偶然のようにも思えるこのクルマとの出会い。しかし、僕は知らぬうちに準備をしてきたようにも思う。だから、2017年、僕はエリーゼを買えた。これから趣味性の高いクルマを買いたい人のために、問題はどこにあって、どう解決すればいいのかを考えてみる。
このブログの内容 ■趣味性の高いクルマを買うことの問題点は何か ■問題を解決することであなたの大切な人の許しを得る ■大切な人の理解を得られて、あなた自身が自らに許可を出せる |
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クルマは、人生の中でもかなり大きな買い物の部類に入るだろう。それ故に、ファイナンシャル的な視点から見たときに、夢の実現を阻害する大きな要因として、排除の対象にされたりもする。
買った瞬間、「ハイ、あんた人生の選択間違えてますね、ファイナンシャルリテラシーないですね、クルマなんて浪費の塊、あなたの大切な時間を奪い、すり減らせるだけだってことに気づかないんですか?」とでも言いたいようだ。
クルマを単に浪費としか考えられないなら、その思考で行くのなら、辿り着く解は、己自身がこの地球に生きていることさえ、浪費でしかないという現実だ。
ならば、そこに生きる楽しみを見出し、潤いを感じ、チャレンジする勇気を与えられ、その様子を発信し、人とのつながりが広がる。そうなるように生きようとすればいいのではないか。
単なる浪費にするのか、もともと無意味な己の命に、意味を見出すものとするのか。それは、その人の生き方、考え方次第である。
■趣味性の高いクルマを買うことの問題点は何か
趣味性が高い、それは自ずと実用性が低くなる傾向にあるが、そういうクルマを買う、そうなるためにはいくつかの問題がある。
趣味性の高いクルマは世間一般の思考からすれば、上の図で言う紫色で示したような問題点を持っている。無論、各人の環境によって程度に差はある。この問題については、あなただけでなく、あなたの周りの人たちも不安に思うことである。
1.購入に関する問題
頭金、購入後のローンの支払いなど。
2.維持費の問題
お金の問題であり、維持に関する問題でもある。クルマは買うだけでなく、維持するにもカネがかかる。趣味性が高いほど生活必需品としての機能を果たせないケースも多く、2台持ちなどの必要に迫られる。車検、ガソリン、オイル、タイヤだけでなく、税金、駐車場など、とにかく維持するにもカネがかかる。最も手っ取り早い節約としてクルマを挙げたくなる節約記事が絶えないのも良く分かる。
3.保管
保管するにもカネがかかるがそれを除いても、どこでどうやって保管すればいいんだろう?傷つけられないだろうか?猫が登ってツメの跡を付けられるんじゃないか、鳥のフン一つの度にイライラする生活に嫌気がさすんじゃないかとか、ガレージがなきゃダメなんじゃないか、とかである。
4.メンテナンス
これもカネを伴うがそれを除いても、ちゃんと整備できるクルマ屋はあるのか、とか、旅行先でトラブルになったらどうするんだとか、そう言うことである。
5.周囲の目
セレナやNOTEに乗っていれば素敵なご家族、ランボルギーニ―とか乗ってるとバカ、みたいに見る人は多い。そこの心配をするのは、あなた自身も多少あると思うが、より大きなのはあなたの大切な人たちだろう。
6.趣味に時間を奪われる
メンテが大変過ぎて乗るより維持にカネと時間をすり減らす、ということではなく(下手するとそれもあるかも知れないが)、あなたが趣味にのめり込み過ぎて、家族や恋人、家事や教育、仕事がおろそかになるんじゃないかと言う、主にあなたの周囲の人がもつ不安。
メンテが大変過ぎて乗るより維持にカネと時間をすり減らす、ということではなく(下手するとそれもあるかも知れないが)、あなたが趣味にのめり込み過ぎて、家族や恋人、家事や教育、仕事がおろそかになるんじゃないかと言う、主にあなたの周囲の人がもつ不安。
■問題を解決することであなたの大切な人の許しを得る
人はだれしも、一人では生きていけない。両親、恋人、奥様、子供、ご近所さんなど、様々な方と関係を持ち、共に生きている。こうした人たちと、うまくやって行けなければ、楽しい人生を送ることは望めない。
これらの問題を解決できる、と言う見通しを立たせなければ、あなたの大切な人たちが「いいよ」とは言ってくれない。だから、上記の問題解決ができるということを、常に感じさせる状態を目指す必要がある。
ただ、全て完璧はまずない。完璧を目指していたら、いつまでも夢は果たせない。程度の差はあれ、どこかで強硬策をする必要性には迫られると思う。
ちなみに僕は、だいぶ強硬に進めた方に入ると思う。良い参考、悪い参考、どちらにもなり得るが、参考にして頂きたい。
■大切な人の理解を得られて、あなた自身が自らに許可を出せる
これらの問題点の解決策が見え、大切な人の許可も得られるだろう、という手ごたえをつかんだ時、あなたは自分自身に「買っていい」「今しかない」と思える準備が整う。あとは、運命の出会いを待つばかりだ。この準備が整っていないと、チャンスも「運命の出会い」とは感じられない。
僕の考えだが、夢と言う物はすべてそうであって、チャンスは結構身の回りを通り過ぎている。しかし、その準備が整っていないがために、チャンスと認識できないだけなのだ。
...いかがだろうか。
エリーゼを買った自分を改めて振り返ってみると、こうだった、ということが見えてきた。
僕は、エリーゼを買って、本当に良かったと思う。僭越ながらこの気持ちを、できるだけ多くの人に味わって欲しい。だから、これからもこうした問題解決のための、生き方、働き方、考え方について、このブログやYouTubeで発信して、皆さんの一助になればと思っている。
そしてこのことは、クルマのみならず、全ての夢を叶えるためのプロセスとして読み替えることができるのではないかとも思っている。
さぁ、買おう!買って、乗って、人と知り合って。キラキラした人生を手に入れよう。
そうした無形の価値に共感しない人は無視で良いが、もし、ファイナンシャル的にも意味があったと証明したいなら、これをネタに収益化するという方法もある。
僕はまだそこまで行っていないが、その境地を夢見ている。そう、これは新たなチャレンジなのだ。エリーゼが僕をそうさせてくれた。限りある時間を切り売りするラットレース。そこから脱出する一筋の光明。まだ、遠く、見え隠れしているが、確実に違う世界があることを感じられる。この思考のチェンジだけでも、エリーゼを買った意味がある。
今回の記事では触れていないが、もちろん、買った後のドライブや運転のしかた、カスタマイズについても発信していこうと思う。
エリーゼと言う夢を手に入れ、僕は次の夢に向かって動き出した。
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