あの件は今? ロータスエリーゼ ウォータースポット事件 その後

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事件は重なる。昨年最大の事件と言って良いエリーゼのウォーターホース破裂事件。エンジンとラジエーターを冷却するためにかけた水道水が表面で固着し、ウォータースポットとなっていた。あの事件は今。
 

■経緯を簡単(?)に
 
 昨年夏、エリーゼの冷却水のホースが破裂し、冷却水がない状態で帰宅した。水温計は120度直前まで行っていたが、水がないので、冷却水路内の「気温」を表示していたにすぎず、エンジン本体の温度がどこまで上がっていたのかは不明である。
 
 冷却水がない以上、エンジンを冷やす要素はない(厳密には、オイルと走行風で若干冷えるけれども)。前述のとおり水温計が信用できない状態なので程度を測る術はないが、悪く考えれば車両火災の可能性もある事態である。
 
 と言うことで、到着してから即、車体全体に放水してエンジンを冷やした。
  
 ...以上の様子は、昨年既に動画に挙げた通りである。緊迫感のある映像になっているのでまだの方はぜひご覧いただきたい。




 
 
■水道水の自然乾燥はダメ
 
 上記の件については、その後の動画もご覧いただければ有り難いが、結果的には、今のところ、ホース交換だけで済んでいる。
 
 しかし、この時掛けた水はすぐに夏の日差しで自然乾燥した。そして、車体全体に盛大にウォータースポットを形成したのである。
 
 僕はこれまでの長いクルマ人生で水道水以外で洗車したことはない。洗車した後拭き取りまでしているのはエリーゼだけで、後はずっと自然乾燥でやってきた。
 
 しかし、過去にここまでバッチリとウォータースポットがついたことなどない。バッチリどころか、うっすらもないと思う(これまではボディー色が幸いして気づかなかっただけかもしれないが)。
 
 エリーゼだって、洗車後にテールランプの隙間やドアの間に残った水が流れ出してきて自然乾燥するなどは毎度のことだ。拭き残しが一度もなかったわけでもない。
 
 それなのに、こんな事態はなかった。
 
 しかし、今回に限って、車体全体に誰でもはっきりとわかる、ウォータースポットがついてしまったのである。

 この様子も動画になっているので可能であれば参照頂ければ有難い。



 
 その後いろいろ調べてみると、これは水道水の中に含まれるミネラルや消毒剤などの不純物が固まったもので、非常に硬いのだそう。

 と言うことで、洗車は水道水をそのまま使わない、というこだわる方もいるようである。
 
 なお、ミネラル分の量は地域や日によっても異なるようだ。この日は不運にも、不純物の多い日だったのか。それとも、車体の熱が影響したのか。
 
 逆に、雨などは蒸発した水なのでこういう意味での不純物は少ない。なので雨天の後自然乾燥させても、落下中にキャッチした空気中の埃を含むので、その跡は残るかもしれないが、取れないようなウォータースポットが残るといったケースは起こりにくいようだ。
 
 とにかく、今回に限ってついてしまった水滴の形状についたこのいくつもの輪は、普段やっているようなやり方では、消えることはなく、このままずっと残るのではと一瞬思い、かなり凹んでしまった。
 
 この件に関しては、上記動画公開の後、視聴者の方からも、いろいろとケミカル類の紹介を頂いた。大変に有難いことである。
 
 紹介頂いた中には、一般向けながらかなりマニアックなのものからほぼプロ用のものまで色々あった。自分自身でもカー用品店などでウォータースポット除去とうたった商品を見て回った。店頭にあるのは、それほど協力ではない扱いやすいもののようだった。
 
 果たしてそれでどこまで除去できるのか?やはりレベルの高いものは扱いも難しくなるが、洗車も適当な方法しかやっていない自分にどこまで扱えるのか?不安は決断を先延ばしにした。
 
 なお、180SXにはウォータースポットがこれまた派手についているが、こちらは今回のものとは性質が異なると思う。180SXはもう劣化が塗装内部まで進行している状態だが、こちらは塗装の上に不純物が固着して乗っているのだけだ。塗装はこの下でまだ生きていると推測された。いや、そう信じたかった。
 
 この、ネット上などでは特に記載が見つからなかった、淡い期待を含む推測がまた、僕の判断を鈍らせた要因でもある。

 
 ■そして今、このウォータースポットは...?
 
 で、今どうなったか。
 
 実は、この時のウォータースポットは、今、きれいに除去されている。これが結論である。
 
 数か月、僕は対策を先送りにしたままこのウォータースポットを放置してこれまで通りの洗車を繰り返した。3か月くらいした頃、いつものようにフクピカでこすってみると、ウォータースポットがスルリと拭き取れたのである。
 
 あんなにビクともしなかったのに、なぜ今はこんなに簡単に...?
 
 おそらく、固着した不純物の塊そのものが「劣化」したのだろう。頑固な汚れもまた、経年劣化するのである。あの日から3か月程度が経過し、11月になっていた。
 
 全体的に拭いているときは落ちないが、フクピカを指先を使ってピンポイント気味に力を加えて拭くと、カンタンに落ちる。 
 
 ある程度の力で落ちないところも、翌週、そのまた翌週となると、落ちるようになった。感覚的に塗装面にあまり影響のない程度の力で落とせるようになるまでに、場所によって1か月程度の幅はあったが、12月には全てキレイになった。



■まとめ
 
 ということで、今回は事無きを得た。
 
 しかし、こういう跡があると、雨の度、洗車の度、水滴は同じ場所に形成される。すると、レンズ効果だったり、酸性雨だったりと言った影響の強弱が常に同じ場所になり、やがて強い攻撃を受け続けた部分から塗装の奥を侵食し始めるのだ。180SXはこの状態にまで達したと思われる。
 
 今回は1回目だし、カバーもかけているので、塗装面への影響は微々たるもので済んだと思う。
 
 しかし、肝を冷やした一件であった。
 
 なお、こうした問題から解放されるために、純水を製造する装置も販売されている。水道水からこうした不純物を除去して洗車に使用できるようにする、というものである。僕にはとても手の出るシロモノではないが、気になる方は「純水 製造」なとでググってみてはいかがかと思う。

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