろう。

 ハンドリングもクイック...なのかもしれないが、エリーゼほどではない。ただ、ハンドルを切るとタイヤが動くところが見えるので、視覚的には曲がっている感がある。

 エンジン音は相当大きく、マフラーはそれに輪をかけて非常識なほどのものだ。アクセルオフするとパンパンパンパン音がしてうるさい。駐車場で車庫入れするときなど、クラッチミートが難しい位置にあることも相まって空ぶかしと爆音のオンパレードになる。オラオラ、オレを見ろ!スーパーセヴンに乗ってるんだぜぇ!とやっているようにしか思われないこと必至だ。

 ちなみにマフラーは助手席側の車体脇を通っている。乗るときには当たらないようにしないと火傷する。このクルマの風の巻き込みはとんでもないが、ひどかったのは自らの排気ガスも運転席に巻き込んでしまうことだ。30分も運転していると口の中から化学物質感のある変な味がしてくる。

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 この日は季節的なこともあって、とにかく寒かった。ちなみに一応暖房(というかエンジンの熱を足元に入れる機構)はある。しかし、顔周りが寒くてしょうがない。最後はほとんど冷静に運転できない状況だった。

 あとは困ったのが、方向指示器が単なるトグルスイッチであること。もちろん、自動的には戻ってくれない。右の場合は、ハンドルを右に切ったときに見えるのだが、左は見えない。僕は30分くらい左ウィンカーを出したまま走行していたことがあった。ま、これは慣れればOKかもしれない。

 しかし、注目度はエリーゼの比ではない。場所柄かもしれないが、かなりの確率で被写体になってしまった。わかる人は後で写真を見て「わ」ナンバーであることに気づくだろう。

 大室山付近でR35に乗り換える。

 対極...とはこのことだ。現代のスーパーカー。キーはGT-Rのロゴはついているものの、ウチのNOTEと同じだ。

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 ドアは信じられないくらいの角度まで開く。これは乗り降りしやすい。

 着座位置は高い。しかし、僕の身長だとシートをさらに高くしないと前が見えない。そのくらい、インパネなどのコンポーネントの位置が高くまでそびえている。ハンドルの位置を下げるレバーがハンドル下にあるのだが、操作方法は分からなかった。ハンドルを下げると、インパネも一緒に下がるのだが。仕方なくシートの高さを上げる。もちろん電動。前後、シートバック、座面の倒れ具合などすべて無段階に電動で調整可能。

 ボタンを押せばエンジンがかかる。僕はあまり好きではないが最近のスポーツカーでは必須の演出だ。

 室内は静寂そのもの。ちゃんとエンジンスタート出来たのか、タコメーターを見ないと不安になる。さっきの爆音セヴンから乗り換えたから余計にそう感じるのかもしれないが、これまたウチのNOTEと同じ。車に詳しくない人だったら、日産のデザイナーが腐心したであろうこの演出も全く通じず、「タダのクルマ」と一括りにされるに違いない。

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 シフトは見た目上、PとNとDしかない。Dから右にちょっと倒すとマニュアルモードになる。Dに入れて走り出す。低速ではゴゴゴゴゴ...という断続的なショックがあって少々戸惑う。機械式LSDか、クラッチミートを機会にやらせる限界なのか。レンタカーの宿命ゆえ、走行は11万kmに達している。そうした部分もあるのかもしれない。

 ただ、違和感はそれだけだ。それを除けば、良くも悪くもただのファミリーカーだ。車体はデカいが、それ以外はNOTEと同じ。エアコンは効くし、静かだ。街中を普通に運転している分には、このクルマがポルシェと張る車であることを感じるタイミングはどこにもない。アクセルワークを間違えると急加速してしまうなんてこともないし、そんなそぶりもない。

 カーブは良く曲がる。しかし、それさえほとんど主張して来ない。スピードメーターを見て初めて、結構出てるけど曲がれるんだって気づく。大体、速度感が非常に感じにくい。感覚的には80km/hくらいに思っても120km/hくらい出ている。音が静かなのが大きく影響していると思う。

 で、今度は、底までアクセルを踏んでみる。まずは選択されているギアのまま加速する。その後すぐにギアがダダダッと下がって、異次元の加速が始まる。加速の段付き感は分かりにくいけど2段階くらいあるように思える。(オレ的感覚の)2段階目の加速を味わうには少し踏み続けないといけなくて(つっても2秒くらい?)、スピードメーターに目をやると、一般道最高速度自己新記録をあっさり更新していた。

 しかし、スピードメーターを見ない限り、その速度感はない。
 大体、スピードメーターが340km/hまで刻まれているので、常用域は実はちょっとハンドル切っていると隠れて見えない。170km/hくらいになってようやくハンドルの向こうから針が姿を現す感じだ。

 アクセルを戻せば、また普通車。さっきまでの極寒だったのが素晴らしいエアコンの環境で、暮れなずむ山並みを眺めながらもう眠くなってしまって、GT-Rを堪能するどころか、前走車についてしまった後は眠気と戦うのに苦慮してしまった。

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 ...ということで、総括だが、スーパーセヴンについては、車体の性格というよりも、この個体そのもののセッティングの問題のような気がして、この1台でセヴンがダメ、と結論付けてはいけない気がする。

 今回僕はエリーゼを買ったが、候補にはセヴンも入っていた。エリーゼよりもとがった乗り味を期待していて、エリーゼはどちらかというとそれを妥協して少しは文明的な設備もあった方がいいと思っていたのに、"この"セヴンに関しては、僕のエリーゼほどのダイレクト感もクイック感もなく、ただ寒い、うるさいだけが強調されたに過ぎなかった。

 GT-Rはオートマで4WDなので、僕のクルマ選びの条件には合っておらず、今回のメンバーからも散々な評価をされていたが、僕は実はこのクルマはある意味凄いと思った。

 1.7tもある車体をあれだけの異次元の加速をさせるパワーを持ちながら、普通に乗っている分には完全にそれを隠し通している。車に全く興味のないママでもプリウスを運転できる人なら何不自由なく、プリウスと同じように運転してしまうだろう。

 でも、踏んだらすごいんです、買い物帰りにサーキット行ってもOKです、みたいな。

 僕は、パドルシフトのオートマが全く分からないので、今回はずっとDで走っていた。オーナーになって、DやRモードに入れるようになると、もっとすごいんだろうね。

 まさに、誰でも時300km/hを味わえる、300km/hでも日常会話ができるというコンセプト通りに仕上がっていたと思う。その点は、ホントに凄い。

 でもまぁ、今回この企画をやってみて、僕は180SX→エリーゼというクルマ選びは、本当に良かったと思える。自分の車だから、相当フィルターがかかってると思うけど、やっぱり、180SXとエリーゼはオススメだな。

今日あたりの180SX走行距離:305,770km
 
気になっていたことがある。
このスペースは、いったい何に使うんだろうってね。

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 いかにも物を置いて下さいとばかりにいい感じにくぼんでいるのだが、ただそれだけなので、ブレーキをかけると全て前方に落ちてきてしまう。
 エリーゼと言う車の性格上、ここから物が落ちないように運転することは極めて考えにくい。それともナニか、オレのように運転席のシートを一番前にして運転するようなヤツのことは考えていない、ってわけか。

 どうせへセルのテストドライバーはみんな背がデカいヤツなんだろう?日本に売りたいなら、身長164cmのテストドライバーも雇うべきだ。

 まぁ、YouTubeなどでエリーゼの動画を見ていると、世界のほとんどの人は、このエリーゼに乗るということ、それ自体がもう、エンターテインメントであるかのように、「エリーゼにどう乗るか」「何秒で乗れるか」みたいな動画をアップされている。

 実際乗った後もかなり窮屈そうだ。当然、シートなど一番後ろで、それでもきついとでも言いたいのだろう。
 シートが一番後ろになっているなら、この物置きらしき場所も、小さなものでなければ、ブレーキをかけても左右のシートが支えてくれるから前にモノがスッ飛んでくることはない。

しかし、オレは違う。

 教習所で教えてくれるドラポジにしようと思えば、シートポジションは一番前だ。
 するとどうなるか。
 この不完全な物置きと運転席の背面の間には当然のことながら15cm程度の隙間が空く。さっきも言ったが、ブレーキをかければ当然その隙間にモノが落ちる。

 隙間なら、まだ、いい。

 落ちた後に、今度は運転席の下にそれが潜り込むと最悪だ。落ちた後、もう一度ブレーキを踏めばそのような状態にすぐなる。

 エリーゼは普通のクルマのように、シートの下にティッシュや芳香剤を置けるような余白のスペースは一切ない。こういうところにモノを落とそうものなら、救出するのがいちいち面倒なのだ。

 と言うことで、ロータスが只でさえ収納場所が少ないこのクルマに、好意で作ってくれたであろうこの物置きスペースは、僕に言わせれば、「不完全」なのである。

 仕方ない。この作り途中で終わってしまったかのような物置きの完成は、ロータスからオレが引き継ごうではないか。

 しかし、180SXと違い、車体にドリルで穴をあけたりする勇気はない。両面テープなども使いたくはない。大体、その手のモノを使った固定方法では多分ここに置いたものを支えることはできまい。
 そうした条件下で、どのようにしてモノが前に飛んで来ないように改造するか。

 構想半年、遂に成功した方法をご紹介する。

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 自転車用カゴネット後ろカゴ用(298円)を2つと、ビンボーDIYの友、結束バンド(108円)。色は内装にマッチする黒。
 写真は一つしか写っていないが、自転車用カゴネットは2つ使用する。

 自転車用カゴネット2つはを結束バンドでつなげて1枚にするわけだが、僕の場合は、網目1マスを重ねるような大きさがちょうどよかった。僕が用意したネットのサイズは後ろカゴ用で310mm×410mm。仮装着しながら調整しよう。

 今回のキモはこのカゴネットの四隅にあるフックをどこに着けるか、だ。

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 どういう理由かは不明だが、運転席・助手席の後ろに丁度良い穴があったのでここにフックをかける。上の写真は運転席側。こちらはほぼ問題ないが、助手席側はシートが前にスライドしない固定式なので、どう頑張ってもフックがかからない。ペンチでフックをやや広げて入りやすく加工した。

 上側は掛ける場所は探せば結構ある。シートベルトのアンカーや、内装の一部の隙間などだ。各自工夫して欲しい。

 で、出来上がった状態がこれ。

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 網目ひとマス分だけ重ねて結束している様子が分かるだろうか。自転車用カゴネットのサイズに合わせて調整してほしい。前カゴ用は少し小さくて価格も安い。買う時はわからなかったので仕方ないが、前カゴ用1個、後ろカゴ用1個でも良かったと思う。
 上のフックはシートベルトのアンカーにすると、口がちょっと空いたような感じになって入れやすそうだ。

 ネットの下は、重なっている中央部分にあるフックを内装の内装の隙間に掛けている。小さいものでなければ、下からすり抜けて落ちることはなさそうだ。上のフックを高い位置にセットすると、ちょうどテンションがかかって良い感じになる。

 もちろん、車体への加工は一切ない。約700円、作業時間30分でできる、車内環境改善チューンだ。収納スペースにお困りの方は、ぜひトライして頂きたい。

 台風である。
 サッカーは子供も大人も中止だ。
 車で出かける先もない。
 最近、急速に子供の面倒も見る必要がなくなった。ていうか、完全に煙たがられている。いつかこんな日が来るとは思っていたが、実際に来てみるとかなり精神的にキツイ。キツイというとちょっと違うか。「これでいいのか?」という自問自答というか。

 それはまぁ、別の機会に書くとしよう。

 サッカーも中止になると結構面倒だ。延期になった連絡だったり、あまり深入りしないようにしているが、協会の理事なので、大会日程の変更などリーグ全チーム向けの書類も修正したりしなければならない。

 仕事も忙しいので持って帰って来ている。ワークライフバランスなんてない。天秤は常にワークの方が重くて地面に底付きしている。

 多忙な日々で積み上げられるだけだった自分の部屋(詳しく言うと自分のスペース)を片づけたり、読んでいなかった本を読んだりした。

 そこで、今まで気になっていたのが、このWebサイトの過去の記事が読めなくなっていることだ。投稿は遅々として進んでいないが、それでも継続は力なりじゃないけど、100本に達した。時々は、その記事を読み返してみたいと思うこともあるのだが、できない。MTにログインして管理画面で見るしかない。

 誰のためのブログだ。(殆ど自分しか見ていない閑古鳥サイトだから、管理画面で見ても同じか...、とまた自虐)
 いや、そうではない。誰もが見れるようになっているという、自己満足が大事なのだ。人生みんな自己満足だ。他人は正しい評価など伝えてはくれない。伝えてくれている人もいると思うが、実に少数だ。それに、それを自分自身が「彼は真実を伝えてくれている」と感じられるかどうか、という問題もある。人間不信と思われるかもしれないが、これは厳然たる事実だ。

 であるならば。自分自身の納得のいく道を歩む。これに尽きる。

 前置きが長くなった。

 僕はMTが結局さっぱり理解できておらず、何とかブログの更新のやり方だけ覚えてつないでいる状態だ。サイドバーの変更方法など知らない。

 しかし、このサイトを立ち上げたときに購入したMT5の本を引っ張り出し(捨てなくてよかった)、ページをパラパラめくってみると、何とかそれを実現できそうな項があった。

 やってみると簡単で、一つはカテゴリアーカイブを追加すること。もう一つは月別アーカイブを追加すること。

 このサイトを立ち上げたのは2011年11月22日だが(今見て知った。内容的には新しいWebサイト立ち上げとは思えない記事となっている)、その時から投稿するたびに律義にカテゴリを指定してきたが、このウィジェットを追加していなかったがためにすべて無駄だった、という事実。

 否、無駄ではなかった。立ち上げからほぼ6年後の今日ここに、カテゴリアーカイブウィジェットを追加したことにより、これまで指定してきたカテゴリごとに記事を読めるようになったのだ。何と言う遅い進歩ぶりであろうか。まさに驚嘆に値するが、しかし確実に前進しているのだ。だから良しとしよう。

 これほど時間のある時でなければ、このWebサイトに時間を費やそうなどとは思わないが、そうは言っても、ここが唯一誰にも邪魔されない自己表現の場。それなりに僕の中では大事なのだと、意識のどこかで感じているのだろう。

 これで、過去記事も読めるようになった。いくつかピックアップして読んでみると、仕事もプライベートも忙しいという愚痴しか書いてなくてこれまた進歩がない。

 しかし、その抑圧状態というか、押しつぶされそうになった時に前に進むことを選択してきたのが僕の姿だと思う。もうダメだ、やりたくない、やめたい、でもやめる勇気もない...。そうして続けてきたことが結局蓄積となり、どこかで役に立つ。耐えるという強さにつながっている。

 愚痴の蓄積は、そうしてきた僕の生き方の証なのである。
 

 
 いつかやりそうと思っていたがとうとうやった。
 エリーゼのナンバープレートを道路にヒットしたのだ。その反動でバンパーも若干割れた。
 聞くところによるとバンパーは100万円以上するというので、ヒットだけはしたくないと思っていた。しかし、何故かナンバープレートがバンパーよりも2cm程低めに取り付けられており、いや~な付き方だな、とは思っていた。

 Twitterには前一度アップしたが、写真のように、日常の至る所に、ナンバーヒットの可能性は潜んでいる。写真は、毎月180SXの駐車場代を払いにっている所の駐車場。
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 いつか修正しようと思っていて、一度トライしたが、ナンバーのステーの外し方が良く解らずそのままになっていた。

 そんな時、赤城山に行った帰り、小沼から降りて大沼の方へ鋭角に曲がろうとしたY字路で遂にヒットした。油断していた。バコーン!というものすごい音が赤城の山に響き渡った。「やっちまった!」
 180SXだったら、ぶつけても何もしないで「あ、またか」程度で走行していたが、エリーゼとなればそうは行かない。すぐに下りて確認してみると、一見問題なさそうだったが、よく見るとナンバーの後ろの部分が割れ、塗装の内側の白い素材が見えていた。

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 帰り道はずっと後悔していた。

 悲劇は続く。翌週だかその次だか、今度は榛名山に行った時、伊香保の土産屋に入るときにまた擦った。「またかいな~!」
 今度はいよいよバンパーが砕け散ったかと思ったが、まだ耐えていた。僕は改善を決意した。

 それにしてもなぜ、こんな変なつけ方なのか。オーバーヒート対策とか、意味はあるんだろうけど。でも、ナンバーと車体の間に隙間はあるし、僕は、バンパーとナンバー下端が揃う位置まで持ち上げても問題ないと判断した。

 外し方が分からなかったので、ジグソーで切って外したが、外れてみれば何のことはない。アンダーパネルと共留めされているボルトを1本外せば良いだけだった。ナンバーのステーはこれでおシャカになった。
 早くもいじり方が180SX的になってきたのが若干気になったが、仕方ない。

 取り付けはボンビーDIYの友、名前は知らないけど、ねじ止め用の穴がたくさん開いた鉄製の板である。黒と銀があるが、家に転がっていた銀の物を使用。本当は黒の方が見栄えがいい。

 牽引フックをつけるための(かどうかは解らないが、皆ここに付けている様です)ねじ穴を利用する。ステーを三角形状に曲げてナンバーを前方にオフセットさせる。何度かの穴位置の修正の後、丁度良い位置になるところが見つかった。

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 ちなみに、牽引フックの穴に丁度合うボルトを探した結果、使用したのは僕が人生最初に買った車、カローラIIのボンネットのボルト。意識はしていなかったが、カローラIIの部品が残っていて、それがエリーゼに使用できるとは。

 ボルトが白く塗られているのはその為で、当時、熱気を抜くためにカローラIIのボンネットを極端に浮かせており、より長いボルトに変更していた。その為純正ボルトが残っていたのだろう。

 これ以外何の加工もなく、ナンバーの下端がバンパーとツライチになる。変に高さ合わせの加工をする必要はない。

 純正のステーを取り外すことになるので、若干の軽量化にも貢献。ただし、1か所でしか留めていないため、ナンバーが回転するような動きを許容してしまうが、致し方ない。

 これで、バンパーヒットの可能性が低下した。

 ちなみに今の所バンパーを直す気はない。そんなカネはないし、運良くナンバーで隠れる位置だったから、このまま様子を見るとしよう。

 7月2日から更新していない。
 まぁ、いろいろなことがあるが、Twitterはそれなりに更新しているが、あれは140文字しかないので、複雑な心の動きの真意を伝えるには適していない。
 Twitterだけ見ると、まぁ何か仕事が忙しくて、平日も忙しくて、気が滅入りそうです誰か助けてください、的な感じにも取れなくはなくて自分が気に入らない。

 まぁ、端的に描くと、6月から自分の部下ができた、という変化があった。
 請けるかは悩んだが、どうやらこんな僕を推してくれた人もいたようで、そういう話になると途端に判断が自分不在になる。

 そこで、得意の自分を納得させる理由をつけるわけだ。今回もまたお得意の「チャレンジ」だ。
 大体、今の会社に入れたこと自体が奇跡なのに、今回の沙汰は見当違いもいいとこだが、どうせ"棚から牡丹餅"的に得た人生なんだから、2個目の牡丹餅も頂いて、できる勉強は全部しとけ、と。そう言う理由で自分を落とした。

 ところがまぁ、やっぱり、その後はその「チャレンジ」にふさわしい激務とストレスが待っていたワケですよ。当たり前ですよね、責任を持たなきゃいけない立場なんですから。
 まぁ、よく言われる「上からも下からも」ってヤツも教科書通り、ちゃんとありますわ。

 で、何でオレってそうしちゃうんかな、と思うけど、休日もどんどん予定を入れちゃう。断りゃぁいいのに、それができない。断るのもストレス、やるのもストレス、どっちのストレスをとるかというと、やる方を採る。それがオレ。

 すべてそうだけど、楽しさもあるけど、それ以上に辛さもあるよね。気持ち的な負担、体への負担、そういうのも非常に多い。

良いんです、自分で選んだ道だから!
全て、チャレンジだから。
楽なことの先には大したものは待ってない。
辛い時は伸びるとき。
そう言ってますからね、子供にも、自分にも。

 ただ、このストレスの流入量に対して自分の処理能力を上げなければ、やっぱキツイな、と。

 で、今、色々試しているわけですが、やっぱり僕は、車+自然+時間からの解放+知識欲の充足、みたいなところがストライクゾーンなんだな、と思う次第でありまして、その全てを満たせる環境を見つけることが急務なのであります。

 そして、今日、とてつもなく理想に近いところを見つけました。奥日光の戦場ヶ原の三本松駐車場。正確には"三本松園地"というらしいです。

 ここに、こんな素晴らしい環境のところがあるんですよ。

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 車を停めて、程よい距離のところにイスとテーブルがある。ただし、絶好のポイントはここともう一か所くらいしかなく、あとは若干遠くなってしまうが、それでもいいなら数は結構ある。これからの時期はそう混むことはないだろう。

 ここの良いところは、車好きがたくさんいること。いろんな人のいろんな車も眺めることができる。今日、僕は読書をしたが、バーナーなどを持ち込んで、コーヒーを淹れたりしている人もいた。車はポルシェ911。楽しそう。

 などと、流れゆく様々な車好きのそれぞれの楽しみ方を程よい距離間で眺めながら、また読書に戻る。思いの外集中できたことに驚いた。結局全然集中できないんじゃないのかな、なんて思っていたから。

 この後、このレベルのところがほかにもあるんじゃないかと期待しつつ、ここを離れて金精峠を超えて榛名山まで足を延ばしたが、空振り。

 ま、あんないいところそう簡単には見つかるわけないわな。

 とにかくとんでもなくリセットできる場所であった。

 ちなみに、ここで読んだ本はマインドフルネスに関するもの。ここにも自分の困窮ぶりが出ている。
 
 ロータスエリーゼに乗り始めて約3か月、だいぶ慣れてきたところで、180SXとの違いもだいぶ表現できるようになってきたと思う。

 思えば4月1日、エリーゼとの出会いは、恐怖でしかなかった。

 誤解されるといけないので補足すると、最初からエリーゼは確実にフレンドリーに僕に接してくれていたのだが、当の僕の方が勝手に気後れしていたというのが事実で、恐怖とはその類の物である。

 慣れない視点、ブレーキの効かなさ、ハンドルの重さ、そしてミッドシップはすぐスピンするという先入観。RE-11なんてタイヤで走ったこともない。

 この日は雨でしかも即高速道路で所沢から水戸までの長距離ドライブだった。水戸ホーリーホックの試合を見に行く予定を午後に入れたのである。試合は13時からで、納車が終わったのは12時を過ぎていたから、絶対に間に合うことはない。しかし、ある程度の時間につかなければ試合が終わってしまう。この日は会場で待ち合わせがあったので、さすがに試合終了までには着きたい。いや、試合終了では寂しすぎる。せめて30分は試合も観たい。

 速く走る勇気はないが、速く走らねばならない。しかも路面はウェット。この状況が、件の"恐怖"を増長したのかもしれない。

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 しかしながら、エリーゼはいたって安定していた。路面の状況は的確に伝えてきてくれたし、ハンドル操作も実に素直だった。僕の心だけが、ざわついていた。

 ...という状況から3か月、月曜から金曜がこんなに長いと思った日々があっただろうか。金曜くらいはほとんど窒息死しそうな状態になっていた頃も過ぎた。

 今は平日夜、会社から帰った後、夜ご飯を買いに24時間営業のスーパーに行くのに180SXを使い、休日は主にエリーゼに乗る、という環境だ。ある程度平常心で休日を待てるようになってきた。

 少し客観的に見る余裕も出てくると、180SXとエリーゼの違いも分かってくる。

 結論から言うと、180SXは本当に万能のクルマであると思う。十分に生活できるし、快適だ。アクセルを踏み込めば、必要十分なパワーが得られ、ハンドリングも素直だ。前輪の接地感がないとか、アンダーが強すぎるとか言われるが、僕の技量ではそれを「困る」と思える域まで達していない。(フロントの接地感がないというのは確かに言えるが)

 そして何よりカッコイイ。これは審美性の部分なので個人の見解に差はあろうが、今となってはなくなってしまったりトラクタライトもいいし、僕は後ろからの見た目が特に好きだ。前がカッコいい車は結構あるが、後ろから見ると残念、というのは多い(個人の感想です)。しかし、180SXは後ろからが実にカッコいい。

 そして、当サイトのゲリラ実験室(今はなくなってしまったが)でレポートしたように、荷物が思いの外、載る。これは、スポーツカーの域を確実に超越している。折り畳み自転車でよければ4台載るし、車中泊だって十分可能、どころか、実に快適なくらいだ。実際、僕はピパ子氏と2人で100泊以上車中泊している。

 エリーゼに買い替えるとき、一番悩んだのは、絶対に180SXは手放せない、ということだった。この車がなくなったら、生活できなくなる。特に捨て難かったのは車中泊。次に、サッカーの代表の仕事。荷物が非常に多いので、特に会場運営の当番の日はエリーゼでは絶対に無理なのだ。この趣味を維持しようと思ったら、"買い替え"ではなく、"増車"しかなかった。180SXとの縁を切ることはできない。

 さて、そこでエリーゼである。この車は明らかに尖がっている。当然ながらその分失うものも多い。失った部分を180SXに補ってもらっているからこそ、エリーゼとの生活が成り立つ。

 エリーゼは一言でいうと、「庶民に買えるスーパーカー」と僕は思う。もしかしたら「レーシングカー」の方がいいかもしれないが。

 たった300万円である。決して安くはないが、セレナやプリウスと同レベルの値段だ。セレナやプリウスは公道に出ればいくらでも走っている。制服を着ろと言えば嫌だと言っていた世代の人間だったはずが、日本の道はプリウスかワンボックスばっかりだ。

 ま、それはいいとして。

 つまり、誰でも買えるのだ。要は、「その気」になれるかどうか、ただそれだけのことだ。

 エリーゼに乗ってから、いかに普通の車が「グニャグニャ」であるかということを実感した。そしてそれは、180SXも例外ではない。

 180SXを「グニャグニャ」とまで表現すると語弊があるが、でも、分類すればそちらに行ってしまう。恰好はスポーツカーだが、その出自はやはり単なる乗用車なのだろう、そう思ってしまう。僕の180SXは車体自体が30万km走行でヨレヨレだし、ショックも一番柔らかくしてあるし、それもオーバーホール時期をとうに過ぎている。

 しかし、それを差し引いても、エリーゼのクイックさは別物だ。いや、これは車高調の減衰力を調整したからとかの類ではない。構造上の物か、別領域の車体の軽さか、そうした根本的なところに起因するように感じる。

 実際、エリーゼの足はガチガチではない。実際、僕がエリーゼを駆って初めて水戸までドライブするときの車載カメラの映像に入っている音声を聞くと、「路面のつなぎ目などのショックは的確に伝えてくれるものの、最後の最後でその角が取れていて不快感がない。180SXもダイレクトに伝えてくるが、もっと雑だ」と言っている。
 硬い足であることは間違いないが、不快感がない、と言うのだろうか。おそらく、衝撃が伝わってくるから不快なのではなく、インフォメーションとして必要なものが、期待通りに伝わってくるから不快でないのだろう。

 ハンドリングについても同様。エリーゼに乗ってから、自宅の日産ノートに乗ったりすると、ハンドル操作に対する挙動の遅れに幻滅する。1回目の操作はまだいい。ハンドルを右に、左に交互に切るようなときに、反応はどんどん遅れていく。姿勢が戻りきらないうちに次のカーブが来てしまう。この時にハンドルを切っても極めて不快な動きになってしまう。

 で、だ。

 この傾向は180SXにもわずかだが、ある。180SXに乗っていたときはこれが普通だったので気にもしなかったが、エリーゼに乗った後だと分かる。

 ただ、前も書いたが、じゃぁ、180SXでこの動きをしようとしたらできないのか、というとそうではない気もする。エリーゼに乗って、この動きを知ったからこそ、やろうとするわけであって、やってみればできてしまうのではないだろうか。ここは単に僕の技量とそういう世界があるという経験のなさから来るものであるような気もする。

 さらに、エリーゼの方が燃費がいい。こんなに楽しめてこれしかガソリン減らないの?とスタンドで笑いがこみあげてきてしまう。街乗りでも12~13kmくらいは走ってくれる。180SXだとこうは行かない。ま、行って9kmくらいか。

 ちなみに、エリーゼになって失ったものも多い。まず、一番に言えることは荷物が乗らない。サッカーをするには結構きつい。助手席は荷物がうず高く積みあがった状態になり、ちっともカッコ良くない。

 次に通れる道の選択肢が減った。

 エリーゼは汎用品を流用して作られていることから、消耗品などのコストは普通車並みに安いと言われている。しかし、バンパーは別だ。純正だとモノだけで100万くらいするようだ。聞きづてだから真意のほどは定かではないが、数少ないサードパーティー製が70万くらいだったので、まぁ、そんなものかもしれない。

 180SXの場合は、凹凸が急な踏切だってナナメにクネクネ運転したりはしない。別に僕の180SXはベタベタでもないし、万一こすったからって、もう何度もやっていることだ。外れたらつければいいし、ちぎれたら自分でつなげばいい。

 しかし、エリーゼはさすがにそうはいかない。ヤバそうな踏切は絶対に通らない。狭いところも行かない(最近ちょっと行くけど)。そうすると、やっぱり不自由だ。

 エアコンは今、エリーゼの方が壊れてしまっているので何とも言えないが、「効かない」と最初から言われた。修理してどの程度の物か確認したい。そういうところは、180SXは全く不快はない。日本のクルマはすごい。

 ただ、とにかく180SXがすごいと思ったのは、180SXからエリーゼに乗り換えて、結局違和感は全くなかった、ということだ。180SXで得た操作は、エリーゼでそのまま通じる。大きさ感もほとんど同じだし、シリーズ1は知らないが、シリーズ2に関していえば、カーブでもそれほど差は感じない。突き詰めていけば、先ほどのクイックさの違いとかはあるが、180SXからエリーゼに移行する場合は良くなる方向の違いなので、変には感じない。

 だから、まず最初に180SXに乗る、と言うのは極めてお勧めな選択だ。このクルマを操れれば、大抵どの車に移行しても不足に感じることはないだろう。そして180SXを持っていれば、増車することを前提にすれば、極めてアグレッシブな選択をできるようになる。スーパーセブンやクロスボウだって手が出せる。荷物が多い時は180SXにすればいいのだから。

 さぁ、今日も、安心してエリーゼに乗るとしよう。

今日あたりの180SX走行距離:305,611km
いや~、今年は完全に散在してますな。
昨年12月から300万くらい使っちゃってるんじゃないですかね!ちゃんと計算してないですけど...。

いいんですかね?!
いいんです!!

人生たまにはそういう時があっても!
だって何のために生きてるの?!

楽しむためでしょ!
カネは貯めるためにあるんじゃない、使うためにあるんだから!

使って楽しんで、また稼いで...。

貯めてばかりいると、使うのが怖くなる。いくら貯めても足りないんじゃないかと不安になってしまう。
そしていつの間にか貯めることが目的のようになっていく。

そういう人、いっぱいいるでしょ?
聞くとそうじゃない、って言うんだけど、その行動は、貯めることが目的になっちゃってるんだよね。

で、多くの人は、カネを稼ぐ方法は仕事なわけです。
そうすると、まるで、仕事が目的のような人生になる。

違う!と頭ではわかっているんだけれども、行動はそうなっている。
いつか、楽しむためだ、そう言い聞かせているんだけど、
そのいつかがいつだかはわからない。

今かもしれないのに、いまではない、いつかだと思っている。

...っていいながら、なぜ、パソコンを買ったかというと、仕事のためです、ハイ。
オレも、同じなのかな...? いけませんね!
脱却しないと!

さてさて、VAIOが壊れて(壊して)どのくらいでしょうか。半年くらいですかね。
レノボのタブレットでずっと我慢してきました。

USB接続のマウスとキーボードをつなげ、スタンドで立てればノートPCと同じじゃないですか。
同じなはずなんだけど...。
何でですかね~、やっぱり使いにくい。

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左がこれまでのレノボのタブレットの環境。タブレットにしてはハイスペックだった。
右が新しく買ったLavie Hybrid HZ。格段に快適。


始めるまでにそれだけの周辺機器を用意するのが面倒なのか。
スペックが低いからか。
画面が狭いからか。
その、すべて、か?

いずれにしても、すごく使いづらかった。

そして、決定打は、このタブレットで無線LANが使えなくなってしまったこと。つまり、インターネットにつながらなくなってしまった。
これまでは使えたので、多分壊れてしまったんだと思います。

インターネットに繋がらないんじゃ、今の時代、使えないですよ。

昨年末から、サッカーのチームの忘年会で若い連中におごりまくり、15万を使い、ピパ子氏用の日産NOTEを買って70万を使い、180SXの車検で21万を使い、給湯器が壊れて20万を使い、ロータスエリーゼを買って頭金120万を使い、車の税金で14万を使い、ロータスの車検で15万を使い(買ったばかりで車検...)。
それ以外にも長男Kの塾の冬期講習や春期講習など、チョロチョロ使ってるし、サッカーのチームの登録料などでも結局20万くらい使いますから(これはチームメンバーから会費で後で回収するけど...。不払いのヤツもいるけど...)。

...っていう状態で、パソコンは我慢に我慢を重ねてきましたが、インターネットがつながらないってのは、今は水や空気がないくらいに等しいね!
僕はそんなにネットのヘビーユーザーではないけれど、それでもないとなればもう生活できない。
遅いんだったら我慢するけど、ない、というのでは続かないですよ。

で、まぁ、いろいろ迷いましたが、買うなら、やっぱりいいやつを、ということで、今回は、
1.軽いこと
2.タブレット形状にもなること
3.Core i7であること

というところにこだわって決めました。

「1」はまぁ、とにかくどこにでも苦にならず持ち運ぶため。「2」は前述のレノボのタブレットを使っていて、やっぱりタブレットはタブレットで、いいところあるな、と。「3」はやっぱり、スペックは可能な限り最高のほうがいいですね。VAIOの時にそう確信しました。古くなったときに何がストレスになるかというとスピードなんですよね。
VAIOは動作の速度的には古くなっても何の不満もなかった。僕が分解清掃なんかしようと試みて壊さなければ、今でも不満なく使えていたでしょう。

この機種は秋モデルから目をつけていたんですが、我慢して我慢して、いつの間にかいくつかモデルが変わって...。
NECダイレクトで買おうと思ったら、受注してから山形の工場で1台1台丁寧に作ります、とか言って納品まで3~4週間とのこと。
1台1台なんて言わずに30台くらいずつまとめて作らんかい!(って、言葉のあやでしょうけど...)
インターネットな私生活を3~4週間もできるわけないでしょ!

この時って、仕事もめちゃ忙しくて、サッカーのことも含めて家でパソコン使えないとダメな状態になっていた。どこか、すぐ買えるところは...?

ということで、楽天で見たら、即納であるわけです。なんなんですかね、これは販売店さんがリスクを負って発注して、在庫しゃうんでしょうね。
楽天スーパーポイントもたまるし、こっちで買いました。早かったですね。日曜夜にポチして、水曜には到着。便利な世の中になったものです。

で、開けて使ってみれば、いや~、素晴らしい。
憑き物が取れたかのようです!パソコンを取り出して電源を押すまでも非常にラク。電源を押してから起動までも速い。動作も極めてスムーズ。当たり前ですけど、インターネットもつながります。

そして、とにかく、軽い!この軽さは驚き。13インチなので、大きさはそれなりにありますが、中身入ってんのかよ?!と聞きたくなるくらい軽い。
僕の判断基準の一つ、「使わないかもしれないけど、持っていこう」という気になる軽さです。
もちろん、毎日会社に持って行ってます。行き帰り、どこでも仕事できますね。

ますます、仕事が目的のような生活になりそうですな。

今日の180SXの走行距離:305,602km
またやっちまった...!

 今朝、4時半に起きて走っていたら、左足のふくらはぎの下を伸ばした。
 トレーニング中にケガするというミス、一体何回目だろう?

 来週21日からまたサッカーのリーグが始まる。

 ゴールデンウイークなどは大体休みにする。人が集まらないから。協会理事である僕は、自分もゴールデンウイークは遊びたいし(サッカーは遊びなんだけど現実的にオレにとってはそうではなくなっている)、どうせ人も集まらないので、ゴールデンウイーク中は止めよう、と強く言ってきてようやくそれが定着してきた。

 うれしいことだ。

 しかし、それは、長期でサッカーがなくなることを意味する。つまり、体は衰える。

 今年度から、少年サッカーも何と幼児(幼稚園、保育園児)を担当することになり、技術的にも体力的にも待ったく自分のサッカーのトレーニングにならない状況だ。

 試合が近づくと、憂鬱になる。

 チーム代表でもある僕は、やらなければならない仕事も増えるし、自分自身の体がついていけるかどうか、その不安にもさいなまれる。

 だったら、やめればいいじゃん。

 とも、よく言われる。

 だが、
 「やりたくない」→「やめる」
 「やりたい」→「やる」
 そんなケダモノみたいな生き方で、一体何が得るものがあろうか?どこに成長があるのだろうか?
 などと、柄にもなく思うのである。

 嫌だけどやる、辛いけどやる。
 その嫌さや辛さを少しでも軽減するために、何らかの努力をする。

 そこに成長があるのではなかろうか、と。

 過去の自分のTwitterを遡って見ていたら、こう言う下りがあった。

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 何なんだ、このストイックな言葉は?!ホントにオレ?
 ま、確かにこの時仕事も結構きつくて、それでも自分の良さが出せる、自分にしかできない仕事だったから、こうやって奮起して頑張ってたんだなぁ...。

 で、何が言いたいんだっけ...?

 ま、そういう気持ちがあるから、ヤバいと思って走るんだけど、そこに焦りがあるとこうやってケガをしますね。

 昨日も朝起きて走って、やっぱり筋肉がガチガチになっているのだ。そういう日は無理は禁物だ。しかも今日は、雨が降ってくるということで雨が降る前に走り終えたいという気持ちもあった。試合まで一週間という短い時間なので、1日おきにやるとかそういう余裕を持った準備もできない。期間が短いので、高い負荷をかけようとしてしまう。

 そうした焦りが、こういう結果につながる。

 雨が、降りだした。

 あと一週間で、果たしてどこまで治るか。
 本当は、あと一週間でどこまで体を作れるか、の戦いのはずが、思いっきりマイナススタートになってしまった。

 今日は雨なので、ロータスエリーゼちゃんにも乗れないし...。180SXで動く日かな。

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  本日時点の180SXの走行距離:305,567km
180SXの次の車は何か?

このサイトでも何度となく語って来た。もちろん、その時答えがあったわけではない。

あれも良い、これも良いと思って書いたことは全て事実で、次の車の可能性に思い悩みつつも、様々に夢を描いていた。

そして、その一つの答えをここに提示する。

それがロータスエリーゼである。

20170423_elise-dooropen.jpg

インプレッサの様な"戦闘機"にも興味はあった。ワゴンタイプにすれば荷物も載っただろう。
しかし、街中でよく見かけるというのが非常に面白くなかった。
自らが追って来た軽量化。そして、如何にテクノロジーが進化しようとも、車をドライブするのは最後まで人間なんだ、ということ。

それを実感できる車。
そして、現実的に買える車。

となれば、これしかなかった。ロータスエリーゼもしくはエキシージは常に頭にちらついては、いた。

しかし、あまりこの場で話題にしてこなかったのは、この車ではサッカーのチーム代表をやったり(荷物が多い)、車中泊をしたりと言うことができなくなるからだ。

そんな折、何気なくロータスエリーゼで検索して、ヒットしたページに釘付けとなった。

ロータスエリーゼsr2ガルウィング

そんなの、ない。前オーナー様が改造したのだろうが、誰も乗っていない車と言う点に於いて、尖り過ぎている。
こんなのは、二度とない。

-いつか、乗りたい-

みんな、そう思う。では、その"いつか"はいつなのか?
別に他人のネタを奪う訳ではないが、

今でしょ?!

これ以外に合う言葉がない。
いつかって、いつだ?

子供たちが大学卒業したらか?就職したらか?
いいけど、その時僕は53歳。今でさえ体の衰えのスピードに驚嘆しているのにこれが加速して10年後なんて、そんな車乗れなくなっているかもしれない。
子供が予定通り卒業、就職するとも限らない。
その時我々の親は80歳目前。介護施設に入って毎月10万円かかるかもしれない。

エリーゼとは言え、今、これだけの出費をするのは苦しい。
しかし、この先は"不可能"になる公算が高い。なったらもう、時間は元には戻らない。

見つけたのは日曜夜。月と火は定休日と言うそのディーラーのスケジュールを利用し、二日間、冷静に考えることにした。それで、気持ちが変わらなければ買おう。
かくして、僕はその週の木曜日、会社に午後半休を申し入れ、ガルウィングのエリーゼと対峙したのである。

乗ってみたが、180SXを運転していた感覚を総動員してみれば、重ステであることと、ブレーキの倍力装置がないことで多少ギクシャクしたものの、運動神経に乏しい僕でも大きな違和感はなかった。これならドライブできる、そう確信した。
内装も若干ヤレていたが、車を大事に乗ったことがない僕は、逆に気後れする程奇麗でもまた困ると思っていたので、それも良かった。
僕はその場でサインした。営業担当氏の"こんな簡単に売れたよ"と言う表情が忘れられない。

納車は4月1日エイプリルフール。ネタとしては最高だ。そう言えばピパ子氏との結婚もエイプリルフールの仏滅だったな。思えば人生ほとんど冗談で生きている。

さて。

読者諸氏の気になっている点はもう一つあろう。180SXは、どうしたんだ?"今日あたりの180SX"は、どうなってしまうんだ?これである。
実はちゃんと持っている。近所に別に駐車場を借りて維持することにした。

20170423_elise-180sx.jpg

ロータスエリーゼではこれまでの生活は出来ないし、金銭的にも維持出来なくなるかもしれない。

その時は直ぐにエリーゼを手放し、元の180SXの生活に戻ればいい。
だって、ひとつの夢はもう、叶ったのだから。
 ほとんど誰も読んでいないブログだというのに、昨年末にもったい付けていたが、7日納車された。納車というより取りに行ったのだが、今度は、日産NOTEである。

 型番でいうとE11というらしい。

e11_note.jpg

 これで、我が家の車は180SXと2台とも日産車、ということになる。

 昨年12月22日のブログにも書いたが、今回は長女の要望を全面的に採用してのクルマ選びとなった。結局、購入した車は僕のクルマ選びの基準には全く反した結果になったが、なぜか僕自身この車との出会いがすごくよく感じたし、納車の日もすごく待ち遠しかった。

 車に50万以上かけるつもりはない我が家においては、車と言えば動けばいい、というレベルのもの。年式は10年前、走行は10万km目前、というのが相場だ。
 走る以外の装備に期待することもない。

 ところが今回は、平成24年車で、走行は20700㎞という、我が家では買ったこともない程新しく、走行距離もない車。望むべくもなかった最新装備もいろいろついていた。

 とにかく、自動でドアミラーがしまわれるような機能さえない生活だったわけである(180SXの電動ドアミラー機能は軽量化のため手動エアロミラーに交換されている)。そこに、ナビにバックモニター、キーレスエントリー、盗難防止装置...。我が家のクルマ装備は一気に近代化した。

 とりわけ困ったのが盗難防止装置&キーレスエントリーだ。キーレスエントリーなどやったことがないので、どうしても不安なので、物理キーで解錠したくなる。しかし、それで乗ると、何と盗難防止装置が働いてしまうのだ。

 キーで開けたのに??なぜ?

 と思うが、そういうものらしいので仕方ない。取扱説明書はないのでネットで調べてみるとそうらしい。物理キーで解錠した上で着座するなどの振動があると、ホーンが鳴ってしまう。エンジンを始動すれば止まるのだが、ピパ子氏は2回くらいこれをやってしまい、一体どうすれば良いのかとパニクっていた。

 ということで、慣れないと若干気持ち悪いが、キーレスエントリーで解錠せねばならない。こうやって新しいものに慣らされて行くのだろう。

 ちなみに、新車時はどうだか知らぬが、キーレスエントリー用のリモコンは1個しか渡されることはなかった。そこに刺さっている物理キーはコピーは可能というが、これで開けるなら盗難防止装置が発動する可能性がある。

 ちなみに、振動させずにそのままキーをひねればどうなるかということは試していない。今度周囲の迷惑にならないところでやってみよう。

 室内の感じも、いかにも新しい車という印象だ。うまく言葉で言い表せないが、一昔前感がない。小物入れなどもすっきりしていて、洗練された感じがある。

 理由はよくわからないが、ホワイトメーターなのもよい。なんかカッコいい。買わなかったけど、自動車やにほかのノートもいくつかあったが、ホワイトメーターはこれだけだった。なんかそういうオプションなのかな。

 ノートはアクセルもブレーキもハンドルも何もかもが軽い感じ。10年10万㎞車しか買ったことのない我々にしてみれば、変なクセがない車というのもまた新鮮だ。

 エンジンルームもまだまだとてもキレイで買ったばかりのよう。いやー、すごいね。まだ全然使いこなしていないけど、ま、一言でいうと新しい車ってのもいいですな。

 しかし、これほど良い車がなぜあんなに安いのか。逆にそっちが心配になるのだが、もう考えないようにしよう。

 今日の180SX:走行304,250km
 ゲリキャンは続く。
 若さとは、バカさである、を標榜するゲリキャンメンバーといえども、歳を重ね、日々に疲れを感じるようになるにつれ、徐々に角が取れ、そのバカさを失いつつあった。
 ここ何年かのゲリキャンはその様子が顕著であり、準備もほとんどなされないまま、惰性的に開催されていた。
 とりわけ冬ゲリキャンは、先行して始まった夏ゲリキャンの面々に家族ができ、家族参加が必要になったために後から追加された行事である。
 従って、川に入り、焚き火をし、飲んだくれて蚊に刺されながら河原で夜を明かす、というバカなスタイルではない。宿をとり、ゲリキャンメンバーとその家族同士が年に1回集まり、奥様同士、子供同士もまた楽しむというスタイルを旨としていた。

 しかし、である。

 ゲリキャン実行委員会の悪友Zが再びメキシコに赴任してからというもの、うるふもまた、その力を失っていた。昨年もほぼ準備しないまま、冬にもかかわらず、夏ゲリも何度も行ったことのある地元の河原で実施した。

 そして、今年も、サッカーの行事で一緒になったゲリキャン実行委員会メンバーの悪友Nと、今年も日帰りのバーベキューでいいよね。ということで済ませていた。それが一番、準備がなくて済む。

 ゲリラ的に行うキャンプ -ゲリキャンー という精神からすれば、これはこれで良いと言えば良い、そう取れなくもない。
 しかし、冬ゲリキャンは家族参加である。女子を含む場合はこの河原は結構きついはずだ。

 だが。
 うるふにはそのパワーがなかった。ただ、日々を送ることに憔悴しきっていた。

 ゲリキャン当日が押し迫ったころ、様々な動きが見られた。

 テレビ屋T氏が宿泊でできないか、模索しているようである。いつからかは知らぬが、テレビ屋Tは、ダム屋KK娘。とLINEでつながっているらしく(良いのか?)、ダム屋KK娘。は、どうやら宿泊を希望していたらしい。

 別ルートでも、思わぬ事象があった。

 他の誰でもない、うるふの息子、Kである。

 面白い運命である。僕がゲリキャン白書の執筆をさぼりまくっている間に、時は流れ、Kは中学生になっていた。そして、そこで、テレビ屋Tの長男とKは同じクラス、そして同じサッカー部で活動を共にしていたのである。両の父親同士と同じ道である。

 二人は、冬ゲリキャンが「泊り」だと思っていたらしい。

 Kはうるふの幼少期からの英才教育のおかげで、完全にドラクエマニアになっていた。小学校低学年の時点で、すでに父のレベルを超えている。特に、DSのドラクエモンスターズは相当な腕前らしい。

 この、ドラクエモンスターズでサッカー部の別な仲間に勝ちたい、そのための指南をしてほしい、ついては今度執り行われる冬ゲリキャンをドラクエ合宿にしよう、という話になっていたとのこと。

 なんと、子供たちの間の複数の間で、冬ゲリ=宿泊という図式が、「受け継がれ」ていたのだ。

 しかし、時すでに遅し。この段階から、取れる宿はなかった。いかに日々に疲れていようとも、次世代への継承は適正になされなければならない。うるふは、自らの行動を後悔するとともに、来年は宿泊にしようと誓うのであった。


 そこまで堕ちてしまったゲリキャンであったが、その火を消すということはない。今年もまた、河原での日帰りではあるが、実施される。

 参加家族は悪友N、テレビ屋T、ダム屋KK、うるふの4家族、計13名。これに悪友ZがメキシコからSkypeで参戦した。結構な盛り上がりである。

 いつもの場所に集合したメンバーは、手際よくスーパーで買い物を済ませる。これまで注意の対象でしかなかった子供たちが、今は、食材やペットボトルを持ってくる、戦力へと変わっていた。この変化は大きい。

 いつもの河原へ到着。風が若干あったが、車を風よけにテントを張り、物流用のラップを柱に巻くと、風よけ兼温室のような状態になり、だいぶ暖かい。

 今年の作戦は、ある意味割り切っている。

 鍋はカセットコンロを使用することとした。昨年、火おこしに苦戦したためである。鍋を沸かすには火力が必要だ。今回も鍋2回分の材料を用意したが、2度行う、という火力の調節を行えるほど自信がない。外でやる冬ゲリや時間との勝負だ。4時になれば急激に気温が低下し、あたりが暗くなる。結構忙しいのだ。

 子供の空腹具合に即座に適応するために、カセットころで割り切った。

 到着後、即座にカセットコンロで湯を沸かし、インスタントコーヒーを淹れる。この中で酒を飲めるメンバーはテレビ屋Tとダム屋KKしかいない。後は車で来ているからだ。
 つかの間のまったり時間。

 続いて、バーベキューの火を起こす。

 火おこしは珍しくうるふが担当。これは、このバーベキューセットを購入してから、せっせと家族でバーベキューをこなしていたノウハウが役立ち、思った以上に早く炭に火が付いた。風があったことも好材料だったかもしれない。

 昨年は全く火をつけることができなかった暖炉用の薪を1年越しで持ってきたが、これも簡単に火が付いた。昨年の苦労はどこへやら。

 今回は、たき火台を導入し、件の薪はそちらへ移行。

 鍋ができると同時にバーベキューも開始。いいペースだ。今回は食材の量もだいぶ抑えた。さっさと鍋とバーベキューを終わらせて、まったりタイムに入りたい。

 しかし、今回は子供たちは空腹よりも遊びに重きが置かれていた。

 Kとテレビ屋Tの長男はドラクエモンスターズに興じていたし、悪友Nの長男次男もサッカーゲームに夢中になっていた。

 鍋とバーベキューをつついたと思ったら、今度はサッカーテニスが始まった。鍋はあと1回分残っていた。

 我々もまた、最近電撃結婚した、某MAX氏についてのどうでもいい話題でメキシコとSkypeのビデオ電話に相当の時間を費やしていた。


 その時、であった。

 なんと、夏ゲリキャンでも最近はやらないものが出ている、川への突入をしている大バカ者、否、消えつつある若さとはバカさである、の精神を体現する素晴らしい漢の姿が見えた。

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 テレビ屋T氏、その人であった。

 聞けば、子供たちがサッカーテニスでボールを川に入れてしまったのだという。夏ゲリの時もこの川には入ったが、結構な水量と深さがある。ボールはだいぶ川の中心にまで達しており、全員がその回収をあきらめたとき、テレビ屋T氏が脱兎のごとく、川に飛び込んだのだ。

今、ゲリキャンの流れはテレビ屋T氏にある。ボールを小脇に抱えて、冷水を滴らせながら上がってくるテレビ屋T氏は、子供たちからはヒーロー視されていた。当たり前の話だ。

 うるふは、自らのハートの熱さが想像以上に冷めていることに一抹の寂しさを覚えていた。
 うるふにできることは、たき火の火を最大限にまで強め、テレビ屋T氏が暖をとれるようにするだけであった。

 テレビ屋Tは下半身を完全に水没させた状態で戻って来た。しかし、その表情は充実感に満ち溢れていた。誰にも到達できない、ゲリキャンの精神の頂にたどり着いたという自覚。それがみなぎっていた。

 強まった炎を囲み、これまでのゲリキャンを振り返る。

 これだ。
 この時間だ。

 これこそがゲリキャン。

 真剣に、バカができるか。
 真剣に、どれだけバカをやって来たか。

 抗え。
 自分たちをつまらないオトナへと変え行く時の流れに。

 抗い続ける限り、僕らは永遠の若さを手に入れる。

 若さとは、バカさなのだ。
 だから、ゲリキャンもまた、続く。

 夕暮れとともに、2016年冬ゲリキャンの炎も消えた。皆、再び、日常へと戻る。
 だが、再び僕たちはここに集まるだろう。

 次は、2017夏ゲリキャン。また、バカになるぜ!
『我が闘争』 堀江貴文 幻冬社文庫

 最近結構、仕事のための自分ためとその混ざり合ったのといろいろだけど、本を読んでいて、
 そういうところも自分も貧乏根性と表現すべきなのかよくわからないけど、読んだ本のことをどこかに記しておこうとか思ったりしたのである。
 ま、続くかわからないけど。そんなことは気にせず書くことにする。

 原因はよくわからないが、日々の生活にストレスを感じているんだろうと思う。自分でそう思う。会社帰りに、まっすぐ家に帰りたくないという気が起きる。どこかで何かしてから帰りたい。しかし、面倒なのは嫌だ。カネがかかるのも嫌だ。しかし、何かがしたい。
 何かないか。いつも探している。
 消費行動がどうやら僕の最も求めるストレス発散方法らしい。パソコンやらカメラやら、そういうデジタルものを買うのは最高に楽しい。しかし、これらの良くないところは大量の金を消費することだ。決してしょっちゅうやることはできない。また、職場の場所が変わって、ヨドバシアキバが寄りづらくなったのも面倒さを増した。
 とはいっても東京駅からJRに乗って上野まで行くのだから、途中、アキバで降りればいいだけなのだが、利用駅がアキバで、ヨドバシアキバの前を通って帰っていた時と比べれば、だいぶ面倒なのだ。山手線からヨドバシまでは結構遠い。
 と、いうことで、大体、行きつくのは本屋だ。本屋はどこにでもある。上野駅構内にもある。非常に寄りやすい。
 また、僕の中で、知識を得る、ということが、もしくは得ているかどうかにかかわらず、知識が増えそうな行為が、ストレス発散になっているようだ。
 本なら、デジタルモノと比較してもだいぶ安価で、週1冊くらい買っても大したことはない。

 というわけで、僕がよく寄るのは、大手町からの乗り換え時に非常に便利な丸善丸の内本店。昨日もなんとなくここに寄って、知的好奇心を満たそうと、当てもなく物色していた。

 そこに飛び込んできたのが、堀江貴文氏の写真だ。『我が闘争』。たぶん読んだことはない。

 彼の本は結構読んでいる。人を見下したような物言いはやや不快。もし、僕が堀江氏と話をしたら、多分この本の中でバカ扱いされている人と同じように、僕もバカ扱いされるんだろう、そんな風に思う。
 だが、僕の中で、企業家というか、何かをカネに変えるための考え方というか、そういうのが刺激になる。

 堀江貴文氏本人でさえ、これだけ努力してるのに、おそらく彼から激バカ扱いされるであろう自分が、この程度の努力でさっさと自由を手に入れたいなどぬかすんじゃねぇ、と、自分の甘さに気づき、やる気というか、闘争心というか、そういうのが沸いてくることもある。

 堀江貴文氏の本はそういうところがある。
 おそらく僕は、その手の刺激を期待して、彼の本を買うんだと思う。

 ちなみに言うと、僕はライブドアの株も持っていた。上場廃止になってからも持ち続けた。結構堀江貴文好きかもしれない。

 で、僕は書評を書こうとは思わない。なぜなら、この日記を次いつ書けるか分からないし、この本を無事読み終えるかさえわからないのだから。

 購入に至るまでにパラパラと見たところ、これはどうやら堀江氏の自伝らしい。幼少期のころから時系列に自分の半生がつづってあるようである。

 ちょうど今、彼が大学生くらいのところまで読んだが、テンポも良く、読むのに一切苦痛がない。話に引き込まれているうち、どんどんページが進んでいく。文庫本としては僕にとって、やや厚め部類に入るが、これは先ほど心配した、読み終えられない、という事態にはならなそうだ。

 コーヒーを飲みながら、ウイスキーを傾けながら、知的好奇心を満たす自分。いい時間を過ごしている、という満足感。ただ、そこにはふさわしい「本」が必要だ。いつも、それを探している。

 堀江貴文『我が闘争』。久々にそれに値する本と出会えたと思う。




 クルマ、買いました。
 えっ、ついに...!
 180SXは...?

 180SXは、まだいます。買ったの家のクルマの方。妻のピパ子氏が乗るクルマである。
 ピパ子氏のクルマは、今は、そう、バモスだ。
 この車が今、いろんなところが調子が悪い。スライドドアが閉まらなかったり、リアのトランクのドアノブが割れていたり、前の足回りから異音がしたり...。そうそう、これは買った時からだけど、エアコンの吹き出し口を変えるノブも壊れてて、常に顔にしか風が出るようにしかならないっていう問題も抱えてたな。夏はまだいいが、冬は不快。顔には熱い風が当たるのに足が滅法寒い。
 細かなトラブルはあげたらまだあるが、時間がないのでやめる。
 で、今回購入を決定づけたヘビーなトラブルは、
突然エンジンが止まる。
 これである。
 エンジンが止まる、と言っても、エンジンのトラブルではない。
 なんのこっちゃ。
 電気系のトラブルと、僕は看ている。
 僕はそこまでひどい状況になったことはないが、ピパ子氏の話を聞くと、一度国道17号の路上でこのトラブルに見舞われ、再起動できない状態に陥ったとのこと。ハザードランプをつけることもかなわず、トラブルであることを後続車に伝えることもできなかったという。

 さっきまで走っていた車が、突然ハザードもつかなくなる。
 そして、10分、キーをひねったり、乗ったり降りたり、いろいろ繰り返したのち、エンジンは何事もなかったように始動し、バモスは再び走り出した、というのである。

 電気系...。それしか疑いようがない。
 ちなみに、僕は180SXで同じトラブルを経験している。どこかの配線がショートし、メインのヒューズが飛んでしまうというトラブルだ。メインのヒューズが飛んでしまえば、すべての電気が止まる。エンジンももちろんかからない。しかし、何らかの拍子にショートしている部分が解消されれば、車は何事もなかったように動き出す。
 実際僕は、車中泊の旅行中、山梨の道の駅甲斐大和付近でこのトラブルに見舞われ、JAFを呼んでレッカーで甲府の日産ディーラーに車を入れたが、ショートしていた部分がレッカー移動中に離れてしまったのか、エンジンは再びかかってしまい、原因を見つけることはできなかった。

 あれと、同じだ。

 もちろん、直すこともできる。しかし、僕の口から出た言葉は、「買い換えちゃえば?」これであった。

 それまでは、180SXの1台だけでやってきた。Kが生まれてからしばらくはそうだった。そのあと、ピパ子氏用の車を買い、2台体制でやってきた。バモスの前はワゴンR、でもそれ以外覚えていない。
 180SXはずっと変わらないが、家の車はこれで3回目?4回目?わからぬ。とにかくそのくらい変わっている。先に居た、180SXの方がずっと長持ちしている。

 で、だ。

 買うならまた軽ワンボックスのつもりでいた。できれば次は四駆で、車高も若干高いくらいがいい、なんて自分の趣味を少しでも入れようとしていた。ところがここに、思わぬ人が口を出してきたのである。

 長女、カス子氏である。5年生。最近ファッションにもうるさくなってきた。習い事の送り迎えにもバモスが使われていたが、そういう時に彼女なりに感じるのだろう。軽ワンボックスはカッコ悪い、というのである。

 ほほう。車に対してカッコいい、カッコ悪いをいうのは...、

良いことだァ!!!
 では、何なら良いのか?おぬしの答えを述べてみよ。

 聞けば、
プリウス
だ、そうだ。
この間、社会科見学でプリウスの工場を見てきたらしいが、そこでトヨタに洗脳されたか。恐るべし、トヨタ。恐るべし、プリウス。わが娘の心を鷲掴みにするとは、なかなかやりおるの。

 しかぁし!
 うちの前は3ナンバーは通れんぞ!それどころか、プリウスなんか買えんぞ。(買えるんなら、わてが先にロ中古でロータスエキシージを買わせてもらう。ガッハッハ!)

 ...という問答をしているのは、もう、車を買いに中古車屋に行こうという、車の中だ。
 じゃぁ、プリウスは無理だけど、どういうのが良いんだ、とあれこれ問答をしていたところ、次に出てきたのは実家のエクシーガみたいな形がいいと。つまり、ワゴンタイプか。どうやらボンネットがあるのがいいらしい。そして色は青がいいらしい。
 んー、さすが我が娘だ。わかった、それではインプレッサWRXにしよう。青いワゴンならインプしかない。お父さんの気持ちがよく分かっているな。

 (これで180SXとWRXの2台体制か。オートマになるのはやや口惜しいが、このチャンスを逃す手はない。ゲッシッシ...)
 「あ、それ却下だから」
 インプはピパ子氏が嫌らしい。ていうか、俺がいつもインプがどうのこうのって言っているから、毛嫌いしているらしい。可哀想なインプ...。

 まぁ、とにかく、娘がそういうんなら、もう軽はやめて、フィットとか、アクアとか、そこいら辺を探すか、と言うことになった。

 店に行って見てみると、いろいろあったが、1台、カス子氏の期待通りの車体があった。青くて、ボンネットがあって...。走行は2万㎞強で価格も若干程度の予算オーバーくらいで収まりそう。

 カス子氏の目は完全にハート。乗ったきり降りようとしない。
 「これに決めますか...」
 はたして、何なのか?それは来てのお楽しみ!年末を挟み納車は年明けとのこと。我が家の生活が変わるぞ!

 今日あたりの180SX 走行距離:303,850km



 180SXのバンパーが壊れた...。中央の部分がちぎれて地面を引きずっている状態だ。

 自宅の駐車場に入る段階で、すんごい音がしたので気が付いた。これが自宅駐車場に入る際に引っかかったのだろう。

 まずは、適当に応急処置的に、アルミテープで固定した。これで、ひとまず今週くらいは持つのではないか、そう言う刹那的な対応であった。

 しかしながら、それは甘かった。わずか数㎞の近所の買い物でアルミテープはちぎれ、再びバンパーの一部を地面に擦りながらの草稿となっていたのだ。

 ちなみに、バンパーの一部を地面にこすりながらの走行でも、意外と室内にはその音は聞こえないもので、やはり気づいたのは自宅に到着して、自宅駐車場へのわずかな段差に引っかかってものすごい音を発した時であった。

 これは本格的に直さねば。

 しかし、時間はない。

 この日は土曜日、この後は小片サッカーへ行かなければならないし、あすは、自分のサッカーがあり、8時半には試合会場にはつかねればならない。ということは、自宅は8時に出発しなければならない。作業にかけられる時間は2~3時間だろう。

 僕はまず、バンパーを外すことにした。面倒だが、ちゃんと修繕ずるのであれば、車体にぶら下げた状態では不可能だ。取り外して、裏返して、直さねばならない。

 まずはバンパーを外す。ボルト・ナット類は信じられないほど錆びている。最もショックだったのは、両ヘッドライトの内側にある、左右各2本のボルトでバンパーを固定している部分だ。これが、最もしっかりとバンパーを固定しているメインの部分と思われる場所だ。

 なんと、そこのステーが錆と思いバンパーを支えきれないという原因と思われるが、クラックが入っていた。このクラックより、ステーが微妙にしなり、バンパーは上下するようになっていた。 

 バンパーとフェンダーの接合部も壊滅的な打撃を受けていた。180SXのバンパーは、ボルトの足が数本生えたステーがあり、それを介してフェンダーとボルトで結合するような構造であるが、これまでのコースアウトなどでボルトそのものが折れていたり、ボルトを止める穴がちぎれていたりして、使えない状況になっていた。

 また、今回バンパーを外す際に錆でボルトとナットが固着し、3か所ほどボルト折れを発生した。もちろん、もう使えない。

 そのような中で、バンパーのちぎれをよくあるステーを使って両面から補強し、強力に固定した。これでこの部分がちぎれることはまず考えられない。

 問題は、車体への固定だが、ヘッドライトの内側、左右2本ずつのボルトで留める部分は1本ボルトを折ったため3本で固定。フェンダーとの接合は運転席に座った状態で右側の方は、純正のステーを使用して固定できた。これまでの数々の衝撃でボルトが1本曲がっていたのを除き、それ以外はすべて利用できた。

 問題は左側。インタークーラーへの同風パイプなどがあり、手が非常に入りづらい状況だが、こちらは純正ステーもそのボルトの足が通る穴もすべて破壊しつくされており、固定できる場所がない状況で、単にぶら下がっているだけと化した。

 細かな説明は省くが、これをきちんとつけようと思うなら、
・メインのステーを板金
・バンパー
・左右フェンダー
 上記すべてを交換する必要がある。工賃も含めて30万近くはいくだろう。

 そこまでやりますか?

 ということで、今はそのままの状態になっている。一部タイラップで補強したりし、インタークーラー側のフェンダーとの結合は、ちょっと工夫して"ひっかけるだけ"という付け方(と言っていいのかわからないが)をしている。

 怖いのはメインのステーにクラックが入っていることだ。特に右側の方はステー全体の7割程度にまでクラックが及んでおり、いつ壊れてもおかしくない状況だ。走行中にフロントバンパーが外れれば、場合によっては大事故につながりかねない。

 あと思うのは、こんな感じのクラックが別の場所にも入っているのでは、という懸念だ。

 前にも書いたが、曲がった時などに金属のきしみ音がすごい。どこかほかにもこうしたクラックが入っていることも予想される。

 やはり、超走行距離の車の問題はエンジンにあらず、車体にある。

 僕はこれからどうするべきなのか。


VAIO Phone bizを購入して約2か月である。使い方にもだいぶ慣れてきた(...のか?言い切れな自分がいる)。
KIMG0004.JPGのサムネイル画像
相変わらず、アプリはそろっていない状況である。
WEBサイトなどで「アプリのダウンロードはこちら!」などと言われても、それは全くの無関係だ。

Yahooの天気予報をWEBで見ていて、「アプリで見ればもっと便利」みたいなウィンドウが出てきても、その先を覗く様な事をしてはいけない。許されるのはウィンドウを閉じるボタンを押すだけだ。
押した先で用意されているのはiPhoneとAndroidだけだ。Windows 10 mobileなんてない。あるわけない。

クソ邪魔くせぇウィンドウが出てきて行きたくもないのに強引に「お客様!どうぞこちらへ!」みたいにされて、行った先では「iPhoneのお客様、こちらです!お客様はAndroidで?もちろん大丈夫です、はいこちら!」みたいに周りは扱われている傍ら、自分に対してはWindows 10 mobileユーザーだと判った途端、「は?windows 10 mobile?何それ?良く意味分かんねぇけど、面倒くせぇ奴はいらねぇ、さ、帰った帰った!」と言った様な扱いを受けた気になる。

そんなことはまぁいい。もう慣れた。

一度、そう言う世の中に嫌気がさして、このVAIO Phone bizを売ろうと考えたことがある。買って1か月くらいの時のことだった。
今売れば、いくら使えないとはいえそれなりの額にはなるだろう。それで今一度、Androidを買おう。そうすれば、1台集約できる。そもそもの目的は「1台集約だったはず」それができないことが判明した今、このVAIO Phone bizを購入したことは失策だったと認め、損切りしよう、そう考えた。

しかし、結局それはなされなかった。何がそうさせたのか。VAIOを持つ喜びだけではないが、自分でもよくわからない感情だ。
いざ売ろうと思ってみると、なぜか寂しい。そして決めた。この携帯を使って行こう、と。

アプリは盛り上がっていないが、wiondws 10 mobile用としてリリースされたアプリに関しては、結構頻繁にアップデートされており、以前Officeさえ落ちまくると書いた症状も今は影をひそめた。実際、今、パソコンはほとんど使っていない。VAIO Phone bizで大抵のことはできている。

後は、Windowsのエクスプローラと同じ使い方のファイラーがほしいかな。ファイラーはあるんだけど、いまいちどれも使いにくい。タイルをPCとモバイルで使い勝手を合わせたのだから、Windowsに標準で入っているアプリケーションくらい、同じ使い勝手にそろえてほしいものだ。それだけで、だいぶ違うだろう。「メールとスケジュール」はPC版と酷似していて非常にありがたい。あんな感じがいい。

電話機能は相変わらず使いづらい。電話なのに、だ。ここをもう少し大きく表示してほしい、とか、そういった類のものだが、結構重要だ。特に電話を受けるときは相手が切る前に出ないといけない。そういう時に「分かりやすさ」が試されるが、どうやって出るの?と、少々パニックに陥る。
このあたりも、徐々に改善されていくと期待している。

この先どうなるかはわからないが、僕は、少し珍しくて、少し面倒な相棒のほうが好きらしい。

VAIO Phone Biz購入

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ひとまず、テスト的にアップするが(では、本番的なアップがあるのかというと少々自信がない)、VAIO Phone Bizを購入した。
完全なる衝動買いである。これほどまでに典型的な衝動買いも人生の中では珍しい。店員に声をかける3分前まで買う気はなかった。
当はHPのElite X3というのを買おうと思っていた。ところがいつまでたっても、まもなく発売的な状態のままいつまでたっても発売しないのでシビレを切らした。
SIMは楽天モバイルを購入。といっても、本体を衝動買いしたので、後からSIMを用意した。
この流れは、長年生活を共にしたPHSと別れを告げ、持ち歩いているWindowsタブレットとも別れを告げ、これらを統合して1台にしてしまおうという計画なのである。
しかしながら結論からいうと、この計画は崩れ去る。その理由は別途書きたい。
はたして書くのか?と、冒頭の不安に再びかられるが、書きたいのだからたぶん次に書くだろう。いや、書くべきだ。
Windows10mobileはあくまでもmobileであってWindows10ではない。ユーザーインターフェースは極めて似ているが、とりあえず別物と認識したほうがよい。windows10にあるアプリケーションが、そのままwindows10mobileでもある(存在する)ということはないのだ。
そう、windows10mobileは携帯のOSなのである。
では、携帯電話としては使いやすいのかというと、これまたそうではない。iPhoneやAndroidのような(ていうか、普通であると認識している当たり前の)使い勝手が通用しない。
つまり、使うのにいちいち戸惑う。アプリケーションが、突如強制終了することも多い。OneDriveやOffice Mobileのような自前アプリもバンバン落ちる。
その他のアプリケーションも全く盛り上がっていない。評価者が一人しかないないアプリケーションなんてたくさんある。
じゃぁ、ダメじゃん!ってことになるが、まぁ、そうである。(なんだよ...)
でも、何とかして盛り上げよう!俺が一役買ってやる!という先駆者的な楽しみ方ができる(んじゃないかと期待している)。今までは意見をマイクロソフトにフィードバックするというような趣旨のボタンをオンにしたことは一切ないが、今度ばかりはONにした。フィードバックも積極的に書く。別にマイクロソフト好きではないが(ていうか世の中の多くの人と同じく嫌いだったりした時期も多々あったが)、今はこのOSが少々可哀想にも思えてきて協力したくなってしまっている自分がいるのだ。
それを助長するのは、間違いなくVAIOというブランドだろう。それがいらない人はMADOSMAでもよいかと思う。1万円ほど安かった気がする。スペックはほとんど同じだ。
どこかの記事に「育てていく気持ちが必要」と言った内容が書かれていたが、こういうことか、と納得できた。
購入して1週間いろいろ試しながら、今、VAIO Phone Bizでこのブログをアップしている。
こういうことが一つ一つできるようになっていくことがまた楽しい。
写真を掲載したほうがブログを読んでくれる人は圧倒的に増えるのだが、書いている自分自身の本体を撮影するのは面倒なので、次回に見送る。
これから、頑張って育てていきたいと思う。

読書の功罪

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 最近よく本を読んでいる。
 動機としては、仕事面からのものが多いと思う。

 詳細に語るつもりはないが、僕は常にアイデアを出さなければならない。一番期待されているのはそこだと思っている。それが人にはない、自分としてのアイデンティティだと自認するものである。

 先日、異動を言い渡された。営業から、後方支援である営業企画への異動だ。たった1年半の営業だった。デキない奴はすぐ異動する。僕もその一人だろうか。会社からは前向きな異動だといわれたが、まぁ、悪く言う訳もない。

 ただ、幸いなのは、それが本当なのかどうかは、1年後にわかることだ。今回の異動が前向きなのか、後ろ向きなのか、結果は明快に出る。それならそれもいいだろう。

 給料は下がる。営業手当がなくなるからだ。月にして3万。年間36万。不足分は、毎年15万ある投資信託のリターンでつなぐしかなかろう。

 それは、まぁ、いい。

 1年半の営業活動の間も、僕はアイデアを出し続けた。営業は良かった。自分で出したアイデアを自分で実行できる。自分の思ったように行動して、フィードバックして、また自分の行動に反映できる。そうして、大きな売り上げも手にし、年間の売り上げ目標を6か月で達成した。

 ただ、ここでラクだったのは、僕が営業だったということだ。アイデアを出すことを求められているのは本来営業ではない。だから、アイデアを出さなくても何も言われず、アイデアを出せばそれはどんなものでもプラスのことだ。

 しかし、今度はアイデアを出すのが仕事の部署になる。しかしそれもウンウン考えていればいいというわけではない。クソつまらないルーチン業務がある。淡々とそういう業務をこなしながら、アイデアを出すことも求められるのだ。それも、普通の人が思いつくのとは次元の違う、企画であったり、商品であったり、売る仕組みであったり...、そういうものを期待しているのだと言う。

 勝手だ。
 会社はいつも勝手を押し付けてくる。達成すれば、次の勝手だ。量も増えてやってくる。

 勝手はいつもいい面をしてやってくる。
 今回の異動もその一つだ。

 で、だ。

 僕の中でアイデアの源泉は知識である。どうしようもない、雑多な知識たちだ。役に立つのか、立たないのか、まったくわからないどうでもいい知識。だから、知識という言葉が適切かどうかもいささか不安であるが、このまま進める。

 いつ役に立つのか分からない知識を収集する先の多くは本だ。結構いろいろ読み漁っている。

 で、例えば、取引先の人と話をする。新しい誰かと話をする。そうすると、バラバラだった知識が化学反応を始める。(始めないときもあるけど)

 人との話でどうでもよかった知識が組み合わされ、形になっていく。自分でも思いもしなかった光を放つ。(←ウソではないが、だいぶカッコよく言ってるのは認める)

 こうなったら大体OKだ。後は勝手にひらめきが連鎖していく。この状態に入ると面白い。ものすごいスピードでひらめきが膨張して、書き留めることも間に合わず、そのいくつかは忘却される(これが実に惜しい)。

 で、本題。(いつも通り長い)

 確かに本を読むことは雑多な知識を得ることにはつながるが、それをいいことに、読書をすることで、「やった気になっている」自分がいることもまた確かなのだ。

 本を読めば何か仕事をしたような気になっている、そこに「逃げている」のではないか。そう、思うこともある。

 事実、得た知識がいつ実になるかは全く分からない。しかし、それをただ待っている、というのんきな事ではいけない。ある知識をどうにかして役に立たせるのだ。
 
 読むジャンルを何か体系づければ形を成す可能性が高まるのではないか、得た知識に基づいて、実際にやってみることも必要ではないか、読めばいい、それも間違いではない。だが、読むこと+もっと先の何かをしなければ、得た知識も死蔵されたままに終わる。

 少なくとも、単に自分を安心させるだけのための読書にはしないようにしたい。

 身になる読書か、自らを安心させるためだけの読書か。この二つは似て非なるもので、自分自身でも区別がつかない場合もある。読書という行為が、自らの不安を解消させるためだけに成り下がらないように気を付けなければと、ふと振り返るのである。

今日あたりの走行距離:300,800km
 先日、走行30万kmを達成した僕の180SXである。
 その後も変わらず快速生活車として活躍してくれている。今日もこれから娘のカス子氏と2人、ドライブに行く予定だ。(妻のピパ子氏は仕事、長男のKは部活に行った)

 ある一定のラインを超えた直後 -それが人間が勝手に設定したものであるにもかかわらず- なぜかモノだというのにそれを悟ったかのようにその命を終える、って良くある話じゃないですか?
 僕の180SXもそれ的になるのかな、と。そういう懸念もあるわけなのである。

 しかし、周りからは次は月までの距離38万kmを命じられたこともあり、僕と180SXの終わらぬ蜜月関係はどちらかがブッ倒れるまで続くのである。

 そういう僕は、先日ぎっくり腰を初体験し、それからというもの、腰回りの筋肉がガチガチになっている状況が続いている。特に起きた直後は老人のように腰が曲がっている。そこから徐々にほぐしていかないと怖くて直立できない。朝起きていきなりピーン!はない。

 この変化については、もしかしたら別に取り上げて書くかもしれないが、本当にヤバイと思う。

 僕も御年42歳、180SXより先に自分が終わるんじゃないかというのもまんざら嘘でもなくなってきたのか、とも思うようになっている。

 しかし、180SXの老化もまた負けてはいない。これまでカギが摩耗して折れたり、車体の天井部分が波打ってきているなどの老化現象をこの日記でも取り上げたが、ここにきて、車体における新たな症状が出始めた。

 それは異音である。

 極端に言うと、公園のブランコのような音がする。

 カーブを曲がる。例えば右カーブ。

 角度がついていくにしたがって、左前がしずんでいく。すると、キィ...と車体が鳴る。表現するのは実に難しい。錆びた鉄同士が圧力を加えられつつこすれあうような音。

 そして立ち上がり。沈んだ左前が上がって来る。するとまた、(文字で書くと同じだが、さっきとは違う質の)キィ...という音とともに車体の傾きが終息する。

 戻るときの方が音が低いかな。音はフロントのタイヤハウスあたりから聞こえるように思える。

 サス取り付け部のボルトなどの緩みは確認したが、そのようなことはなかった。

 まぁ、行って帰るのがセットであるところもそうなのだが、とにかくブランコだ。毎回ではないが、それでいて「稀」でもない。

 果たして一体このまま乗り続けるとどうなるのか?走行中に車体が折れちゃうんじゃないかとも思ったりするが、とにかくもし、38万kmを目指すというなら、今のペースで行くとたぶんまた10年はかかる。この状態であと10年?それはさすがにキツい気がする。
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 まぁ、とにかく成り行きに任せて頑張ろう(結論はいつもそれ...)。

 今、買いたい車(←この「買いたい」を変換したら「解体」になった。不気味だ...)を決めても、それがいつ来るか、その時自分がどういう状況かによって、買えるかどうかは分からないのだから。

 アプリ紹介などここで僕があらためてしなくてもいいのかもしれないが、そういう所でもあまり紹介されているのを見たことがないヤツで、僕がかなり気に入っているものがあるので、紹介したい。

 それは「マッピング!」というもの。一言で言えばログ記録アプリである。
 ライフログアプリの一種かもしれないが、ライフログアプリとして括ろうとすると、かなり外れた位置にマッピングされることになるだろう。僕自身も、最初はライフログアプリを探していてこれと出会った。
Screenshot_2016-05-03-07-41-55.png

 ライフログアプリを導入しようと思ったのは、営業になってから。外出が増え、日報なども書かねばならなくなると、自分がいつどこへ行ったのか、確認する方法が欲しくなる。Suicaの記録を調べたり、自分の予定表を見たりといろいろ方法はあるが、それらとて万能ではない。

 Suicaの履歴を見るといってもさかのぼれる件数は限られているし、駅だけわかってもその駅を利用してどこに行ったのかは完全にはわからない。同じ駅で複数の得意先がある場合もあるし、単に買い物に寄り道しただけかもしれない。

 予定表は会社のシステム上のものを利用してるが、これは他の社員みんなが見れるようになっているため、完全に真実ではない。(本名を明かしていないWebサイトは本音が語れて良いな♪)

 そうなると、すべての真実を記録できるのは、自分の持っているスマホにログアプリを入れるという方法なのだ。

 ログアプリというと、その多くは歩数記録などの健康系を前面に押し出したものが多いが(こういうのも随分入れては消しを繰り返した)、今回紹介するのは違う。
 googleマップ上に20m四方くらいのタイル状の単位で、自分が行った場所が塗りつぶされていくのだ。行ったところは塗りつぶされ、まだのところが可視化される。行った回数が多い所は色が徐々に赤に近くなるヒートマップ方式。一度行ったところだからと言って次に行っても意味がない、ということはない。
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 そうなればもちろん、「コンプリート欲」がむくむくと頭をもたげてくるのは必定。僕のように放浪癖のある人にはもってこいだ。

 おかげで、得意先に行くには常に違う道を歩くようになり、電車ばかりではなく歩こうという気になる。穴あきの場所は確実に塗りつぶそうと思うようになる。これは射幸心に近いものがあり、歩数系などと関連付けたログアプリよりもよほど歩こうという気になる。少なくとも僕はそうだった。

 一般的なログアプリが1日単位に記録を見返せるつくりのものが多いのに対し、この「マッピング!」は開始した日からすべてのログがマップ上に小さなタイルとして塗りつぶされる形で可視化されるというのがこのアプリのすごいところだ。

 もちろん、当初の目的の、この日どこに行ったか、というのを知ることも可能。表示する日付にフィルタをかけることが可能なのだ。特定の日を指定すれば、その日の移動だけの表示になる。このフィルタはある「期間」にすることも可能なので、2泊3日の旅行などの時の移動経路を見るにも役に立つ。

 特定のタイルにタイトルや写真を張り付けることも可能。ただ、写真はサイズを抑えるためかなり低画質になってしまうのがやや残念だが、日本中、世界中を飛び回るような人の場合、とんでもないファイルサイズになってしまうだろうから致し方ない。

 山登りなどを趣味としている人も面白いだろう。自分の行った山々が次々と塗りつぶされていく様子はたまらないはずだ。僕も、このアプリを起動してアルプスの山々に行ってみたい。
Screenshot_2016-05-03-09-00-40.png
 そしてさらに射幸心をあおるのが、どれだけ塗りつぶしたのかという指標として、世界各国の面積と比較され、その国の面積を超えると通知がなされる。バチカン市国やモナコなど面積の小さいところもたくさん用意されているので結構いいリズムでコンプリートされていく。

 出張の多い人はあっという間に面積を稼げると思うし、それが海外の各地ということになるなら、これはとんでもない記録が残っていくことだろう。まさに自己満足の極地だ。

 当然、このアプリは長い期間使用されることを想定しており、僕はまだ使ったことがないが、携帯を乗り換えた時などのデータ移行方法もきちんと用意されているので安心してほしい。

 唯一の難点といえば、スマホに若干の負荷がかかることか。バッテリーの持ちは2割程度低下したと思うし、新幹線などの高速移動だとマップの書き換えとタイルの塗りつぶしが追い付かず、ハングすることもある。高速移動中はマッピングを見ないことがトラブル回避のコツだ。もちろん、バックグラウンドでログは取り続けているので画面に表示されていなくても問題はない。

 あと、どうやらこのブログ更新時点では、Androidしかないらしい。

 そうしたマイナス面もあるが、僕は、このアプリを手放せなくなってしまった。甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳に行った数年前に出会っていればと思うし、180SXで車中泊をしまくっていたころにこれがあれば、僕の歴史が記録として残ってよかったのに、と後悔するのである。

 コンサルタントから普通の営業へと異動になり、外に出る機会も圧倒的に増えた僕である。
 営業になって早1年。だいぶ慣れてきたと思う。企業家精神的なものは常に持っているつもりだが、営業になると、これまでどうも自分の会社に対して他人行儀なところがあったのだが(入社して10年以上も経つのに!)会社への帰属意識も高まるのを感じる。

 会社の中で目立てなければ、それよりもっと厳しい社会の中で独り立ちできるわけがない。
 会社内で行われるすべての仕事が自分のスキルアップにつながると考えるべきだし、そうなるように持っていくべきである。
 自分のためになることが、同時に何かのためになる。限られた時間を有効活用するには、こうして一つの行動を複数のメリットとするように動くべきなのだ。そうするためにはどうすればよいか、僕は常に考えていると思う。

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 そうした中、今僕の中で旬の懸案事項は昼食と自分のリセット方法である。
 できる人はみな、自分自身のリセットの方法を持っている、そう感じる。僕としては180SXでどこか遠くへドライブに行くというのが最も良いリセット方法だが、平日会社に行っている間にはそれはできない。別の方法を模索せねばならない。
 デスクワーク8割、外出2割だったコンサルタント業の時は、社内でできるリセット法でなければならなかったが、社内でできることは限られる。しかし、今は外出の頻度が上がった。社内の目がないだけ、だいぶ大胆なことができる。
 リセットするために少々大胆な行動をとるとのは悪ではない。確実にリセットして再び集中して業務に当たれるようなすべを持つことは、会社にとってもプラスになると、僕は勝手な過大解釈をしている。もちろん、その是非を会社に問うたことはないが。

 で、1年かけていろいろ試したが、僕は結局「自然」の中で過ごすというのが一番性に合っているようだ。

 180SXでのドライブの先は自然と山になっていったし、振り返ってみれば、大学の時なども峠の駐車スペースなどに当時乗っていたS13シルビアを停めて、そこで勉強したりしていた。

 ただ僕は、自然と向き合うには地方に出るしかなく、都会ではそういうことはできない、そう思っていた。
 しかし、営業になって外を歩いてみると、東京には意外と自然を感じられる場所はあるのだということを知った。普段通っている大通りをちょっとそれてみると、結構公園だったり緑を感じられる場所が点在している。鳥や花を見ることもしばしばだ。そして何より東京には海がある。本当に海まで出るのは難しいにせよ、東京を流れる川のほとりは、確実に海を感じる。

 取引先の近くでこういう場所を開拓し、そこで昼食とったり、コーヒーを飲んだりする。これが最近の僕のリセット法だ。

 ここで問題になるのは、「着席」である。リセットするには腰を落ち着けなければならない。立ち食いではリセットできない。少なくとも僕は、そうなのだ。
 ところが、良い場所はあっても、ベンチがない、もしくはすでに誰かが利用している、ということはよくあるのだ。また、公園の中でも「ここだ」というところに都合よくベンチがあるとは限らない。「そこに作りますかねぇ」って言う所にベンチが設置されているケースも多い。日当たり、風当りなど、その日の天候によっても「良い場所」は刻々と変化する。
 限られた時間の中で、わき道に逸れてここまで来たというのに、座る場所という最後の砦で敗北したケースは数知れない。

 そこで僕は、「椅子を持ち歩く」ということをまず考え、行きつけのアウトドア屋に入った(もちろん営業時間中!)。軽量の椅子はあったが、毎日持ち歩くにはやや大袈裟な感じがした。

 ただ、そこで目にしたのは、単なる小さなマット。言われてみればサッカーなどの試合観戦用などでも売られている折り畳み出来る簡単なもので超軽量。どれも重さは50gにも満たない。これなら毎日持ち歩いても苦ではない。

 椅子ではないが、ちょっとした「段差」さえあればそこがベンチになる。これなら行けそうだ。

 数あるタイプの中から、ぼくはモンベルの製品を選んだ。対摩耗性が高そうな印象があったのと、毎日持ち歩くものだし、カッコも大事かな、ということだ。何よりこれはリセットするためのもの。カネを惜しむ必要はないと考えた(それでも1000円ちょっとだけど)。

 はっきり言って、これを買ってから、世界が変わった。その日、その時、公園だったり、テラスだったり、様々なところが僕のリセット場所になった。一番お気に入りの場所に妥協せずに腰掛けることができるこの喜び。積極的に「穴場」探しに飛び出せるようになった。攻めの姿勢に気持ちが変わった。

 ほかにも、時々当たる高崎線の使い古して硬くなってしまったシートの時や、鴻巣駅で快速から各駅に乗り換える際のベンチでの待ち時間などでも使える。

 そして、カバンの中に入れているときは、付属のゴムで4つ折りにしてまとめることはせず、開いたまま収納している。ゴムバンドの分だけ軽量化もできる。商品全体で35gのものだから、わずかな軽量化でもその効果は大きい。
 なぜか。
 これまた毎日持ち歩いているThinkPad8を衝撃から守る緩衝材の役割をさせているのだ。一切ムダがない。美しい。

KIMG0086.JPG

 そして今日は、このマットを使い、180SXで読書を楽しんだ。僕のお気に入りは写真の位置にマットを敷いて、冒頭の写真のように足を高くした姿勢が実に快適だ。僕はスペアタイヤも普通のタイヤを載せているので、トランクの底面は5~6cmほど底上げされている。背中も全く痛くない。ハッチバックドアとの間のゴムシールがあってこれまた快適なのだ。

 読んだ本は、池上彰の「そうだったのか!中国」。買っただけでずっと手を付けられていなかった本だ。早起きして一気に読み進めた。これまた達成感だ。

 このマット一つで、自分のリセット法を確立できたという満足感がある。今日もいい1日が過ごせそうだ。


 高らかに「明日30万km」と宣言したものの、それより1日遅れ、本日180SXは30万kmに達した。
 1日遅れた理由は、早い話が、ピパ子氏と長女カス子氏も一緒に行きたいということになり、昨日はバモスでの移動となったからである。家族持ちではよくある予定変更だ。自分だけの趣味は常に最も後回しにされる。
 この休みに僕はある仕事をしなければならなかった。僕の会社の商品がトイザらスで販売されているのだが、その様子を実際に言って確認してくるというミッションで、僕は熊谷店のほか、太田、伊勢崎、前橋の群馬3店の計4店を巡回することになっていた。
 これは今までも何回か行われ、家族も一緒に連れて行き、ついでに群馬の公園などで遊んだりしていた。
 土曜も日曜も、夕方に用事が入っていたため、土曜に2店、日曜に2店行くことに。土曜はバモスで熊谷店と太田店を巡回した。当然、180SXのオドメーターは動くはずもない。
 そして今日。180SXで残った伊勢崎店と前橋店を巡回に行く。朝の時点のオドメーターは299,954km。違いなく180SXは30万kmに達する。
 今日は15時から熊谷で用事がある。来週から始まるサッカーのリーグ(自分が出る大人のリーグ)のためのグラウンド整備があるのだ。
 トイザらスの巡回の準備、サッカーのグラウンド整備の準備に加え、30万km達成を記録するための準備を短時間で済ませ、出発した。

 いったいどこで、30万kmに達するのか。撮影などはしやすい場所か。そんなことを考えながら上武道路を北上した。今回は、デジカメを使用して、30万kmに達する瞬間を動画で撮影したいと思っていた。
 「いた」と書くと周到に準備していたように聞こえるかもしれないが、出る直前に思いついたようなレベルである。
 
 トイザらス伊勢崎店に到着したとき、オドメーターは299,995kmであった。
 まだ開店していなかったため、少々移動してマクドナルドに入る。昨日の調査のまとめと、今日入る2店の準備を行う。
 決めた。伊勢崎店に入る前に30万kmの撮影を終えよう。撮影ポイント、すなわち30万km達成のポイントは西部公園前の直線道路。
 付近の住宅街で299,999kmに達する。この状態で静止画の撮影を行い、180SXをスタートさせる。
 デジカメの動画機能をスタートさせ、180SXも走行開始。望遠レンズがついているため、自由度は低い。後で見たとき、どこを走っているときかわかるようにしたかったので、所々、前方の様子も画面に入れた。直線道路なのでハンドル操作はほとんどない。
 180SXは、難なく30万kmを刻んだ。
DSC02140_.JPG
「来た~。やべぇ~!」

 見たこともないほどゼロが並んでいる様子が不思議だった。インパネに映り込む空がビデオの映像上、オドメーターを消していないかが気になった。とにかく、走行距離を撮影するときは、この点に常に気を遣った。
 達成の瞬間は、撮影に意識が行っていて、感慨に浸る暇は一切なかった。単なる作業に過ぎなかった。
 30万kmを達成してしまうと、今度は300,001などのようにゼロがたくさん並んでいるのにピッタリではない様子がなんか気になる。半端感が気持ち悪いのだろう。完全なるバラバラの数字にして「揃えたい」という発想がわかないような数値にしたくなる。この衝動は20万kmの時もあった。

 このまま180SXに乗り続けるのか。それは、この180SXなのか。それとも別の新しい180SXなのか。全く別の車にするのか。別の車に乗ってみたい気もする。180SXに乗り続けたいという気持ちもある。別の車とは何か。180SXも持ちつつ、新しい車をもう一台持つ方法はないか...。いろいろなことが頭を去来した。
 不思議と、この車とのいろいろな思い出が頭をよぎることは意外にも少なかった。なくはなかったが、これからどうするのか、の方が僕の中で喫緊の課題なのだろう。
 思い出を振り返るのは、きっと廃車の時に違いない。
 そんなことを思いながら、自宅につくと、オドメーターは300,101kmになっていた。
 この時がついに来た。
 明日、僕の180SXは30万kmという大きな通過点を超える予定だ。4月1日だがこれは本当のことだ。
 明日は、仕事で群馬方面を回る。(別に隠さなくてもいいんだが、もうすぐ「明日」でなくなってしまいそうなので省略する)
 決行されれば確実に30万kmは達成するだろう。
 できれば、特別なセレモニーでもやってみたり、バカな車中泊をしていたころと同じような装備にしてみたり、超軽量バージョンにしたりして、この記念すべき通過点を彩りたいところだが、そういう時間はない。
 やはり、すごいスピードで流れゆく日常の中の一瞬として、この大きなマイルストーンを超えることになるだろう。
 それは、僕がサラリーマンを生業とし、妻と子供を持ち、ごく普通の人生に身をやつしていることの代償である。これを後悔するべきか。否、こういう生活を送っていながらも、180SXという車に乗り続けられたこと、その奇跡を有り難く思うべきではないか。
 本来ならば、こういう自分の大きな転換点や通過点を超える際に、もっと時間をかけて準備できる、そういう人生を望んだ。しかし、今はできていない。
 敢えて言うが「今は」というのは、まだその夢を捨てていない、という気持ちを端的に表したものだ。
 夢は、捨てさえしなければ失敗はない。夢は逃げない。逃げるとすれば、それは自分だ。持ち続ければ最後は成功する。失敗も通過点でしかないのだ。そう、明日起こる、30万kmという通過点と何ら変わりはない。
 180SXを30万km乗る、という夢自体はたぶん明日、実現する。
 次は、もう少し大きな夢を実現させるだけだ。オレはまだ負けてはいない。
先日、バモスのタイヤをスタッドレスに交換する際、KYBの油圧シザーズジャッキが壊れた(写真右の銀の方)。
前から、オイル漏れと思しき現象が見て取れたが、たぶんオイル出すぎて量が不足しているのだろう、タイヤが外せるレベルまで上がらなくなってしまった。
厳密にいうと、外せたが、スタッドレスを取り付けることはできない微妙な高さでとまり、作業は若干難航した。
最終的には180SXのサス交換で使用した大型のジャッキ(写真の左の方)を使用しての大げさな作業になった。

KIMG0028.JPG
後輪の作業をする際、バモスの場合、どこにジャッキをかけたらいいのかよくわからなかったが、左右のタイヤをつなぐ、車軸懸架の鉄パイプにかけてしまった。一応作業は完了したが、車体ではなく、バネ下に当たる場所なので、本当にあそこでよかったのかは怪しいものだ。

それにしても、あのジャッキで一体何回車体を上げたのだろう?180SX、バモス、実家のレガシィ、友達の車等々...。本当によく働いてくれたと思う。

オイルをつぎ足す、という方法も考えたが、最終的には買い換えることにした。
今度はもっと楽して電動にしようかな、ということも考えたりするが、何らかの理由で、電源も喪失した場合、手動でジャッキアップを操作できる方法があるのかはちょっと気になるところ。180SXのリトラクタブルライトも、例えモーターが何らかの形で壊れたとしても、手動で操作できるようになっている。

今、出先でトラブルに遭ったら、純正ジャッキで応急処置をしなければならない。そんなのは嫌だから、早く買いたいのだが、今、ジャッキを幅広く並べてる店なんてあまりなくなったよね。

妙にペースが速いが、書ける時に書かないと次いつ書けるのか分からないので書くものである。

自宅のVAIOをWindows10にアップデートした。

きっかけは、会社で営業に対してWindows10PCが支給されたこと。結構すんなり使えて、まぁ、いいかな、と思って。

実は一度、無料だというのでアップデートしようとしたのだが、その時はサイトが迷宮のようでアップデートサイトに行けないという事態になってやめた。今回はそのようなことはなかった。あのときはまだ告知だけでアップデート自体は始まっていなかったのかな?

まぁ、いい。

しかし、このVAIOはいつから使っているんだろう?

(Webで発売日を検索中...)

えー...と、2009年10月22日だそうです、ハイ。

ほとんど発売日に買ったはずだから、丸6年使って7年目に突入してるってことか。パソコンはこれまで買ったものは数知れないけど、ま、パソコンはその時の最高スペックのやつを買ったほうが、結局長持ちするってのがとにかく総合しての感想である。僕はゲームとかやらないし、このVAIOは速度的には問題ない。

ただ、問題は...

Windows10にアップデートしたら、なんと外付けHDDが使えなくなった!これは激不便!
僕が使用している外付けHDDはI/O DATAさんのPortable HARD DISKというやつで、型番は「HDPA-UT1」というもの。認識しなくなったというか、実は最初認識していたんだけど、認識するまでにすごい時間がかかっていた。

エクスプローラーでドライブとしては見えるんだけど、ダブルクリックしてその中のフォルダを表示させようとするとすんごい(5分くらい)待たされる。出てきたフォルダの中を見ようとしてダブルクリックするとまた同じように待たされる...。という状況ではあったものの、使えるか使えないかで言えば、使えた。

しかし、使ううち、っていうのは翌日、そのまた翌日...と抜き差しを繰り返しているうちに、完全に認識しなくなった。10分待っても、20分待っても、翌日まで置いておいても認識しなくなった。

そうなると、パソコン自体が固まってしまって、強制終了するしかなくなる。メーカーサイトにドライバでも公開されていないか見てみたけど、もうWindows8から非対応らしい(8では使えてた気もするけど)。

問題は、このHDDの中身で、2001年からのすべてのデータがこの中に保存されている。バックアップはない。強制終了を繰り返しているうち、HDDのほうがイカレたら目も当てられない。こっちのデータのほうが大事だ。

この事態に気づいたときは、僕のPCはほかの(Think Pad8)も含めてWindows10にアップデートした後。ヤバイ。もう無理?

そこでピパ子氏(妻)が助け舟。「私のPC使ってみたら?」

妻のPCはいわゆる当時一時はやった「ネットブック」で、さっきの話じゃないがスペックは激低。ほとんど物欲対象としての魅力もないので僕の中で完全に忘れ去られていた。OSはWindwos7。

つなげてみると、あっけなく認識。データはピンピンと生きていた。一先ず安心。

こういうこともあるんですね。アップデートする前ってプリンタとか周辺機器はちょっと心配するけど、外付けHDDってなんとなくSDカードとかUSBメモリのようなつもりであまり考えてなかった。

ただ、死ぬほど不便だけどね。データが必要なら、ピパ子氏のPC立ち上げて、外付けHDD繋げて、そこから必要なやつを一旦USBメモリなどを経由して自分のPCに持って来ないといけないんだから。

でも、周辺機器は最悪買い換えればいいけど、過去15年の記録はもう取り戻せないからね。K(長男)やカス子氏(長女)の写真とかビデオとかみんな入っているので、これなくしたら2人の結婚式のとき困るでしょ。

で、一回絶望したとき(ピパ子氏の助け舟が来る前)に、解決策としてデータ復旧とか色々見たんだけど、デカい記憶装置ほど高いんだよね(相場は1TBだと10万円オーバーとのこと)。だから、細切れにしたほうがリスク分散できるし復旧サービスに出した時も安い。
しかもこういうアップデートということが今後繰り返されていくことを考えると、SDカードやDVDに記録していったほうが良いかな、というのが現時点の答え。DVDのような記録メディアは実は5年くらいで使えなくなる、っていうことになっているけど、実際のところ、10年前でも使える(中には使えなくなるものもあるんだろうけど)。

僕は、フォルダ体系は全て時系になっているので、1年単位で細切れにしてSDとDVDの2重体制でバックアップすることにする。SDカードはハード的に書き込みロックできるしね。

長期記録は時系列に限りますよ。仕掛かりデータは案件ごとでもいいけど、完結したら、時系列。やっぱり探すときは「えーと、あれは娘が小学3年のころだから...」ってなるでしょ。途中から細切れにしたくなったとか、そういう時にも、移行がすごく楽です。

って、やりたいことがまた増えた。

現時点の180SX走行距離:299,268km

プチアウトドア

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みなさんあけましておめでとうございます。

ほとんど更新していないうるふの怪しいホームページ、「今日あたりの180SX」のページでございます。

今日は、プチアウトドアをしてきたので報告したい。
やってきたのは「焚き火」。雑誌などで耳知識は十分にあるが、結局実践が伴っていない。だから、ゲリキャンや家族でバーベキューなどの時にうまくいかない。

また、これから確実に起こりうる災害時。僕は生き残りグッズと称して様々なサバイバルグッズをビジネスバッグに忍ばせている。しかし、それとて緊急時に使用できなければ全くの無意味。道具はあればいいのではない。緊急用と称するものは特に持ち運び性や保存性が優先されて、快適性や使い勝手は犠牲になっていることが多い。いざというとき、思ったようには機能してくれないという現実が大体の道具には潜んでいる。

だから、実際に使ってみて、慣れておかなければならない。

場所は近所の河原。砂と砂利の混ざったような場所に180SXで侵入する。大体、この河原に入るまでの坂道もかなりデコボコで、シャコタンの車で入るような場所ではないが、臆せず突入する。

ということで、今回まず試したのが、「ファイヤスターター」という道具。

金属製のマッチのようなものだが、火花を出すだけしかできない。この火花をたきつけに当てて発火させる、というもの。
ちなみに、僕は一度も成功したことがなかった。
先ほど「火花を出すだけ」と書いたが、うまい人がやると火の塊のようなものがボロボロ落ちてくるような状態になる。
しかし、僕はやはり火花を散らす程度しかできない。

ただ、今回は、河原でよく乾いたススキの穂を調達できた。これなら可能性があるかもしれない。

今回はもう一つ試したい道具があって、fam Autumn Issue 2015 (三才ムックvol.821)→amazon というアウトドア季刊誌の付録についてきた、ColumbiaとSOTOダブルネームの「ミニ焚き火台」というシロモノ。

これを組み立て、この中にススキの穂を入れる。
いろいろ試したが、結果的には成功した。

ススキの穂を焚き火台からちょっと出るような感じに詰めて(そうでないと、ファイヤスターターが焚き火台本体に接触し、その振動でやがて焚き火台の接続部がはずれてバラバラになる)やった時。

火花が出たと思ったら一気に炎が上がった。慌てて用意した小枝を投入し、炎は安定。徐々に太めの枝にしていった。

この炎でお湯を沸かし、フレンチプレスでコーヒーを淹れる、ということもしたかったのだが、結局シェラカップになみなみ入れた水をこの日で沸騰に至らせることはできなかった。ただ、かなり温まっていたのでコーヒーを淹れることはできた。味も全く問題なし。温度的には飲みやすくてよかったくらいだった。

あと、薪を用意してこの「ミニ焚き火台」で安定した炎を得たかったのだが、それは失敗に終わった。

まず、購入した薪が暖炉で使うような極太だったため、ナタで割ろうとしたのだが、途中に節があったりして思ったように割れなかった。これも練習が必要なのかもしれない。もしくは、道具に問題があるのか。斧なら行けたかもしれないし、そもそも買った薪がよくなかったかもしれない。ここは次回への課題。

うまくいったこともあったし、失敗したこともあったけど、180SXの脇でたき火をして川辺を見ながらゆっくりとコーヒーを飲む、ということは実現できた。

結局要した時間は3時間弱。

この日は、ピパ子氏(妻)、Kさん(長男)、カス子氏(長女)の計3名が妻の実家に帰ってフリーになれたためできたものであるが、この程度時間なら、年何回か捻出できるタイミングはありそうだ。

自分のリセット方法の一つとして、耳知識を実践に移す、というのは僕の中でかなりアリだ。

※なんか、画像がうまく貼り付けられない!もうMTの進化についていけませんな。それか、ブラウザをedgeにしたのがダメ?!しょうがないから、文字をクリック頂くことでとりあえずその場しのぎです。すみません。

180SX本日のオドメーター:299265km

 いつ起きるか分からない、事故、災害、テロ...
 そうした危機から脱し、生還したい。そういう思いが、ある。

 そこで、僕は様々な道具を持ち歩いている。職場から、自宅まで、徒歩で2泊3日で帰宅することを想定している。実際は1泊2日でも可能かもしれないが、足をけがするかもしれないし、橋などが渡れないなど、予定通りのペースで歩けないこともあろう。

 しかし、それらは普段は使わないものだ。使わないものを常時持ち歩く、というのは単なるバラストにすぎず、重いだけ。役に立つといっても筋トレになるくらいだ。これは、相当前向きに考えてと言ってよかろう。

 自然、持ち物を減らしたいという衝動が頭をもたげる。それに耐えながら毎日持つ。使う事のない日を願って、毎日持つという矛盾。

 で、である。

 実際に持っているそうしたグッズを、実際の現場で使用できるのか。これは極めて重要だ。日々欠かさずバラストに耐え、持ち続けた日々。運悪く災害に出くわしたが、今こそその苦労を結実させるとき...。

 そう思ったが使えない、では本当に意味がない。

 しかし、これは起こりうる。否、ほとんどがそうなるのではなかろうか。

 過去、僕は甲斐駒ケ岳にKと登山した際、下山途中で雷に遭うという事態に陥った。(→そのときの日記はこちら

 その際、ザックカバーもかけることができず、タープを持っていることも忘れ、ツエルトをKに着させる(ツエルトは簡易テントだが、着て使用することもできる)だけしか使用できなかった。迫りくる(というかもう遭遇している)危機の中、どのタイミングで何をするべきか、正しく一発で使用できるかどうかは、思うほど簡単ではない。

 という事で、今日は、エスビットで実際にお湯を沸かせるかどうか確認してみた。

 エスビットというのは金属製のゴトクと白い固形燃料で、ゴトクは閉じると箱型になり、固形燃料の入れ物になるというすぐれもの。エスビットというのは、固形燃料の名前なのか、これを製造しているメーカーの名前なのかよく知らぬが、とにかく僕はこれらを総称してエスビットと呼んでいる。

 実際、小型のシェラカップに入れた水を固形燃料1個で沸かせることは、購入した時に実証済み。今日は、もう少し大きめのカップで試してみた。

 常に持ち歩いているライターで火をつける。着火は全く問題なく、実に簡単。レザーマンのsquirt P4(ペンチを主体とした十徳ナイフのようなもの)ではさんでちょうど良い位置にセットする。

 小さいシェラカップのときは、燃料1個でちょうど良かったが、今度は沸かない。結局3個使ったが、水温は70度程度までしか上がらないまま使い切ってしまった。

KIMG0020.JPG

 5個くらい使えば沸いたかもしれないが、あまりにも消費しすぎだ。

 エスビットのゴトクは必ずしもこの燃料を使用する必要はなく、落ち葉や枯れ枝などをくべて火を維持することもできる。

 実際、やってみたかったのはこちらだ。

 バーベキューなどで使用する着火剤(茶色の紙のようなものをウエハース状に重ねて固め、灯油のような油をしみこませたもの)を使用し、3cmくらいに砕けた炭を使用してチャレンジ。

 しかし、結果は失敗。着火剤しか燃えず、炭に火がつくことはなかった。(実際はついたが、自力で火力を維持するには至らなかった)
 何度か書いたかもしれないが、僕はとにかく火のコントロールがヘタクソだ。そういう事もあるかもしれないが、非常時にそんな逃げは通用しない。火をおこし、維持できなければそこに待っているのは死あるのみ。容赦はない。ヘタクソなら練習するしかない。

 本当は、大体日経ビジネスを一冊持っているので、これをちぎって雑巾のようにひねってくべればまぁ大丈夫だろうが、今日はそこまでやることはできなかった。ただ、濡れた枝やゴミなどしか手に入らないような時もあろう。そういうものであっても安定して火をおこし、維持できるようになっておきたい。
 仕事のことで色々あって、今、クルム伊達公子の本を読んでいる。短期間に彼女について詳しくならなければならない。
 ちなみに、この2年間は本田圭佑だった。
 それ以上は、ここでは言わないことにする。言いたいけど、言わないことにする。

 読んでいる、というか、面白くて1日で読み終えてしまった。『幸福論』という本だ。Amazonの電子書籍で読んだ。


 今、僕は、とにかく身体の劣化が加速していて、普段の何気ない生活の中の動きで腿の裏などの筋膜炎に陥る。40歳を超えて、サッカーをやり続けることは、こんなに難しいことなのか。
 それでも、何とか続けたい。息子のKと一緒に社会人でプレーするまでは。

 筋肉の質を変えようと、食事を変えてみたり、ストレッチやマッサージもやってみたりしている。ラジオ体操がいいと言えばやってみる。
 仕事で帰りが遅いのに、身体のケアにもさらに時間がかかるようになっている。時間はいくらあっても足りない。挫折しそうになる。

 食事はかなり気を遣っていて、脂肪分や炭水化物をなるべく減らすような食事を摂っていた。僕は食に執着する方ではないので、別段苦ではなかったが、今日、件の本を読んでみると、現役時代はどんぶり4~5杯はご飯を食べた、40になった今でもかなり食べている方だと思う。(記憶で書いているので抜粋ではない)

 という一文にかなり反応した。

 気を遣ってあれもダメ、これもダメみたいにしててもしょうがねぇ、徹底的に動きゃぁいいんだよ!という、渇!にも聞こえた。

 食って動く。

 その方が、自分には合っているのではないか?動きたくないから食事も制限する。それは、動きたくないというある種の「逃げ」のようにも感じる。

 食って、食って、食いまくれ。昼は営業で重い荷物を持って歩きまくれ。なんなら小走りでもしてみやがれ!

 おぉ!やっぱそれだよな!

 で、今日は、野菜サラダとバナナ3本と、麦ごはん弁当。久しぶりの夜の炭水化物。

 食うぜ、動くぜ~。

 ...オレって、影響されやすいな...。ちらりとそういう想いもよぎったが、知ったことか。影響されたときだけやりゃぁいいんだよ。やらねぇよりもその方がずっと良いんだよ。

 ま、どうなるか分からぬが、とにかく、柔らかくしなやかな筋肉を手に入れて、少しでも長く現役でいたいのである。
先日、電車の非常用ドアコックを開けると言う、珍しい経験をしたので報告したい。
東西線門前仲町駅下り線でそれは起きた。時刻は多分17:30頃ではなかったかと思う。
僕は手前の茅場町から乗車し、一駅乗って門前仲町で降りる予定だった。
茅場町の乗り口は右で次の門前仲町の降り口は左。結構混んでいたので反対側に降りられるかがやや心配だった。
人の陰で見えなかったが、子供の声が、門前仲町での降り口の方から聞こえて来た。少なくとも2人はいて、1人は小さくて喋るに至っておらず、言葉になっていない声だったため、ベビーカーに乗っていることが想定された。
この人ごみをかき分け、ベビーカーも避けて降りるのはちょっと難儀しそうだ、と思った。
門前仲町駅に入線。降りる人は少なそうだ。
「すみません、降ります!」
と言う僕の声は、
「痛い~!」
と言う声に掻き消された。続いて
「どうしよう、挟まっちゃった...!」
と言う、母親の声にならないような小さな声。しかし、ベビーカーのハンドルを握ったまま、成す術もない。
ベビーカーの先には3才くらいの子供がドアに胸を密着させた常態でへばりついており、ドアは半開きだった。
子供の腕が、戸袋に巻き込まれたのである。この事故の注意は結構表示されているが、実際に現場に居合わせたのは初めてだ。
「痛いよ~!」
泣き叫ぶ声が車内に響く。
状況を察した僕よりドア寄りにいた数名の大人が開くドアを制する。
電車のドアは空気圧を使って開閉されており、ある程度の力を以てすれば対抗できる、と言うのが僕が持ち合わせている知識だった。
しかし、現実は違っていた。
挟まっている子供は自動ドアのガラスより小さいため、外からは車内の惨状は見えないはずだが、数名の大人が開こうとするドアにたかってそれを制する様子を見て異変を察知した数名が、外からも加勢した。
しかし、ドアは無情にも徐々に戸袋内に収まる方へ動いて行く。
力は十分にあると思われるが、持つ所がないと言うのがその理由のようだ。
閉まるのを制することは比較的簡単だが、開こうとする扉を人力で引っ張る形で阻止するのは現実には難しいようだ。そうなると、ドアに挟まれることよりも、戸袋に手などを巻き込まれる方が怖いという事になる。
「ギャー!」
子供は言語を発することはもう出来ていない。
この状況とは全くマッチしない門仲の発車メロディーが鳴る。
「非常停止ボタン!」
誰かが叫んだ。そうだ。この状況を駅係員に知らせねば。それには非常停止ボタンが最善の方法だ。
僕もドア周りを探すが、見つからない。暫く探してドア左側にそれらしき物を見つけた時には、誰かの指先がそれを押していた。
駅全体に等間隔に設置された赤色灯が一斉に点滅を開始。同時にサイレンも鳴り響く。
これで列車が発車する心配はなくなった。しかし、ドアの方は相変わらずだ。
「駅員呼んで!」
「ドアに手が巻き込まれた」
乗車を待つ人に対し、口々に助けを求める。
この状況を一気に逆転する方法。それは、非常用ドアコックしかない。
普段乗っている高崎線E231系にはその表示が、ある。
東西線にもE231系は走っているが、これはそれではないようで、そのような表示は見当たらない。
スピーカーのようなものと、無表示の小さな扉があるだけだ。
-身体が勝手に動いていました-
テレビなどでの救出劇の報道でヒーローとなった人がよく言う言葉-
ホントかよ、と冷めて聞いていたこともあったが、今、自分がそれをやろうとしている。
驚きつつもそれでいて冷静に自分がこれからやろうとしていることを、第三者的に見ている自分が、そこにはいた。
僕はその無表示の扉の指掛け穴に指を挿し入れ、扉を上方向に引き上げた。
赤いレバーのようなものが見え、「左に90度回して下さい」的な刻印が見えたと記憶している。
回すとどうなるのかは書いてなかったようにも思うが、今思い返してもわからない。だが、僕はそれが非常用ドアコックだと、思い込んでいた。そもそも、非常用ドアコックが何をするものなのか、これを回せば空気圧が抜けてドアが手で開けられるものだと言うのもまた、今から思えば思い込みに過ぎなかった。
駅係員の指示もないのに、こんなものを操作してもいいのか?!一瞬だけそうした考えもよぎったが、振り払うのは容易だった。自動ドア対大人数名の決死の綱引きは、コックに指を掛けた僕の下で、人間の敗北の方にどんどん近づいていたからである。
先ほどの刻印で反時計回りに回すのだと解釈した僕はそういう操作をしようとしたが、それに反してそのレバーは手前に起き上がった。
左とは、こう言う意味か...。
そう思ったと同時に、「プスッ!」と言う、予想より短めの解放音。
魔法が解けたように、ドアは力を失い、形勢は一気に逆転した。
ドアはゆっくり戻り始め、「取れました!」と言う母親の声。
答え合わせは、一瞬にして終わった。僕の思い込みは、全て正解だったのだ。そしてその知識は、大人数名でも敵わなかった戦いを、指先一本で逆転させたのである。
子供は驚いたような表情で、涙は止まっていた。
怪我も特にないようだ。戸袋の入り口にはゴム板があるが、中は比較的広く、子供の腕が入るスペースはあったのだろう。この親子は門前仲町で降りる予定ではなかったようだが、誰かが「一応、降りた方がいいんじゃないですか」と言ったのでそれに従っていた。
かなりの人がいたが、ほとんどの人の目は子供とドアを制する大人たちに行っていて、僕が非常用ドアコックを操作したことにほとんど誰も気づいていないと思う。
ドアと格闘していた人たちも、同様だろう。一定時間ドアが動かなかったから安全装置が働いたとか、そんなふうに思ったようである。
僕はそのまま列車を降りた。赤色灯の点滅は依然として続いており、暫く歩いたところで、血相を変えて走る駅員とすれ違った。
勝手に非常用ドアコックを操作したことをなんか言われても面倒だとも思ったが、駅員の動きがこれだけ遅いなら絶対に大丈夫だ。
そう言えば、非常用ドアコックを戻すのを忘れてた。
そう思ったが、
「ドアトラブルで停止しておりました西船橋行きですが、間もなく発車致します」と言う放送が改札を出る頃聞こえて来た。
どうやら大丈夫だったようだ。
 今年の夏も超過密スケジュールである。
 これは、多忙な(ホント年々多忙になる。一体何故だ?)ONタイムにより、時間の価値が極限にまで高騰しているため、OFFは休むのではなく、少しでも楽しんでやる、という、休養よりも心の満足を優先させている結果だ。
 7月の3連休。前半2日は少年サッカーに費やした。これはKの下の学年の試合で、Kは来ていない。家族とは完全に離れ離れだ。
 本当は7月21日に休みを取って4連休としたかったが、20日締めの当社は21日に会議が入っており、実は茨城県の大洗にあるキャンプ場を予約するまでに至っていたのだが、キャンセルしていた。
 代わりに取ったのが翌日の22日。
 ここで、本来、20日、21日と大洗に行く予定だったものが20日と一日空いて22日になってなお、その名残で両日とも水戸、大洗方面に行くというプランになっていた。つまりは、20日日帰りで茨城に行き、翌日は出勤して、そのまた次の日に日帰りで茨城に行くというものである。
 子供ができ、会社勤めをし、一見まともな定住生活に身をやつしているかのように見えても、心の中にはまだ旅人のマインドを隠し持っているつもりである。通常は無駄のように感じるこうしたプランも僕としてはある意味チャレンジングなようにも感じ、それはそれで良いと思った。
 朝の5時に出発した我々家族は、9時半ころには目的地に到着した。時間も早かったこともあり、この磯のベストポジションを陣取ることに成功した我々家族は、快適に昼寝ができそうなパラソル付きのチェアを設置、子供たちはさっそく磯遊びを開始した。
 僕は、まずやるべきことをやってしまおうと、何とここで仕事を開始する。潮騒を聞きながらのんびり仕事をするのもまたよしと思い、明日の会議の資料作りができるような準備までこの磯に持ち込んでいたのだ。
 小一時間でそれを済ませると、強行軍の疲れをいやすべく、チェアに深く身を沈めた。しかしどうだろう。僕にとって高騰しきった時間をこうしてむげに費やすことに違和感を覚えた僕は、わずか5分ほどでチェアでの休養を放棄し、海に入っていた。
 1日置いて22日は国営ひたち海浜公園に行く。まずは佐野PA下りで朝食バイキングを楽しみ、この日の目的であるサイクリングをし、夏季限定の水遊び広場で水遊びをし、夜からは戸ホーリーホックの試合を見に行った。
 このチームには少年サッカー時代に僕が指導した選手が出ているので、彼にスタジアム前の駐車場を取ってもらっていた我々はかなり短時間で高速に乗ることができたものの、時間はすでに夜10時を回っていた。

 で、今回のブログで言いたいのはここからである。相変わらず前置きが長い僕である(実際もっと長かったが自分でもウザいと思ったので大分削除した)。

 月曜日の帰りもややその傾向はあったが、この水戸からの帰りはそれに輪をかけて顕著だったのが運転時の眠気である。
 もっと言うと、1年前くらいからこの現象に悩まされるようになってきた。現象というか、要は体力がなくなっただけのことだろうが。

 だが、とにかく昔はこうした無理な旅行計画であってもそういう事はなかったし、眠くなっても、少々休憩をしたり、軽い運動などをすれば大丈夫だったが、今は違う。
 車を降りて運動をしている最中でも寝そうになるくらい、強烈な睡魔なのだ。何べん休んでも、コーヒーを飲んでも一向に止まる気配がない。従って、帰りの車は家族にとって危険極まりないのである。
 高速を降りてピパ子氏と運転を交代した僕は、助手席で即座に眠りに就いた。

 35歳を過ぎてから、自分でサッカーをプレーするにも体力の低下を感じていたが、最近はこうして日常生活でも若いころのようなプランは立てられなくなってきたという事なのか。

 海を前にして、帰りのために昼寝をしなければならないという事なのだろうか。ちなみにピパ子氏の趣味は昼寝なので、磯でもその趣味を満喫されていたが、僕は寝ることは趣味ではない。旅先ではなるべくそこで色々な刺激を受けたい。子供たちにもなるべく遊ぶ時間を作ってあげたい。磯遊びのように子供が勝手に遊んでくれる場ならまだいいが、自分が一緒になって行動するような場で、自分が休憩しなければならないとすれば、彼らもそれに巻き込むことになってしまう。そういう事は出来るだけ避けたい。

 歳をとるにつれ、今まで「普通」だったことが、次々と「特別」に変わって行く。こういう事は、想定していなかった。

 やりたいと思ったことは、できるだけ早く済ませておかなければならない。金と時間の両方を手に入れるタイミングを待っていては、体力というものを失ってしまうのだ。

超久々の更新

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 超久々の更新である。

 もはや読者にとって何の面白味もなくなってしまったこのサイトであるが、それでも自分としては更新しないと、という気持ちはあった。

 今日は、雨天で自分の試合もなくなり、それが前日に決まったという事で、今日は少々時間があったので、ほとんど自分を納得させるための更新である。

 前回の更新がいつだか忘れたが、180SX関係で書くとしたら、車検その後のことだろう。

 ...って、ここまで書いて、そのくらい自分のブログ見ろよって思ったので、見たら車検から帰ってきたところまでは書いてんだね。そうそう。

 で、戻してないのは車高だけ、って話になってる。良いフリができてんじゃん。うん。

 で、車高を戻しました。フロントだけ。リアはまだ車検仕様のまま。

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 車検から戻ってきたときにめちゃくちゃ変わったこと。それは、サイドブレーキが全く効かなくなって帰ってきたことだ。前回のブログにはそのことは書いていないようだ。

 そう。ドリフトしようと思って、サイドを引いても普通に走ってしまう。今まではこうじゃなかった。ちゃんと効いてくれた。

 車検で、リアのパッドを換えたのは片減りの状況があったので、間違いない事実だ。だから、僕はブレーキパッドの問題だと踏んだ。効かないパッドになったのだ、と。

 そこで、これを機にシフトロックを覚えようなどと色々やってみたが、やはりできなかった。クラッチをつないだ瞬間ケツは出るのだが、そこでアクセルを踏むとグリップして前に進んでしまう。きっと速度が足りないんだね。

 今から1カ月くらい前にやはり少し時間ができたときに、何をやるか、という事を真剣に考えて、車高を落とそう、と決めた。できたのはフロントだけ。リアまでは手が回らなかった。フロントだけでも車高が落ちると、見た目のマヌケさはかなり改善された。リアしか手が回らなかったのは、時間的な問題もあったとは思うが、どちらかというと体力的な問題の方が大きかったように思う。もう、タイヤ4本外して作業するというのはできなくなってきている、漢四十一歳。

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 ただ、そこにはフロントだけでいいや、というわずかな理由づけもあった。

 オーバーステアにするにはフロントを下げる-

 これである。歳をとるという事は同時に残りの人生が少なくなっているということを意味するが、こと趣味に関してはとにかく進みがめちゃくちゃスローな話になるのだが、数年前に古本屋でジムカーナのセッティングの本を買った。乗ってる車はMR2(SW20)やシビック(EG6...だっけ?忘れてんな~)どで、かなり古い。これも読む暇ないまま放置していたのだが、車検から180SXが返ってきて、車高を下げたいと思ってから、少しずつ読んでいた。

 そこで、フロントの方を低くしよう、というのは心に決めていた。

 まぁ、セッティングなんてものは自分の技量とも大きくかかわっていて、ドリフトの技術が低い時と高くなってからはセッティングが全く変わったりするもんだから、何がドリフト仕様かなんて、人によりけりだったりする。

 ただ、知識というのは付けすぎるのも良くないというのも最近感じていて、とりあえずやってみろ、四の五の言うのは自ら体験してからだ。最近はそういう考えも自分の心を大きく占めるようになっている。

 なので、フロントを下げたところで、あまりの体力の減り具合に、リアもちょっとくらいは下げようと思っていたのだが、どうせやるなら極端な方が結果もわかりやすいだろう、と自分を納得させてフロントのみに終わったのである。

 そして、結論。

 ちゃ~んと、サイドが効くようになったのである。

 ハンドルを切って、サイドを引けば、ちゃんとロックする。いままではサイドを引いても、減速感はあるものの、だぁ~っとグリップしたままカーブしていってしまったのだが、今は違います。ちゃんとロックして、ケツがスライドして、スライドしてくれればもうこっちのもんで、アクセルを踏んでクラッチをつなげばもうドリフトになってくれるわけです。

 やったね。

 また、ヘタクソな僕にも、ドリフトをさせてくれる優しい180SXちゃんに戻ってくれたんだね。ありがとう。

 ちなみに、180SXはこんなことをしている間に、めでたく29万7200kmほど走行しており、いよいよ30万kmの大台まで3000kmを切っている。まさにカウントダウン状態である。

 30万km達成の暁には性大に何かやりたいと思うのだが、まぁ、無理だろうなぁ。でも、とにかく大台には乗せたい、その次に見えてくるのが何なのか、確かめたいという気持ちは強まるばかりである。

 あけましておめでとうございます。
 ブログなんか書いている場合ではないのだが、どこかで何か言いたいので、ここがその対象になったというわけである。
 180SXについては車検から戻り、ひとまずロールバーとバケットシートとエアロミラーだけ元に戻した。
 もっと詳しく言うと、バケットシートとエアロミラーは即座に元に戻したが、ロールバーは少し後になった。ロールバーのない状態でしばらく走った後、ロールバーを装着すると、ロールバーのあるなしの違いが良く分かる。言葉で言うとカチッとする、くらいなもんだが、とにかくギャップを超えたときとか、コーナリングのときとか、車の動きが正確に、良く分かるようになる。ちゃんと効いているのだ。よかった。こういうのは時々外してみるのもそういう意味ではいいものである。

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 これで戻っていないのは、車高だけ、という事になる。まぁ、車高も落としゃぁ良いってもんでもないし、高けりゃハラも擦らずに済むのでそれはそれで悪くないのだが、カッコという点で言うと、やはりダサい...。もう少し下げるか。いつできるか分からないけど。

 冬休み、とにかく僕は忙しくしている。
 自分で忙しくしてしまっている。

 12月に会社で異動があって、僕は営業になった。今まではうちの会社でオンリーワンともいえる仕事をしていたけど、晴れてフツーの、誰でもできる、特徴もない営業になった。モチベーションダウンはこの上ない。
 しかし、ブーブー言っていてもしょうがない。文句があるなら辞めればいいが、辞めるのはいつでもできる。まずはもういいと思えるまで努力してみることだ。今まで傍で営業を見ていて色々思ったことを、今度は自分でやってみる。それができるのだから、良い機会だ。

 営業自体はオンリーワンでも何でもないが、努力次第では「うるふさんだから買いたい」と言わせることもできるかもしれない。いや、そうなるべきだ。それを実現させられるよう頑張りたい。

 ...とか志すのはまぁいい。
 しかし、できるのか、というところが問題だ。
 実は、これまでのオンリーワンの仕事はコンサルタントという肩書でやっていた仕事なのだが、クライアント1つだけは実は3月末まで自分が担当する。つまり今、2足のワラジ、というわけだ。

 このコンサルの仕事が結構ヘビーで、これをやりながら営業をやるというのはおそらく前代未聞だろう。(会社でオレだけなんだから何やっても前代未聞だが)

 ちなみに、この移動の際、僕は上司(正確には上の上)に、営業をやりつつコンサルも続けたいと言ったが、NGをくらった。そんな中途半端で営業をやってはいかんと。

 まぁ、そこだけ聞けばまっとうな答えだ。しかし、僕がやっているコンサルの仕事は、実にうちの会社らしい仕事だと僕は思っている。いま、うちの会社はどんどん新しいことにチャレンジしている面白い会社、見たいに見られていてそれはいいのだが、裏返せば今まで先輩方が築き上げてきたウチらしさというのをないがしろにしているとも言えなくない。それは、古いものを守りつつ新しいことをやる、という余裕がないので、古いものを捨てて新しいことをやっているからだ。僕のやっていた仕事はその最後の砦だと思っている。

 そのコンサルの仕事は、どうなるかというと、僕の上の人間が担当することになったが、この人も多忙で3足くらいワラジ履いてて4足目くらいになっちゃうので、たぶん事実上続けることは不可能だろう。上の上は「開店休業」状態になることを望んでいるとしか思えない。実に残念だ。

 で、話を戻すと、そういう中途半端はしてほしくないというが、今実際庁中途半端状態なわけだ。コンサルを途中から替えるのは良くないし、契約上も許されていない。しかし、このクライアントも案件も、過去最大級で、実際、これができるんなら、今後も2足のワラジでできると証明できちゃう。オレはやっぱりオンリーワンでいたいし、そうであることが、営業としてもモチベーションになると思うのだが、ダメかね?

 で、だ。

 今日は、ピパ子氏がKとカス子氏をつれて実家に行ったので、本来なら、ドリフトしに行こうが、写真撮りに行こうが、自由である。それこそ車高くらい元に戻そうとか、カフェで(1月2日じゃやってないか)ゆっくり過ごしたりとか、普段じゃ絶っっっっっ対にできないことをできるチャンス。

 しかし、何をやってるか。

 そのクライアントに提出する報告書作ってます。終わらね~。1日かけても全体量があまりにも多いので、微々たる量しか進まね~。しかもオレ、無類の集中力ない男だから、続かね~。

 そして、忙しいのにブログなんか書いている2015年。

 ちなみに、12月に配属になった営業の仕事も死ぬほど忙しいです、ハイ。毎日終電であります。超短期の仕事が毎日のようにバンバン入ってきて、やりきれないので、金になりそうなやつはまじめにやって、ならなそうなやつは適当に済ませて、もっとならなそうなやつは無視する、という見極めが大事なんですが、まだ慣れてないせいか、ひとつこなすのに前任者の5倍くらい時間かかってるし、どうも、手を抜くってのがどうやるのかよくわかんないので、結果的にまじめにやっちゃうし...。

 この状況っていつか、改善されるんですかねぇ。

 果たしてどうなるのか、2015年。

 いつもは今年の抱負なんか書いてたりしたもんだが、ムリムリ。追われるだけの冬休み。そこに子供のサッカーも毎朝朝練やるなんてことになっちゃったし、そうやって外に行けば、家にいる間はたまった家事をやらにゃならんし、もう分刻みですわ。

 でもね、じゃぁ、ヒマになったらどうすんのって言うと、僕は結局ぐうたらに過ごしちゃうと思うんですよね。弱いですから。

 だったら、常に追われているくらいの方が、成長できるってことなのかもしれません。自らできないってどこかでわかってて、「やらされる」環境を自ら作り出している、潜在的にそういう行動を取っている、という事なのかもしれないです、ハイ。

 まぁ、とにかくここに愚痴でも書きながら頑張るといたしましょう。
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 ようやく180SXを車検に出した。
 今回は大きな変化があった。今までずっとおつきあいしていたところとは別の工場に出したのだ。
 今まで出していたところは、経営者が歳をとって、ほとんど業務を継続できない状況下にあった。周囲にある作業を融通し合っている同業者もみんな廃業するという事態になり、もうやめるという。
 では、どこに出したのか。
 今度は自宅から至近の、歩いて2分ほどの工場に切り替えた。今の家に引っ越して10年、僕はずっと前を通りながらこの工場を見てきた。
 引っ越してきたといっても、僕は地元内での引っ越しであり、この工場があったのは実は小学校のころから知っていた。そういう意味ではもっと長い間見ていたといっても過言ではない。
 車に興味を持ってからは、この工場にソレらしい車が次々入っている様子も見ていた。
 また、奥には相当レアなレストア中と思われる旧車なども眠っていたりして、そういう人からの信頼も受けているのだろうとは思っていた。
 息子が幼稚園に上がった時、僕の車を見て、一人の人が話しかけてきた。この時の僕の180SXにはチャイルドシートが設置されており、下の娘をそこに乗せている時であった。
 うちの近所に住んでおり(こちらもまたウチから徒歩3ふんほど)、息子と同学年の娘さんを持つ、お父さんである。
 聞けば、R34に乗っているという。さっそく見せてもらいに行った。
 この家とは子供同士はもう仲良しで、母親同士も仲良しで、幼稚園の行事だけしか顔を出さない父親同士だけが、かなり遅れて顔を合わせた、ということのようである。
 車の面倒はどこで見てもらっているのか、と聞いてみると、その自動車屋だった。
 どんな所か詳しい情報はその人からいろいろ聞いて、まぁ、次はそこだな、という意思はその時固まった。
 幼稚園だった息子は今はもう5年生。それまでの間、僕はまず、バモスの修理や車検をその工場に出してみた。
 バモスの車検は2回出した。修理にも2回ほど出したと思う。
 それで、ようやくである。
 僕がモノを買う時の行動は、とにかく慎重。行って調べて、買わずに帰り、また行ってて店の様子を見て買わずに帰り、また行って店員の対応を見て買わずに帰り...。同様のことを目的の商品に対しても行い、徹底的に吟味する。
 そんなことを繰り返して、これと決めたら、いきなり目的の商品を手に取り、「これ下さい」。
 店員から見れば、「こんな高価なものを一瞬で買って行った」と見られるかもしれないが、その実、徹底的に吟味しているのである。商品も、店も、店員も。
 同じことを、自動車屋に対しても行ったということである。
 戻ってきて、ここで良かったと思っている。
 いろいろ説明も受けたが、懸念していたパワステとブレーキ。やはりトラブルがあった。
 パワステは完全にオイル漏れ。一か所ではなく、複数個所と思われ、長く乗るなら、交換した方がいいと言われ、どうせやるなら全交換を勧められた。
 ブレーキは、片減りがあったという。部品も見た。おそらく、ブレーキをかけた後、パッドがディスクからすぐには離れず、少し引きずっているのではないかという。ブレーキのオーバーホールをしてもいいだろう、とのこと。まぁ、30万km何もしてませんからねぇ。
 -長く乗るなら-
 いよいよその選択が迫られている。
 180SXを乗り続けたい。この気持ちは変わらずある。しかし、別の車も乗ってみたい。この気持ちもまた強い。
 では、2台の車(さらに言えば妻であるピパ子氏用の車も合わせれば3台)を持てるのか。そんな金もスペースもない。
 普通なら、次の車を選べば、180SXは捨てなければならない。壊れたら、乗り換えればいいか、そんな風にも思っていたが、今のところ、特に壊れそうにもなさそうだ。
 車高が高くなって戻ってきた180SX。とにかく30万kmには絶対に共に暮らす。

現在の走行距離:295,059km
 バモスオイル交換で、オイル漏れトラブルを見極めるという作戦に出たわけだが(この前のブログ参照)、今日は結論編である。
 はっきり言って、短い。
 結論は、
分からない。
 以上...。

 オイル交換が終了し、自分の番号が呼ばれ、ピットに行った。
 そこで、「入っていたオイルの量がすごい少なかったとかそういう事はありましたか?」
 「いや、自分がやったわけじゃないんで...。少々お待ちください。」
 バモスを担当したメカのところに行って聞く。
 「え?みてない?あ、そう」
 僕のところに戻ってくる。
 「見てないそうです」
 という事で、計画はおじゃん。
 ま、神様に言わせれば、横着しないで自分で見ろってことなのでしょう。それはその通りなんだけど、バモスはミッドシップエンジンなので、トランクルームのマットをはがして(言うと一言だけど、作業としては結構面倒)、蝶ねじを4本はずして蓋をあけてようやくエンジンが見えるという状況なので、オイル量一つ見るのも一大事なんですよね。

 でも、これからは自分で見ます。それがやっぱり一番間違いない。

 これで減ってたら、リコールのところなおしに行きますか。
 そうでなくても行った方がいいか。

 今日はバモスのオイル交換にスーパーオートバックス熊谷に来ている。待ち時間が40分とのことなので、その間に更新する。

 バモスは今、ちょっとヘビーそうなトラブル(かも)を抱えてて、前回オイル交換に来た時だが、オイルがほとんどないといわれた。

 ただ、その時は1年半もオイル交換をしていなかったので、自然になくなった(と言ってもほとんどないと言うのはちょっとおかしいが)ということも考えられなくはない。

 そこで今回は、前回の交換から3か月で来たというわけだ。これでも減っている、と言うなら、少しおかしいと思う。

 ただ、オイルが減っていると思われるガラガラ音が少ししているので、もしかしたら結構減っているかもしれない。

 そういえば、バモスのリコールの案内がしばらく前から2回ほど来ていたが、言われてみればオイル系だった。最悪、発火の可能性ありとか書いてあったな。まぁ、超可能性の少ないことだけど、最悪の事態を書いとかないとマズいってやつで、実際はほとんどそんなことはないだろうと思ってほったらかしにしてあったが...。

 ていうか、ディーラーにあまり行きたくない、ってのがデカいかな。

 結果はこれから。果してどうなることやら。

車検切れその後

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 結局まだ車検に出せずにいる。
 娘にピアノを買ってあげたので、手持ちの金が一気になくなってしまった。12月は保険の更新があったりとこれまた出費がかさむので、果たしていつ出せることやら。
 はてさて、車検切れになってから、トラブルというほどでもないけれど、それ的なことがいくつか起きた。
 まずは、HICASの警告灯が点灯するというもの。HICASというのは、一言でいえば、車体の安定走行のためにハンドル操作時、後輪もごく僅かに舵が効く、4WSである。
 そういう装置の警告灯が点灯すると、いやもうとんでもないトラブルなんじゃないかと一瞬思ってしまうが、何のことはない、パワステオイルが減っているというだけの話であることが多い。
 警告灯は、結構いろんなトラブルに併用されていて、点灯したからといって、併記されている機能のトラブルかというと必ずしもそうではなく、近しい機能の良くあるトラブルだったりするので、少し引いていろいろなパターンを考えてみると、自分で対処できたりすることが結構ある。
 今回もまたそれで、パワステオイルが明らかに減っていた。オートバックスで補充用のパワステオイルを買ってきて注げばハイ、終わり、でございます。
 そしたら今度は、サイドブレーキの警告灯が点きっぱなしになった。まだ状況は確認していないが、この例から行くと、たぶんブレーキオイルが減っているのでしょう。
 しかし、ブレーキオイルが減っているというのは状況によっては危険な場合もあるので、減っていたから継ぎ足して終わり、というのはあまり宜しくないかもしれませんなぁ。
 ただまぁ、車ってのは車検という定期メンテが必要で、それが2年というスパンて言うのは、意外と良い周期なのかもしれない。
 クルマってのは本当に壊れなくなったが、それは実は、車検時にオーナーの知らぬ間にそういったものが交換されると共に適正量に戻されているからこそ、なのかもしれない。
 だから、僕のように車検切れ状態になれば、そのサイクルを飛び出し、こうしてポツポツと小さなトラブルが出てくるのであろう。
 今日は久しぶりに、家のことをやる日になったので、金もまぁなんとかなりそうだし、今日あたり出しちゃいますかねぇ。

現在の走行距離:295,021km
 いよいよ車検が切れた。
 しかし、車検に出しているヒマもない。
 もうチマチマ3週間もかけて、ようやく昨日、ノーマルに戻したところで、車検が切れた。
 もう、車検のときは毎回切らしている。だから、購入時は確か7月か8月が車検だったのだが、毎回切らすので10月になってしまった。今回はいつ車検に出せるんだろう。

 まぁ、いい。

 台風が来るってんで、結局いろいろなことがなくなって、少年サッカー関係のいくつかの仕事をやったら、今日という1日がぽっかり空いた。
 しかし、に1日空けられても、何をするか困ってしまう。
 たぶん、たまには何もしなければいいのだと思う。
 しかし、時間が貴重だという生活をしていると、何もしないという事が逆にできない。
 超重要なことがなくなると、軽く重要なことをできるようになる。軽く重要なことにレベルが下がると、候補は山のように出てきてこれまた優先順位を決めるのに難儀する。

 少年サッカーで借りている小学校の利用実績報告書を作らなくちゃだし、部屋も片付けてKに渡さないといけない(もう1年以上も待たせている)。
 仕事のブログも書かなくちゃだし、そういやぁ、家でできる仕事も山ほどあるな。
 あ、自分のサッカーの連絡もそろそろしとかないと...。そういやぁ、自分のサッカーの方でも提出しないといけない資料があるんだった...。

 で、実際何をしたかというと、まぁ、片づけの一環ですな。

 登山のときとかに使う、ガスである。
 これは便利なのだが、困るのは、微妙に残ったカートリッジをどうするか、ということである。
 山でガス欠になったら困るから、ここ一発の山ほど、新品を持っていく。
 終わりそうなのと、新品をもう一個持っていくという事はできない。
 じゃぁ、車で行くときはどうするかというと、やはりいっぱいありそうな方を使ってしまう。
 結局、微妙に残ったものがいくつもできてしまうという状況になる。

 これの処理にも困っていたのだが、今日、自室で使ってみることにした。
 室内アウトドアとでも表現しようか。
 Kに部屋を明け渡す過渡期なので、机も電気もないので、簡易的に適当な箱に板を渡して作ったテーブルで、上記のもろもろの書類作りなどの仕事をこなす。
 電気も外してしまったので、アウトドア用のランタンを使用。
 微妙に残ったガスカートリッジでお湯を沸かして、インスタントコーヒーを飲む。
 室内で使っていいの?一瞬そう思ったが、イワタニの卓上コンロは室内で使っているんだから、同じだ。
 この、木で作った簡易的な机がまたいい味出している。

20141013_室内アウトドア?.JPG

 振っても全然音がしないやつでも、使ってみるとまだ結構いける。シェラカップ2杯分くらいはお湯が沸かせる。

 ようやく1個、完全に使い切ることができた。つまり、少し片付いた。

 これ、いいな。
 忙しい人の、ちょっとしたアウトドア気分になるためのスーパーライトなアクティビティ。

 とくにアウトドア用品は、使い込まないと本番でさらりと使いこなせない。
 こんな風に、まずは自宅で使ってみるというのは、いろいろな意味でいい。

 てことで、対して優先順位の高くないブログを書くということではあるが、これも緒にできて、メデタシなのである。

 ゴールデンウィーク前半から、動悸がするのが気になった。28日月曜日。

 朝起きて、電車に乗った時から自覚し始めた。

 会社について、椅子に座って仕事を始めて1時間しても収まらない。

 翌29日は休み。この日は特に自覚なし。気のせいか、と思った。

 しかし、30日はまた再発。この後3日間悩まされた。

 感覚としては、逆立ちした後のような頭に血が上った間隔と、心臓の鼓動の強さ。脈拍は早くない。心臓が血液を押し出す際に必要以上の圧力がかかっている感じもある。自覚症状的には血圧の上昇を感じた。

 5/3(土)。 実家に血圧測定器があるというので、使ってみると、69-147と出た。2月に健康診断した際は69-102。上だけが45も上がっていた。

 おかしいと思って、そのまま大嫌いな病院に行く。しかし病院で長時間何もせずに待たされている間に動悸は遠のいてしまう。診察を受けた際の血圧は65-121。心電図、心臓レントゲンも撮るが異常なし。この日は土曜で専門の医師がいないため、心配なら平日検査に来てくれとのこと。

 そのまま連休後半は症状が何もないまま終わる。

 しかし、連休明けてまた復活し、今度は次の土日も収まらなかったので、病院を予約。13日に受信し、採血と心電図をとる。ひとまず、不整脈が見つかる。

 このとき、可能性として挙がったのが、甲状腺機能亢進症と心因性。病気としての可能性がなくなった場合、心因性を疑う。

 さらに、ホルター心電図と言うものをつける。24時間心電図を記録し続ける、データロガーのようなものだ。併せて1日の行動を記録に付け、動悸や息切れ、めまいが起きた時間なども記録し、ログと照合するわけだ。

 従って、この期間はなるべく普通の生活をするように言われる。運動、飲酒もOK。なので、両方やる。

 翌14日にホルター心電図を外し、その後出勤。

 ちなみに、この時も病院にある血圧測定器を使ってみた。自覚症状のある最中だったが、65-115と、決して高い値ではなかった。

 結果が出るのは24日。

 今も、動悸・息切れ・めまいが出たり収まったりが続いている。何も症状がないときは、治ってしまったのではないかと錯覚するくらい普通で自覚症状はない。

 しかし、症状が出ると、いきなり2000m級の山登りをしているような呼吸になる。息苦しさと胸の圧迫感。最近は、鼓動を強く感じるよりもそれらの症状の方がより目立つようになった。

 単に、更年期なのか。

 それとも病気なのか。

 心臓に関しては、自分は強い方だと思っていたが...。

 ただ、気持ちは自他ともに認める弱さ。僕は心因性を疑っている。

 結論は24日。果たしてどうなるのか。

 

 ゴールデンウィークの旅行を前にして、久しぶりのオイル交換。
 今回は気が向いたので、添加剤も投入した。
 シュアラスターのLOOPシリーズのオイル添加剤とガソリン添加剤。

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 おお。
 あの時の超高粘度のドロッドロの添加剤。懐かしい。
 ガソリン添加剤は今回初めての使用。オイル添加剤が良かったので、迷わずこれにした。こっちは水レベルの粘度。ガソリン添加剤だから当たり前か。

 オイル添加剤は粘度が高いので入れるまでに少々時間がかかるので、こっちを先に入れ、口を突っこんだままの状態にして置いておき、その間にガソリン添加剤を入れる。

 後は10分間アイドリングしてOK。

 さて、効果のほどは...。

 それほどでもない。

 たぶん、前回のコーティングがまだ生きているからなのでありましょう。逆に言えば、状態を維持できているという事です。(かなりポジティブシンキング)

 旅行はオートキャンプ場が取れなかったので、バモスと2台体制で車中泊でございます!180SXで車中泊最高!

 果たしてどんな旅になるやら...。楽しみです!

 現在の180SX走行距離:292232km
 今日は、僕の妻であるピパ子氏の誕生日。

 何かプレゼントを買おうと思っていたが、物欲のあまりない彼女。仕事もプライベートも忙しい中だが、何度か早く帰るようにしてプレゼントを探し求めたが、結局選びきれなかった。

 気持ちだから何でもいいと割り切ってしまえば、本当に何でも良くなってしまい、多すぎて選べなくなる。
 しかし、少しでも喜ばせたいと思えば、こんどは決定打に恵まれない。
 そんなまま当日を迎えてしまった。
 今日もいろいろ見たけど、結果は同じ。

 そこで、帰りの上野駅のエキナカの青山フラワーマーケットで花を買うことにした。
 狭い店内だが、男性客は皆無。少々勇気が要ったが、それを払いのけて入る。たくさんの花のいい香りが、その勇気をたたえてくれる。
 あまり大きいのは持って帰るのが大変だし、恥ずかしいから、小さいのにしよう。
 そんな、シャイな男性用なのか、ベストな大きさでかわいくてきれいな花束が目の前にちゃんとあった。
 そういうのがレジから遠い位置にあるのもまた、心憎い。
 肩身の狭い男共はレジから遠いところから入るに決まってる。お見通しなのだ。
 ピパ子氏の好きなピンク色の花を中心に小さな黄色の花がそれを引き立てるように添えてあるものを選んだ。花の値段なんて想像もつかない。いささか冷静さを失いつつも800円くらいの値札が付いていると認識した。
 少々安いが、これ以上デカイと持って帰るのに難儀しそうなので、さっさとこれに決める。

 レジに持っていく。平静を装うが、緊張感は最も高まっている。

 即座に「贈り物ですか」と聞かれる。
 図星だ。

 「オトコが花を買う=贈り物」、という店員の認識なのだろう。ま、確かに、自ら家で生けるために花を買う男は極めて稀だという考えに、僕も同意する。パターン通りの行動ってわけか。見透かされた感があって、少々悔しいが、「そうです」と答える。
 105円でリボンがつくという。所望する。
 最終的な金額を聞いたら、400円ちょっとだった。ではあの800円はどの花の値札だったんだろう。やはり焦っていたのか。

 どんな袋に入れてくれるんだろうか。目下の関心事はそれだ。花が露出した状態はできれば避けたかった。歓送迎会の帰りです、みたいなのは避けたい。

 入れてくれたのは深めの袋で、花全体は完全に袋の中に埋もれた。完璧だ。たぶん、世の中の男の100人中100人が、僕と同じ不安を抱えるはずである。ゆえにそれもお見通しの、マーケティングの一部かも知れぬ。

 無事帰宅。ミッションは成功した。

 いつもより相当早く家に着いた僕。ピパ子氏もまだ起きている。
 彼女は、子供たちと一緒にテレビを観ていた。

 「誕生日おめでとう」
 花束を渡す。

 ピパ子氏の表情が変わった。

 やった。

 これでいい。

 「プレゼントを探したけど、良いのが見つからなかったよ。今度の日曜に一緒に買いに行こう」
 そう、付け加える。

 なんだ。

 簡単じゃないか。

 妻の誕生日に、花なんて。大したことじゃないのに結構勇気が要ったけど。それだけの達成感っていうか、それはある。

 しかし、やっぱり花は嬉しいらしい。彼女のあの表情の変化は、なかなか勝ち取れないんだ。

 いつも言葉には出せないでいるが、妻には感謝している。それが、少しは伝わったかもしれない。
 忙しい...。
 仕事も今とても大きな仕事の大詰めになってて忙しいのに、この時期は自分のサッカーチームと子供のサッカーチームの年度変わりなので、それぞれの総会やら納会やら、役員決めやら、JFAの更新作業やら、立て込んでいる。昼はそれぞれの活動もあるし...。
 土日平日分刻みのスケジュールだ。

 そんな中、僕にさらに新たなトラブルが降りかかる!

クレジットカード停止の宣告
 これである。

 ずっと使っていた、JALカードスイカから、「誠に遺憾ながら下記ご契約のカードの更新を見送らせて頂くこととなりました...」との通知が。これで3月いっぱいでクレジットカードが使えなくなる。4万マイルもたまっていたのに。
 あわててスイカのチャージに移行しようと思ったら、一回の操作で1万ポイントまでで、年2回までということなので、取り合えず1万ポイントスイカのチャージに移行して、それで無理して使ってまた1万ポイントすぐに移行してもまだ2万ポイント残ってしまう。何か無理やり別の何かですぐに使わなければならない。面倒くさい。

 それはまぁ、置いとくとして。

 なぜ、一方的にこんな通知を受けるハメになったのか。これは、読者の皆さんも十分に可能性のあることなのでここにしたためることにする。

 過去、多分もう10年くらい前になると思うが、僕は親の友人関係で1枚のクレジットカードを作るに至った。銘柄はオリコカード。ま、要は親の友人のカード契約者のノルマ達成のために協力して、とりあえず作るだけカードを作った、ということである。親名義で1枚、僕名義で1枚。合計2枚の協力だ。
 親の意思で作ったので、名義は僕だが引き落とし口座は親の銀行口座。もちろん使う気もないのでこのカードは親が持っていた。
 そして昨年の何月頃だったか、とにかく半年くらい前だと思う。オリコカードから1通の通知が届いた。
 内容は忘れたがとにかく「未払いの金があるが一体どうなっているのか。事情があるなら聴く用意があるので一方欲しい」的な内容だったように思う。もちろん字面はもっと丁寧な言い方だが、それでいて威圧感のある内容だった。
 連絡してみると、年会費とインターネットプロバイダの支払いで合計2千いくらの支払いがなされていないとのこと。このプロバイダはもう解約したが、旧うるふの怪しいホームページで使っていたプロバイダである。ネット銀行から即座に振込み完了。しかし、オリコカードは強制的に解約された。別にいいんだけど。
 しかし、なぜ今まで親の銀行口座から滞りなく落ちていたはずなのに、今回に限ってなぜ?

 原因はこうだ。

 カード更新時期を迎え、新しいクレジットカードを登録していた住所に送ったが、本人手渡しを条件とした送り方をしたにも関わらず、本人不在が続いたためカードがオリコに返却されたのだという。そのようなことがあったカードは一旦停止するという。停止したのにプロバイダからの請求が来たので、それを支払え、ということだったようだ。
 本人が居ないというのはどういうことかと言うと僕が実家を出て引っ越したからである。
 しかし不思議なのは親元を出たのは2001年くらいの頃で、更新時期は何度も迎えているはずで、今回だけではないはず。しかも更新カードは新しい自宅に届かなかったのに、支払い延滞の通知はなぜか新しい自宅に届いている。謎だ。
 まぁ、とにかくオリコから言わせれば、契約者の住所が変わったのに、それを「遅滞なく報告する」という規約に反して、僕は報告義務を怠ったわけである。僕にとってみればそっちが作ってくれって言うから協力してやったつもりでも、使ってないんだから無視!というつもりでも、オリコにしてみれば、「はぁ?こっちはテメェに金貸してやってんだよ。そんな有難てぇ所に引っ越した先を報告しないって、どこの世界にそんな非常識が許される国があるってンだ、あ?コラ?」と言う訳である。(オリコにそう言われたわけではありません。オリコ側に立って考えた私の推測です)
 そういう信用ならんやつのカードは即停止、ということだ。
 ま、これで金も払ったし、意味不明のカードとも縁が切れて逆にせいせいしたぜ、と一件落着と当時は思っていた。

 しかし、事件はこれで終わらなかったわけである。

 JALカードスイカからの今回の一方的な更新停止の知らせ。通知にその理由は一切書かれていないので状況から判断した予想に過ぎないが、原因は上記オリコの一件としか考えられない。
 つまりは、オリコカードが強制的にカード停止をした人物として、僕を追加したわけである。JALカードスイカを運営しているビューカードは更新時期に伴い、利用者の与信状態を再確認したところ、僕が他のカード会社(つまりオリコ)から三行半を突き付けられたヤツ、という情報があったので、ビューカードとしてはそんな危ないヤロウを更新させるなどまかりならん、という判断を下したというわけだ。

 ここで得た教訓はこういうことだ。

 軽はずみな理由でとりあえず作ったカード。
 使ってないからいつの間にか忘れ去り、住所変更や携帯番号、メールアドレスの変更など連絡先関係を更新していないというケースは多々あると思う。別に年会費もタダだし、使わなければいいんだろ、くらいに思って無視していたカードはないだろうか。しかし、僕のようにこうしたことが原因で勝手にカードの更新を停止され、「信用ならんヤツ」という烙印を押され、ブラックリスト化される可能性があるのだ。

 その情報はたちまちメインのカード会社も参照することとなり、自分にとって全く無意味なカード会社によって、メインのカードも使えなくさせられる恐れがあるのである。

 この一件により、このクソ急がしい時に、カード払いになっていたものをすべて銀行引き落としに支払方法を変更しなければならなくなった。ETCも使えなくなる。カード払いのみのサービスはやめるしかない。今までの生活を大きく変更することを強いられるのだ。

 このクソ忙しい時期に工数をかけて自らの生活レベルを下げる作業を地道に行う。全く腹立たしい。

 ぜひ、お気をつけ頂きたいと思って記す次第である。
 
 30万kmの大台目前にして、走行距離が伸びておらず足踏みが続いている。
 そんな中、ついに180SXのエンジンが始動不能という事態に陥った。走行距離が延びてくると、いったいどのようなトラブルが起きるのだろうか?タイミングベルト切れ?(180SXはタイミングチェーンだが)、オイル漏れ?いや、もっと深刻なトラブルかも...。

 しかし、今回はそのようなものではない。

 何か。

 エンジンキーの摩耗である。

 キーの摩耗については前に書いたが、wolfkai.comになる前だったので、その記事は今はもうない。

 摩耗したキーをずっと使っていたのだが、先日ついに...。

KIMG0098 - コピー.JPG
折れた...!

 のである。

 30万km近く走行する間には何度となくこのキーを抜き差ししているわけである。ドアを開ける時、トランクを開けるときなど、1回走行するにもキーの抜き差しタイミングは何度かある。こうする間に、キーはどんどん摩耗していくのである。冷静に考えれば当たり前のことだ。

 幸い実家の近くだったので、実家からスペアキーを持ってきてもらい、大事には至らなかったが、これが出先だったら結構深刻なトラブルであっただろう。
 JAFを呼ぶ最大のトラブルはキーの閉じ込めだというが、キーの摩耗によるエンジン始動不能というのはおそらくないのではなかろうか。

 自動車雑誌などでも長距離走行車でありがちなトラブルがいろいろ挙げられているが、キーの摩耗というのは自分は見たことがない。しかし、実際になってみると相当悲惨だ。

 自分はそうはならなかったが、折れたキーの先がシリンダー内に閉じ込められたりすれば目も当てられない。もちろん、車内に入ることもエンジンを始動することも不可能だ。

 走行が伸びてきたら、キーを2本持つ、という対策もまた必要であろう。

 ちなみに折れたキーでエンジンをかけようとしてみたが、当然ダメだった。

現在の180SXの走行距離:291780km
 最近、僕はやる気を失っている。
 完全に無気力モードという訳ではない。しかし、昔のようなパワフルさもまた、確実にない。
 とにかく昔―10年ほど前―は、朝4時に起きて、始発でアキバに行き、朝マックしてから出勤していた。主に投資の勉強をしていた。現在の、株、投信、FXという体制はここで築かれた。今はその頃のまま、ただ買い増しているだけで投資にはほとんど時間をかけずに済んでいる。
 ほかのいろんな勉強もその時にした。今はもうほとんどそんなことはしていないが、このころ学んだことが今でも役に立っている。
 サッカーもだ。大人の方で自分が代表をやっている方だ。10年前までは耐え続けるだけだった。しかし、今はチームはいい雰囲気だ。

 しかし、今はどうだ。

 変わったのは仕事量。平日は仕事で終わり、帰る時間は当時よりずっと遅くなった。朝も早く起きることができなくなってきた。今の自分が一番甘いと思うのがこれ。本当に布団から出れない。歳をとったにもかかわらず、仕事量は当時よりずっと多い。それが原因か。しかし、昔はとにかく起きていた。飲み会の後でも早起きだった。
 そう言えば、飲み会に積極的に行こうという気も失せてきた。僕は飲み会は自己投資だと思うから、基本的には行くのだが、最近はそうでもなくなった。翌日を気にするようになった。

 10年前までと一番変わったのは子供だ。当時はいなかったが今はいる。
 前述の通り、平日は仕事で終わる。休日は子供のサッカーと自分のサッカーで終わるようになった。休みが休みでない生活だ。

 それは、まぁ、分かる。

 しかし、不安なのは、こういう仮説を立てた時だ。

 「もし、子供のサッカーと自分のサッカーがなかったら、やりたいことはあるか?」

 この問いに、僕は即座に回答を出せない。
 昔はやりたいことがいっぱいあった。読みたい本、行きたい所、作りたいプログラム...。車も改造したい所はいっぱいあった。買いたいものもいっぱいあった。
 だが今は...。
 ない、と言うとそれもちょっと違うが、当時のような想いの「強さ」がない。「やりたいけど...。別にできなくてもいいや」ってそのくらい。

 当時の僕はこう思っていたはずだ。

 「その程度のやりたさじゃぁ、本当にやりたいわけじゃないし、どうせ出来ない。本当に心の底からやりたいと思わなかったら、できないし、成功もしない」
 そうだ。その通りだ。今も、そう思う。

 しかし、そうしてまでやりたいことがない。
 ヤバイ。

 この状況をなぜヤバイと思うのか。それは、欲求は成長だと思うからだ。カッコ良くなりたい、金持ちになりたい。モテたい。何でもいい。そういう欲求が初めて己を動かす。だから成長する。やりたいけど別にできなくていいやなんてレベルで成長するだろうか。するわけがない。

 いま、寝る間も惜しんでやっているのは(いや、そうするしかない)、サッカーだと思う。大人と子供。自分のチームの代表としての仕事と、子供のチームのコーチとしての仕事。いつ終わるとも知れぬ仕事。

 今ぼくは、10年前の人知れぬ努力の恩恵を受けて生活している。しかし、今はそうした投資があるだろうか。今から10年後、僕はどこの努力を糧に生活しているのだろうか。
 今はいい。子供のため、という社会的にとっても疑いようのない、理由がある。しかし、それに甘えて投資(お金だけではない、自己投資)できていない。10年後は、多分子供も我々の元から旅立つだろう。再び、ピパ子氏と二人だけになる。
 単なる惰性で生活したくはない。常に何かを目指して生きていたい。その方が楽しいし、絶対に長生きもできる。10年後を支えるのは今なのに。

 そう思ったとき、僕はこの日記に戻ろうと思った。
 やりたいことがない?だったら、この日記をつければいい。この日記が全ての原点だった。教師を辞めた時、自分を売るために、成長させるために始めたのがこの日記だ。目標を失ったら、とにかくこれをやればいい、というのがある、というのは心強い。

 できる時でいいから、この日記だけは守って行こう。
 

 先週の日曜、ウィルコムのストラップフォンを紛失してしまった...。

 最後に使ったのは日曜夕方で、しかも自宅だったので、出てくると期待していたが...ない。

 さすがに電話&携帯メールないまま10日以上たつのはきついので、いよいよ諦めて購入を検討。

 今回は電話番号変更も辞さず、ピパ子氏と同じソフトバンクへの乗り換えや、b-moboleなども検討したが...。

 やっぱりまたウィルコムかな...。

 

 ストラップフォン、気合入れて発売日に買ったのに...。

 メタルキングのストラップに付け替えたばっかりだったのに...。

 残念。

 

 買った瞬間、出てきそう。

 世の中そんなもんです。

 予定外の出費、痛すぎる。

 

 ちなみに180SX現在の走行は291,305km。

 少し前の話である。
 夏休みはKと2人で恒例の「探検の旅」に行った。これは、通常の家族旅行では、Kの求めるようなハードな体験がピパ子氏と長女カス子氏はついてこれないという理由で男二人旅が始まったのである。
 Kが小学2年から始めたから今年で3年目になる。

 今年は、日帰りながら本格登山ということで、甲斐駒ケ岳に登った。
 甲斐駒ケ岳は、全国に18ある「○○駒ヶ岳」の中での最高峰となり、標高は2967mある。
 我々は長野県側から入るルートを選択した。交通規制があるので、仙流荘という所から約50分バスに乗り、登山口である北沢峠まで行く。歩きはここからで、我々が登山を開始したのは6時45分。もっとたくさん人がいるのかと思いきや、バスから降りた人のほとんどは反対側にある仙丈ヶ岳の方に行ったようで、甲斐駒ケ岳側の登山道は視界には僕とKしかいないという状況で、時々先行者を追い抜いたり、途中で休んでいると後ろから時々人が来る、というレベルである。
 僕が持っていたガイドブックにあったルートとは逆コースをたどる。北沢峠→双子山(ふたごやま)→駒津峰→甲斐駒ケ岳→摩利四天→駒津峰→仙水峠→仙水小屋→長衛小屋→北沢峠というルートである。深い意味はなかったのだが、バスを降りて目の前のコースを歩きだしたらそうだった、と言うだけの話。
 しかし、多分こっちのルートの方がずっといいと思う。逆回りは仙水峠→駒津峰間が相当な急登が延々続くことになる。我々はそれを下ったわけだが、ガイド本通りのルートだとあれを登ることになるのだがらぞっとする。
 さて、駒津峰まではまぁ、若干急だったが普通の登山である。駒津峰を降りた後、甲斐駒ケ岳になるわけだが、ここからはもろい花崗岩帯で、足元は剥離した小粒の花崗岩が堆積して滑りやすいルートである。

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【駒津峰方面から見た甲斐駒ケ岳直登ルート。この尾根を登る】

 甲斐駒ケ岳は「直登ルート」と「巻き道」があり、「直登ルート」は岩登りである。
 Kはこの、岩登りをしたいわけである。Kの中で探検=岩登りという図式があるらしい。分からんでもない。
 このように願うチビッコにとって甲斐駒ケ岳は大満足の山だと思う。岩登りのレベルは大人でも躊躇するようなポイントはいくつもあるも、よほど突飛な行動をしない限り、二度と助からないところまで滑落するようなところはあまりない。
 大人がきちんと指導すれば、「難しい山だったけど、僕は登れた」といういい達成感と経験をさせられる山だと思う。
 巻き道の方は下りで通ったが、どちらかと言うとこっちの方が滑ってそのままコースアウトとなりそうな箇所ばかりで、ある意味こちらの方が危険では?と思われるところも多かった。ほとんどの人がそうしていると思うが、登りを「直登ルート」、帰りに「巻き道」をとり、摩利四天を経由して駒津峰に戻る、と言うのがいいと思う。

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【下りの「巻き道」。大変滑りやすい】


 さて、甲斐駒ケ岳の登山については、他のサイトに詳しいのがたくさんあるのでそちらを参照されたい。僕とKは標準コースタイムよりもだいぶ早いペースで甲斐駒ケ岳山頂に到達し、もし時間があったら、というつもりでいた摩利支天にも行くことができた。
 先ほど少しふれた駒津峰からの急坂は後半森の中である。少しペース遅めの親子(と言っても子供も多分成人している)が居たが、どうも道を譲ってくれない。帰りのバスにはまだ余裕があったので我々も着かず離れずペースを合わせて下った。太ももと膝がいい加減ヘロヘロになった頃、ようやく仙水峠に出た。

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【仙水峠。岩場がしばらく続く。左に森があるがルートは平行線をたどり、なかなか入ることはできない】


 事件はそこで起こる。

 仙水峠に出ると、それまでの森を抜け、一気に岩場になる。溶岩と思われる黒くてとがった岩が転がる、鬼押し出しを思わせる風景である。色々な人が岩場を縦横無尽に歩いているせいか、ルートが見つけづらい。岩しかないのでコースを示す赤テープもあまりないし、見えにくい。
 足場となる岩についているので、踏まれて落ちてしまっているものも相当あるのだろう。
 ここで、大粒の雨がポツリ、ポツリ、と降り始めた。
 道も開けたので、件の親子をそこでやり過ごす。暫くはペースの遅い雨脚と付き合いながら普通に歩いていたが、徐々に雨脚が強くなって来た。

 そう思ったら変化は速かった。加速度的に雨量が増した。
 左側から森が近付いてきたので、あそこに入れればと思ったが、ルートは無情にも森に向かわない。いつしか僕たちはずぶ濡れになってしまっていた。

 さらに事態を悪くしたのは雷である。

 雷鳴は先ほど歩いてきた駒津峰のルートの方から聞こえていた。雨脚は強かったが、雷はまだ遠かった。急ごうと思ったが、岩場の足元が滑りだした。こんなところで転倒すればつまらないことになる。急ぎつつも慎重に足を進めた。左手に見える森はつかず離れず一定の距離を置いたままで、我々をその中に入れてくれようとはしない。

 と、今度はいきなりこれから行こうとするルートの先でバリバリという爆音が轟き、目をくらますほどの閃光がほとばしる。恐ろしかったのは、雷の音が頭上ではなく、目線の高さで発生したことだ。

 いつしか、視界も悪くなっていた。自分たちが雷雲の只中を彷徨っていることを自覚した。

 そう思った刹那、今度は背後でまた爆音である。バリバリ、ダーン!という、地響きを伴う爆音なのである。しかも、バリバリとダーンが殆ど同時。ついさっき歩いて来たあたりのように感じる。それが自分と同じレベルの高さから聞こえてくるのである。

 次は、自分の目と鼻の先で雷が発生するやもしれぬ。それは、多分誰も見たことのない、雷の発生の瞬間と思われるが、その瞬間自分は電撃に打たれているに違いない。

 突然、恐怖に陥った。軽いパニックになった。進むか、戻るか、どうすれば良いのか分からない。道はこのまま僕とKを岩場に晒したまま続いているのだろうか。いや、この状況下で森の中が安全なのかどうかもわからない。

 そう考えると今度は頭上で再び爆音。同時に地面が揺れる。どこか近くに落ちていることは間違いない。

 僕は、荷物と金属製の持ち物すべてを放棄し、少し離れた岩陰にツエルト1枚で身をひそめることにした。たしか、何かの本にそう書いてあった。

 しかし、岩陰なんて言っても大した所ではない。わずか10センチか20センチのくぼみである。頭は何とか隠せたが、入ってみれば背後に大きな隙間があり、別の岩の突端から、結構な勢いで雨水が流れ込んでいた。背中にそれが当たり、容赦なく体温を奪う。Kは寒さで膝が震えていた。

 寒い。いつまでこうしているべきか。体を濡らすことがこれほどまでに体温を奪うとは。耳に聞いただけだけの知識が、いかに自分の身になっていないかを後悔した。
 落雷は続いている。遠い時もあるが、すぐそこのときは、そのたびに地面が揺れる。

 一度、バリバリ!という鼓膜が破れんばかりの音がして爆音&地響きがほぼ同時に訪れた時は死んだと思った。生きているのを確認した後は、先ほど放棄した自分の荷物に落ちたんだ、と思った。

 バスが行ってしまえば、どこかで夜を明かすしかない。山小屋にでも入れればいいが、そうでなければこの濡れた服では確実に低体温で死ぬ。ましてや今ので荷物も黒コゲになったとしたらもう何もない。

 しかし、外に飛び出せば、落雷で死ぬ。このまま岩場でウロウロしていれば、雷の格好の標的だ。

今、死ぬか?
夜、死ぬか?

 できれば、少しでも死期を先延ばししたいが、夜になれば「確実に」死ぬ。しかし、今飛び出せば死なない可能性もある。死んでも雷なら多分一瞬で死ねる。寒さでジワジワ死ぬのは辛かろう。

 そんなことを考えいたとき、目の前に若い男女のペアが現れた。
 「大丈夫ですか」
 人の声が、これほどの安堵感を与えるとは思ってもみなかった。

 「2人ですか」
 僕は聞き返した。傘をさしている。雷に傘はタブー、と思っていた僕には驚愕の光景であった。
 「4人でしたが、2人は遅れています。皆さんはどうしますか。このままここで待機しますか。」

 「K、行こう!」
 Kを置いて脱兎のごとく岩場を飛び出し、荷物を見に行く。黒コゲにはなっていなかった。しかし、こちらも岩の先からジャァジャァ流れる雨水を間断なくかぶっている状態であった。
 Kと自分のリュックをひっつかみ、Kの元に舞い戻った。水を含んだリュックはずしりと重かった。ザックカバーも持っていたが、装着する間もなかった。濡れたザックを背負った。カメラも会社のiPhoneもAndroidタブレットも入っていたが、たぶんすべて雨によって死んでいることが推測された。

 さっきの二人は視界ギリギリのところに進んでおり、傘の先端を岩に見え隠れさせながら進んでいた。

 自分は軽量のウィンドブレーカーを着たが、防水性はない。Kにはツエルトを被らせ、小走りにルートをたどった。

 ここからはさながら戦争映画である。

 雨はさらに強さを増し、雷もそれに伴った。僕とKは傘をさしている2人とは一定の距離を置いて追従した。落雷の爆音と地響きは依然続いていた。運を天に任せるとはこのことである。次の雷はどこで発生し、どこに落ちるのか。逃げているのか、自ら死に向かっているのか、全く分からない。分からないならとにかくゴールへ向かった方がいいというただそれだけであった。

 時間はまだあるはずだが、そうは言ってもゆっくりもしていられるわけではなかった。こうなったら突き進むしかなかった。

 永遠と思える岩場がついに終わりを告げた。左手にずっと平行線をたどっていた森の入口がようやく僕たちの方に近づいてきた。そして、道は森の中に吸い込まれていた。唯一つ、普通と違っていたのは、その道は森に入ると同時に川になっていたことである。

 森に入ると、もう一組の若い男女が様子を見て待機していた。当然のごとく上下雨具を着用し、ザックカバーもなされている。濡れていないだけ、余裕が見て取れた。

 先ほど前にいた男女の組が声掛けしたのかは知らないが、6人になったパーティーは無言で森を走り始めた。道は周囲の水を集め川になっていた。時に濁流となっている個所もあったため、全員がその川の周りの歩道外を歩いた。本来、こういう所を歩くことは許されない。しかし、ダメと知りつつやはり自らの命の確保を優先した。

 僕は眼鏡に水しぶきがついてとにかく視界が悪かった。外せば今度は近眼のために視界が悪い。暗い森の中なので余計に見えが悪い。

 「K、赤いテープがあるか、常に見ていてくれ」

 雷は容赦なく落ちまくっている。森の中とて安全かどうかは知らない。雷は木に落ちる。しかし、これだけの木があれば可能性は分散される。先ほどの岩場よりはだいぶ安心感はあった。

 今、心配なのはルートのロストである。登山道は川と化しており、無意識のうちに川をたどっていたが、実際、川イコール登山道とは限らない。ところどころ川は別の本来の登山道とは別の方へ逸れ、登山道は陸に上がって、隣の「川」の中に突入している個所がある。

 それを見落して川をそのまま進んでしまえば、迷子になってしまう。目の良いKに登山道を示す赤テープの確認を依頼した。

 正しいルートを示すこのテープは、平穏な山しか登ったことのない頃は「こんなのなくても道なんか間違えねぇよ」と思っていたが、こういう時に必要なんだと認識を改めた。今自分が正しいルートを歩いているのか、不安になった時、テープが見えたときの安心感といったらない。自然の猛威に翻弄され、自らの無力を完膚なきまでに教えられたとき、わずかな人の痕跡がこれほど頼もしく感じるとは。

 6人は、それぞれ一定の距離を置いて森を突き進んだ。それは、「何か」あっても全滅することのない布陣だった。暗黙のうちに、そうなっていた。

 iPhoneしか時計を持っておらず、そのiPhoneさえこの雨が来る前に充電が切れていたので時間感覚は全く不明であった。

 しかし、森の中をとにかく走って走って走りぬいた。すると、この状況下に完全にマッチしない人工的なモノが目の前に現れた。

 テントである。

 近づくにつれ、2つ、3つと見えてくる。自炊しているヤツもいる。我々の緊張感とは隔絶したのんびりとした光景であった。仙水小屋に着いたのである。

 テントに雷は落ちないのか?

 しかし、当の彼らは普通に「生活」している。この雨じゃ、テントで静かに過ごすしかないな、といった実にのんびりした空気である。拍子抜けしたのは言うまでもない。

 仙水小屋の軒先で20分ほど雨宿りさせてもらう。残りの2組4人の男女ペアはそのまま下った。ここでようやくザックカバーを装着する。Kのザックカバーは落雷のとき一時的に荷物を放棄した場所におきっぱなしになったことがここで判明した。

 Kはツエルトのかぶり方がグシャグシャだったので、正しくかぶらせ、雷が少し遠のいた。ちょうどおじさん2名の組が北沢峠方面に歩いて行ったのを合図に僕たちは再び小屋をたち、彼らに続く。

 しばらくすると川に出た。水は先ほどの森の中とは違い、澄んでいたが、増水していた。

 そのわきに登山道は続いている。丸木橋があって川を渡るときは少々あせったが、さっきの雷に比べれば造作もない危険性だった。

 雷は峠を越え、雨だけになった。その雨もしばらくすると小降りになった。

 Kは暑いのでツエルトはもういらないと言い出した。体温の上昇が勝って来たのだ。状況の好転を感じた。

 「K、山を降りたら、ラーメンが食いたいな」
 「ラーメン、いいねぇ。でも、昨日の温泉にまず入りたいな」
 「温泉、最高だな。たしかに、まず温まりたいな。」

 やっと出た、のんきな言葉。時折、日差しも見えた。帰れる可能性が出てきたことを感じていた。
 昨日の温泉とは、バス乗り場にある仙流荘の日帰り風呂のことで、昨日も利用していたのである。

 長衛小屋が見えた。車も走っている。人もたくさんいた。おじさん2人は長衛小屋に入って行ったが、僕とKはそのまま北沢峠を目指した。

 北沢峠のバス待ちは再び森の中。ずぶぬれの僕たちに再び寒さが襲う。仙丈小屋まで一緒に歩いた男女のペアの方が僕たちにタオルを貸してくれた。厚かましくもお借りし、ずぶぬれ度合いはだいぶ改善された。ザックの中を全て濡らしてしまった僕たちにとって、乾いた布の感覚は何ともいえず心地よかった。

 本来のバスの時刻までは30分以上あるが、人が多いので定時以外の臨時バスが出る、という話をしている人がいたのに期待する。

 確かに、バスは最終の30分前に1台現れ、僕たちを乗せて出発した。乗るや、Kは眠りについた。

 その後は、ズブ濡れになりつつ思い描いた通りのことをした。仙流荘で温泉に入り、茅野に出てラーメンを食べた。

 「K、生きて帰れたな」
 「本当にそう思うよ。普通、生きて帰りたいとか、思うことないよ」

 山の天気は変わりやすい、というのはだれしも知っている事実だが、今回はその教訓が行動に反映されなかった。スリングや安全環つきのカラビナなど、滑落に対する装備はあったが、「晴れ」という予報に甘え、雨対策が今回は甘かった。とにかく体を濡らしたら終わりだということを身をもって知った。

 今から考えれば、タープを1枚持っていたのを思い出した。仙水峠に戻り、森の中で木々にこのタープを張ってやり過ごせばよかったのである。しかし、結果を知ってからだったら何とでも言えるが、最終バスが迫る中、冷静に雷が去るのを待てただろうか。

 とにかく、今回は山の恐ろしさを知った。それは当初何度も心配した甲斐駒ケ岳の岩場ではなかった。
 物欲は連鎖する。
 これは、少し前に僕が気付いた真理である。そして今もまだ、この仮説が間違えているとは思っていない。

 物欲の連鎖には2種類ある。
 禁欲との戦いに勝ち、最初に購入したものとの関連商品を購入するのが最初の段階である。カネを温存させるべきか、それを買うことによって得られる便益を取るべきか。その結果、「便益」を取って新たな商品を購入した場合、その便鋭気を更に完全なものにしたり、加速させるためにその周辺機器を購入するというのが最初のパターンである。つまり、フェーズ1だ。

 今回、僕はWindows8タブレット機である富士通のARROWS Tabを購入したわけだが、フェーズ1としてその周辺機器も購入してしまった。

 そして、その案件が周辺機器も含めて一段落する。僕はこれを「均衡を取り戻した」などと表現しているが、そのような状態になれば物欲が収束するのかと言うと、実はそうではない。

 それと関係ない、全く新しいものに物欲が波及するのである。これが、フェーズ2である。

 フェーズ2は心理的な要因に起因する部分が多いように思う。

 物欲と言うのはいろいろなものに対してあるのであって、それは顕在化されているものもあれば、潜在意識の中にあり、自分でも気づいていなかった物欲もある。そういうものが常に同時多発的に、心の中に存在しているのである。

 物欲とはすなわち、向上心である。もっと良くなりたい、もっと便利になりたい、もっと快適にしたい、という向上心の一つであって、僕は人としてそれを失ってはいけないと思っているので、物欲と戦うことはあってもそれを悪いとは思っていないし、それゆえに押し殺そうともしていない。

 そういうことであるから、僕は心の中に何匹もの物欲を飼っているのである。

 そして僕はその一匹に、餌を与えてしまった。そうすると、他の物欲に餌を与えない理由が薄れてしまう、もしくは薄れたように感じてしまうのである。今まで我慢していた時よりも、ハードルはずっと低くなってしまうのだ。

 一つのモノを買う時にはいろいろ雑誌などを調べたりするときに、一緒に載っている他のいろいろなモノを見てしまい、潜在的な物欲が顕在化してしまうということもあろう。

 一つのものを購入し、買う楽しさや買った後の快適性を体験してしまうと、更なる快適や買う興奮を味わいたいと思ってしまうというのもあるだろう。忘れていた、「買う」快感。それが蘇ってしまえば、抑えるのには苦労する。当然、負けることも増えてくる。

 僕は、なぜか自宅の水槽をすこしグレードアップさせてしまった。
 今までは、水槽とエアーポンプだけの殺風景な水槽のままだったが、水草とヤマトヌマエビを導入した。水草と土の環境は色々あって以前失敗しており、結局その殺風景状態になっていたのだが、リベンジに出てしまったのである。
 きっかけもある。これまたいろいろあるのだが、とある雑誌にアクアリウムを趣味にしている人の事例が載っていて、それに影響されたのは確実である。
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 台風が来ている間、どうせ家にいるしかないし、なんていうしょうもない理由で正当化させたりしてやってしまった。

 ま、これは大した支出ではないんだが。(それも自分を納得させる理由か)

 台風と言えば、この水槽がひと段落した後、台風が来ている間、外にも出れないので映画を観たのだが、もっとデカイ画面で観たいとか思っている自分がいて少々恐ろしくなった。このままテレビでも買ってしまうんじゃないかと思ったからである。

 確かにウチは、まだブラウン管テレビである。地デジになった時にもチューナーのみで買い替え欲に耐えた。それで別段大きな不便はなかったはずだが、潜在的な物欲としてはあったのだろう。

 さすがに、テレビを買い替えることはないと思うが、さっき家で仕事でA3横型用紙サイズの提案書を作っていたのだが、「画面が狭いな~、家でやるときくらい広大な画面で仕事できたらな~」なんて思ってて、「ディスプレイ」という名目で...。なんて考えている自分がいて末恐ろしくなったのである。

 僕ってすごい向上心があるんだなぁ。
 物欲は連鎖する。
 これは、少し前に気づいた真理である。いまだにその仮説は間違えていないと思っている。今回もまた、それが発生している。

 「物欲の連鎖」とは、物欲に負けて何かを購入すると、それに連鎖して、他の物を次々購入してしまうということである。

 心の中で戦っていた時は、たったその一つのモノを購入するべきかどうか、何度も足を運んでは手ぶらで帰るということを繰り返す。なぜ悩むかと言えば、最大の理由はカネが有限だからである。カネを温存させるか、それを買うことによって得られる便益を優先させるか。そこである。

 しかし、その「ひとつ」を買ってしまうと、それをきっかけにあらゆる均衡が崩れてしまうのだ。そのため、それを取り戻すために新たなモノを買ってしまう。

 これが、物欲の連鎖の「一つの」要因である。

 今回も、そうだ。

 ARROWS Tab Wi-Fiを購入するときは結構迷ったものだが、買った跡周辺機器をそろえるのは早かった。一発買いである。BluetoothキーボードとBluetoothマウス。合わせて確か1万円は超えたはずである。決して、安くはない。
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 しかし、前回の日記で記したとおり、タブレットのみで仕事をしようとすれば、ソフトウェアキーボードに画面の半分を占有され、その作業効率は著しく低下する。できるかできないかで言えば、「できる」になったものの、今度はより「やりやすい」を求めてしまうのだ。

 スキマ時間に少しでも仕事を進めるために買ったのだから、「やりづらい」「だから面倒くさい」「だから後でいいや」になって強い待ったのでは意味がない。対象物を購入したその目的を達成させるためには仕方ない、無駄に終わらせたくない。そういう理由が立ては、財布の紐も緩まざるを得ない。これが物欲の連鎖のメカニズムだ。

 最近、Bluetoothマウスというものはかなり減ってきているようで、売り場面積も圧倒的に少なくなっていた。今、ワイヤレスマウスと言えば、多くは2.4Ghz帯を使ったものになるらしい。よく知らないが、これは本体にその送受信機能がない以上、USBのレシーバーをつけなければならないようで、ARROWS Tabがその機能を持っているのかどうかは知らない。

 調べりゃぁいいんだろうけど、何か自分の知らないうちに発生したテクノロジーって、そういう気が失せるというか、毛嫌いするというか、とにかく調べもせずに除外していた。歳の所為でそういうのが面倒になってきたのかもしれぬ。

 結局マイクロソフトのBluetoothマウスにした。マイクロソフト製ならWindows8でも当然動くだろうという実に浅はかな理由である。しかし、実は接続には結構難儀してしまったのだが。

 キーボードの方はなぜか、ワイヤレスと言えばBluetoothらしい。なぜ?

 折りたたみとそうでないのがあったが、僕は何となく折りたたみと決めていたところがあって、折りたたみの中から選んだ。いいんだけど、気に入らないのが、「B」キーの位置。「B」は左の人差し指で押すボタンのはずだが、これだけヒンジ部分の右側に行ってしまっているので、「B」キーだけ、必ずタイプミスをする。あとは、接続方法含めて全く問題なし。付属していたスマホスタンド(写真左上)もすこぶる快適で、本来の設計よりはるかに巨大なはずであるARROWS Tabも、何とか受け止めてくれる。3段階の角度調節まで可能で、これは思わぬ便利グッズ。全く想定していなかったことだが、キーボードとマウスがあっても、画面が平面ではかなり使いづらいのだ。

 しかし、これで出先でもやりたいことが全てできる環境が整った。立って使うことしかできなかったり、時間のない時はタブレットのみでやればいいし、テーブル付きの場所が確保できたなら、キーボードとマウスを使えばよい。状況に合わせていろいろ使い分けられる柔軟性があるということだ。

 これで、仕事をしないというのは、自分にやる気がないという理由だけになってしまったのかもしれない。ある意味、自分で自分の首を絞めているともいえなくはない。会社からは、そこまでして仕事しろとは言われていないのだから。
 新たにWindows8機を導入した。富士通のARROWS Tab Wi-Fiである。1年も前に発売されたやつで、中古で購入した。
 いつもの衝動買いである。
 やっぱり仕事を出先で最後までできないとしょうがない、というやむにやまれぬ理由である。否、そのように理由づけて自分を納得させた、とわずかに記憶している。買うときはもう冷静さを失っていた。

 Widows機はすでにSONYのVAIO Zを持っているので、かぶることになる。同じ持ち運び可能なWindows機を2台持って、どう使い分けるのか。使い分けられるのか。事実上、メイン機が決まってしまうのではないか...。そういう心配は、あった。

 さて、Windows8は初めて触ることになったが、結局Windowsボタンを押すと、タイルが出てくる、というくらいで、デスクトップ画面にしてしまえば7と大きな違いはない、という感覚でしかない。細かいところは違うが、ほとんど「慣れ」のレベルで何とかなる。

 今の感覚はそんなところで使用できている。

 Officeは非搭載だったので、こちらも新しい試みとしてOffice365を使っている。僕はExcelのマクロも使うし、パワーポイントも使うので、やはりWindowsが必要なのだ。現在は30日無料試用期間内。

 やはり、当初の目的通り、仕事を最後まで完了させられるところはAndroid機と比較して隔世の差がある。

 また、バッテリーの持ち具合もすこぶる良い。行き帰りの電車内で使うくらいのことであれば、3日くらい充電しなくても全く問題なし。
 そして起動時間も短い。スマホと同じ感覚で使用できる。
 防水機能があるのも気に入っている。雨に濡れても大丈夫だし、風呂場でも安心して音楽を聴いたり、YouTubeを見たりできる。
 僕は、風呂場をひとつのリラックス場所としており、音楽を聴きながら本を読んだりしていて、今までもスマホやAndroidタブレット機を恐る恐る持ち込んで使っていた。
 しかし、ARROWS Tab Wi-Fiは、30分間水没させても大丈夫という防水性能であるから風呂だろうが水辺だろうが雨天時だろうが連れだせる。しかも重さはカタログスペックでは574gしかない。軽くてタフであるということは、それだけ過酷な場所にも連れて行けるということであり、それはすなわち一緒にいられる時間が長いということだ。

 Windows8のタブレット単体でOfficeを使うというのはどういうことかと言うと、画面の半分くらいをソフトウェアキーボードが占有するということで、パワーポイントなどを使用するときは若干の不便さを伴う。
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 しかし、できるかできないかと言うと「できる」であり、この差は大きい。
 ただ、Webなどでは弊害もあって、実はOffice365の申込時、Webの子画面が出てきてそこに認証用の電話番号を入れるはずなのだが、キーボードが邪魔で画面外になってしまった。キーボードを消しても改善されず、本体を回転させて画面の再描画を試みたりしたが、改善されることはなかった。
 仕方なく、携帯電話番号を入力を完了せぬままIEを閉じたが、認証していないにもかかわらず、なぜかOffice365の試用は可能となっていた。

 あとはまぁ、エクスプローラなどの細かな画面は指タッチで操作するのは若干難しい。僕は詳細表示が好きなのだが、そういう細かいモードだと目的のファイルを動かそうと思ったら隣のファイルになってしまったり、スクロールバーを動かしてスクロールさせようとしたのに、ファイルを移動させてしまったりなど、結構あせらせられることがあった。

 しかしそのあたりに気をつければ、すこぶる快適である。

 さて、これまで持っていたWindows7のVAIO Zとの棲み分けはどうなったのか。
 これは、操作性とマシンスペックでいうと、やはりノートブックパソコンに明らかに軍配が上がる。自宅で作業をするなら絶対にVAIO Zを使用する。外ならタブレットだ。
 僕は、自分の仕事やら何やらはすべてmicroSDに入れているので、挿し換えればどのマシンでも作業ができる。

 これでますます、スキマ時間を内容の濃いものにできそうである。もはや、スキマ時間とは呼べないほどに。
 「車中泊」が最近ブームである。
 この時期、いかなる道の駅にも車中泊をしているクルマがある。今まで、多くは1BOXか、ワゴンばかりで、今まで僕のようなクルマで車中泊をしている人は数年前にZ32を一度見かけたきりだった。しかし今回は、ハチロク(AE86)あり、クラウン(よく知らないけど今のじゃないです)ありで、ホント、流行っているんだな、というのを感じた旅だった。

 「道の駅」信州蔦木宿は、車中泊には最高の道の駅の一つである。

 温泉があるのはもちろんだが、くつろげるポイントが豊富ということだと思う。
 まず、大人気なのは一番奥の川に面したエリア。後ろ向きに駐車して、ハッチバックを開ければ、イスやテーブルを出す広大なスペースがある。背の高い木に覆われ、どこも快適な日陰であり、川からの風が心地よい。

 僕が好きなのは、その奥のエリアに入るところにある柵沿いの部分。駐車スペースに対して柵が斜めに設置されており、三角の「ムダな」スペースがある。少なくともこれがある側の間近に別のクルマが来ることはなく、一定のプライバシーが守られる。今回はここに1人用テントを出している人もいた。

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挙句の果てには裏の川原にクルマを入れ(当然、道の駅ではない)、道の駅の施設だけ利用するという技もある。今回はこのメンバーも相当いた。

 ある分野が流行ってすそ野が広がるというのはいいこともある。
 雑誌が発売されたり、Webサイトが充実したりして質の高い情報が手に入るようになる。仲間が増えれば、道の駅などで肩身の狭い思いをすることもない。

 しかしながら、良くない面もあることもまた事実である。参加人数が増えるということは、そこに至るまでの苦労や心構えを知らずに来る人もいる。常識のない人間も残念ながら世の中にはいるわけで、そういう人が品位を下げてしまうこともある。

 信州蔦木宿はかつて僕が車中泊の旅をしていた時は「キャンパーの聖地」と名付けたほど、良い環境下にあった。当時車中泊という言葉もない頃であったが、その割には車中泊をする人も多く、それなりに安心して泊まれる場所であった。

 だが今は違っていた。
 トイレには「ここはキャンプ場ではありません」といった張り紙がなされ、食器や洗濯は行わないように、残飯は流さないように、といった注意書きがなされていた。これはおそらく、車中泊よりも川原でキャンプをしている人たちに向けられたもののような気がする。

 ごみ箱に入りきらないほどのごみが捨てられ、周囲にもうず高く積み上げられていた。

 利用者の多いトイレはなぜこうなるのか不明だが、ウ○コが便器の的から外れて周囲にまき散らされている、駅などでもよくある状況になっており、実質使える個室は1つ。行列に並んだ挙句、入ってみると紙がない、といった残念な環境になっていた。

 そのため、朝、用を足すのにとなりの道の駅、こぶちざわまで移動するという事態に陥った。
 こぶちざわもまた、キャンパーの聖地であるが、こちらはごみ箱はあふれ気味だったものの、トイレは問題なかった。

 さらに、別に「ダメ」ではないと思うのだが、当時からしてみればキャンパーの大胆な行動にも驚いた。
 1BOXカーのリアハッチをあけ、それを屋根代わりにしてその下にイスとテーブルを出し、完全にくつろぎモードになっているのである。確かに、1台の駐車スペース内で行っている(もしかしたら、後ろにそれだけのスペースを空けるため前は若干飛び出し気味に停めているかもしれない)ので、「ダメ」ではないのだろうが、そこに面する反対側の駐車スペースに停めるのはかなり気が引ける。クルマを頭から突っ込めば、そこでくつろいでいる人と運転席からご対面、という状況になるし、バックで入れれば排気ガスもかかるし、何より轢いてしまいそうで怖い。駐車スペース枠内と言ってもオンラインぎりぎりまで使用しているからだ。

 仲間が多いということは、こういう大胆な行動にも出やすいということである。

 車中泊という行為そのものが、道の駅としては目的外の行為とみなされても仕方なく、「仮眠」なのか「宿泊」なのかの線引きがあいまいなので、容認されているような状況かと思う。

 そのような状況下の中、この趣味を守っていくためには、やはり謙虚さというものが必要なのだと僕は思う。全ての行動は、その差こそあれ、誰かに迷惑をかけているのだと僕は思う。要はその「度合い」の問題である。僕はそれに応じた謙虚さが求められると思う。謙虚な態度でやっていれば、追放しようなどという動きはそう起こるものではない。

 たとえば登山などは、趣味として相当の地位を確立していると思うが、山に人が入るということだけでいえばこれは確実に環境にとっては負荷となる。しかしながら、山に入る人のこころがけでその度合いをなるべく少なくする努力はできるし、山に入ることで環境意識が高まれば、その人は都会に戻ってからもそうした行動をとって、自分が山に入って与えてしまった負荷よりも多くの環境改善行動をとるかも知れない。そうしたことを「総合的」に考えて、容認されている趣味だと思う。

 車中泊をしても、こうした山に入る人々のテクニックを借りれば、洗面所の流しをを詰まらせることもない。

 「ダメ」なことはやってはいけないし、明快にダメでなくても、本来の目的外の行動をしているという自覚を持って謙虚な立ち居振る舞いをしなければ、近い将来道の駅は車中泊禁止となるだろう。

 禁止となれば、グレーはブラックとなる。やれば交渉の余地なく排除されることになり、趣味の分野としては縮小する。

 そんなことを考える、久々の車中泊の旅であった。
 
 2年ぶりくらいに車中泊をした。
 久しぶりだったが、体が覚えているというか、全てが上手く行って、今まででいちばん快適な夜を過ごすことができ
たと言っても過言ではない。
 また、今回は、新しい試みとして、登山用具をいくつか車中泊に転用してみたのでレポートする。

 一つは、布団である。
 今までは、自宅で普通に使っている布団を積んでいた。しかしこれは、旅行前の準備も、旅行後の片付けも大変だった。
 さらには、走行中に車体から発生する熱をこの布団が蓄えてしまい、冬はそれがかえっていいのだが、夏は暑くて寝れたもんじゃなく、放熱させるまでに一苦労したものである。

 この悩みを解決する策として、登山用のスリーピングマットを導入した。テントの下が砂利などだったとしても、ある程度快適性を得るための敷き物で、スポンジ状の板を折りたたんだものや、中に空気を入れるエアーマット状のものの2種類が主流だ。
 登山用だけに軽量かつコンパクト。旅行前も旅行後の片付けも実にスマートだ。
 そして、課題であった夏場の熱対策も、クルマを停めて車体自体が冷えれば、十分に寝れる温度になっている。マット自体が熱を含んでいても、数分外にさらせば問題ない。

 さらにもう一つは、車内の目隠しである。
 今の主流は、夏場、フロントガラス用として数多く売られている、銀色のアレである。あれを前後左右の窓という窓に張り巡らすわけである。ハイエースなどの車中泊に人気の車種ではベストサイズにカットしたものも売られているようである。

 しかし、180SXにそのようなモノはあるはずもなく、いろいろ自作したり苦労していた。

 今回、新たに導入したのは、これまた登山用の軽量タープ。FREELIGHTとHiker's Depoのコラボ品で、240×300cmで重量わずか307gというもの。昨今のアウトドアのウルトラライトブームは実にありがたい。
 こいつをロールバーの上に「かける」のである。もう少し正確に言うと、ロールバーと車体の間に差し込んでいくわけである。

 僕の車は完全なる内装レスの状態なので出来る技かもしれない。内装がある場合は、ロールバーと内装の間に隙間がなく、うまく差し込んでいけないかもしれない。また、ロールバーがピラーなどと溶接されているハードな仕様の車もダメである。

 このタープをリア側から、ロールバーと車体の間に挿入して、フロント側に引っ張っていけば完了。ロールバーがまるでテントの支柱であるかのようにタープを支え、立派な居住空間が生まれるわけである。幅240cmは両サイドのウィンドーを覆ってちょうど良く、縦300cmはリアガラスとフロントガラスを覆ってちょうど良い。最高だ。まるで専用設計みたいだ。
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 今回使用した商品の場合、この戦闘機のような色もまたいい。ドアを閉めてしまうと何だかわからない。銀色でいかにも「寝てます!」という感じがなくて最高だ。

 僕の場合、ロールバーを使ったが、タープは種類によっては固定するためのタイアウトがたくさん付いているのでそういうのを利用すれば、必ずしもロールバー仕様でなくとも問題ない。山登りする人ならタープくらい持っているだろう。タープがなければ、車内にツエルトを吊ってもよい。

 車中泊のグッズとして、ウルトラライト仕様の登山グッズは、ほかにも使えるものがありそうな気がする。またいろいろ調べてみたい。

2017年12月

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