ロータスエリーゼにスマホ、カーナビ。安定かつ、原状回復可能な固定方法は?

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カーナビ、スマホ、車載カメラの固定方法。これらはダッシュボードの「特等席」を取りたがる。運転中でも視認し易く、かつ、視界も妨げない。それだけじゃない。運転中の様々な動きやエアコンの風等、位置決めを拘るほど、微調整を繰り返す。リセールも考えたらキズや跡は付けたくないし、だからと言ってヤワなつけ方では使い物にならない...。


車内にこうした機器を固定するのに、良くある要望は以下のようなものがあるかと思う。


 1.絶対的な安定感が欲しい

 2.使って初めてわかる位置の微調整に対応したい 

 3.不要になった時に原状回復させたい


 今回は、以上を解決し、一つの着地点と自覚できた僕の方法を紹介する。


●吸盤によるスマホ、カーナビ、車載カメラの固定方法を考える

 まず、原状回復可能な方法としてポピュラーなのが、吸盤による固定がある。

 本稿の趣旨と異なるが、アームの関節部の精度やアームそのものの強度でも機器の揺れは発生する。GoProなどでもかなりしっかりした吸盤のアームが付属している。
 ナビやスマホ、車載カメラを付けるなら、吸盤とアームはGoProの標準のものくらいしっかりした物でないと安定はしないだろう。吸盤が重さに耐えられず、走行中に落下したり、クルマの振動で揺れて非常に見にくかったりする。この症状はすぐに発生せずとも、時間の経過で起きてくることもあるから厄介だ。

 で、そうしたものが用意できたとして、付け方である。
 車内のツルツルした平らな場所なら普通に付くし原状回復も容易。しかし、大体が革模様のシボがついていたりして吸盤はまず、つかない。そもそも車内でツルツルした安定的な場所とは、もはや窓ガラスくらいしか残されていない。

 メーカーもそれは分かっていて、吸盤を貼るための丸いベースが付属している。両面テープで貼り付けられるようになっているが、これがまずダメ。僕はかつてこれを使って上手く固定できた試しはない。

 何故か。

 両面テープはクッション性のある基材についている。貼り付け面には若干の曲面や凹凸があるので素材の選択は間違いではない。しかし、使用時にはこれが仇になる。長いアームの先に付いた機器がてこの原理でベースに大きな力となって加わるため、このクッション性のある基材が伸縮し、不安定さを露呈する。機材の収縮幅はわずかでも、長いアームを経て機器は結構揺れてしまう。

 しかも、ベースの大きさは吸盤とほぼ同じで取り付け後に調整しようにも自由度はほぼゼロである。

 取り付け後に気づく、位置の微調整に繋がる要因とは何か。例を挙げる。


 ・使い始めてみたら機器に直射日光が当って熱を持つ

 ・運転中手が当たる

 ・乗り降りするとき足が当たる

 ・カップホルダーから缶を取り出すときに当たる等

 ・エアコンの風を遮ってしまう

 ・停止している時は良いと思ったけど、走り出してみたらやっぱりちょっと見づらい 



などが挙げられる。

 停止状態のクルマに取り付けて、その一発で位置決めOKと言うことは、まずない。

 動かしたいと思ったら、もうベースの両面テープを剥がすところからやり直し。しかし、糊残りが出たり、一度剥がしたら、もう安定感に付くということは望めない。

 と言うことで、僕が採用しているのは、付けたい位置にカッティングシートを貼ってしまう方法。

 僕は透明にしたが、同色の物や、カーボン調など、室内のテイストに合わせたものを選ぶといいだろう。ただ表面がツルツルであることを忘れないように。マット調は暫くして落ちてくる可能性がある。

 例えば時々やっている「エリーゼオーナー目線」は、ハードトップの裏側にGoProを吸盤で固定してドライバーの目の前にカメラが来るようにしている。しかし、ハードトップ裏側の面はザラザラしたシボが付いており一瞬着くが、少しずつ空気が入ってしまうのか、10分くらいすると落ちて来る。


 

 ところがこれを、カッティングシートにしたら絶対に落ちなくなった。

 広い面積に貼れば、複数の機器を付けたり、微調整も可能。数㎝の微調整は必ず発生する。オーナー目線動画でも、撮った動画を見てまた位置を微調整して...と言うニーズは発生したがちゃんと対応。数回の調整の後、位置もバッチリ決まった。

 残された問題は、カッティングシートを剥がした後の糊残りだろう。すぐ剥がした時は問題なかったが、年単位でどうかという検証はこれからになる。先の両面テープはもうダメなので、消去法で今はこれに期待、という所だ。車体にも貼るものなので、あれよりはまだ良いはず、という期待している。


●スマホ、カーナビ、車載カメラをより安定的に取り付けるなら

 さて、エリーゼのダッシュボードの中央には広大な平面があり、本稿の目的以外にも非常に利用価値が高い。ただここにはスエード調の合成皮革が貼られており、ここにカッティングシートを貼ることはできない。

 また、吸盤と言うのは、どうも一時的な取り付け方法という感覚を伴う。スマホやカーナビ、追加メーターなど、一度決めたらずっとそこ、と言う物を吸盤で付けるというのもないだろう。

 もっと一時的感のない方法で、ガッチリ付けるためには、どうしたらいいだろうか。

 一番いいのはダッシュボードにネジ穴をあけて固定してしまう方法だが、その後の微調整にも耐えられないし、ダッシュ交換しなければリセールでの価値は激減するだろう。

 さりとて、カー用品店で売っている安いスマホマウント等は全くそのレベルの期待には応えられない。あるのかもしれないが、少なくとも僕は良い物に出会えていないし、この先も出会えることはないと、もう、個人的には結論を出した形になっている。

 そこで利用したいのが、バイク用・自転車用のマウントだ。そもそも振動する場所に取り付けるように作られているし、落下すれば確実にその機器は壊れる、つまり落下は絶対に許されない使用環境を前提にしている。それだけに固定方法といい、アームの強度といい、安定感は申し分ない。

 で、あるならば。後は、自転車のハンドルの代わりなる、安定した棒状のものを、車内に設置すればいい。

 そこで僕が利用したのが、アルミパイプ。アルミむき出しだと主張が強すぎるのと、滑り止めのために熱収縮ゴムを巻いている。僕は自宅のガスコンロで熱して施工した。

 これを原状回復可能な方法でいかにガッチリ取り付けるか。僕はアルミのステーとU字型のボルトを利用してアルミパイプをこれまたアルミのステーに取り付け、これを脚としてライトのユニットがあるパネルのネジを利用し、共留めした。

today180_20200307_mount.jpg

 左右2点でしか付いていないので特に前後の動きに弱そうだが、実はーターフードの上に上から押し付けるような力が加わるようにテンションをかけて取り付けている。これによって抜群の安定感を出しているのだ。

 もともとあるネジを使って共留めしているだけなので原状回復は可能。さらに拘るなら、車体と接する場所に薄いゴムシートを挟んでおけば完璧だろう。

 今、自転車用のスマホマウントを付けているが、この安定度は今までにない絶大の信頼感だ。左右に自由度があり、位置の微調整も、複数の機器を同時につけることも可能。とにかく、しっかりした棒状なので、取り付けの選択肢は豊富だ。

 カメラマウントなどもバイク・自転車用はたくさん出ている。気に入っているのが、GoProのクリップ状のマウント。付け方は不安定感があるが、挟む力は強力で、アルミにゴムを巻いた事もあってアームをなくせば不安定感はない。普通は前方を向けて挟んで撮影しているが、撮りたいものが左右にある場合は、サッと手で外してすぐに手カメラに移行する。撮影が終わったら再びクリップで棒を挟めば固定カメラに戻れる。この便利さと安定感は特筆すべきものだ。

 いかに拘ろうとも、クルマ自体が振動していることを考えると、手振れ補正やジンバル付きカメラを導入した方が良いだろう。ジンバル付きカメラでとにかくお勧めなのがDJIの「OSMO POCKET」である。車内の振動は一切感じず、カーブした時の挙動なども実に面白い。とにかく軽くて小さくて、持ち歩きは苦にならず、手持ちカメラでも撮っていることさえ周囲に意識させない。非常に気に入っているカメラである。



 以上である。

 今僕はこの方法でエリーゼにカメラやスマホを固定するには非常に満足している。もしかしたらこの先さらに洗練された方法を思いつくかもしれないが、これが現時点での最適解だ。

 皆さんは、どのようにやっていらっしゃるだろうか。
 やっぱりナビやスマホなどは付けたいだろうし、せっかくエリーゼを買ったら、YouTubeなどはやっていなくても、時々は車載動画を撮りたいと思うこともあるだろう。こちらの方法が参考になれば幸いだ。

 今回の記事の内容は、YouTubeにも動画で上げているので、併せてご覧頂ければ幸いである。




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