ニッポンの出てくるチカラ!(その1)

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 先日のブログに書いた、NSXやらスーパーセヴンを借りた、あの夢のような日には、後日談があった。

僕は、財布を無くした。

 僕は、財布に全ての機能を集約していた。財布なので現金はもちろんだが、家の鍵、180SXの鍵、Suica、キャッシュカード、クレジットカード(全てデビット式)、免許証、保険証、印鑑、朱肉、各種ポイントカード等。他にもライターや携帯用のゴトク、レザーマンJuice、カラビナやロープなどのサバイバル系グッズなども入っており、超重要かつ超重量の財布に仕上がっていた。

 これ一つ失くしたらもう何もできない、というリスクはあるものの、逆にこの一つだけ管理しておけばOK。これがなければ、家を出るときにカギがかけられない。Suicaがなければ電車に乗れない。180SXにも乗れない。つまり、忘れれば行動できないので、すぐに失くしたことにも気づくようになっているのだ。

 リスクは知っているが、管理は楽。今回はこれで大打撃を受けたが、このシステムで助かったこともたくさんあった。

 しかし。エリーゼの鍵をここには付けていなかった。エリーゼの鍵は分厚いことに加え、防犯システムのON、OFFボタンが別体になっており、これらを財布に装着することができなかったのだ。

 と、なると、どういう事が起きるのか。財布を忘れた状態でも、エリーゼを駆ってどこにでも行けてしまうと言うことだ。

 そして、今回。それが、起きた。

 帰りにみんなと足柄PAで別れた。時間は19時頃だったと思う。

 1日遊んでかなり疲れていたので、東名中井PAで休憩。そこで僕は財布を持ってエリーゼを降り、トイレなどに行った後、エリーゼの後方に回って、眠気覚ましにストレッチなどを行っていた。持っていた財布は、リアのエンジンフードの上に置いていた。

 そして僕は財布をリアのエンジンフードに乗せたまま、エリーゼに乗り、車を発進させてしまったのだ。

 これが180SXであれば、鍵と財布が一体になっているのでエンジンをかけることはできない。しかし、エリーゼの鍵は財布と別体。動かすことができてしまったのだ。

 中井PAを出てすぐ、東名の混雑を避けて僕は秦野中井ICで一般道に降り、再び相模原ICから圏央道に乗った。そして埼玉県内に入り、狭山PAで休憩。そこで、財布がないことに気づく。

 エンジンフードに財布を置いた事実についてはその時は完全な無意識下の行動で、財布をどこで失くしたのか、思い出すのに相当の時間を要した。
 思い出してもそれにも強い確信は持てずにいた。心のどこかで、夜だから暗くて分からないだけで、明るい所で落ち着いて見たら、助手席の足元辺りに転がってるんじゃないか、なんて思ってみたりもした。

 とは言え、エンジンフードに置いたまま発進した可能性が最も高いとすれば、おそらくPAの駐車場エリアを脱したあたりの加速で振り落とされている可能性が高い。駐車場内を抜け、月当たりを右にカーブした辺りだ。その後左にカーブして加速車線に入る。40km/h制限が解除されたあたりで一気にアクセルを入れる。この辺りも可能性は高い。

 中井PAにある可能性が最も高い...!

 まずは、神奈川県警察本部に連絡。当然、落とした場所を聞かれる。もちろん、最も可能性の高いのは中井PAの出口付近だ。しかし、可能性で言えば、東京都内も、埼玉県内も有り得るから始末が悪い。

 その後、中井PAにも連絡。財布の落し物は届いていないという。

 なお、遺失届を出すなら、神奈川県内で落としたなら、どこでもいいから神奈川県内でなければならないとのこと。

 翌日は日曜日。すぐにでも中井PAに確認に行きたい気分だったが、サッカーの試合があった。180SXは乗れないのでエリーゼで行く。何と、180SXの鍵はあれが最後のカギ(ドラクエじゃないが)だったのだ。2本あったが、もう1本は走行20万kmくらいで摩耗して折れた。つまり、180SXを動かすための鍵は1本もなくなり、動かすことができない状態に陥ったのだ。

 出発前にエンジンフードを見てみる。そこには、エンジンフードに置いた財布が、右カーブの時に左後方に向けて放り出されたことを示すキズが、はっきりと付いていた。やはり、エンジンフードに置いていたのは確実だ。

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 試合は今年は慢性的な人不足で、この日も1名不足の10名で戦った。本稿の趣旨とは関係ないが、この日僕は1アシストという活躍を見せた。

 試合が終わって僕は逃げるように会場を去り、帰宅してさっとシャワーを浴びるや否や、昼も食わずにエリーゼに乗り、僕は中井PAに向けてエリーゼを走らせた。

 -まだ、落ちているかもしれない-

 疲労困憊の僕を支えていたのはこの、可能性である。

 駐車場エリアを抜けて突き当たった右カーブ。あそこに違いない。PAの最後の部分なので、人通りも少ない。放り出されて路肩の方に飛ばされていれば、まだ誰にも発見されていない可能性もあるのでは-

 幸い、財布の銘柄はブリーフィング、緑の迷彩柄だ。発見されにくい。

 PAに到着。そうと思われる場所をくまなく探す。かなり怪しい人になっていたが仕方ない。ない。加速車線の方まで範囲を広げるが、全く見当たらない。拾われて、中身の現金を抜かれて茂みに放り投げられているかもしれない。茂みの中などにも視線をやった。

 1時間ほど探してみるが、結局は、なかった。

 PAのスタッフにも問い合わせてみるが、やはり届いてもいない。

 万事休す-

 やはり、ダメか。僕は生活インフラのほとんどを失ったのだ。

 <つづく>

 

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