2018年2月アーカイブ

火と共に暮らす

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 僕は元来、「生きていく」「生きのびる」「そういう術を身につける」ということに憧れる性癖があるようだ。

 車の運転がうまくなりたい、と思ったのも最初はそれだ。
 雨の日のカーブの先に、突然工事中の鉄板が現れたとしても。
 峠の日陰部分に突然溶け出した雪が再び凍ったアイスバーンがあったとしても。
 不届きな輩に追い回されたとしても。

 車の仕組みを知り、自分でいじれるようになりたいと思うことも同じだ。
 多少車が壊れても、自走できる状態に戻し、帰還する。

 速く、安全に。生きて、帰る。
 これは、僕の中の公道最速理論の根幹でもある。

 そして、免許を取ってから20年。こうした努力が実を結んで、生還できたケースもずいぶんあったと思う。特に、故障からの帰還は多かった。
 車は、非常に便利な道具で、ほとんどの人が扱える、もしくは持っているにもかかわらず、果たして「上手に」扱えるのか、と言うと、ほとんどの人がそうではない、と思う。ともすると、殺人機械になるかも知れないにもかかわらず、だ。
 もちろん、僕も車を扱う技術が未熟な一人だと思っている。だからこそ、精進したいと、日々思っている。

 ...

 で、である。

 山登りであったり、キャンプであったり、釣りであったり、DIYであったり、そう言うこともまた同じ考えによる僕の趣味だ。

 そして、生き延びる、ということを考えた際にかなりベースとなる技術として挙げられるのが、「火」であろう。

today180_20180225_02.jpg

 「火」をうまく扱えるかどうか。緊急時に生存の成否を分ける決定的な要因だ。

 その大切な「火」もまた、誰もが扱うものであるにもかかわらず、ガスなどのインフラに頼りきりの人がほとんどだ。火もまた、使い方を誤れば、人を死に至らしめる能力のある危険なものだ。それなのに、多くの人は、火をおこし、火を維持し、始末する、と言う術を知らずに生きている。

 僕は、火を扱うのがヘタクソである。起こせない、維持できない。だから、野遊びをするにも、火おこしに時間を要する。維持するのも下手なので火にかかりっきりになる。火を前にして、優雅な時間を過ごす、ということが実現しないのである。

 非常時に備え、僕はライターを財布の中にイワタニのファイヤースターターを常備しているのだが、使えた例が殆どない。こすっても生まれてくるのは極めて貧弱な火花で、これで発火できたことは確か一度しかなかったと思う。その時の焚き付けはススキの穂だった。

 最近、軟弱化しているゲリキャンにも使えそうなポイントを見つけた。探せばあるもんだ。自宅から自転車で10分。おそらく、ここより近い所を求めるなら自宅の庭しかない。

 頑張れば、ラスト20mまで車でアクセス可能。この時期は良いが、夏はこの20mのアシ原をヤブ漕ぎして到達せねばならない。真夏のこの作業はかなりのものになるだろうが、それがこの場所の隠匿性を上げている。こんな場所にいるのは俺達だけだ感は十分だろう。

 自宅から自転車で10分とは言え、河原に降りてしまえば人類の文明のものはすべて藪の死角となり、見えるのは、遠くは空と雲と山、近くは川とアシと河原しかなくなり、文明から隔絶された感覚に陥る。素晴らしい。
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 と言うことで、昨日も今日も来てしまった僕である。昨日も結局イワタニのファイヤースターターでは日は起こせず、今日は燃料用のアルコールを用いて再チャレンジ。これをアシの枯葉にぶっかけて、弱小火花をふりかければ、さすがに着火してくれた。それが冒頭の写真。

 今日はちょっと火遊びができれば良いので構わないが、やはり、この火を安定させる、と言うのはまた次のハードルがある。適当に枝をポイポイ入れているだけでは火につきっきりになってしまう。

 今の僕には、この小さなファイヤースターターでは日は起こせない。つまり、アルコールを持っていない状況では使い物にならないことが分かってきた。道具に頼るか、技術に頼るかとと言うところになろうが、もう少し大きなファイヤースターターで練習した方が良さそうだ。

今日あたりの180SX走行距離:305,854km
 昨日(昨日だけど一応リンク...)、過給圧が漏れていると思われるホースを交換したのだが、すでに酒を飲んでいたため、テストできずにいた。

 今日、仕事から帰って、意気揚々と180SXを出す。忙しくても、疲れていても、やりたいことがあるときはパワーが出てくるものだ。

 夜10時も近いので、暖機もせずとりあえず回転数を抑えつつ、住宅密集地から出る。「走りながら暖機」である。

 1kmも走れば、水温計は真ん中まで到達。

 まずは、体感で加速感をチェック。何を隠そう、僕のブースト計はもう10年も前から、ライトが壊れていて、夜は針がどこを指しているのか全く分からないのであった...!(直せよ)

 うーん...。いや...!ちょっと立ち上がりはいいかも...?

 2000回転くらいでいったん頭打ちになるパワーの停滞がなくなっている。

 来た!やった!これは直った!

 そこで田んぼの中の長い直線でブースト計の上に画面を下向きにしてスマホを置き、画面の光がブースト計を照らすようにして、再度加速!

 ...

 ...

 あらら?

 やっぱり「0」で止まっちゃう...。マジかぁ~...。
today180_20180219.jpg
 世の中そんなに甘くないか...。180SXちゃんが本当の力を取り戻せるのはいつか...。

 しかし、昨日取り外したホースを見て(多分あれは30万km一度も交換していないものだと思われるが)、ゴムのしなやかさが一切失われた状態になっていることがよく分かった。

 一見しっかりと付いているように見えても、実際は見えない裏側が割れていたり、密着度が低下して漏れている可能性も十分に考えられる。そう考えれば、修正ポイントはまだまだあるはずだ。

やろう。
直そう。
180SX本来の状態へ。

 目的が見えれば、不思議と力が湧いてくる。

 僕の場合、ある程度超えられそうな課題を目の前に置いてやらないと動こうとしないタイプなので、こういう課題は力の源になる。

 来週が勝負だな。それまでに、可能性のありそうな場所をピックアップしておこう。

今日あたりの180SX走行距離:305,850km
 
 180SXのブーストがかからない現象がずっとあった。

 かからない、と言っても色々な状況があると思うが、僕の場合は、本当に一切正圧にならない。ブースト計は0で止まってしまう。

 一応走るのでそのままにしてはいたが、とは言え、やっぱりパワーが欲しい時はある。ターボがないと、2000回転くらいで加速感がいったん途切れて3500回転くらいまで欲しい加速感が得られない状況になる。

 これはかなりストレスだ。

 パイプ抜けが考えられるが、当にエンジンにつながっているような太いパイプが外れているとすれば、ほとんどエンスト直前状態のようになるので、そう言う所ではない。ブースト計などに繋がっているような、細いホースであると考えられる。

 これまでも、その疑いで色々探してはみたのだが、結局見つからずにいた。

 そんな状態だったが、今日、再び気持ちが盛り上がった。Webから180SXのエンジンルームの画像を検索して見まくった。疑ったのは、SR20DETの排気側についているソノレイドバルブから出ている細いパイプ類だ。

 これまでもおかしいと思っていたのは、ソノレイドバルブから続くホースが、助手席側のストラットタワーの脇の機器の所で2方向に分岐しているが、その内、前方方向に行っている口にホースがついておらず、大気解放された状態になっていた(しばらく前の話)。

 ブーストがかからない理由はこれだと思い、かつてここを塞いでみたのだが、結局状況は変わらなかった。

 やはり本来はこのホースはどこかに繋がっていたはずで、どこだか判らないが、その先の方でエアが漏れているのでは...?これを検証すべきだ、という気持ちだった。

 様々な180SXやシルビアのSRエンジンの様子を見る。ただ、ほとんどはこのような細かい部分を見せたいための写真ではないため、良く見えない。そもそもチューニングによってこの部分のソノレイドバルブが廃されているエンジンも多い。そうしている中で、数枚の写真から、件の分岐は、助手席側の前輪の前にある純正インタークーラーの方に向かっているように思えた。

 外に出て180SXのボンネットを開ける。あった。そこからは、何もしていないホースが生えており、木ネジで口を塞がれていた。あまり記憶はないが、このネジはカローラIIの内装から外したもの。自分の仕業である。

 軽く触れると、ホースごとポロリと抜けた。ホースは完全にひび割れていた(写真参照)。

today180_20180218_01.jpg
 赤いホースの行く先に、このひび割れたホースが刺さっていた。反対側は木ネジで塞がれていた。

 どこに刺さっていたのか、覗き込んで見ると、純正インタークーラーを往復しているパイピングの間に小さな差込口が見えていた。

 タービンにつながる方のパイプを抜く。それでもほとんど手が届かないが、少しずつシリコンホースを差し込む。かつて、この問題に取り組んだ時に、ホース類を一新したが、その時の残りのホースを引っ張り出してきた。

 
today180_20180218_02.jpg
 これで繋がった...

 試運転したいが、実は酒を飲んでしまった。この処置が正しいかどうかの検証は来週以降にに持ち越されることになりそうだ。

 ホースが余っているのは、この処置が正しいか判断してから適切な長さに切ろうという貧乏根性のため。

 これでターボがかかるようになればいいのだが、これでダメだったら、逆にもう策がないのでは?

 来週まで待てない。明日くらいに試しちゃおうかな?

 今日あたりの180SX走行距離:305,845km

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