廃車の危機再び?!180SXのカギ、全て失くす!!

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 「ニッポンの出てくるチカラ!」で記したように、エリーゼのエンジンフードに財布を置いたまま発進し、秦野市内で落下させた事件で、僕は3人の善意ある方のおかげで、そのほとんどが僕の手元に戻ってきた。

 めでたし、めでたし。

 ...と言いたいところだが、ご覧いただいた方はまだ気になっている部分が残っているはずである。

 180SXのカギが出てきてないのでは?

 これである。

 そう、財布につけていた180SXのカギは、僕の家に現存する"最後のカギ"だったのである。それがまだ、出てきていない。

 走行30万kmを超えた僕の180SXのカギは、摩耗して折れた。走行が伸びることによるトラブルは、車体だけではなく、カギにもあるということはほとんどの方が見落としていると思う。

 そして僕はラスト1本をずっと使っていたのだった。

その、ラスト1本を、失くした。

 つまり、もう180SXを動かすことはできない、そう言うことだ。

 どうするんだろう?リビルド品とかで、エンジン、左右ドア、ハッチバックのカギ穴を全て交換するのだろうか。
 
 良く分からないが、「なんとかなる」という言われもない楽観の中にいた。エリーゼがあるので、車無し生活になるわけではない。それが大きい。エリーゼには大荷物は積めないが、その様なニーズに直面することはすぐにはない。

 まず、Suicaやキャッシュカード、免許証、保険証などを揃えることを優先させた。

 で、それが次々と済んだ頃、いよいよ180SXのカギの方に手を付けるか、という所で...

 どうなったと思いますか?

 何と、こんな時に特に気にも留めていなかった、どこに仕舞うでもなかった、数年前に摩耗して折れた180SXのカギが出てきたのである。

today180_20181201-01.jpg

 こんなことってあるか?!
 お前はまだ180SXを降りてはいけない、とでも導く神がいるのか、もしくは小人さんでも居るのか。
 
 キーの根元には4桁の番号が刻印されている。まさか、これでキーを作れる...?ダメモトでチャレンジしてみよう、そう思って、日産部品販売に行ってみた。

 「ちょっと相談。車のキーって作れます?」
 「日産車の...ですよね?」

 エリーゼで来たのを見ていたらしい。もちろん日産車だと伝える。ただ、少々古いが。折れたキーも渡す。

 「車検証はありますか?」

 あるわけない。正確にはあるが、車の中で施錠されているので取れない。ただ、昔、車体番号は撮影していた。それで何とかならないか、確認してもらう。

 「このキーはすでに廃版になっております」

 180SXと刻印されたキーのことを言っているようだ。
 それはもとより望んでいない。180SXの純正キーにせよと言うほど欲深くはない。開きさえすれば刻印はZでもGT-Rでも構わない。いやむしろそれの方がふざけてて面白い。

 「承知しました。であれば、NISSANと書いたのがありますんで」

 却下されたらしい...。

 ちょっと分からなかったが、キー本体が何でもいいなら、この4桁の番号があれば、車体番号などはいらなかったのかもしれない。

 「納品まで2週間くらいかかります」

 ...と、言われていたが、結局は1週間で来た。

 値段は5000円ちょっと。2個セットでしか頼むことはできない。時間はかかったが、あっさり鍵が複製された。

today180_20181201-02.jpg

 ちなみに、ここでは身分を証明するものの提示は一切求められることはなかった。依頼する時も受ける時もだ。折れたカギを提示したからまぁ良いのか?これじゃぁ、瞬間的に誰かから鍵を借りてくれば、簡単に合い鍵作れちゃうぞ。現金もキャッシュカードも出て来るし、ニッポンはホントに平和だ。

 ま、イモビライザーとかはそうは行くまい。昔のクルマのほのぼのとした所だろう。

 と言うことで、僕の180SXのカギは新品になった。まだ当たりがついていないせいか、ちょっとギクシャクする。でもちゃんとドアも開いた。3週間ぶりくらいに車内に入る。

 キー奥まで挿そうとしてもなかなか入らず、引っ掛かり気味だし、回りもちょっとシブい。

 しかし。

 しばしの奮闘の後、キーが奥まで入った。まずは電源だけONにする。室内に、小さなライト類が灯る。どこからともなく、キーンという音が聞こえる。車内の機器類に電源が入ったことが分かる。

 そして。

 キーを奥までひねってエンジン始動!バッテリーは全く問題なく、クランキングをはじめ、すぐにエンジンに火が入る。普段の2倍くらいの長い時間、ガーっと言うコールドスタートの音がした。ちょっとヤバいかな、と思ったが、それ以後は問題なくアイドリングし始める。

 180SXはまた、廃車の危機から脱した。

 この寂しい駐車場で、ずっと僕を待っててくれた。うちの主人は、きっと自分を復活させてくれる、と。

 やっぱりこのクルマは凄い。

 いつもより長めにアイドリングする。3週間動かしていないが、大丈夫だろうか。

 ハンドル根元脇のスイッチを押し、リトラクタブルライトを上げる。

 ギアをバックに入れ、ゆっくりクラッチをつなぐと、各所軽く錆びていたのかシブい音を立ててタイヤが回り、車が動き始める。

 僕はいつも180SXが発進するとき、宇宙戦艦ヤマトが泥の中から主砲を上げ、かぶさった土を落としながら発進する様子を思い浮かべている。

 古い、もう動かないのではないか、と思うものが、予想に反して動き出すような、多分そんなところを重ね合ってしまうのだと思う。今回は、その想いが一層強かった。

 キィー、と言う音が少しの間聞こえていたが、動くとともに錆が落ちたのであろう、すぐにしなくなった。

 ゆっくりとクラッチを奥まで踏み、ローに入れる。全く問題なし。しばらくは低速で走行。回転数も2000回転くらいまでにしておく。ハッキリ言って、もう全く問題ない感じはしているが、念のため、もうしばらく「急」のつく操作はやめる。

 2~3kmそのような走行をしてから、ようやく少し正圧になるまでアクセルを踏んでみる。軽い加速感。これはもう、絶対に大丈夫だ。全開でも確実に行ける。

 次の直線で、全開にしてみる。いや、いいね!3500回転くらいからシュウィ~ン!と来る。音と加速がとても良い快感を与えてくれる。

 軽い。車体も軽いが、操作も軽い。ハンドルも、クラッチも、ブレーキもだ。絶対的な車体の軽さはエリーゼの方が上だが、良くも悪くも、操作感と言うか安定感含めて180SXの方が軽い。
 悪くも、と書いたのはどうもフワフワした感があるからだ。もう、ダンパーもオーバーホール時期に来ているせいもあるし、車高も高めにしてあるからダウンフォースもないのかもしれない。車体下は特にフラットではないが、それでも車高が下がれば少しは落ち着くんだろうが、車検を通したまま車高を下げていない。

 ただ、この加速感はエリーゼとは異なるタイプのものだ。絶対的な速度でいえば、エリーゼよりも180SXの方が速いんじゃないか、とさえ思う。

ホント良いクルマだよ、180SXは。

 今は逆に高くなってしまったのかな?でも、しばらくぶりに運転してもこうやってちゃんと動いてくれるし、情報もいっぱいあるし、日本で乗るなら、日本車は安心だな。

 こうやって、変える場所があるからこそ、エリーゼにも安心して乗れるんだと思う。エリーゼだけだったら、やっぱりちょっと心配。車は趣味はもちろんだけど、生活インフラでもあるから、なくなっては困るのである。

 ということで、イモビライザーでない普通のカギなら、日産部品販売で簡単に作れる、ということが分かった。

 ところで、イモビライザーはどうなんだろう?今度試しに聞いてみようかな。

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